JPH09301833A - 黒髪蘇生液剤及び黒髪蘇生液剤製造方法 - Google Patents
黒髪蘇生液剤及び黒髪蘇生液剤製造方法Info
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- JPH09301833A JPH09301833A JP8137409A JP13740996A JPH09301833A JP H09301833 A JPH09301833 A JP H09301833A JP 8137409 A JP8137409 A JP 8137409A JP 13740996 A JP13740996 A JP 13740996A JP H09301833 A JPH09301833 A JP H09301833A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自然に存在する植物のみを使用し、頭髪への
刺激性が弱く、臭気性の弱い黒髪蘇生液剤及び黒髪蘇生
液剤の製造方法を提供する。 【解決手段】 植物アロエはとげの部分を取り除き葉体
部を使用する。若布は乾燥若布を使用し、水分を吸収さ
せるため数時間程水に浸す。植物アロエと若布及びブロ
ッコリーは各々ミキサーで粉砕をする。粉砕後の液は布
等で3回程濾す。その後、別の容器に移し替えて微量に
混在する葉体を沈殿させる。そして、上澄みだけ(原液
という)を汲み取り、蜂蜜とよく混合する。植物アロエ
原液、褐藻植物(若布)原液、ブロッコリー原液及び蜂
蜜の混合比は6:3:3:1の割合とする。
刺激性が弱く、臭気性の弱い黒髪蘇生液剤及び黒髪蘇生
液剤の製造方法を提供する。 【解決手段】 植物アロエはとげの部分を取り除き葉体
部を使用する。若布は乾燥若布を使用し、水分を吸収さ
せるため数時間程水に浸す。植物アロエと若布及びブロ
ッコリーは各々ミキサーで粉砕をする。粉砕後の液は布
等で3回程濾す。その後、別の容器に移し替えて微量に
混在する葉体を沈殿させる。そして、上澄みだけ(原液
という)を汲み取り、蜂蜜とよく混合する。植物アロエ
原液、褐藻植物(若布)原液、ブロッコリー原液及び蜂
蜜の混合比は6:3:3:1の割合とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は黒髪蘇生液剤及び黒
髪蘇生液剤製造方法に係わり、特に医薬品の様に副作用
が無く、頭髪に刺激性が少なく、かつ臭気も少ない純自
然物を適用した黒髪蘇生液剤及び黒髪蘇生液剤製造方法
に関する。
髪蘇生液剤製造方法に係わり、特に医薬品の様に副作用
が無く、頭髪に刺激性が少なく、かつ臭気も少ない純自
然物を適用した黒髪蘇生液剤及び黒髪蘇生液剤製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、白髪は遺伝的な因子が大いに関係
するが老化現象の一つでもあると考えられている。白髪
は10代でもあるようであるが、30代中頃から増加し
加齢に伴ってその数は急激に増加する傾向にある。髪の
毛は毛根で作られるとき、通常はメラノサイト(色素細
胞)で作られたメラニン顆粒が髪の毛の中に送りこまれ
るため髪に色がつくと言われている。そして、白髪は何
らかの原因によってこのメラノサイトが消失し、メラニ
ン顆粒が送りこまれなくなり、髪の毛が白くなるために
発生すると考えられている。
するが老化現象の一つでもあると考えられている。白髪
は10代でもあるようであるが、30代中頃から増加し
加齢に伴ってその数は急激に増加する傾向にある。髪の
毛は毛根で作られるとき、通常はメラノサイト(色素細
胞)で作られたメラニン顆粒が髪の毛の中に送りこまれ
るため髪に色がつくと言われている。そして、白髪は何
らかの原因によってこのメラノサイトが消失し、メラニ
ン顆粒が送りこまれなくなり、髪の毛が白くなるために
発生すると考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現状で
は何故メラノサイトが消失するかは十分に解明されてい
ない。このため、多くの場合ヘアカラー等により一時的
な対処を取っているのが通常のようである。また、仮に
薬剤としての開発がされた場合でも、頭髪に刺激性の強
いものや、体に支障をきたすもの、臭気性の強いもの等
であっては問題である。本発明はこのような従来の課題
に鑑みてなされたもので、自然に存在する植物のみを使
用し、頭髪への刺激性が弱く、臭気性の弱い黒髪蘇生液
剤及び黒髪蘇生液剤の製造方法を提供することを目的と
する。
は何故メラノサイトが消失するかは十分に解明されてい
ない。このため、多くの場合ヘアカラー等により一時的
な対処を取っているのが通常のようである。また、仮に
薬剤としての開発がされた場合でも、頭髪に刺激性の強
いものや、体に支障をきたすもの、臭気性の強いもの等
であっては問題である。本発明はこのような従来の課題
に鑑みてなされたもので、自然に存在する植物のみを使
用し、頭髪への刺激性が弱く、臭気性の弱い黒髪蘇生液
剤及び黒髪蘇生液剤の製造方法を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明(請求項
1)は、白髪を黒髪に蘇生するため頭皮に適量を塗布す
る黒髪蘇生液剤であって、該黒髪蘇生液剤は植物アロエ
を粉砕後濾過したアロエ原液と、褐藻植物群に属する藻
体を粉砕後濾過した褐藻植物原液と、ブロッコリーを粉
砕後濾過したブロッコリー原液と、蜂蜜を含み、前記黒
髪蘇生液剤の全体量の内、前記アロエ原液は30〜70
%、前記褐藻植物原液は10〜40%、前記ブロッコリ
ー原液は10〜40%、前記蜂蜜は5〜15%となる様
配合した。
1)は、白髪を黒髪に蘇生するため頭皮に適量を塗布す
る黒髪蘇生液剤であって、該黒髪蘇生液剤は植物アロエ
を粉砕後濾過したアロエ原液と、褐藻植物群に属する藻
体を粉砕後濾過した褐藻植物原液と、ブロッコリーを粉
砕後濾過したブロッコリー原液と、蜂蜜を含み、前記黒
髪蘇生液剤の全体量の内、前記アロエ原液は30〜70
%、前記褐藻植物原液は10〜40%、前記ブロッコリ
ー原液は10〜40%、前記蜂蜜は5〜15%となる様
配合した。
【0005】また、本発明(請求項2)は、前記褐藻植
物群に属する藻体は若布であり、前記アロエ原液、前記
褐藻植物原液、前記ブロッコリー原液及び前記蜂蜜は
6:3:3:1の配合比を有する様にした。
物群に属する藻体は若布であり、前記アロエ原液、前記
褐藻植物原液、前記ブロッコリー原液及び前記蜂蜜は
6:3:3:1の配合比を有する様にした。
【0006】更に、本発明(請求項3)は、白髪を黒髪
に蘇生するため頭皮に適量を塗布する黒髪蘇生液剤の製
造方法であって、植物アロエを粉砕後濾過したアロエ原
液と、褐藻植物群に属する藻体を粉砕後濾過した褐藻植
物原液及びブロッコリーを粉砕後濾過したブロッコリー
原液とを前記アロエ原液を前記黒髪蘇生液剤の全体量の
30〜70%、前記褐藻植物原液及びブロッコリー原液
を各々全体量の10〜40%の割合で配合し、所定時間
静置した後汲み取った上澄み液に蜂蜜を前記黒髪蘇生液
剤の全体量の5〜15%の割合で混合する。
に蘇生するため頭皮に適量を塗布する黒髪蘇生液剤の製
造方法であって、植物アロエを粉砕後濾過したアロエ原
液と、褐藻植物群に属する藻体を粉砕後濾過した褐藻植
物原液及びブロッコリーを粉砕後濾過したブロッコリー
原液とを前記アロエ原液を前記黒髪蘇生液剤の全体量の
30〜70%、前記褐藻植物原液及びブロッコリー原液
を各々全体量の10〜40%の割合で配合し、所定時間
静置した後汲み取った上澄み液に蜂蜜を前記黒髪蘇生液
剤の全体量の5〜15%の割合で混合する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
る。髪の毛も頭皮の一部であり、頭皮の変形したもので
ある。従って、髪の毛の成分は皮膚と同種の成分で成り
立っている。ここに、白髪を皮膚の老化現象の一つとし
て考えると、皮膚のみずみずしさを回復することが一つ
の白髪予防対策になることが考えられる。皮膚に対し、
薬効を示す自然に存在する植物としては植物アロエの存
在がある。
る。髪の毛も頭皮の一部であり、頭皮の変形したもので
ある。従って、髪の毛の成分は皮膚と同種の成分で成り
立っている。ここに、白髪を皮膚の老化現象の一つとし
て考えると、皮膚のみずみずしさを回復することが一つ
の白髪予防対策になることが考えられる。皮膚に対し、
薬効を示す自然に存在する植物としては植物アロエの存
在がある。
【0008】植物アロエは火傷、肌あれ、あせも、ひ
び、しもやけに対し薬効を示し、特に植物アロエに含ま
れるムチンには皮膚に付けることにより保水力が増し、
薬効成分が皮膚表面からも吸収される。また、皮膚細胞
や結合組織に働きかけ、各組織の再生並びに賦活作用を
促進する働きを持つと言われている。更に、植物アロエ
に含まれるビタミンEを始めとする各種ビタミン類の存
在は細胞の老化防止に繋がることも考えられる。植物ア
ロエの薬効成分は昨今色々と研究されてきている。しか
し、まだ解明され尽くした訳では無く、植物アロエ単独
で使用する他他の成分と共に混合することにより、予期
しない相乗効果が得られる可能性は高いと考えられてい
る。
び、しもやけに対し薬効を示し、特に植物アロエに含ま
れるムチンには皮膚に付けることにより保水力が増し、
薬効成分が皮膚表面からも吸収される。また、皮膚細胞
や結合組織に働きかけ、各組織の再生並びに賦活作用を
促進する働きを持つと言われている。更に、植物アロエ
に含まれるビタミンEを始めとする各種ビタミン類の存
在は細胞の老化防止に繋がることも考えられる。植物ア
ロエの薬効成分は昨今色々と研究されてきている。しか
し、まだ解明され尽くした訳では無く、植物アロエ単独
で使用する他他の成分と共に混合することにより、予期
しない相乗効果が得られる可能性は高いと考えられてい
る。
【0009】また、若布にはビタミンA、ビタミン
B2 、ビタミンCが存在し、皮膚細胞や粘膜細胞を健康
に保つ働きを有している。毛髪の育成には新陳代謝を促
す甲状腺ホルモンが大きく関係しており、ヨウ素がその
甲状腺ホルモンを作りだす材料であることが言われてい
る。ヨウ素は若布や昆布に多く含まれている。新陳代謝
を活発にすることでヨウ素はみずみずしい肌を保つのに
効果がある。従って、本実施形態では若布を用いたが、
昆布等の褐藻植物群に属する藻体であっても良い。な
お、乾燥若布等の場合には所定時間水液に浸す必要があ
る。
B2 、ビタミンCが存在し、皮膚細胞や粘膜細胞を健康
に保つ働きを有している。毛髪の育成には新陳代謝を促
す甲状腺ホルモンが大きく関係しており、ヨウ素がその
甲状腺ホルモンを作りだす材料であることが言われてい
る。ヨウ素は若布や昆布に多く含まれている。新陳代謝
を活発にすることでヨウ素はみずみずしい肌を保つのに
効果がある。従って、本実施形態では若布を用いたが、
昆布等の褐藻植物群に属する藻体であっても良い。な
お、乾燥若布等の場合には所定時間水液に浸す必要があ
る。
【0010】また、ブロッコリーには、ビタミンEを始
めとする各種ビタミン類が存在し、毛髪の主成分である
たんぱく質も多い。毛根より吸収されることにより細胞
の老化防止に役立つことが考えられる。他に、カリフラ
ワーやキャベツ類等の同種の品種に属するものであって
も良い。更に、蜂蜜には各種ビタミンの他ミネラルをも
含み、混合液を適度の粘性に保つのに有効である。ま
た、加齢に伴い生理的現象として生ずる髪の毛のパサツ
キ等の損傷を防止し、髪の毛につやを出す効果もある。
めとする各種ビタミン類が存在し、毛髪の主成分である
たんぱく質も多い。毛根より吸収されることにより細胞
の老化防止に役立つことが考えられる。他に、カリフラ
ワーやキャベツ類等の同種の品種に属するものであって
も良い。更に、蜂蜜には各種ビタミンの他ミネラルをも
含み、混合液を適度の粘性に保つのに有効である。ま
た、加齢に伴い生理的現象として生ずる髪の毛のパサツ
キ等の損傷を防止し、髪の毛につやを出す効果もある。
【0011】但し、発明者は上記組み合わせの他に植物
アロエの薬効に着目して、植物アロエと牛乳と蜂蜜を植
物アロエを主に適宜混合(植物アロエ原液、牛乳、蜂蜜
の混合比は6:3:1程度の割合)して同一人に試行し
てみたが、黒髪の蘇生効果は無かった。牛乳を成分に加
えたのは、毛髪の主成分はたんぱく質であり、牛乳に含
まれるたんぱく質が毛髪に作用すると考えたからであ
る。この点を考え、植物アロエを主として上記4種を混
合したことの相乗効果により、始めて黒髪の蘇生効果が
生じたと考えられる。
アロエの薬効に着目して、植物アロエと牛乳と蜂蜜を植
物アロエを主に適宜混合(植物アロエ原液、牛乳、蜂蜜
の混合比は6:3:1程度の割合)して同一人に試行し
てみたが、黒髪の蘇生効果は無かった。牛乳を成分に加
えたのは、毛髪の主成分はたんぱく質であり、牛乳に含
まれるたんぱく質が毛髪に作用すると考えたからであ
る。この点を考え、植物アロエを主として上記4種を混
合したことの相乗効果により、始めて黒髪の蘇生効果が
生じたと考えられる。
【0012】また、この黒髪蘇生液剤の全体量に対する
配合の比率は、植物アロエの薬効を主に考え以下の様に
することが望ましい。即ち、植物アロエを粉砕後濾過し
た30〜70%の植物アロエ原液と、褐藻植物群に属す
る藻体(乾燥若布等であれば、所定時間水液を浸透させ
た後に使用する)を粉砕後濾過した10〜40%の褐藻
植物原液と、ブロッコリーを粉砕後濾過した10〜40
%のブロッコリー原液と、5〜15%の蜂蜜を混合す
る。上述した様に、黒髪蘇生液剤は自然に存在する植物
のみを使用する。また、4種類の植物を混合したこと
で、頭髪に直接作用する刺激性は少なく、臭気性も弱
い。
配合の比率は、植物アロエの薬効を主に考え以下の様に
することが望ましい。即ち、植物アロエを粉砕後濾過し
た30〜70%の植物アロエ原液と、褐藻植物群に属す
る藻体(乾燥若布等であれば、所定時間水液を浸透させ
た後に使用する)を粉砕後濾過した10〜40%の褐藻
植物原液と、ブロッコリーを粉砕後濾過した10〜40
%のブロッコリー原液と、5〜15%の蜂蜜を混合す
る。上述した様に、黒髪蘇生液剤は自然に存在する植物
のみを使用する。また、4種類の植物を混合したこと
で、頭髪に直接作用する刺激性は少なく、臭気性も弱
い。
【0013】
【実施例】黒髪蘇生液剤の製造方法について以下に述べ
る。植物アロエはとげの部分を取り除き葉体部を使用す
る。植物アロエの種類は各種あるが、今回はキダチアロ
エを使用した。但し、成分から考えてアロエベラ等でも
良い。若布は乾燥若布を使用し水分を吸収させるため数
時間程水に浸すが、余り長時間浸すことは逆に栄養素を
流出させてしまうため避ける必要がある。植物アロエと
若布及びブロッコリーは各々ミキサーで粉砕をする。粉
砕後の液は布等で濾す。葉体の混在を防止するため3回
程濾すが、布等の目の大きさを調節して濾す回数を加減
しても良い。その後、別の容器に移し替えて微量に混在
する葉体を沈殿させる。試行によれば、3日程度の静置
で沈殿する。そして、上澄みだけ(原液という)を汲み
取り、蜂蜜とよく混合する。植物アロエ原液、褐藻植物
(若布)原液、ブロッコリー原液及び蜂蜜の混合比は
6:3:3:1の割合とする。
る。植物アロエはとげの部分を取り除き葉体部を使用す
る。植物アロエの種類は各種あるが、今回はキダチアロ
エを使用した。但し、成分から考えてアロエベラ等でも
良い。若布は乾燥若布を使用し水分を吸収させるため数
時間程水に浸すが、余り長時間浸すことは逆に栄養素を
流出させてしまうため避ける必要がある。植物アロエと
若布及びブロッコリーは各々ミキサーで粉砕をする。粉
砕後の液は布等で濾す。葉体の混在を防止するため3回
程濾すが、布等の目の大きさを調節して濾す回数を加減
しても良い。その後、別の容器に移し替えて微量に混在
する葉体を沈殿させる。試行によれば、3日程度の静置
で沈殿する。そして、上澄みだけ(原液という)を汲み
取り、蜂蜜とよく混合する。植物アロエ原液、褐藻植物
(若布)原液、ブロッコリー原液及び蜂蜜の混合比は
6:3:3:1の割合とする。
【0014】次に、この黒髪蘇生液剤の使用方法につい
て述べる。黒髪蘇生液剤は、育毛剤として使用する。ま
ず黒髪蘇生液剤を使用する前に頭髪をぬるま湯で綺麗に
洗って、温風で良く乾かす。そして、黒髪蘇生液剤を手
の平に適量取り、頭皮に塗布する。その後、毛根にしみ
込ませる様マッサージする。このとき、適宜ブラッシン
グをしても良い。しかし、黒髪蘇生液剤は育毛剤として
使用する他に、シャンプーの代わりに洗髪剤として使用
してもよい。この場合、洗髪後に一回程度洗い流すので
あれば、黒髪蘇生液剤は毛根に残留するため効果があ
る。
て述べる。黒髪蘇生液剤は、育毛剤として使用する。ま
ず黒髪蘇生液剤を使用する前に頭髪をぬるま湯で綺麗に
洗って、温風で良く乾かす。そして、黒髪蘇生液剤を手
の平に適量取り、頭皮に塗布する。その後、毛根にしみ
込ませる様マッサージする。このとき、適宜ブラッシン
グをしても良い。しかし、黒髪蘇生液剤は育毛剤として
使用する他に、シャンプーの代わりに洗髪剤として使用
してもよい。この場合、洗髪後に一回程度洗い流すので
あれば、黒髪蘇生液剤は毛根に残留するため効果があ
る。
【0015】図1には、黒髪蘇生液剤を66歳の男性に
使用したときの髪の毛の状態を示す。使用は一日間隔に
3カ月程度であり、洗髪後育毛剤としてマッサージをし
ながら使用した。図1に示す様に、毛先1より黒髪蘇生
地点2までの約3〜4センチは白く、黒髪蘇生地点2よ
り根元3に近づくに連れて黒く変わっていることがわか
る。髪の毛の成長は、一ヵ月で約1.2センチ程伸びる
とすると、丁度3カ月使用した頃に黒髪が蘇生されたこ
とが確かめられる。
使用したときの髪の毛の状態を示す。使用は一日間隔に
3カ月程度であり、洗髪後育毛剤としてマッサージをし
ながら使用した。図1に示す様に、毛先1より黒髪蘇生
地点2までの約3〜4センチは白く、黒髪蘇生地点2よ
り根元3に近づくに連れて黒く変わっていることがわか
る。髪の毛の成長は、一ヵ月で約1.2センチ程伸びる
とすると、丁度3カ月使用した頃に黒髪が蘇生されたこ
とが確かめられる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、植
物アロエ、褐藻植物群に属する藻体、ブロッコリー、蜂
蜜を所定配合比で配合した黒髪蘇生液剤は、各種成分が
相乗的に白髪に対し効能を有し、高齢者であっても数カ
月程度で黒髪が蘇生される。
物アロエ、褐藻植物群に属する藻体、ブロッコリー、蜂
蜜を所定配合比で配合した黒髪蘇生液剤は、各種成分が
相乗的に白髪に対し効能を有し、高齢者であっても数カ
月程度で黒髪が蘇生される。
【0017】
【図1】 黒髪蘇生液剤を66歳の男性に使用したとき
の髪の毛の状態を示す図
の髪の毛の状態を示す図
1 毛先 2 黒髪蘇生地点 3 根元 4 表皮
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 35/80 ADA A61K 35/80 ADAZ //(A61K 35/78 35:64 35:78)
Claims (3)
- 【請求項1】 白髪を黒髪に蘇生するため頭皮に適量を
塗布する黒髪蘇生液剤であって、該黒髪蘇生液剤は植物
アロエを粉砕後濾過したアロエ原液と、褐藻植物群に属
する藻体を粉砕後濾過した褐藻植物原液と、ブロッコリ
ーを粉砕後濾過したブロッコリー原液と、蜂蜜を含み、
前記黒髪蘇生液剤の全体量の内、前記アロエ原液は30
〜70%、前記褐藻植物原液は10〜40%、前記ブロ
ッコリー原液は10〜40%、前記蜂蜜は5〜15%と
なる様配合したことを特徴とする黒髪蘇生液剤。 - 【請求項2】 前記褐藻植物群に属する藻体は若布であ
り、前記アロエ原液、前記褐藻植物原液、前記ブロッコ
リー原液及び前記蜂蜜は6:3:3:1の配合比を有す
ることを特徴とする請求項1記載の黒髪蘇生液剤。 - 【請求項3】 白髪を黒髪に蘇生するため頭皮に適量を
塗布する黒髪蘇生液剤の製造方法であって、植物アロエ
を粉砕後濾過したアロエ原液と、褐藻植物群に属する藻
体を粉砕後濾過した褐藻植物原液及びブロッコリーを粉
砕後濾過したブロッコリー原液とを前記アロエ原液を前
記黒髪蘇生液剤の全体量の30〜70%、前記褐藻植物
原液及びブロッコリー原液を各々全体量の10〜40%
の割合で配合し、所定時間静置した後汲み取った上澄み
液に蜂蜜を前記黒髪蘇生液剤の全体量の5〜15%の割
合で混合することを特徴とする黒髪蘇生液剤の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8137409A JP2854837B2 (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 黒髪蘇生液剤及び黒髪蘇生液剤製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8137409A JP2854837B2 (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 黒髪蘇生液剤及び黒髪蘇生液剤製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09301833A true JPH09301833A (ja) | 1997-11-25 |
JP2854837B2 JP2854837B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=15197975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8137409A Expired - Lifetime JP2854837B2 (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 黒髪蘇生液剤及び黒髪蘇生液剤製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2854837B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2005112877A1 (ja) * | 2004-05-21 | 2008-03-27 | 五井野 正 | 頭皮頭髪用組成物 |
JP2012197240A (ja) * | 2011-03-22 | 2012-10-18 | Ssp Co Ltd | 白髪防止剤 |
JP2019038790A (ja) * | 2017-08-28 | 2019-03-14 | 共栄化学工業株式会社 | 毛髪化粧料 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DOP2019000222A (es) | 2019-08-27 | 2019-09-30 | Rosa Maria Portillo Rosado | Composición para retrasar y matizar las canas restaurando el color natural del cabello canoso y dañado. |
-
1996
- 1996-05-08 JP JP8137409A patent/JP2854837B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2005112877A1 (ja) * | 2004-05-21 | 2008-03-27 | 五井野 正 | 頭皮頭髪用組成物 |
JP5096742B2 (ja) * | 2004-05-21 | 2012-12-12 | 正 五井野 | 頭皮頭髪用組成物 |
JP2012197240A (ja) * | 2011-03-22 | 2012-10-18 | Ssp Co Ltd | 白髪防止剤 |
JP2019038790A (ja) * | 2017-08-28 | 2019-03-14 | 共栄化学工業株式会社 | 毛髪化粧料 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2854837B2 (ja) | 1999-02-10 |
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