JPH0643106A - 表面検査装置 - Google Patents

表面検査装置

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JPH0643106A
JPH0643106A JP20124992A JP20124992A JPH0643106A JP H0643106 A JPH0643106 A JP H0643106A JP 20124992 A JP20124992 A JP 20124992A JP 20124992 A JP20124992 A JP 20124992A JP H0643106 A JPH0643106 A JP H0643106A
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Hiroaki Nose
宏明 野瀬
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮影機で表面を撮影し、その表面の異物等を
発見し、良否を判定する場合に判定の精度を向上させ
る。 【構成】 撮影機が撮影した生画像データに対して微分
を行い、異物等と正常な部分との差異を鮮明にせしめ
る。この鮮明にした画像データに基づいて良否を判定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表面検査装置に係り、特
に少ない撮影機でチューブのノズルの天面部と肩面部と
を同時に検査するチューブの表面検査装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ノズル付のチューブ(例えば、
練歯磨封入用のチューブ)を製造した場合には、外表面
およびノズル部の検査を行い、ハングリー・ノズル詰り
・異物・側面バリ・天面バリ・肩つぶれ等の良否判定を
行っている。
【0003】本願出願人は、先に前述の検査を行う外面
検査装置としてチューブの外面検査装置を提案した(特
願平04−018123号)。ここで、前記特願平04
−018123号の機構系および制御系の概略構成,概
略動作を説明する。
【0004】先ず、機構系の要部の概略構成および概略
動作を説明する。図6(A),(B)に示すように、矢
印Y方向に移動されるチェーンコンベア51には一定間
隔で支持ピン52が植設され、各支持ピン52には練歯
磨用のチューブCが挿入されている。符号52a,52
bは、チューブCの左右のバラツキを規制するバラツキ
規制部材である。前記チェーンコンベア51の左方の所
定位置には、リングライト54が配設され、チューブC
の頭部および肩部(被検査部)を照射している。また、
リングライト54と支持ピン52との間には撮像素子と
してCCDを備えた4個の撮影機(カメラ)53a〜5
3dが所定の側面角度(図6(A))および平面角度
(図6(B))で配置され、チューブCの前記被検査部
を撮影するようになっている。
【0005】次に、制御系の要部の概略構成を説明す
る。図7に示すように、第1カメラ53aは第1画像処
理装置60aに接続され、この第1画像処理装置60a
には第1カメラ53aで撮影した画像を映出するCRT
65aと、装置全体の制御を司る制御装置66が接続さ
れている。制御装置66には、第2〜第4画像処理装置
60b〜60dと、リングライト54と、チューブCの
被検査部の照度を表示する照度表示計67が接続されて
いる。前記第1画像処理装置60aは、第1カメラ53
aが撮像した生画像を格納する4個の記憶領域からなる
生画像メモリ61と、前記4個の領域毎に2値化処理の
レベルを異ならせて2値化処理を行う2値化処理部62
と、2値化処理後の画像データを4個の領域毎に格納す
る2値化メモリ63と、この2値化メモリ63に格納さ
れた画像データに基づいて異物,バリ等の良否を判定す
る良否判定装置64とを備えている。前記第2〜第4画
像処理装置60b〜60dも、第1画像処理装置60a
と同一構成である。
【0006】次に、制御系の動作を説明する。図8
(A)に示すように、チューブCの良品の生画像には異
常が見られない。一方、樹脂が少ない場合には、図8
(B)に符号P1 で示すように、チューブCの頭部が凹
むことがある(ハングリーという)。また、ゴミ等の異
物が存在する場合には、図8(C)に符号P2 で示すよ
うに、斑点が存在し、また、樹脂が多過ぎる場合には、
図8(D)に符号P3 で示すように、チューブのノズル
が詰まってしまうことがある。
【0007】このような生画像データを2値化処理部6
2で2値化処理を行い、異物等の存在を判別しやすくし
て良否判定装置64でチューブCの良否を判定してい
る。この良否判定装置64で判定する際には、2値化処
理されたデジタルデータのビットの有無を数えることに
より、良否を判定している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記外
面検査装置(特願平04−018123号)に使用して
いるリングライト54は、その照度が変動しやすい。そ
のために、2値化処理部62のレベルを前記異なった4
レベルに設定しても、リングライト54の照度変動によ
り前記設定したレベルも変動してしまう。従って、例え
ば前記図8(B)に示したようなハングリーのような場
合には、ハングリーによる凹みの外形がくっきりと表示
されないことがあり、リングライトの変動によっては良
否判別の精度が低下するという問題点があった。
【0009】また、前記外面検査装置は、生画像メモ
リ,2値化メモリ(半導体メモリ)の使用個数が多く、
装置のコストアップを招いていた。そこで、本発明は被
検査体の良否判定精度が向上し、また、装置のコストの
低い表面検査装置(外面検査装置)を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、被検査体の表面を撮影機で撮影した生画像
データを微分する微分装置と、この微分装置で生画像デ
ータを微分したデータを記憶する第1メモリ装置と、こ
の第1メモリ装置に記憶されたデータを異なったレベル
で2値化する2値化処理装置と、この2値化処理装置で
処理された前記異なるレベルの2値化画像データ毎に記
憶する第2メモリ装置と、この第2メモリ装置に記憶さ
れた2値化画像データ毎に良否を判定する良否判定装置
とを備えて構成した。
【0011】
【作用】撮影機が撮影した生画像データは、微分装置に
より微分される。この微分により生画像データの変化分
が強調され、チューブと外部空間,チューブ材料と異
物,チューブの凹み等の生画像データが変化している部
分が鮮明になる。従って、この鮮明な生画像データを2
値化処理し良否を判別するので、良否の判別精度が向上
する。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。先ず、図1に基づいて表面検査装置Kの処理系を
説明する。なお、既に説明した部分には同一符号を付
し、重複記載を省略する。
【0013】図1に示すように、第1カメラ53aは、
「微分装置」である微分回路1aを介して絶対値回路2
aに接続され、絶対値回路2aは、次に詳述する各種メ
モリ・2値化処理部等からなる画像処理装置3に接続さ
れている。同様に、第2〜第4カメラ53b〜53d
は、それぞれ微分回路1b〜1dと第2〜第4絶対値回
路2b〜2dとを介して画像処理装置3に接続されてい
る。前記画像処理装置3は、生画像データを格納する生
画像メモリ4と2値化処理部5と2値化メモリ6と良否
判定部7とを有している。前記画像処理装置3には、被
検査物であるチューブCを、それぞれのカメラ位置でモ
ニタ観察する第1CRT8a〜8dが接続されている。
前記画像処理装置3は、表面検査装置全体の制御を司る
制御部9に接続され、制御部9にはリングライト54と
チューブの照射面の照度を表示する照度計67が接続さ
れている。この照度表示計67の照度表示に応じて、作
業員がチューブCの撮影に最適な照度にリングライト5
4を調節する。
【0014】前記生画像メモリ4は、4個のメモリ領域
4a〜4dに区分され、このメモリ領域4a〜4dには
第1〜第4カメラ53a〜53dのそれぞれの生画像デ
ータが格納される。また、前記2値化メモリ6は、4個
のメモリ領域6a〜6dに区分され、このメモリ領域6
a〜6dには第1〜第4カメラ53a〜53dのそれぞ
れの2値化データが格納される。
【0015】次に、前記表面検査装置Kの動作を図2を
参照しつつ説明する。第1カメラ53aは、図2(A)
に示すように、異物Fを撮像する。この撮像によりカメ
ラのCCDから図2(B)に示すようなアナログ信号が
発生する。このアナログ信号は、矩形波に近い形状をし
ている。この矩形波に近いアナログ信号を図2(C)に
示すように、微分回路1aで微分する。この微分によ
り、前記異物Fとその周囲との差異が明確になる。即
ち、異物の周囲では明度の変化が大きくなるので、その
境界が明確に表現される。更に、絶対値回路2aにより
前記微分波形の絶対値をとり(図2(D))、生画像メ
モリ4の第1領域4aに格納する。この生画像メモリ4
に格納される画像データは、微分回路1aにより微分さ
れて異物等とその境界との区分けが鮮明になる。この鮮
明にされた画像データは、2値化処理部5により2値化
される。2値化されたデータに対して適宜のレベルでレ
ベル設定を行う(図2(E))。このように鮮明な画像
データを更に2値化する理由は、チューブCの被検査部
に様々な不良形態があり、全ての不良形態においても確
実に良否判定を行うためである(後述する図3〜図6参
照)。
【0016】2値化メモリ6に格納された2値化画像デ
ータは、良否判定部7において良否判定される。ここ
で、従来の2値化後の画像データと、本発明の2値化後
の画像データとを比較しつつ説明する。
【0017】図3(A)に従来の画像データを示す。こ
の場合は、チューブと外部空間,ハングリーの部分と正
常な部分との境界がそれほど鮮明ではない場合がある。
しかし、本実施例によれば図3(B)に示すように、前
述の微分を施すことにより前記境界が鮮明になり、良否
判定を容易に行える。
【0018】また、図4(A)に従来の異物(例えば、
樹脂こげ)が存在する場合の2値化画像を示す。この場
合は、符号P2 で示す異物がそれほど鮮明には表示され
ていない。しかし、本実施例によれば図4(B)に示す
ように、異物と正常なチューブの肩部との境界が鮮明に
表示される。
【0019】また、図5(A)に示すノズル詰り,図5
(B)に示す側面バリ,図5(C)に示す天面バリ,図
5(D)に示す肩つぶれのそれぞれの場合にも、バリと
正常な部分との境界,異物(例えば、アルミニウム)と
ポリエチレンとの境界等が鮮明に表示され、良否判定部
7は容易に良否を判定することが可能となる。
【0020】なお、本実施例はチューブの外面検査の場
合について説明したが、チューブの外面のみならず一般
の表面検査に適用できるのは勿論である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、生
画像データを微分することにより異物,バリ等と正常な
部分との境界を鮮明にしているので、被検査部における
異物等と正常な部分との区分を容易に行うことができ、
被検査部の検査精度を向上させることできる。また、前
記境界が鮮明に表示されるので、2値化レベルの設定を
1レベルに固定しても各種異物等を判別できるので、処
理対象となる画像データの量が少なくて済み、その結果
半導体メモリの量を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の制御系のブロック図である。
【図2】前記実施例における画像処理装置の処理過程を
示す図であって、(A)は異物,(B)は生画像デー
タ,(C)は微分波形,(D)は絶対値波形,(E)は
2値化レベル設定をそれぞれ示す図である。
【図3】チューブにハングリーが存在する場合の表示画
面であって、(A)は従来のそれほど鮮明でない表示画
面、(B)は前記実施例における鮮明な表示画面をそれ
ぞれ示す図である。
【図4】チューブに異物が存在する場合の表示画面であ
って、(A)は従来のそれほど鮮明でない表示画面、
(B)は前記実施例における鮮明な表示画面をそれぞれ
示す図である。
【図5】前記実施例における他の不良品の例を示す図で
あって、(A)はノズル詰り,(B)は側面バリ,
(C)は天面バリ,(D)は肩つぶれの場合の表示画面
をそれぞれ示す図である。
【図6】従来の外面検査装置の機構系要部を示す図であ
る。
【図7】従来の外面検査装置の制御系要部を示す図であ
る。
【図8】従来の外面検査装置に表示される良品,ハング
リー等の生画像の例を示す図である。
【符号の説明】
C…チューブ 1a〜1d…微分回路 2a〜2d…絶対値回路 3…画像処理装置(制御装置) 4…生画像メモリ 5…2値化処理部 6…2値化メモリ 7…良否判定部 8a〜8d…CRT 9…制御装置 51…チェーンコンベア 52…支持ピン 53a〜53d…カメラ(撮影機) 54…リングライト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査体の表面を撮影機で撮影した生画
    像データを微分する微分装置と、 この微分装置で生画像データを微分したデータを記憶す
    る第1メモリ装置と、 この第1メモリ装置に記憶されたデータを異なったレベ
    ルで2値化する2値化処理装置と、 この2値化処理装置で処理された前記異なるレベルの2
    値化画像データ毎に記憶する第2メモリ装置と、 この第2メモリ装置に記憶された2値化画像データ毎に
    良否を判定する良否判定装置とを備えたことを特徴とす
    る表面検査装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006153633A (ja) * 2004-11-29 2006-06-15 Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd 被検査物体の欠陥判定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006153633A (ja) * 2004-11-29 2006-06-15 Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd 被検査物体の欠陥判定装置

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