JPH0643356Y2 - 合板型枠ケレン及び剥離剤塗布装置 - Google Patents

合板型枠ケレン及び剥離剤塗布装置

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JPH0643356Y2
JPH0643356Y2 JP6371190U JP6371190U JPH0643356Y2 JP H0643356 Y2 JPH0643356 Y2 JP H0643356Y2 JP 6371190 U JP6371190 U JP 6371190U JP 6371190 U JP6371190 U JP 6371190U JP H0643356 Y2 JPH0643356 Y2 JP H0643356Y2
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光臣 関谷
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、型枠施工工事で合板ベニヤに付着のコンクリ
ートを剥離し、剥離剤を塗布し合板ベニヤの反復使用を
高める可搬式の装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のものにあっては、下記のようなものにな
っている。
1.従来の合板ベニヤのケレンはケレンべらで手動でこす
る。
2.合板ベニヤの剥離剤の塗布はローラー刷子で手動で塗
布する。
[考案が解決しようとする課題] 従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題
点を有していた。
従来手動での合板ベニヤのケレン剥離剤塗布作業は作業
の手間が掛かると共に、人件費の点でも問題があった。
本願は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものであり、その目的とするところは、次のよう
な事のできるものを提供しようとするものである。
ケレン及び剥離剤の塗布工程を機械化して作業効率を上
げる。
剥離剤のみで施工する場合は昇降支持棒の上昇固定で可
能である。
従来手動での合板ベニヤのケレン剥離剤塗布作業を機械
力で作業することで、人件費の節約と資材を再利用す
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案のものは下記のよう
になるものである。
すなわち本願のものは、左右枠2A1と前枠2A2を平面方形
に構成した上面枠2Aと、この上面枠の四隅に配した適当
高さの支柱2Bと、上面枠2Aの下面に当該上面枠とは所定
間隔をもつと共に、平行な状態で配設された下面枠2Cと
から構成されている基枠2と、下面枠2Cの上面には、当
該下面枠の前後方向とは直交方向をもつと共に、所定間
隔をもって第1,第2,第3,第4,第5,第6ローラー3A,3B,3
C,3D,3E,3Fが回転自在に支持され、下面枠2Cの上面にお
ける第2,第3ローラー3B,3Cの間に、これらローラーと
平行に回転自在に下方のスプラインローラー4が配設さ
れ、上面枠2A側に回転自在に取付けられたギヤー型ロー
ラー5はスプラインローラー4に対して昇降調整自在に
構成され、上面枠2A側に回転自在に取付けられたスクリ
ュー型ローラー6は、第3ローラー3Cの前方位置をもっ
て、下面枠2Cに対して昇降調整自在に構成され、第3,第
4ローラー3C,3D間に配設されたサイド処理具7は、左
右枠2A1のうちの左方枠2A1より下方に垂下せしめた固定
サイドスクリュー7Aと、左右枠2A1のうちの右方枠2A1よ
り下方にスライド自在に垂下せしめたスライドサイドス
クリュー7Bとから構成され、上面枠2A側に取付けられた
鋼帯刃8は、第4ローラー3Dの前方位置をもって、下面
枠2Cに対して昇降調整自在に構成され、上面枠2A側に取
付けられたローラーブラシ9は、第5ローラー3Eの後方
位置をもって、下面枠2Cに対して昇降調整自在に構成さ
れ、上面枠2A側に取付けられたオーバーフロータンク10
は、ローラーブラシ9の前方位置をもって、下面枠2Cに
対して昇降調整自在に構成され、このオーバーフロータ
ンク10は、両端面が密閉された横パイプ10Aと、この横
パイプの背面側に刻設した切込み溝10Bと、切込み溝に
沿ってローラーブラシ9側に向け突設させた斜流板10C
とから構成され、かつ、このオーバーフロータンクの上
面にはタンク12からの配流パイプ10Dが連結され、第5
ローラー3Eの上面には、当該に第5ローラーとは合板ベ
ニヤ13を挿入するための挿入間隔を存して牽引ローラー
11が配設されている合板型枠ケレン及び剥離剤塗布装置
である。
[作用] 本考案のものは下記のように作用する。
基枠に軸承されているスプラインローラーと対応するギ
ヤー型ローラーとの間に設けられた合板ベニヤの挿入間
隙に、コンクリートが付着した合板ベニヤを挿入すると
ギヤー型ローラーで亀裂される。
次工程は横架軸承のスクリュー型ローラーの回転力で摺
廻接触させ剥離する。
次工程は鋼帯刃の剥離取残しを再掻き取りする。
次工程は貯液タンク内の剥離液を、オーバーフロータン
クの切込み溝からオーバーフローさせて斜流板より薄幕
流として、ローラーブラシの周面に落下浸透させ、この
ローラーブラシは回転しながら合板ベニヤに接触し剥離
剤を塗布する。
ギヤー型ローラー,スクリュー型ローラー,鋼帯刃,ロ
ーラーブラシと合板ベニヤとの間隔は、各軸受などを昇
降調節する。
この場合、固定サシドスクリューとサイドスライドスク
リューの狭幅を、処理すべき合板ベニヤに対応させ、当
該合板ベニヤの両側面を処理することができる。
[考案の実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
1は本案の合板型枠ケレン及び剥離剤塗布装置である。
2は基枠で、左右枠2A1と前枠2A2を平面方形に構成した
上面枠2Aと、この上面枠の四隅に配した適当高さの支柱
2Bと、上面枠2Aの下面に当該上面枠とは所定間隔をもつ
と共に、平行な状態で配設された下面枠2Cとから構成さ
れている。
2C1は左右枠、2C2は前後枠である。
下面枠2Cの上面には、当該下面枠の前後方向とは直交方
向をもつと共に、所定間隔をもって第1,第2,第3,第4,第
5,第6ローラー3A,3B,3C,3D,3E,3Fが回転自在に支持さ
れている。
4は下面枠2Cの上面における第2,第3ローラー3B,3Cの
間に、これらローラーと平行に回転自在に配設された下
方のスプラインローラーである。
5は上面枠2A側に回転自在に取付けられたギヤー型ロー
ラーで、スプラインローラー4に対して昇降調整自在に
構成されている。
この場合、ギヤー型ローラー5の両端は、左右枠2A1に
対して昇降自在の軸受5Aで支持されている。
5Bはテンションである。
6は上面枠2A側に回転自在に取付けられたスクリュー型
ローラーで、第3ローラー3Cの前方位置をもって、下面
枠2Cに対して昇降調整自在に構成されている。
この場合、スクリュー型ローラー6の両端は、左右枠2A
1に対して昇降自在の軸受6Aで支持されている。
7は第3,第4ローラー3C,3D間に配設されたサイド処理
具である。
このサイド処理具7は、左右枠2A1のうちの左方枠2A1よ
り下方に垂下せしめた固定サイドスクリュー7Aと、左右
枠2A1のうちの右方枠2A1より下方にスライド自在に垂下
せしめたスライドサイドスクリュー7Bとから構成されて
いる。
そこで、固定サイドスクリュー7Aは、左枠2A1と左枠2C1
間に回転自在に支持され、かつ、上端には当該固定サイ
ドスクリューを回転させるモーター7A1が連結されてい
る。
一方、スライドサイドスクリュー7Bは、左右枠2A1間に
掛架された上方レール7B1と、左右枠2C1間に掛架された
上方レール7B2に左右方向に移動調整自在で、かつ、回
転自在に支持され、さらに、上端には当該スライドサイ
ドスクリューを回転させるモーター7B3が連結されてい
る。
なお、モーター7A1,7B3については、電動ドリルのもの
を利用するとよい。
8は上面枠2A側に取付けられた鋼帯刃で、第4ローラー
3Dの前方位置をもって、下面枠2Cに対して昇降調整自在
に構成されている。
この場合、鋼帯刃8は左右枠2A1に対して昇降自在に支
持された左右のネジ棒8Aの下端に掛架された取付け板8B
に垂下状態で添着支持されている。
9は上面枠2A側に取付けられたローラーブラシで、第5
ローラー3Eの後方位置をもって、下面枠2Cに対して昇降
調整自在に構成されている。
ローラーブラシは塗装に使用する公知のローラーで、径
はφ65m/m程度のものである。
10は上面枠2A側に取付けられたオーバーフロータンク
で、ローラーブラシ9の前方位置をもって、下面枠2Cに
対して昇降調整自在に構成されている。
そこで、このオーバーフロータンク10は、両端面が密閉
された横パイプ10Aと、この横パイプの背面側に刻設し
た切込み溝10Bと、切込み溝に沿ってローラーブラシ9
側に向け突設させた斜流板10Cとから構成され、かつ、
このオーバーフロータンクの上面には後述タンク12から
の配流パイプ10Dが連結されている。
11は第5ローラー3Eの上面に、当該に第5ローラーとは
合板ベニヤ13を挿入するための挿入間隔を存して配設さ
れた牽引ローラーである。
12は上面枠2Aの先端上面に配設されたタンクである。
A.ギヤー型ローラー5、スプラインローラー4、ローラ
ー、スクリュー型ローラー6の径は30m/m程度である。
B.鋼帯刃の摩耗サイズは100m/m程度とする。
C.固定サイドスクリュー、サイドスライドスクリューの
サイズはφ20×h40m/m程度である。
D.スプラインローラー4〜ギヤー型ローラー5の回転速
度は130r.p.m、スクリュー型ローラー6は250〜400r.p.
m程度である。
E.サイドスクリューの回転は900r.p.m程度である。
F.貯液タンクは18l缶、配流パイプとの接続は水道用ビ
ニールパイプを使用し、コックで流量調節する。
G.オーバーフロータンクの径はφ50〜60m/m程度とす
る。
H.ローラー、ギヤー型軸、スプライン軸、鋼帯刃、ロー
ラーバケ、オーバーフロータンクの横架サイズは910m/m
とする。
I.基枠の長手方向の寸法は、上面枠で1800mm、下面枠で
1000mm程度、高さ(作業位置)は700mm、全高は950mm程
度である。
[考案の効果] 本考案は、上述の通り構成されているので次に記載する
効果を奏する。
1.合板ベニヤのケレンは手動より時間短縮できる。
2.剥離剤塗布が手動より合理的でスムーズにでき、処置
後の合板ベニヤの耐用日数が向上する。
3.製作費は30〜50万円位と推定する。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体の斜視図、 第2図は同上の要部の斜視図、 第3図はギヤー型ローラーとスプラインローラーを中心
に見た斜視図、 第4図は同上における動力の伝達状態を中心に見た要部
の側面図、 第5図はサイド処理具部分を中心に見た斜視図、 第6図は鋼帯刃部分の分解斜視図、 第7図は同上の作用を説明する要部の斜視図、 第8図はローラーブラシ部分を中心に見た斜視図、 第9図は同上の作用を説明する1部を破断した斜視図で
ある。 1……合板型枠ケレン及び剥離剤塗布装置、 2……基枠、 3A,3B,3C,3D,3E,3F……ローラー、 4……スプラインローラー、 5……ギヤー型ローラー、 6……スクリュー型ローラー、 7……サイド処理具、 8……鋼帯刃、 9……ローラーブラシ、 10……オーバーフロータンク、 11……牽引ローラー、 12……タンク、 13……合板ベニヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右枠2A1と前枠2A2を平面方形に構成した
    上面枠2Aと、この上面枠の四隅に配した適当高さの支柱
    2Bと、上面枠2Aの下面に当該上面枠とは所定間隔をもつ
    と共に、平行な状態で配設された下面枠2Cとから構成さ
    れている基枠2と、下面枠2Cの上面には、当該下面枠の
    前後方向とは直交方向をもつと共に、所定間隔をもって
    第1,第2,第3,第4,第5,第6ローラー3A,3B,3C,3D,3E,3F
    が回転自在に支持され、下面枠2Cの上面における第2,第
    3ローラー3B,3Cの間に、これらローラーと平行に回転
    自在に下方のスプラインローラー4が配設され、上面枠
    2A側に回転自在に取付けられたギヤー型ローラー5はス
    プラインローラー4に対して昇降調整自在に構成され、
    上面枠2A側に回転自在に取付けられたスクリュー型ロー
    ラー6は、第3ローラー3Cの前方位置をもって、下面枠
    2Cに対して昇降調整自在に構成され、第3,第4ローラー
    3C,3D間に配設されたサイド処理具7は、左右枠2A1のう
    ちの左方枠2A1より下方に垂下せしめた固定サイドスク
    リュー7Aと、左右枠2A1のうちの右方枠2A1より下方にス
    ライド自在に垂下せしめたスライドサイドスクリュー7B
    とから構成され、上面枠2A側に取付けられた鋼帯刃8
    は、第4ローラー3Dの前方位置をもって、下面枠2Cに対
    して昇降調整自在に構成され、上面枠2A側に取付けられ
    たローラーブラシ9は、第5ローラー3Eの後方位置をも
    って、下面枠2Cに対して昇降調整自在に構成され、上面
    枠2A側に取付けられたオーバーフロータンク10は、ロー
    ラーブラシ9の前方位置をもって、下面枠2Cに対して昇
    降調整自在に構成され、このオーバーフロータンク10
    は、両端面が密閉された横パイプ10Aと、この横パイプ
    の背面側に刻設した切込み溝10Bと、切込み溝に沿って
    ローラーブラシ9側に向け突設させた斜流板10Cとから
    構成され、かつ、このオーバーフロータンクの上面には
    タンク12からの配流パイプ10Dが連結され、第5ローラ
    ー3Eの上面には、当該に第5ローラーとは合板ベニヤ13
    を挿入するための挿入間隔を存して牽引ローラー11が配
    設されていることを特徴とする合板型枠ケレン及び剥離
    剤塗布装置。
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CN105834139A (zh) * 2016-05-18 2016-08-10 北京九天龙建筑石材工程有限公司 保温复合板自动清洗、涂防护、烘干加工设备

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