JPH0643036B2 - 把持装置 - Google Patents
把持装置Info
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- JPH0643036B2 JPH0643036B2 JP60293968A JP29396885A JPH0643036B2 JP H0643036 B2 JPH0643036 B2 JP H0643036B2 JP 60293968 A JP60293968 A JP 60293968A JP 29396885 A JP29396885 A JP 29396885A JP H0643036 B2 JPH0643036 B2 JP H0643036B2
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Description
【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、建設作業用マニピュレータや搬送用ロボット
のような把持装置に関するものである。
のような把持装置に関するものである。
B.従来の技術 建設作業用マニピュレータ等、重量物を把持する把持装
置は、把持対象である被把持物体を安定に把持するため
に3本以上の把持指を具備するのが一般的であり、例え
ば第9図には、4本の把持指2a,2b,2cおよび2
dの先端に取付けた把持部3a,3b,3cおよび3d
により被把持物体1が把持されるものが示されている。
なお、本明細書では第9図に示すように定めたx−y−
z座標系により以下説明する。
置は、把持対象である被把持物体を安定に把持するため
に3本以上の把持指を具備するのが一般的であり、例え
ば第9図には、4本の把持指2a,2b,2cおよび2
dの先端に取付けた把持部3a,3b,3cおよび3d
により被把持物体1が把持されるものが示されている。
なお、本明細書では第9図に示すように定めたx−y−
z座標系により以下説明する。
把持対象となる被把持物体1を最も安定して把持するた
めには、被把持物体1の重心が、各把持指2aと2bに
取付けられた把持部3aと3bとの離間距離の中心,換
言すると複数の把持指の把持中心位置に位置されるよう
に把持する必要がある。すなわち、第10図(a)に示す
ように、被把持物体1の重心Gが、2つの把持部3aと
3bの各中心点OaとObとを結ぶ線の中心点
o(1=2=L/2でありこの点を把持中心位置と呼
ぶ)に位置されていると、被把持物体1を把持する各一
対の把持部3aと3cおよび3bと3dでそれぞれ分担
する荷重W1およびW2は等しくなるので、被把持物体
1が安定して把持される。ここで、Wは被把持物体1の
重量を表し、W=W1+W2である。
めには、被把持物体1の重心が、各把持指2aと2bに
取付けられた把持部3aと3bとの離間距離の中心,換
言すると複数の把持指の把持中心位置に位置されるよう
に把持する必要がある。すなわち、第10図(a)に示す
ように、被把持物体1の重心Gが、2つの把持部3aと
3bの各中心点OaとObとを結ぶ線の中心点
o(1=2=L/2でありこの点を把持中心位置と呼
ぶ)に位置されていると、被把持物体1を把持する各一
対の把持部3aと3cおよび3bと3dでそれぞれ分担
する荷重W1およびW2は等しくなるので、被把持物体
1が安定して把持される。ここで、Wは被把持物体1の
重量を表し、W=W1+W2である。
しかし、第10図(b)のように、重心Gが中心点oか
らずれてしまう(1≠2≠L/2)と、一方の一対の
把持部3aと3cが分担する荷重W1よりも他方の一対
の把持部3bと3dが分担する荷重W2が大きくなって
しまう。また、第10図(c)のように重心Gが把持部3
aと3bとの間に存在せず、その外側に位置するような
場合には、一対の把持部3bと3dが物体1の重量W以
上の荷重W2を分担しなければならなくなってしまう。
らずれてしまう(1≠2≠L/2)と、一方の一対の
把持部3aと3cが分担する荷重W1よりも他方の一対
の把持部3bと3dが分担する荷重W2が大きくなって
しまう。また、第10図(c)のように重心Gが把持部3
aと3bとの間に存在せず、その外側に位置するような
場合には、一対の把持部3bと3dが物体1の重量W以
上の荷重W2を分担しなければならなくなってしまう。
このように荷重の分担が偏ると、大きな荷重を分担する
把持部の把持性能が悪化し、把持部と被把持物体との間
の最大摩擦力以上の荷重分担となった場合には、被把持
物体1が把持部から滑落してしまうことになる。そこで
従来は、このような被把持物体1の滑落を防止するた
め、把持部による把持力を大きくして最大摩擦力を大き
くするようにしていた。
把持部の把持性能が悪化し、把持部と被把持物体との間
の最大摩擦力以上の荷重分担となった場合には、被把持
物体1が把持部から滑落してしまうことになる。そこで
従来は、このような被把持物体1の滑落を防止するた
め、把持部による把持力を大きくして最大摩擦力を大き
くするようにしていた。
C.発明が解決しようとする問題点 しかし、最大摩擦力を大きくすると、把持対象である被
把持物体1が把持部によって押し潰されて破壊された
り、変形されたりしてしまう。また、把持力を増加させ
るためには、把持装置の構造が複雑となったり、装置が
大型化されたりしてしまう。
把持物体1が把持部によって押し潰されて破壊された
り、変形されたりしてしまう。また、把持力を増加させ
るためには、把持装置の構造が複雑となったり、装置が
大型化されたりしてしまう。
本発明の目的は、被把持物体を破壊したり変形したりす
ることのない必要最小限の把持力で物体を把持すること
ができ、しかも物体を安定して把持することのできる把
持装置を提供することにある。
ることのない必要最小限の把持力で物体を把持すること
ができ、しかも物体を安定して把持することのできる把
持装置を提供することにある。
D.問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するために本発明に係る把持装置は、
被把持物体を両側から挟むように配置された少なくとも
3本の把持指を、アクチュエータにより被把持物体の両
側から押圧してこの被把持物体を把持する把持装置にお
いて、把持指に設けられその把持指が把持している被把
持物体における各把持指の分担荷重を検出する荷重検出
手段と、その検出結果から被把持物体の重心の水平方向
に沿った位置を算出するとともに、複数の把持指による
把持の中心位置と被把持物体の重心位置との水平方向の
ずれ量を算出する第1の演算手段と、水平方向のずれ量
を算出した姿勢に対して被把持物体を傾けたときに荷重
検出手段により検出された各把持指の分担荷重の値と、
水平方向のずれ量を算出したときに荷重検出手段により
検出された各把持指の分担荷重の値とに基づいて、被把
持物体の重心の垂直方向に沿った位置を算出するととも
に、複数の把持指による把持の中心位置と被把持物体の
重心位置との垂直方向のずれ量を算出する第2の演算手
段と、水平方向および垂直方向のずれ量が所定値以上の
ときに把持指による被把持物体の把持を解除し、水平方
向および垂直方向のずれ量だけ把持中心位置を移動させ
て把持指により被把持物体を再度把持するアクチュエー
タ制御手段と、を具備したことを特徴とする。
被把持物体を両側から挟むように配置された少なくとも
3本の把持指を、アクチュエータにより被把持物体の両
側から押圧してこの被把持物体を把持する把持装置にお
いて、把持指に設けられその把持指が把持している被把
持物体における各把持指の分担荷重を検出する荷重検出
手段と、その検出結果から被把持物体の重心の水平方向
に沿った位置を算出するとともに、複数の把持指による
把持の中心位置と被把持物体の重心位置との水平方向の
ずれ量を算出する第1の演算手段と、水平方向のずれ量
を算出した姿勢に対して被把持物体を傾けたときに荷重
検出手段により検出された各把持指の分担荷重の値と、
水平方向のずれ量を算出したときに荷重検出手段により
検出された各把持指の分担荷重の値とに基づいて、被把
持物体の重心の垂直方向に沿った位置を算出するととも
に、複数の把持指による把持の中心位置と被把持物体の
重心位置との垂直方向のずれ量を算出する第2の演算手
段と、水平方向および垂直方向のずれ量が所定値以上の
ときに把持指による被把持物体の把持を解除し、水平方
向および垂直方向のずれ量だけ把持中心位置を移動させ
て把持指により被把持物体を再度把持するアクチュエー
タ制御手段と、を具備したことを特徴とする。
E.作用 被把持物体を把持して保持した時の複数の把持指の分担
荷重を荷重検出手段で測定し、その測定結果に基づい
て、第1の演算手段は、被把持物体の重心の水平方向に
沿った位置を算出するとともに、複数の把持指による把
持の中心位置と被把持物体の重心位置との水平方向のず
れ量を算出する。また、第2の演算手段は、水平方向の
ずれ量を算出した姿勢に対して被把持物体を傾けたとき
荷重検出手段により検出された各把持指の分担荷重の値
と、水平方向のずれ値を算出したときに荷重検出手段に
より検出された各把持指の分担荷重の値とに基づいて、
被把持物体の重心の垂直方向に沿った位置を算出すると
ともに、複数の把持指による把持の中心位置と被把持物
体の重心位置との垂直方向のずれ量を算出する。水平方
向および垂直方向のずれ量が所定値以上の場合には、把
持指による被把持物体の把持を解除し、水平方向および
垂直方向のずれ量だけ把持中心位置を移動させて把持指
により被把持物体を再度把持し、重心位置と把持指にお
ける把持中心位置とを一致させる。
荷重を荷重検出手段で測定し、その測定結果に基づい
て、第1の演算手段は、被把持物体の重心の水平方向に
沿った位置を算出するとともに、複数の把持指による把
持の中心位置と被把持物体の重心位置との水平方向のず
れ量を算出する。また、第2の演算手段は、水平方向の
ずれ量を算出した姿勢に対して被把持物体を傾けたとき
荷重検出手段により検出された各把持指の分担荷重の値
と、水平方向のずれ値を算出したときに荷重検出手段に
より検出された各把持指の分担荷重の値とに基づいて、
被把持物体の重心の垂直方向に沿った位置を算出すると
ともに、複数の把持指による把持の中心位置と被把持物
体の重心位置との垂直方向のずれ量を算出する。水平方
向および垂直方向のずれ量が所定値以上の場合には、把
持指による被把持物体の把持を解除し、水平方向および
垂直方向のずれ量だけ把持中心位置を移動させて把持指
により被把持物体を再度把持し、重心位置と把持指にお
ける把持中心位置とを一致させる。
F.実施例 以下、図示した実施例に基づいて、本発明に係る把持装
置を具体的に説明する。
置を具体的に説明する。
本実施例では、第9図に示した把持指2a〜2dと把持
物質3a〜3dとが、二軸荷重検出器としてのピン形ロ
ードセル4a〜4dで連結され、各連結部に作用するx
およびy方向の荷重がピン形ロードセル4a〜4dで検
出されるようになっている。ここで、ピン形ロードセル
4a〜4dは荷重検出手段を構成する。
物質3a〜3dとが、二軸荷重検出器としてのピン形ロ
ードセル4a〜4dで連結され、各連結部に作用するx
およびy方向の荷重がピン形ロードセル4a〜4dで検
出されるようになっている。ここで、ピン形ロードセル
4a〜4dは荷重検出手段を構成する。
第1図は本実施例の制御ブロックを示し、ピン形ロード
セル4a〜4dはCPU等で構成された演算手段5に接
続され、演算手段5では後述するように被把持物体1の
重心およびずれ量を演算し、そのずれ量の結果をアクチ
ュエータ制御手段6に供給する。その制御手段6は、各
把持指2a〜2dをx方向、y方向およびz方向に駆動
させるアクチュエータ群7に所定の制御信号を供給し、
把持部3a〜3dによる被把持物体1の把持位置をずれ
量に応じて補正するようになっている。
セル4a〜4dはCPU等で構成された演算手段5に接
続され、演算手段5では後述するように被把持物体1の
重心およびずれ量を演算し、そのずれ量の結果をアクチ
ュエータ制御手段6に供給する。その制御手段6は、各
把持指2a〜2dをx方向、y方向およびz方向に駆動
させるアクチュエータ群7に所定の制御信号を供給し、
把持部3a〜3dによる被把持物体1の把持位置をずれ
量に応じて補正するようになっている。
演算手段5はロードセル4a〜4dの出力信号から、一
方の一対の把持部3aと3cが分担する荷重W1と他方
の把持部3bと3dが分担する荷重W2とを求め、これ
ら分担荷重W1,W2から被把持物体1の重心Gの位置
を求めるとともに、重心Gの位置と、把持部3aの中心
点Oaと把持部3bの中心点Obとを結ぶ線の中心位
置oとの偏差zo(第10図(b)参照)を求める。
方の一対の把持部3aと3cが分担する荷重W1と他方
の把持部3bと3dが分担する荷重W2とを求め、これ
ら分担荷重W1,W2から被把持物体1の重心Gの位置
を求めるとともに、重心Gの位置と、把持部3aの中心
点Oaと把持部3bの中心点Obとを結ぶ線の中心位
置oとの偏差zo(第10図(b)参照)を求める。
以下、演算手段5による演算について説明する。
第2図を参照するに、被把持物体1が垂直方向に姿勢制
御されている把持部3a〜3dに把持されている場合に
は、一方の一対の把持部3a,3cによる把持力F
1は、ピン形ロードセル4a,4cのx軸方向の検出出
力Fxa=Fxcで示され、また、一対の把持部3a,3c
による分担荷重W1は、ピン形ロードセル4a,4cの
y軸方向の検出出力Fya,Fycとの和、すなわち、W1
=Fya+Fycで示される。また、他方の一対の把持部3
b,3dによる把持力F2も同様にして、ロードセル4
b,4dのx軸方向の検出出力Fxb=Fxdで示され、分
担荷重W2は、y軸方向の検出出力FybとFydとの和か
ら、W2=Fyb+Fydで示される。
御されている把持部3a〜3dに把持されている場合に
は、一方の一対の把持部3a,3cによる把持力F
1は、ピン形ロードセル4a,4cのx軸方向の検出出
力Fxa=Fxcで示され、また、一対の把持部3a,3c
による分担荷重W1は、ピン形ロードセル4a,4cの
y軸方向の検出出力Fya,Fycとの和、すなわち、W1
=Fya+Fycで示される。また、他方の一対の把持部3
b,3dによる把持力F2も同様にして、ロードセル4
b,4dのx軸方向の検出出力Fxb=Fxdで示され、分
担荷重W2は、y軸方向の検出出力FybとFydとの和か
ら、W2=Fyb+Fydで示される。
第3図に示すように把持物体1がある傾きをもって姿勢
制御されている把持部3a〜3dに把持されている場合
には、分担荷重W1のx方向成分W1xがW1x=Fxc−F
xaとなり、y方向成分W1yがW1y=Fyc+Fyaとなるの
で、分担荷重W1は、 となる。
制御されている把持部3a〜3dに把持されている場合
には、分担荷重W1のx方向成分W1xがW1x=Fxc−F
xaとなり、y方向成分W1yがW1y=Fyc+Fyaとなるの
で、分担荷重W1は、 となる。
なお、第2図および第3図では、分担荷重W1の作用点
が一対の把持部3aと3cとのx方向における中心位置
となっているが、その作用点が中心からx方向に偏倚し
ていても、各ピン形ロードセル4a,4cのy軸方向の
検出出力FyaとFycとが異なるだけで、上記(1)式の値
は変らない。
が一対の把持部3aと3cとのx方向における中心位置
となっているが、その作用点が中心からx方向に偏倚し
ていても、各ピン形ロードセル4a,4cのy軸方向の
検出出力FyaとFycとが異なるだけで、上記(1)式の値
は変らない。
このようにして求められた分担荷重W1,W2の値か
ら、次のように重心Gの位置を求める。
ら、次のように重心Gの位置を求める。
第10図(a)において、荷重W1の作用点から重心Gま
での距離を1、荷重W2の作用点から重心Gまでの距
離を2、荷重W1とW2の作用点間の距離をLとすれ
ば、 W1×1=W2×2(2) となり、1+2=Lであるから、(2)式は W1×1=W2×(L−1)(3) と書き直すことができる。(3)式から1を求めると、 となる。なお、作用点間の距離Lは、把持部3aと3b
および3cと3dの中心間距離で既知である。
での距離を1、荷重W2の作用点から重心Gまでの距
離を2、荷重W1とW2の作用点間の距離をLとすれ
ば、 W1×1=W2×2(2) となり、1+2=Lであるから、(2)式は W1×1=W2×(L−1)(3) と書き直すことができる。(3)式から1を求めると、 となる。なお、作用点間の距離Lは、把持部3aと3b
および3cと3dの中心間距離で既知である。
したがって、把持部3aと3bとの中心位置、すなわち
把持指の把持中心位置oに対する重心Gの位置のずれ
量zoは、 と表わすことができる。
把持指の把持中心位置oに対する重心Gの位置のずれ
量zoは、 と表わすことができる。
次に、第4図に示すフローチャートによって本実施例に
おける手順を説明する。
おける手順を説明する。
まず、所定の起動信号に応答してシーケンス制御手段8
からアクチュエータ制御手段6に制御信号が供給される
と、アクチュエータ群7が駆動制御され、把持対象とな
る被把持物体1をつかんで僅かに持ち上げ、ロードセル
4a,4cによってx方向の把持力Fxa,Fxcおよびy
方向の分担荷重Fya,Fycを検出する。これらの検出さ
れた値に基づいて、(1)式より分担荷重W1を計算して
求める。同様に、把持部3b,3dに設けられたロード
セル4b,4dからの検出値により分担荷重W2を計算
して求める。
からアクチュエータ制御手段6に制御信号が供給される
と、アクチュエータ群7が駆動制御され、把持対象とな
る被把持物体1をつかんで僅かに持ち上げ、ロードセル
4a,4cによってx方向の把持力Fxa,Fxcおよびy
方向の分担荷重Fya,Fycを検出する。これらの検出さ
れた値に基づいて、(1)式より分担荷重W1を計算して
求める。同様に、把持部3b,3dに設けられたロード
セル4b,4dからの検出値により分担荷重W2を計算
して求める。
そして、求められた分担荷重W1およびW2に基づい
て、(4)式および(5)式よりずれ量zoを計算して求め
る。このずれ量zoが、設定値K1との関係で|zo|
<K1である場合には、被把持物体1が安定に把持され
ているとみなし、所定のアクチュエータを駆動してその
まま所定の位置まで移動する。|zo|<K1でない場
合には、被把持物体1をいったんおろし、アクチュエー
タにより把持部3a〜3dをzoに相当する距離だけz
方向にずらし、アクチュエータを駆動して再び把持して
上記計算を行う。このような作業を|zo|<K1とな
るまで繰り返せば、重心Gからの重力の作用線が、各一
対の把持部3a,3cと3b,3dとの間の中心oを
通るように把持することができる。
て、(4)式および(5)式よりずれ量zoを計算して求め
る。このずれ量zoが、設定値K1との関係で|zo|
<K1である場合には、被把持物体1が安定に把持され
ているとみなし、所定のアクチュエータを駆動してその
まま所定の位置まで移動する。|zo|<K1でない場
合には、被把持物体1をいったんおろし、アクチュエー
タにより把持部3a〜3dをzoに相当する距離だけz
方向にずらし、アクチュエータを駆動して再び把持して
上記計算を行う。このような作業を|zo|<K1とな
るまで繰り返せば、重心Gからの重力の作用線が、各一
対の把持部3a,3cと3b,3dとの間の中心oを
通るように把持することができる。
なお、第3図のように傾いた場合には、荷重W1とW2
のy方向成分の比率は等しく、 W1y/W1=W2y/W2 となるので、(4)式,(5)式のW1、W2の代わりにW1
y,W2yを用いることもできる。この場合、W1y,W2y
はロードセル4a〜4dのy軸方向検出出力Fya〜Fyd
により、 W1y=Fya+Fyc W2y=Fyb+Fyd と表わすことができ、計算が簡略化される。
のy方向成分の比率は等しく、 W1y/W1=W2y/W2 となるので、(4)式,(5)式のW1、W2の代わりにW1
y,W2yを用いることもできる。この場合、W1y,W2y
はロードセル4a〜4dのy軸方向検出出力Fya〜Fyd
により、 W1y=Fya+Fyc W2y=Fyb+Fyd と表わすことができ、計算が簡略化される。
ところで、第2図や第10図(a)〜(c)で説明したもの
は、把持部3aの中心点Oaと把持部3bの中心点Ob
とを結んだ線の上に被把持物体1の重心Gがあるが、
重心Gが上記線上にない場合、例えば、第5図(a)に
示すように線よりもy方向に距離yoだけ、換言する
とずれ量yoだけ線より上方に重心Gが位置する場合
には、被把持物体1をつかんだ後の搬送姿勢も考慮しな
くてはならない。
は、把持部3aの中心点Oaと把持部3bの中心点Ob
とを結んだ線の上に被把持物体1の重心Gがあるが、
重心Gが上記線上にない場合、例えば、第5図(a)に
示すように線よりもy方向に距離yoだけ、換言する
とずれ量yoだけ線より上方に重心Gが位置する場合
には、被把持物体1をつかんだ後の搬送姿勢も考慮しな
くてはならない。
すなわち、把持装置の姿勢を常に一定い保って把持物体
1を運搬すれば、被把持物体1の重量の作用線が常に把
持指の把持中心位置oを通るので、各一対の把持部3
aと3cおよび3bと3dでそれぞれ分担される荷重W
1,W2は変化せず、安定した搬送が行なえる。ところ
が、把持装置の姿勢が途中で変化する時、例えば第5図
(b)に示すように把持部3aと3bとを結ぶ線が傾く
場合には、各一対の把持部3aと3cおよび3bと3d
の荷重分担W1,W2が変わってしまう。
1を運搬すれば、被把持物体1の重量の作用線が常に把
持指の把持中心位置oを通るので、各一対の把持部3
aと3cおよび3bと3dでそれぞれ分担される荷重W
1,W2は変化せず、安定した搬送が行なえる。ところ
が、把持装置の姿勢が途中で変化する時、例えば第5図
(b)に示すように把持部3aと3bとを結ぶ線が傾く
場合には、各一対の把持部3aと3cおよび3bと3d
の荷重分担W1,W2が変わってしまう。
従って、搬送途中に把持装置の姿勢が変わる場合には、
次のような演算に基づいて、把持部3aおよび3bの各
中心点OaとObとを結んだ線上に被把持物体1の重
心Gが位置するようにy方向につかみ直すことも必要と
なる。
次のような演算に基づいて、把持部3aおよび3bの各
中心点OaとObとを結んだ線上に被把持物体1の重
心Gが位置するようにy方向につかみ直すことも必要と
なる。
この場合の演算手段5による演算例を次に述べる。
第5図(b)を参照するに、線が傾いた場合、把持部3
aおよび3bの各中心点OaおよびObから重心Gまで
の距離1および2は、1 +2=L×cosθ と表わせるから、上記(4)式は、 と表わせる。(6)式のW1およびW2はz方向の力の成
分であり、xおよびy方向の2軸荷重を検出するように
したピン形ロードセル4a〜4dではz方向の力成分を
検出することができないが、第5図(b)において、W
1′およびW2′で示したy軸方向の荷重はピン形ロー
ドセル4a〜4dのy軸方向検出出力からわかり、その
荷重W1′およびW2′について、 W1′=W1×cosθ,W2′=W2×cosθ が成り立つから、上記(6)式は、 と表わすことができ、ピン形ロードセル4a〜4dから
のy軸方向検出出力に基づいて検出されたW1′,W
2′を用いて距離1を計算することができる。また、
同様に距離2も と表わすことができる。
aおよび3bの各中心点OaおよびObから重心Gまで
の距離1および2は、1 +2=L×cosθ と表わせるから、上記(4)式は、 と表わせる。(6)式のW1およびW2はz方向の力の成
分であり、xおよびy方向の2軸荷重を検出するように
したピン形ロードセル4a〜4dではz方向の力成分を
検出することができないが、第5図(b)において、W
1′およびW2′で示したy軸方向の荷重はピン形ロー
ドセル4a〜4dのy軸方向検出出力からわかり、その
荷重W1′およびW2′について、 W1′=W1×cosθ,W2′=W2×cosθ が成り立つから、上記(6)式は、 と表わすことができ、ピン形ロードセル4a〜4dから
のy軸方向検出出力に基づいて検出されたW1′,W
2′を用いて距離1を計算することができる。また、
同様に距離2も と表わすことができる。
従って、第5図(c)から、線から重心Gまでのy方向
の距離yoについて、 が成り立つので、距離yoは、 と表わすことができる。なお、把持部3a〜3dの各中
心点Oa〜Odを含む面の傾き角度θは、マニピュレー
タ等の把持装置の各関節角から計算することができる。
の距離yoについて、 が成り立つので、距離yoは、 と表わすことができる。なお、把持部3a〜3dの各中
心点Oa〜Odを含む面の傾き角度θは、マニピュレー
タ等の把持装置の各関節角から計算することができる。
このようにして、上記距離yoが求められるので、yo
が零となるように把持部3a〜3dによる把持装置を変
更すれば、重心Gが線上に位置し、把持装置による被
把持物体1の把持姿勢が変わっても、各一対の把持部3
aと3cおよび3bと3dによる荷重分担は一定であ
り、安定した把持ができる。
が零となるように把持部3a〜3dによる把持装置を変
更すれば、重心Gが線上に位置し、把持装置による被
把持物体1の把持姿勢が変わっても、各一対の把持部3
aと3cおよび3bと3dによる荷重分担は一定であ
り、安定した把持ができる。
この場合の手順を、第6図に示すフローチャートを用い
て説明する。なお、第6図に示す手順は第4図に示した
手順によりz方向の重心位置の補正を終えた後に実行す
るものである。
て説明する。なお、第6図に示す手順は第4図に示した
手順によりz方向の重心位置の補正を終えた後に実行す
るものである。
まず、把持物体1をつかんで僅かに持ち上げ、y−z面
内で予め設定した角度θだけ把持指2a〜2dを回転さ
せ、ロードセル4a〜4dからの検出信号により各方向
の荷重Fxa〜FxdおよびFya〜Fydを検出する。
内で予め設定した角度θだけ把持指2a〜2dを回転さ
せ、ロードセル4a〜4dからの検出信号により各方向
の荷重Fxa〜FxdおよびFya〜Fydを検出する。
そして、これらの検出した値に基づいて、W1′および
W2′をそれぞれ(1)式により計算して求め、この計算
結果を用いて、(10)式により距離yoを計算する。そし
て、算出されたyoの絶対値と設定値K2とを比較し、
|yo|<K2であれば、被把持物体1をそのまま所定
の位置まで移動させる。また、|yo|<K2でない場
合には、被把持物体1を元に戻すべく回動角θだけ回転
させてからいったんおろし、求めた距離yoだけアクチ
ュエータにより把持部3a〜3dによる把持位置を補正
して再び把持する。そして、|yo|<K2が満足され
るまで同様の手順を繰り返すことになる。
W2′をそれぞれ(1)式により計算して求め、この計算
結果を用いて、(10)式により距離yoを計算する。そし
て、算出されたyoの絶対値と設定値K2とを比較し、
|yo|<K2であれば、被把持物体1をそのまま所定
の位置まで移動させる。また、|yo|<K2でない場
合には、被把持物体1を元に戻すべく回動角θだけ回転
させてからいったんおろし、求めた距離yoだけアクチ
ュエータにより把持部3a〜3dによる把持位置を補正
して再び把持する。そして、|yo|<K2が満足され
るまで同様の手順を繰り返すことになる。
次に、第4図に示す手順と第6図に示す手順とを同時に
実行、上記z方向のずれ量zoとy方向の距離yoとを
同時に演算して同時に補正する手順について説明する。
実行、上記z方向のずれ量zoとy方向の距離yoとを
同時に演算して同時に補正する手順について説明する。
この場合の演算方法についてまず以下説明する。
第7図(a)に示すz方向のずれ量zoの値は、前述した
(5)式より計算することができる。そして、第7図(c)か
ら、距離yoについて、 が成り立つから、距離yoは、 と表わされ、これにより距離yoを計算することができ
る。
(5)式より計算することができる。そして、第7図(c)か
ら、距離yoについて、 が成り立つから、距離yoは、 と表わされ、これにより距離yoを計算することができ
る。
このようにして、zoおよびyoが求められるから、こ
れらの値が零となるように把持部3a〜3dによる把持
位置をy方向およびz方向についてアクチュエータによ
り並行して変更すれば、zoおよびyoの補正が一度に
できる。
れらの値が零となるように把持部3a〜3dによる把持
位置をy方向およびz方向についてアクチュエータによ
り並行して変更すれば、zoおよびyoの補正が一度に
できる。
この場合の手順について第8図に示すフローチャートを
参照して説明する。まずずれ量zoの値を求め、次に被
把持物体1を所定角θだけ傾けてずれ量yoを計算して
求める。これら各値の絶対値|zo|,|yo|の値を
設定値K1およびK2と比較し、両者が設定値K1およ
びK2よりも小さいと判定された後に被把持物体1を搬
送する。|zo|および/または|yo|がK1および
/またはK2よりもそれぞれ大きい場合には、|zo|
<K1および,|yo|<K2となるまで同じ手順を繰
り返す。
参照して説明する。まずずれ量zoの値を求め、次に被
把持物体1を所定角θだけ傾けてずれ量yoを計算して
求める。これら各値の絶対値|zo|,|yo|の値を
設定値K1およびK2と比較し、両者が設定値K1およ
びK2よりも小さいと判定された後に被把持物体1を搬
送する。|zo|および/または|yo|がK1および
/またはK2よりもそれぞれ大きい場合には、|zo|
<K1および,|yo|<K2となるまで同じ手順を繰
り返す。
以上の実施例では把持指が4本の場合について説明した
が、3本あるいは5本以上の把持指を備えた把持装置の
場合も、各把持部の荷重の分担率から被把持物体の重心
を求めることができるので、重心が各把持指の把持中心
に位置するように把持位置を補正することにより、上述
したと同様に安定した搬送が可能となる。
が、3本あるいは5本以上の把持指を備えた把持装置の
場合も、各把持部の荷重の分担率から被把持物体の重心
を求めることができるので、重心が各把持指の把持中心
に位置するように把持位置を補正することにより、上述
したと同様に安定した搬送が可能となる。
G.発明の効果 以上説明したように、この発明に係る把持装置では、被
把持物体の重心位置と把持指の把持中心位置とのずれを
二次元的に測定し、この測定結果に基づいて被把持物体
の重心位置を把持指の把持中心位置に二次元的に一致さ
せて搬送するようにしたので、被把持物体の重心が各把
持指間の中心に位置した状態で被把持物体を把持でき、
安定した把持状態を確保することができる。特に、搬送
作業中に被把持物体の搬送姿勢が変化した場合でも、搬
送位置変化によって把持指への分担荷重が変化すること
がなく、被把持物体の搬送姿勢によらず極めて安定した
把持状態を維持することができる。
把持物体の重心位置と把持指の把持中心位置とのずれを
二次元的に測定し、この測定結果に基づいて被把持物体
の重心位置を把持指の把持中心位置に二次元的に一致さ
せて搬送するようにしたので、被把持物体の重心が各把
持指間の中心に位置した状態で被把持物体を把持でき、
安定した把持状態を確保することができる。特に、搬送
作業中に被把持物体の搬送姿勢が変化した場合でも、搬
送位置変化によって把持指への分担荷重が変化すること
がなく、被把持物体の搬送姿勢によらず極めて安定した
把持状態を維持することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、この発明に係る物体把持装置の一実施例の制
御系統を示すブロック図、第2図は把持物体を把持した
状態にある一対の把持部の正面図で水平状態にある場合
を示しており、第3図は同じく正面図で傾いた状態にあ
る場合を示し、第4図は本発明の一実施例における処理
手順例を示すフローチャート、第5図(a)乃至第5図(c)
はy方向のずれ量の演算方向を説明する図、第6図はそ
の処理手順例を示すフローチャート、第7図(a)乃至第
7図(c)はyおよびz方向のずれ量の演算方法を説明す
る図、第8図はその処理手順例を示すフローチャート、
第9図は、被把持物体が把持指によって把持された状態
の斜視図、第10図(a)〜(c)は従来の把持装置の問題点
を説明するための図であると共に、z方向のずれ量の演
算方法を説明するための図である。 1:把持物体、2a〜2d:把持指 3a〜3d:把持部、4a〜4d:ロードセル 6:アクチュエータ制御手段 7:アクチュエータ群 8:シーケンス制御手段
御系統を示すブロック図、第2図は把持物体を把持した
状態にある一対の把持部の正面図で水平状態にある場合
を示しており、第3図は同じく正面図で傾いた状態にあ
る場合を示し、第4図は本発明の一実施例における処理
手順例を示すフローチャート、第5図(a)乃至第5図(c)
はy方向のずれ量の演算方向を説明する図、第6図はそ
の処理手順例を示すフローチャート、第7図(a)乃至第
7図(c)はyおよびz方向のずれ量の演算方法を説明す
る図、第8図はその処理手順例を示すフローチャート、
第9図は、被把持物体が把持指によって把持された状態
の斜視図、第10図(a)〜(c)は従来の把持装置の問題点
を説明するための図であると共に、z方向のずれ量の演
算方法を説明するための図である。 1:把持物体、2a〜2d:把持指 3a〜3d:把持部、4a〜4d:ロードセル 6:アクチュエータ制御手段 7:アクチュエータ群 8:シーケンス制御手段
Claims (1)
- 【請求項1】被把持物体を両側から挟むように配置され
た少なくとも3本の把持指を、アクチュエータにより前
記被把持物体の両側から押圧してこの被把持物体を把持
する把持装置において、 前記把持指に設けられその把持指が把持している前記被
把持物体における前記各把持指の分担荷重を検出する荷
重検出手段と、 その検出結果から前記被把持物体の重心の水平方向に沿
った位置を算出するとともに、前記複数の把持指による
把持の中心位置と前記被把持物体の重心位置との水平方
向のずれ量を算出する第1の演算手段と、 前記水平方向のずれ量を算出した姿勢に対して前記被把
持物体を傾けたときに前記荷重検出手段により検出され
た前記各把持指の分担荷重の値と、前記水平方向のずれ
量を算出したときに前記荷重検出手段により検出された
前記各把持指の分担荷重の値とに基づいて、前記被把持
物体の重心の垂直方向に沿った位置を算出するととも
に、前記複数の把持指による把持の中心位置と前記被把
持物体の重心位置との垂直方向のずれ量を算出する第2
の演算手段と、 前記水平方向および垂直方向のずれ量が所定値以上のと
きに前記把持指による前記被把持物体の把持を解除し、
前記水平方向および垂直方向のずれ量だけ把持中心位置
を移動させて前記把持指により前記被把持物体を再度把
持するアクチュエータ制御手段と、を具備したことを特
徴とする把持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60293968A JPH0643036B2 (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | 把持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60293968A JPH0643036B2 (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | 把持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62152686A JPS62152686A (ja) | 1987-07-07 |
JPH0643036B2 true JPH0643036B2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=17801521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60293968A Expired - Lifetime JPH0643036B2 (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | 把持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0643036B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20140316572A1 (en) * | 2013-04-18 | 2014-10-23 | Fanuc Corporation | Control device for robot for conveying workpiece |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5594132B2 (ja) * | 2010-12-28 | 2014-09-24 | トヨタ自動車株式会社 | 把持装置 |
JP5828740B2 (ja) * | 2011-10-31 | 2015-12-09 | 本田技研工業株式会社 | 搬送時負荷算出方法及び搬送時負荷算出システム |
JP6007636B2 (ja) * | 2012-07-20 | 2016-10-12 | セイコーエプソン株式会社 | ロボット制御システム及びロボット制御装置 |
KR101438971B1 (ko) * | 2012-12-27 | 2014-09-15 | 현대자동차주식회사 | 로봇그리퍼 및 그 제어방법 |
JP7028092B2 (ja) * | 2018-07-13 | 2022-03-02 | オムロン株式会社 | 把持姿勢評価装置及び把持姿勢評価プログラム |
JP6966401B2 (ja) | 2018-08-31 | 2021-11-17 | ファナック株式会社 | ロボットハンド |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5976795A (ja) * | 1982-10-23 | 1984-05-01 | 落合 芳博 | マニピユレ−タ |
-
1985
- 1985-12-26 JP JP60293968A patent/JPH0643036B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20140316572A1 (en) * | 2013-04-18 | 2014-10-23 | Fanuc Corporation | Control device for robot for conveying workpiece |
DE102014005434B4 (de) * | 2013-04-18 | 2016-03-17 | Fanuc Corporation | Steuerungseinrichtung für einen Roboter zur Beförderung eines Werkstücks |
US9296103B2 (en) * | 2013-04-18 | 2016-03-29 | Fanuc Corporation | Control device for robot for conveying workpiece |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62152686A (ja) | 1987-07-07 |
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