JPH0643036B2 - 把持装置 - Google Patents

把持装置

Info

Publication number
JPH0643036B2
JPH0643036B2 JP60293968A JP29396885A JPH0643036B2 JP H0643036 B2 JPH0643036 B2 JP H0643036B2 JP 60293968 A JP60293968 A JP 60293968A JP 29396885 A JP29396885 A JP 29396885A JP H0643036 B2 JPH0643036 B2 JP H0643036B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gripping
center
gripped
grasped
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60293968A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62152686A (ja
Inventor
邦雄 柏木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP60293968A priority Critical patent/JPH0643036B2/ja
Publication of JPS62152686A publication Critical patent/JPS62152686A/ja
Publication of JPH0643036B2 publication Critical patent/JPH0643036B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、建設作業用マニピュレータや搬送用ロボット
のような把持装置に関するものである。
B.従来の技術 建設作業用マニピュレータ等、重量物を把持する把持装
置は、把持対象である被把持物体を安定に把持するため
に3本以上の把持指を具備するのが一般的であり、例え
ば第9図には、4本の把持指2a,2b,2cおよび2
dの先端に取付けた把持部3a,3b,3cおよび3d
により被把持物体1が把持されるものが示されている。
なお、本明細書では第9図に示すように定めたx−y−
z座標系により以下説明する。
把持対象となる被把持物体1を最も安定して把持するた
めには、被把持物体1の重心が、各把持指2aと2bに
取付けられた把持部3aと3bとの離間距離の中心,換
言すると複数の把持指の把持中心位置に位置されるよう
に把持する必要がある。すなわち、第10図(a)に示す
ように、被把持物体1の重心Gが、2つの把持部3aと
3bの各中心点OaとObとを結ぶ線の中心点
=L/2でありこの点を把持中心位置と呼
ぶ)に位置されていると、被把持物体1を把持する各一
対の把持部3aと3cおよび3bと3dでそれぞれ分担
する荷重WおよびWは等しくなるので、被把持物体
1が安定して把持される。ここで、Wは被把持物体1の
重量を表し、W=W+Wである。
しかし、第10図(b)のように、重心Gが中心点
らずれてしまう(≠L/2)と、一方の一対の
把持部3aと3cが分担する荷重Wよりも他方の一対
の把持部3bと3dが分担する荷重Wが大きくなって
しまう。また、第10図(c)のように重心Gが把持部3
aと3bとの間に存在せず、その外側に位置するような
場合には、一対の把持部3bと3dが物体1の重量W以
上の荷重Wを分担しなければならなくなってしまう。
このように荷重の分担が偏ると、大きな荷重を分担する
把持部の把持性能が悪化し、把持部と被把持物体との間
の最大摩擦力以上の荷重分担となった場合には、被把持
物体1が把持部から滑落してしまうことになる。そこで
従来は、このような被把持物体1の滑落を防止するた
め、把持部による把持力を大きくして最大摩擦力を大き
くするようにしていた。
C.発明が解決しようとする問題点 しかし、最大摩擦力を大きくすると、把持対象である被
把持物体1が把持部によって押し潰されて破壊された
り、変形されたりしてしまう。また、把持力を増加させ
るためには、把持装置の構造が複雑となったり、装置が
大型化されたりしてしまう。
本発明の目的は、被把持物体を破壊したり変形したりす
ることのない必要最小限の把持力で物体を把持すること
ができ、しかも物体を安定して把持することのできる把
持装置を提供することにある。
D.問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するために本発明に係る把持装置は、
被把持物体を両側から挟むように配置された少なくとも
3本の把持指を、アクチュエータにより被把持物体の両
側から押圧してこの被把持物体を把持する把持装置にお
いて、把持指に設けられその把持指が把持している被把
持物体における各把持指の分担荷重を検出する荷重検出
手段と、その検出結果から被把持物体の重心の水平方向
に沿った位置を算出するとともに、複数の把持指による
把持の中心位置と被把持物体の重心位置との水平方向の
ずれ量を算出する第1の演算手段と、水平方向のずれ量
を算出した姿勢に対して被把持物体を傾けたときに荷重
検出手段により検出された各把持指の分担荷重の値と、
水平方向のずれ量を算出したときに荷重検出手段により
検出された各把持指の分担荷重の値とに基づいて、被把
持物体の重心の垂直方向に沿った位置を算出するととも
に、複数の把持指による把持の中心位置と被把持物体の
重心位置との垂直方向のずれ量を算出する第2の演算手
段と、水平方向および垂直方向のずれ量が所定値以上の
ときに把持指による被把持物体の把持を解除し、水平方
向および垂直方向のずれ量だけ把持中心位置を移動させ
て把持指により被把持物体を再度把持するアクチュエー
タ制御手段と、を具備したことを特徴とする。
E.作用 被把持物体を把持して保持した時の複数の把持指の分担
荷重を荷重検出手段で測定し、その測定結果に基づい
て、第1の演算手段は、被把持物体の重心の水平方向に
沿った位置を算出するとともに、複数の把持指による把
持の中心位置と被把持物体の重心位置との水平方向のず
れ量を算出する。また、第2の演算手段は、水平方向の
ずれ量を算出した姿勢に対して被把持物体を傾けたとき
荷重検出手段により検出された各把持指の分担荷重の値
と、水平方向のずれ値を算出したときに荷重検出手段に
より検出された各把持指の分担荷重の値とに基づいて、
被把持物体の重心の垂直方向に沿った位置を算出すると
ともに、複数の把持指による把持の中心位置と被把持物
体の重心位置との垂直方向のずれ量を算出する。水平方
向および垂直方向のずれ量が所定値以上の場合には、把
持指による被把持物体の把持を解除し、水平方向および
垂直方向のずれ量だけ把持中心位置を移動させて把持指
により被把持物体を再度把持し、重心位置と把持指にお
ける把持中心位置とを一致させる。
F.実施例 以下、図示した実施例に基づいて、本発明に係る把持装
置を具体的に説明する。
本実施例では、第9図に示した把持指2a〜2dと把持
物質3a〜3dとが、二軸荷重検出器としてのピン形ロ
ードセル4a〜4dで連結され、各連結部に作用するx
およびy方向の荷重がピン形ロードセル4a〜4dで検
出されるようになっている。ここで、ピン形ロードセル
4a〜4dは荷重検出手段を構成する。
第1図は本実施例の制御ブロックを示し、ピン形ロード
セル4a〜4dはCPU等で構成された演算手段5に接
続され、演算手段5では後述するように被把持物体1の
重心およびずれ量を演算し、そのずれ量の結果をアクチ
ュエータ制御手段6に供給する。その制御手段6は、各
把持指2a〜2dをx方向、y方向およびz方向に駆動
させるアクチュエータ群7に所定の制御信号を供給し、
把持部3a〜3dによる被把持物体1の把持位置をずれ
量に応じて補正するようになっている。
演算手段5はロードセル4a〜4dの出力信号から、一
方の一対の把持部3aと3cが分担する荷重Wと他方
の把持部3bと3dが分担する荷重Wとを求め、これ
ら分担荷重W,Wから被把持物体1の重心Gの位置
を求めるとともに、重心Gの位置と、把持部3aの中心
点Oaと把持部3bの中心点Obとを結ぶ線の中心位
との偏差z(第10図(b)参照)を求める。
以下、演算手段5による演算について説明する。
第2図を参照するに、被把持物体1が垂直方向に姿勢制
御されている把持部3a〜3dに把持されている場合に
は、一方の一対の把持部3a,3cによる把持力F
は、ピン形ロードセル4a,4cのx軸方向の検出出
力Fxa=Fxcで示され、また、一対の把持部3a,3c
による分担荷重Wは、ピン形ロードセル4a,4cの
y軸方向の検出出力Fya,Fycとの和、すなわち、W
=Fya+Fycで示される。また、他方の一対の把持部3
b,3dによる把持力Fも同様にして、ロードセル4
b,4dのx軸方向の検出出力Fxb=Fxdで示され、分
担荷重Wは、y軸方向の検出出力FybとFydとの和か
ら、W=Fyb+Fydで示される。
第3図に示すように把持物体1がある傾きをもって姿勢
制御されている把持部3a〜3dに把持されている場合
には、分担荷重Wのx方向成分W1xがW1x=Fxc−F
xaとなり、y方向成分W1yがW1y=Fyc+Fyaとなるの
で、分担荷重Wは、 となる。
なお、第2図および第3図では、分担荷重Wの作用点
が一対の把持部3aと3cとのx方向における中心位置
となっているが、その作用点が中心からx方向に偏倚し
ていても、各ピン形ロードセル4a,4cのy軸方向の
検出出力FyaとFycとが異なるだけで、上記(1)式の値
は変らない。
このようにして求められた分担荷重W,Wの値か
ら、次のように重心Gの位置を求める。
第10図(a)において、荷重Wの作用点から重心Gま
での距離を、荷重Wの作用点から重心Gまでの距
離を、荷重WとWの作用点間の距離をLとすれ
ば、 W×=W×(2) となり、=Lであるから、(2)式は W×=W×(L−)(3) と書き直すことができる。(3)式からを求めると、 となる。なお、作用点間の距離Lは、把持部3aと3b
および3cと3dの中心間距離で既知である。
したがって、把持部3aと3bとの中心位置、すなわち
把持指の把持中心位置に対する重心Gの位置のずれ
量zは、 と表わすことができる。
次に、第4図に示すフローチャートによって本実施例に
おける手順を説明する。
まず、所定の起動信号に応答してシーケンス制御手段8
からアクチュエータ制御手段6に制御信号が供給される
と、アクチュエータ群7が駆動制御され、把持対象とな
る被把持物体1をつかんで僅かに持ち上げ、ロードセル
4a,4cによってx方向の把持力Fxa,Fxcおよびy
方向の分担荷重Fya,Fycを検出する。これらの検出さ
れた値に基づいて、(1)式より分担荷重Wを計算して
求める。同様に、把持部3b,3dに設けられたロード
セル4b,4dからの検出値により分担荷重Wを計算
して求める。
そして、求められた分担荷重WおよびWに基づい
て、(4)式および(5)式よりずれ量zを計算して求め
る。このずれ量zが、設定値Kとの関係で|z
<Kである場合には、被把持物体1が安定に把持され
ているとみなし、所定のアクチュエータを駆動してその
まま所定の位置まで移動する。|z|<Kでない場
合には、被把持物体1をいったんおろし、アクチュエー
タにより把持部3a〜3dをzに相当する距離だけz
方向にずらし、アクチュエータを駆動して再び把持して
上記計算を行う。このような作業を|z|<Kとな
るまで繰り返せば、重心Gからの重力の作用線が、各一
対の把持部3a,3cと3b,3dとの間の中心
通るように把持することができる。
なお、第3図のように傾いた場合には、荷重WとW
のy方向成分の比率は等しく、 W1y/W=W2y/W となるので、(4)式,(5)式のW、Wの代わりにW1
y,W2yを用いることもできる。この場合、W1y,W2y
はロードセル4a〜4dのy軸方向検出出力Fya〜Fyd
により、 W1y=Fya+Fyc W2y=Fyb+Fyd と表わすことができ、計算が簡略化される。
ところで、第2図や第10図(a)〜(c)で説明したもの
は、把持部3aの中心点Oaと把持部3bの中心点Ob
とを結んだ線の上に被把持物体1の重心Gがあるが、
重心Gが上記線上にない場合、例えば、第5図(a)に
示すように線よりもy方向に距離yだけ、換言する
とずれ量yだけ線より上方に重心Gが位置する場合
には、被把持物体1をつかんだ後の搬送姿勢も考慮しな
くてはならない。
すなわち、把持装置の姿勢を常に一定い保って把持物体
1を運搬すれば、被把持物体1の重量の作用線が常に把
持指の把持中心位置を通るので、各一対の把持部3
aと3cおよび3bと3dでそれぞれ分担される荷重W
,Wは変化せず、安定した搬送が行なえる。ところ
が、把持装置の姿勢が途中で変化する時、例えば第5図
(b)に示すように把持部3aと3bとを結ぶ線が傾く
場合には、各一対の把持部3aと3cおよび3bと3d
の荷重分担W,Wが変わってしまう。
従って、搬送途中に把持装置の姿勢が変わる場合には、
次のような演算に基づいて、把持部3aおよび3bの各
中心点OaとObとを結んだ線上に被把持物体1の重
心Gが位置するようにy方向につかみ直すことも必要と
なる。
この場合の演算手段5による演算例を次に述べる。
第5図(b)を参照するに、線が傾いた場合、把持部3
aおよび3bの各中心点OaおよびObから重心Gまで
の距離およびは、=L×cosθ と表わせるから、上記(4)式は、 と表わせる。(6)式のWおよびWはz方向の力の成
分であり、xおよびy方向の2軸荷重を検出するように
したピン形ロードセル4a〜4dではz方向の力成分を
検出することができないが、第5図(b)において、W
1′およびW2′で示したy軸方向の荷重はピン形ロー
ドセル4a〜4dのy軸方向検出出力からわかり、その
荷重W1′およびW2′について、 W1′=W×cosθ,W2′=W×cosθ が成り立つから、上記(6)式は、 と表わすことができ、ピン形ロードセル4a〜4dから
のy軸方向検出出力に基づいて検出されたW1′,W
2′を用いて距離を計算することができる。また、
同様に距離と表わすことができる。
従って、第5図(c)から、線から重心Gまでのy方向
の距離yについて、 が成り立つので、距離yは、 と表わすことができる。なお、把持部3a〜3dの各中
心点Oa〜Odを含む面の傾き角度θは、マニピュレー
タ等の把持装置の各関節角から計算することができる。
このようにして、上記距離yが求められるので、y
が零となるように把持部3a〜3dによる把持装置を変
更すれば、重心Gが線上に位置し、把持装置による被
把持物体1の把持姿勢が変わっても、各一対の把持部3
aと3cおよび3bと3dによる荷重分担は一定であ
り、安定した把持ができる。
この場合の手順を、第6図に示すフローチャートを用い
て説明する。なお、第6図に示す手順は第4図に示した
手順によりz方向の重心位置の補正を終えた後に実行す
るものである。
まず、把持物体1をつかんで僅かに持ち上げ、y−z面
内で予め設定した角度θだけ把持指2a〜2dを回転さ
せ、ロードセル4a〜4dからの検出信号により各方向
の荷重Fxa〜FxdおよびFya〜Fydを検出する。
そして、これらの検出した値に基づいて、W1′および
W2′をそれぞれ(1)式により計算して求め、この計算
結果を用いて、(10)式により距離yを計算する。そし
て、算出されたyの絶対値と設定値Kとを比較し、
|y|<Kであれば、被把持物体1をそのまま所定
の位置まで移動させる。また、|y|<Kでない場
合には、被把持物体1を元に戻すべく回動角θだけ回転
させてからいったんおろし、求めた距離yだけアクチ
ュエータにより把持部3a〜3dによる把持位置を補正
して再び把持する。そして、|y|<Kが満足され
るまで同様の手順を繰り返すことになる。
次に、第4図に示す手順と第6図に示す手順とを同時に
実行、上記z方向のずれ量zとy方向の距離yとを
同時に演算して同時に補正する手順について説明する。
この場合の演算方法についてまず以下説明する。
第7図(a)に示すz方向のずれ量zの値は、前述した
(5)式より計算することができる。そして、第7図(c)か
ら、距離yについて、 が成り立つから、距離yは、 と表わされ、これにより距離yを計算することができ
る。
このようにして、zおよびyが求められるから、こ
れらの値が零となるように把持部3a〜3dによる把持
位置をy方向およびz方向についてアクチュエータによ
り並行して変更すれば、zおよびyの補正が一度に
できる。
この場合の手順について第8図に示すフローチャートを
参照して説明する。まずずれ量zの値を求め、次に被
把持物体1を所定角θだけ傾けてずれ量yを計算して
求める。これら各値の絶対値|z|,|y|の値を
設定値KおよびKと比較し、両者が設定値Kおよ
びKよりも小さいと判定された後に被把持物体1を搬
送する。|z|および/または|y|がKおよび
/またはKよりもそれぞれ大きい場合には、|z
<Kおよび,|y|<Kとなるまで同じ手順を繰
り返す。
以上の実施例では把持指が4本の場合について説明した
が、3本あるいは5本以上の把持指を備えた把持装置の
場合も、各把持部の荷重の分担率から被把持物体の重心
を求めることができるので、重心が各把持指の把持中心
に位置するように把持位置を補正することにより、上述
したと同様に安定した搬送が可能となる。
G.発明の効果 以上説明したように、この発明に係る把持装置では、被
把持物体の重心位置と把持指の把持中心位置とのずれを
二次元的に測定し、この測定結果に基づいて被把持物体
の重心位置を把持指の把持中心位置に二次元的に一致さ
せて搬送するようにしたので、被把持物体の重心が各把
持指間の中心に位置した状態で被把持物体を把持でき、
安定した把持状態を確保することができる。特に、搬送
作業中に被把持物体の搬送姿勢が変化した場合でも、搬
送位置変化によって把持指への分担荷重が変化すること
がなく、被把持物体の搬送姿勢によらず極めて安定した
把持状態を維持することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、この発明に係る物体把持装置の一実施例の制
御系統を示すブロック図、第2図は把持物体を把持した
状態にある一対の把持部の正面図で水平状態にある場合
を示しており、第3図は同じく正面図で傾いた状態にあ
る場合を示し、第4図は本発明の一実施例における処理
手順例を示すフローチャート、第5図(a)乃至第5図(c)
はy方向のずれ量の演算方向を説明する図、第6図はそ
の処理手順例を示すフローチャート、第7図(a)乃至第
7図(c)はyおよびz方向のずれ量の演算方法を説明す
る図、第8図はその処理手順例を示すフローチャート、
第9図は、被把持物体が把持指によって把持された状態
の斜視図、第10図(a)〜(c)は従来の把持装置の問題点
を説明するための図であると共に、z方向のずれ量の演
算方法を説明するための図である。 1:把持物体、2a〜2d:把持指 3a〜3d:把持部、4a〜4d:ロードセル 6:アクチュエータ制御手段 7:アクチュエータ群 8:シーケンス制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被把持物体を両側から挟むように配置され
    た少なくとも3本の把持指を、アクチュエータにより前
    記被把持物体の両側から押圧してこの被把持物体を把持
    する把持装置において、 前記把持指に設けられその把持指が把持している前記被
    把持物体における前記各把持指の分担荷重を検出する荷
    重検出手段と、 その検出結果から前記被把持物体の重心の水平方向に沿
    った位置を算出するとともに、前記複数の把持指による
    把持の中心位置と前記被把持物体の重心位置との水平方
    向のずれ量を算出する第1の演算手段と、 前記水平方向のずれ量を算出した姿勢に対して前記被把
    持物体を傾けたときに前記荷重検出手段により検出され
    た前記各把持指の分担荷重の値と、前記水平方向のずれ
    量を算出したときに前記荷重検出手段により検出された
    前記各把持指の分担荷重の値とに基づいて、前記被把持
    物体の重心の垂直方向に沿った位置を算出するととも
    に、前記複数の把持指による把持の中心位置と前記被把
    持物体の重心位置との垂直方向のずれ量を算出する第2
    の演算手段と、 前記水平方向および垂直方向のずれ量が所定値以上のと
    きに前記把持指による前記被把持物体の把持を解除し、
    前記水平方向および垂直方向のずれ量だけ把持中心位置
    を移動させて前記把持指により前記被把持物体を再度把
    持するアクチュエータ制御手段と、を具備したことを特
    徴とする把持装置。
JP60293968A 1985-12-26 1985-12-26 把持装置 Expired - Lifetime JPH0643036B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60293968A JPH0643036B2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26 把持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60293968A JPH0643036B2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26 把持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62152686A JPS62152686A (ja) 1987-07-07
JPH0643036B2 true JPH0643036B2 (ja) 1994-06-08

Family

ID=17801521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60293968A Expired - Lifetime JPH0643036B2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26 把持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0643036B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140316572A1 (en) * 2013-04-18 2014-10-23 Fanuc Corporation Control device for robot for conveying workpiece

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5594132B2 (ja) * 2010-12-28 2014-09-24 トヨタ自動車株式会社 把持装置
JP5828740B2 (ja) * 2011-10-31 2015-12-09 本田技研工業株式会社 搬送時負荷算出方法及び搬送時負荷算出システム
JP6007636B2 (ja) * 2012-07-20 2016-10-12 セイコーエプソン株式会社 ロボット制御システム及びロボット制御装置
KR101438971B1 (ko) * 2012-12-27 2014-09-15 현대자동차주식회사 로봇그리퍼 및 그 제어방법
JP7028092B2 (ja) * 2018-07-13 2022-03-02 オムロン株式会社 把持姿勢評価装置及び把持姿勢評価プログラム
JP6966401B2 (ja) 2018-08-31 2021-11-17 ファナック株式会社 ロボットハンド

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5976795A (ja) * 1982-10-23 1984-05-01 落合 芳博 マニピユレ−タ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140316572A1 (en) * 2013-04-18 2014-10-23 Fanuc Corporation Control device for robot for conveying workpiece
DE102014005434B4 (de) * 2013-04-18 2016-03-17 Fanuc Corporation Steuerungseinrichtung für einen Roboter zur Beförderung eines Werkstücks
US9296103B2 (en) * 2013-04-18 2016-03-29 Fanuc Corporation Control device for robot for conveying workpiece

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62152686A (ja) 1987-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10875190B2 (en) Patterned and instrumented directional adhesives for enhanced gripping with industrial manipulators
JP2713899B2 (ja) ロボツト装置
EP0128355B1 (en) Dynamic control for manipulator
WO2013175777A1 (ja) ロボット、ロボットの制御装置、制御方法、及び制御プログラム
JP2011131300A (ja) ロボットシステム、その制御装置及び方法
JP2018051684A (ja) 複数個の物品をひとつずつ最適な経路で取り出す搬送装置
JP2007098501A (ja) ロボットシステム
JPH0643036B2 (ja) 把持装置
TW201945142A (zh) 機器人控制裝置、機器人及機器人系統
JP7368135B2 (ja) 複数の可動部を有する物品搬送システム
Trinkle et al. Enveloping, frictionless, planar grasping
JP2013132726A (ja) ロボットの制御方法、及びロボット
WO2017155094A1 (ja) 電子部品実装装置および電子部品の実装方法
JP2009056513A (ja) 把持位置姿勢決定システムおよび把持位置姿勢決定方法
JP2005262369A (ja) ロボットシステム
JP2014012337A5 (ja)
JP2015005684A (ja) 搬送ロボット、円盤状搬送対象物の搬送方法
JP2005144573A (ja) ロボットハンドの把持力制御方法
CN208663812U (zh) 理件机械臂、理件机器人
JP3769892B2 (ja) パレタイズハンド機構の位置補正方法
JP5656189B2 (ja) 多関節ロボットアーム型搬送装置の軌道情報生成装置
JP4022843B2 (ja) ロボットの制御方法および制御装置
JPH06170771A (ja) 産業用ロボット装置
JP2015074065A (ja) ロボット及び取り出し方法
JPH07256580A (ja) 複腕協調制御装置