JPH0643221U - ラジエーターキャップ配置構造 - Google Patents

ラジエーターキャップ配置構造

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JPH0643221U
JPH0643221U JP8000592U JP8000592U JPH0643221U JP H0643221 U JPH0643221 U JP H0643221U JP 8000592 U JP8000592 U JP 8000592U JP 8000592 U JP8000592 U JP 8000592U JP H0643221 U JPH0643221 U JP H0643221U
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JP
Japan
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radiator
engine
combine
view
radiator cap
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Pending
Application number
JP8000592U
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English (en)
Inventor
茂實 日高
明彦 清水
Original Assignee
ヤンマー農機株式会社
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Publication date
Application filed by ヤンマー農機株式会社 filed Critical ヤンマー農機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラジエーターキャップの位置を変更すること
によって、ラジエーターとエンジンを接続しているウォ
ーターホースの中を冷却水が十分に循環するようにす
る。 【構成】 コンバインAのエンクローズルーム22内に
おいて、エンジン21とラジエーター23とを接続して
いるウォーターホース24の最高位置に冷却水の補給口
25を設け、該補給口25にラジエーターキャップ25
aを配設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は特に低騒音型のコンバインのラジエーターの給水用キャップの配置に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の低騒音型のコンバインのラジエーター30は、図9に示すように、エン ジン31をエンクローズルーム内に配置して騒音が外部へできるだけ漏れないよ うにしており、この為にラジエーターの配置は規制されて、エンジン31本体か ら離れたステップ下部及び脱穀の唐箕付近等に配設され、ラジエーターキャップ 32はラジエーター30上部に設けられていたのである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来技術においては、水を補給する際にラジエーター30上部のラジ エーターキャップ32を外して補給するのであるが、ラジエーター30が低い位 置にあるので、ラジエーターキャップ32を外して補給してもエンジン31内に 十分冷却水がいきわたらず、ウォーターポンプ33を駆動させて循環することが できないことがありラジエーター30が機能しない等の課題があったのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の解決すべき課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する手段につ いて説明する。即ち、エンジンを冷却するラジエーターとエンジンの間をウォー ターホースにて連通し、該ウォーターホースの最上部位置に給水用キャップを設 けるものである。
【0005】
【作用】
本考案の作用について説明する。コンバインAのエンクローズルーム22内に おいて、エンジン21とラジエーター23とを接続しているウォーターホース2 4の最高点に設けた冷却水の補給口25より給水することで、エンジン及びラジ エーター内に十分冷却水を供給することができ、ウォーターポンプを効率良く作 動できるのである。
【0006】
【実施例】
本考案の解決すべき課題及び解決する手段は以上の如くであり、次に本考案の 具体的な構成について添付した図面により説明する。図1はコンバインの全体側 面図、図2は同じくコンバインの全体平面図、図3は本考案のラジエーターキャ ップの位置を示す斜視図、図4はコンバインのエンクローズルームの正面図、図 5は同じく側面図、図6は同じく平面図、図7はエンクローズルームの内部図、 図8はマフラー付近の耐熱構造を示す斜視図である。
【0007】 図1・図2においてコンバインの全体構成を説明する。図1・図2に示すよう に、コンバインAの走行クローラ1上にはコンバイン本体部2が載置されており 、該コンバイン本体部2は、フィードチェーン3を左側に張架して扱胴4及び処 理胴5を内蔵した脱穀部6、刈刃7及び穀稈搬送機構8等を備えた刈取部9、メ インフレーム10を介して刈取部9を昇降させる油圧シリンダ11、排藁チェー ン12を有する排藁処理部13、脱穀部6からの穀粒を揚穀筒14を介して搬入 する穀物タンク15、該穀物タンク15の穀粒を機外に搬出する排出オーガ16 、フロントコラム17、サイドコラム18及び運転席19からなる運転部20、 該運転席19下方に設けたエンジン21等から構成され、連続的に穀稈を刈取っ て脱穀するのである。
【0008】 そして、前記エンジン21は図5に示すように、運転席19を上面で支持して いる略密閉形状のエンクローズルーム22内に配置されており、エンジン21を 冷却する為のラジエーター23はフロントコラム17の下方に配置されており、 エンジン21とラジエーター23はウォーターホース24にて接続されているの である。
【0009】 ところで、コンバインAの使用に伴いエンジン21は高温となり焼き付きや早 期着火等の不具合が生じるので、ラジエーター23により冷却水を供給して常時 エンジン21を冷却しながら使用する必要がある。そこで本考案においては図3 に示すように、エンジン21とラジエーター23を接続しているウォーターホー ス24の最高位置がエンクローズルーム22内にくるように配管して、該ウォー ターホース24の最高位置にラジエーター23への冷却水の補給口25を設け、 該補給口25にラジエーターキャップ25aを取付け、該ラジエーターキャップ 25aを取り外すことにより冷却水を補給することができるように構成している のである。
【0010】 また、図4〜図6に示すように、前記エンクローズルーム22は左上部が開口 しており、該開口した左上部にシートコラム26が蓋をする格好で取付けられる ことにより、エンクローズルーム22内の気密性は保たれているのであり、シー トコラム26を左外側方向に回転させると、エンクローズルーム22の左上部が 開口して、エンジン21のメンテナンス作業を行うことができるようになってい るのである。
【0011】 そして、エンクローズルーム22とシートコラム26とのシール面とサイドコ ラム18の側面が同一平面上にくるように配置することにより、エンクローズル ーム22の気密性は一層向上するのであり、メンテナンス作業も行いやすくなる のである。
【0012】 また、図7・図8に示すように、エンクローズルーム22の内面は全般的に吸 音性部材27が貼設してあり、マフラー28に近接している部分には耐熱性部材 29が貼設されているので、エンクローズルーム22は吸音及び耐熱の効果を有 することになるのである。
【0013】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するものである。即ち 、ラジエーターキャップの取付け位置を、ウォーターホースの最高位置に設けた ことにより、冷却水がウォーターホースの中を確実に循環することになり、ラジ エーターが十分に機能を果たすことができるようになるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図である。
【図2】同じくコンバインの全体平面図である。
【図3】本考案のラジエーターキャップの位置を示す斜
視図である。
【図4】コンバインのエンクローズルームの正面図であ
る。
【図5】同じく側面図である。
【図6】同じく平面図である。
【図7】エンクローズルームの内部図である。
【図8】マフラー付近の耐熱構造を示す斜視図である。
【図9】従来のラジエーターキャップの位置を示す側面
断面図である。
【符号の説明】
21 エンジン 22 エンクローズルーム 23 ラジエーター 24 ウォーターホース 25 補給口 25a ラジエーターキャップ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンを冷却するラジエーターとエン
    ジンの間をウォーターホースにて連通し、該ウォーター
    ホースの最上部位置に給水用キャップを設けたことを特
    徴とするラジエーターキャップ配置構造。
JP8000592U 1992-11-19 1992-11-19 ラジエーターキャップ配置構造 Pending JPH0643221U (ja)

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JP8000592U JPH0643221U (ja) 1992-11-19 1992-11-19 ラジエーターキャップ配置構造

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JP8000592U JPH0643221U (ja) 1992-11-19 1992-11-19 ラジエーターキャップ配置構造

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JPH0643221U true JPH0643221U (ja) 1994-06-07

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005176712A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Yanmar Co Ltd コンバイン
JP2011074885A (ja) * 2009-10-01 2011-04-14 Kawasaki Heavy Ind Ltd エンジン水冷装置の空気抜き構造
JP2019004786A (ja) * 2017-06-26 2019-01-17 株式会社クボタ 収穫機

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