JPH0643291B2 - 黒髪再生用毛髪化粧料 - Google Patents
黒髪再生用毛髪化粧料Info
- Publication number
- JPH0643291B2 JPH0643291B2 JP2004312A JP431290A JPH0643291B2 JP H0643291 B2 JPH0643291 B2 JP H0643291B2 JP 2004312 A JP2004312 A JP 2004312A JP 431290 A JP431290 A JP 431290A JP H0643291 B2 JPH0643291 B2 JP H0643291B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hair
- black
- chestnut
- cosmetic composition
- kidney
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cosmetics (AREA)
Description
本発明は黒髪再生用毛髪化粧料、即ち頭髪を黒く染毛す
ると共に発毛を促進させる毛髪化粧料に関する。
ると共に発毛を促進させる毛髪化粧料に関する。
従来、毛髪の余分な抜けを防止し或いは毛髪の薄くなっ
た部分や禿げた部分に黒髪を再生させるものとして、市
場では毛髪化粧料、発毛剤、育毛剤、養毛剤等の名称で
各種の製品が提供されている。しかしながら、禿を生じ
させる原因が未だ十分に解明されていないこともあっ
て、上記のような製品を使用しても禿げた頭皮部分に黒
髪に再生させることは現在のところ非常に困難とされて
いる。 一方、白髪は毛嚢内の色素細胞の活動停止や消滅によっ
て毛嚢内色素が欠乏したり消失したりするために生じる
とされており、更に、急激な白髪への変化は、毛幹内に
空気が侵入することが原因で起こるとも言われている。
その治療法としては、例えばヒ素の内服、注射、人工太
陽灯の照射などがあるが、いずれの方法を使用しても治
り難いとされている。 そのため、白髪については治療ではなく黒く染めること
が広く行われているが、このような場合に使用される染
毛剤（毛染）としては、例えばｐ−フェニレンジアミン
を用いた合成有機薬品染毛剤が従来から最も多く使用さ
れている。これは、ｐ−フェニレンジアミンの弱アルカ
リ性水溶液を毛髪に塗布した後、過酸化水素等の酸化剤
の水溶液を塗ってｐ−フェニレンジアミンを酸化させる
ことにより、毛髪の内部に水に不溶の黒色物質を定着さ
せるものである。
た部分や禿げた部分に黒髪を再生させるものとして、市
場では毛髪化粧料、発毛剤、育毛剤、養毛剤等の名称で
各種の製品が提供されている。しかしながら、禿を生じ
させる原因が未だ十分に解明されていないこともあっ
て、上記のような製品を使用しても禿げた頭皮部分に黒
髪に再生させることは現在のところ非常に困難とされて
いる。 一方、白髪は毛嚢内の色素細胞の活動停止や消滅によっ
て毛嚢内色素が欠乏したり消失したりするために生じる
とされており、更に、急激な白髪への変化は、毛幹内に
空気が侵入することが原因で起こるとも言われている。
その治療法としては、例えばヒ素の内服、注射、人工太
陽灯の照射などがあるが、いずれの方法を使用しても治
り難いとされている。 そのため、白髪については治療ではなく黒く染めること
が広く行われているが、このような場合に使用される染
毛剤（毛染）としては、例えばｐ−フェニレンジアミン
を用いた合成有機薬品染毛剤が従来から最も多く使用さ
れている。これは、ｐ−フェニレンジアミンの弱アルカ
リ性水溶液を毛髪に塗布した後、過酸化水素等の酸化剤
の水溶液を塗ってｐ−フェニレンジアミンを酸化させる
ことにより、毛髪の内部に水に不溶の黒色物質を定着さ
せるものである。
しかしながら、上記のような従来の発毛剤や染毛剤は、
デリケートな皮膚を有するいわゆる敏感肌の人がそれら
を使用すると肌のかぶれを起こすことがあるという問題
があった。例えば、ｐ−フェニレンジアミンを用いた合
成有機薬品染毛剤の場合、時には皮膚がかぶれたり常用
によって腎臓を傷めたりすることがあると言われてお
り、そのため重ソウや亜硫酸ソーダを添加を添加する
か、或いは使用後の洗髪を完全に行う必要があるとされ
ている。 また、従来の発毛剤は育毛剤或いは毛髪化粧料には染毛
作用を有するものがなく、他方染毛剤には発毛や育毛の
作用がなかったため、その両方を望む人は何れか一方を
使用した後に他方を使用する必要があった。 本発明は、従来における上記のような実情に鑑みてなさ
れたもので、敏感肌の人が使用しても肌のかぶれを生じ
させず、しかも頭髪の染毛と同時に発毛や育毛を図るこ
とのできる新規な黒髪再生用毛髪化粧料を提供すること
を目的とする。
デリケートな皮膚を有するいわゆる敏感肌の人がそれら
を使用すると肌のかぶれを起こすことがあるという問題
があった。例えば、ｐ−フェニレンジアミンを用いた合
成有機薬品染毛剤の場合、時には皮膚がかぶれたり常用
によって腎臓を傷めたりすることがあると言われてお
り、そのため重ソウや亜硫酸ソーダを添加を添加する
か、或いは使用後の洗髪を完全に行う必要があるとされ
ている。 また、従来の発毛剤は育毛剤或いは毛髪化粧料には染毛
作用を有するものがなく、他方染毛剤には発毛や育毛の
作用がなかったため、その両方を望む人は何れか一方を
使用した後に他方を使用する必要があった。 本発明は、従来における上記のような実情に鑑みてなさ
れたもので、敏感肌の人が使用しても肌のかぶれを生じ
させず、しかも頭髪の染毛と同時に発毛や育毛を図るこ
とのできる新規な黒髪再生用毛髪化粧料を提供すること
を目的とする。
上記目的達成のため、本発明の黒髪再生用毛髪化粧料
は、漢方薬として知られている海馬補腎丸と黒焼きにし
て炭化させた栗の毬と乾燥させた芭蕉の根との混合粉体
を椿オイルシャンプーに混入してなることを特徴とす
る。 この場合、いずれも粉体の状態で、５ｇの海馬補腎丸に
対して栗の毬は小さじ３杯分、芭蕉の根は小さじ２杯分
の分量の割合で混合するのが好ましく、また椿オイルシ
ャンプーとしては市販製品である「大島椿シャンプー＆
リンス」を使用するのが望ましい。
は、漢方薬として知られている海馬補腎丸と黒焼きにし
て炭化させた栗の毬と乾燥させた芭蕉の根との混合粉体
を椿オイルシャンプーに混入してなることを特徴とす
る。 この場合、いずれも粉体の状態で、５ｇの海馬補腎丸に
対して栗の毬は小さじ３杯分、芭蕉の根は小さじ２杯分
の分量の割合で混合するのが好ましく、また椿オイルシ
ャンプーとしては市販製品である「大島椿シャンプー＆
リンス」を使用するのが望ましい。
上記のように構成された黒髪再生用毛髪化粧料によれ
ば、例えば洗髪時に該化粧料を頭髪に塗布することによ
り、その一成分たる黒焼きにした栗の毬の作用で黒髪を
黒く染めることができる。しかも、所定成分の混合粉体
を椿オイルシャンプーに混入した構成とされているか
ら、塗布後に同種の椿オイルシャンプーのみを使用する
ことにより、頭皮を刺激することなく染毛後の洗髪を行
うことができる。そして、この黒髪再生用毛髪化粧料を
定期的に使用し続けることによって、成分である海馬補
腎丸と芭蕉の根の夫々有する発毛育毛作用によって毛髪
の薄い部分や禿げた部分更には白髪部分に黒髪を再生す
ることができる。 また、上記毛髪化粧料においては、従来の染毛剤等のよ
うに肌を刺激し易い合成有機薬品が含まれていないの
で、敏感肌の人でも例えば肌のかぶれを心配せずに安心
して使用することができる。
ば、例えば洗髪時に該化粧料を頭髪に塗布することによ
り、その一成分たる黒焼きにした栗の毬の作用で黒髪を
黒く染めることができる。しかも、所定成分の混合粉体
を椿オイルシャンプーに混入した構成とされているか
ら、塗布後に同種の椿オイルシャンプーのみを使用する
ことにより、頭皮を刺激することなく染毛後の洗髪を行
うことができる。そして、この黒髪再生用毛髪化粧料を
定期的に使用し続けることによって、成分である海馬補
腎丸と芭蕉の根の夫々有する発毛育毛作用によって毛髪
の薄い部分や禿げた部分更には白髪部分に黒髪を再生す
ることができる。 また、上記毛髪化粧料においては、従来の染毛剤等のよ
うに肌を刺激し易い合成有機薬品が含まれていないの
で、敏感肌の人でも例えば肌のかぶれを心配せずに安心
して使用することができる。
以下、本発明の実施例を説明する。 この実施例に係る黒髪再生用毛髪化粧料は、粒状の海馬
補腎丸を擦り潰したものと、黒焼きにして炭化させた栗
の毬を砕いて粉状にしたものと、乾燥させた芭蕉の根の
同じく粉状にしたものとの混合粉体を適当量の椿オイル
シャンプーに混入して溶いたものである。 上記混合粉体の各成分の割合は次の通りである。 海馬補腎丸 ；５ｇ 栗の毬（粉） ；料理用の小さじで３杯分 芭蕉の根（粉）；料理用の小さじで２杯分 ここで、海馬補腎丸は漢方薬として周知のものである
が、一例としてその５ｇ中に含有されている漢方薬成分
の量を次に示す。 海馬補腎丸５ｇ中 〔植物性生薬成分〕 ニンジン ； ５００（単位mg） トウキ ； ２５０ ジオウ ； ２５０ オウギ ； ２５０ ブクリョウ ； １５０ サンシュユ ； １５０ 枸杞子 ； ２５０ 補骨脂 ； １５０ 胡桃仁 ； １５０ 母丁香 ； １５０ 〔動物性生薬成分〕 リュウコツ ； ２５０（単位mg） 海馬 ； ５００ 鹿茸 ； ３００ ゴウカイ ； ３００ 鮮対蝦 ； ３００ 虎骨 ； ３００ 海狗腎 ； ２５０ 鹿腎 ； ２５０ 黒驢腎 ； １５０ 尚、上記海馬補腎丸、栗の毬及び芭蕉の根は、いずれも
漢方で毛はえ効果を有すると言われているものである。 また、椿オイルシャンプは市販の「大島椿シャンプー＆
リンス」を使用する。このシャンプーは、椿オイルの持
つ耐熱及び水分蒸発抑制効果を活かし、椿及び石ケンの
配合された植物油脂のシャンプーであって、頭皮及び毛
髪に良くなじみ、きめ細かな泡立ちが髪全体にゆきわた
ると共にリンス効果もあるため、しっとりと撓やかに洗
いあげることができるものである。 上記の構成によれば、当該黒髪再生用毛髪化粧料を刷毛
等で頭髪に塗りつけることにより、その一成分たる黒焼
きにした栗の毬の黒色微粒子が頭髪に付着するから、そ
の部分が黒く染め上げられる。その場合、この毛髪化粧
料においては、海馬補腎丸等の粉体成分が椿オイルシャ
ンプーと混合されているから、頭髪への塗布後に同種の
椿オイルシャンプーのみを使用することにより、頭皮を
刺激することなく染毛等の洗髪を行うことができる。 そして、この黒髪再生用毛髪化粧料を定期的に使用し続
けることによって、成分である海馬補腎丸と芭蕉の根の
夫々有する発毛育毛作用によって毛髪の薄い部分や禿げ
た部分更には白髪部分に黒髪を再生することができる。 更に、上記毛髪化粧料においては、従来の染毛剤等のよ
うに肌を刺激し易い合成有機薬品が含まれていないの
で、敏感肌の人でも例えば肌のかぶれを心配せずに安心
して使用することができる。 尚、本実施例の黒髪再生用毛髪化粧料を本願出願人が数
か月ないし十数か月の間使用した結果、頭部の髪の生え
際部分にうぶ毛が発生すると共に、頭髪全体が当初より
も黒くなったことが確認された。
補腎丸を擦り潰したものと、黒焼きにして炭化させた栗
の毬を砕いて粉状にしたものと、乾燥させた芭蕉の根の
同じく粉状にしたものとの混合粉体を適当量の椿オイル
シャンプーに混入して溶いたものである。 上記混合粉体の各成分の割合は次の通りである。 海馬補腎丸 ；５ｇ 栗の毬（粉） ；料理用の小さじで３杯分 芭蕉の根（粉）；料理用の小さじで２杯分 ここで、海馬補腎丸は漢方薬として周知のものである
が、一例としてその５ｇ中に含有されている漢方薬成分
の量を次に示す。 海馬補腎丸５ｇ中 〔植物性生薬成分〕 ニンジン ； ５００（単位mg） トウキ ； ２５０ ジオウ ； ２５０ オウギ ； ２５０ ブクリョウ ； １５０ サンシュユ ； １５０ 枸杞子 ； ２５０ 補骨脂 ； １５０ 胡桃仁 ； １５０ 母丁香 ； １５０ 〔動物性生薬成分〕 リュウコツ ； ２５０（単位mg） 海馬 ； ５００ 鹿茸 ； ３００ ゴウカイ ； ３００ 鮮対蝦 ； ３００ 虎骨 ； ３００ 海狗腎 ； ２５０ 鹿腎 ； ２５０ 黒驢腎 ； １５０ 尚、上記海馬補腎丸、栗の毬及び芭蕉の根は、いずれも
漢方で毛はえ効果を有すると言われているものである。 また、椿オイルシャンプは市販の「大島椿シャンプー＆
リンス」を使用する。このシャンプーは、椿オイルの持
つ耐熱及び水分蒸発抑制効果を活かし、椿及び石ケンの
配合された植物油脂のシャンプーであって、頭皮及び毛
髪に良くなじみ、きめ細かな泡立ちが髪全体にゆきわた
ると共にリンス効果もあるため、しっとりと撓やかに洗
いあげることができるものである。 上記の構成によれば、当該黒髪再生用毛髪化粧料を刷毛
等で頭髪に塗りつけることにより、その一成分たる黒焼
きにした栗の毬の黒色微粒子が頭髪に付着するから、そ
の部分が黒く染め上げられる。その場合、この毛髪化粧
料においては、海馬補腎丸等の粉体成分が椿オイルシャ
ンプーと混合されているから、頭髪への塗布後に同種の
椿オイルシャンプーのみを使用することにより、頭皮を
刺激することなく染毛等の洗髪を行うことができる。 そして、この黒髪再生用毛髪化粧料を定期的に使用し続
けることによって、成分である海馬補腎丸と芭蕉の根の
夫々有する発毛育毛作用によって毛髪の薄い部分や禿げ
た部分更には白髪部分に黒髪を再生することができる。 更に、上記毛髪化粧料においては、従来の染毛剤等のよ
うに肌を刺激し易い合成有機薬品が含まれていないの
で、敏感肌の人でも例えば肌のかぶれを心配せずに安心
して使用することができる。 尚、本実施例の黒髪再生用毛髪化粧料を本願出願人が数
か月ないし十数か月の間使用した結果、頭部の髪の生え
際部分にうぶ毛が発生すると共に、頭髪全体が当初より
も黒くなったことが確認された。
以上のように本発明の黒髪再生用毛髪化粧料によれば、
敏感肌の人が使用しても肌のかぶれが起こらず、しかも
白髪部分の染毛を行えるのみならず、定期的に使用し続
けることによって毛髪の薄い部分や禿げた部分の発毛や
育毛も促進することができる。
敏感肌の人が使用しても肌のかぶれが起こらず、しかも
白髪部分の染毛を行えるのみならず、定期的に使用し続
けることによって毛髪の薄い部分や禿げた部分の発毛や
育毛も促進することができる。
Claims (1)
- 【請求項１】海馬補腎丸と黒焼きにした栗の毬と乾燥さ
せた芭蕉の根との混合粉体を椿オイルシャンプーに混入
してなる黒髪再生用毛髪化粧料
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004312A JPH0643291B2 (ja) | 1990-01-10 | 1990-01-10 | 黒髪再生用毛髪化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004312A JPH0643291B2 (ja) | 1990-01-10 | 1990-01-10 | 黒髪再生用毛髪化粧料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03209310A JPH03209310A (ja) | 1991-09-12 |
| JPH0643291B2 true JPH0643291B2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=11580967
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004312A Expired - Lifetime JPH0643291B2 (ja) | 1990-01-10 | 1990-01-10 | 黒髪再生用毛髪化粧料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0643291B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4433241B2 (ja) * | 2000-04-10 | 2010-03-17 | 丸善製薬株式会社 | 白髪改善剤 |
| KR100794446B1 (ko) * | 2006-08-03 | 2008-01-16 | 남종현 | 발모촉진제 및 제조방법 |
| JP2008143817A (ja) * | 2006-12-08 | 2008-06-26 | Milbon Co Ltd | 乳化型化粧料組成物 |
| CN107823044A (zh) * | 2017-11-15 | 2018-03-23 | 陈荷芬 | 一种中药配方洗发露 |
-
1990
- 1990-01-10 JP JP2004312A patent/JPH0643291B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03209310A (ja) | 1991-09-12 |
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