JPH0642997U - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JPH0642997U
JPH0642997U JP8659692U JP8659692U JPH0642997U JP H0642997 U JPH0642997 U JP H0642997U JP 8659692 U JP8659692 U JP 8659692U JP 8659692 U JP8659692 U JP 8659692U JP H0642997 U JPH0642997 U JP H0642997U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドライキャンバスやプレスフェルト、ワイヤ
ー走行用マット等の被洗浄物をムラなく洗浄できる洗浄
装置を提供する。 【構成】 給水パイプ21に複数の散水ノズル24を設
け、この給水パイプ21を長手方向に往復駆動し、散水
ノズル24を前進限位置と後退限位置との間を往復移動
させつつ散水ノズル24から洗浄水を被洗浄物99に向
けて噴射する洗浄装置であって、散水ノズル24の前進
限位置および後退限位置の直下に噴水衝突板18を設
け、前進限位置の前後および後退限位置の前後で散水ノ
ズル24から噴射される洗浄水を受け止めて過剰な洗浄
水が被洗浄物99に噴射されることを防止し、被洗浄物
99に散水される洗浄水流量を一定に保持して洗浄ムラ
の発生を防止するように構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、製紙用のドライヤキャンバスやプレスフェルト、ワイヤー走行用 マット等の洗浄に用いられる洗浄装置に係り、特に、給水パイプに複数の散水ノ ズルを設け、給水パイプを長手方向に移動させつつ散水ノズルから洗浄水を噴射 して洗浄する洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
抄紙機においては、移送用キャンバス、プレスフェルトあるいはワイヤ走行マ ット等に付着する異物が品質低下の原因となるため、これら異物を洗浄装置によ り洗浄して除去することが行われている。そして、従来、このような抄紙機には 、実開平3−67095号公報、あるいは実開平3−67096号公報等に記載 された洗浄装置が用いられていた。
【0003】 例えば、後者の実開平3−67096号公報の洗浄装置は、高圧水噴出ノズル をシャワーパイプに設け、このシャワーパイプの両端を複数の転動コロで支持し 、これら転動コロを互いにリンクで連結して構成される。そして、シャワーパイ プを往復動駆動装置により長手方向に駆動して前進限位置と後退限位置との間を 往復動させつつ、すなわち、高圧水噴出ノズルを往復移動させつつ高圧水噴出ノ ズルから洗浄水を被洗浄物に向けて噴射し、被洗浄物を洗浄するものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した実開平3−67096号公報に記載の洗浄装置にあっ ては、シャワーパイプを前進限位置と後退限位置とで移動方向を転換して折り返 し逆方向に駆動するため、前進限位置と後退限位置との前後においてシャワーパ イプの移動速度、すなわち高圧水噴出ノズルの移動速度の低下が避けられず、こ れら前進限位置と後退限位置との前後で被洗浄物に噴射される洗浄水の水量(単 位長さ当たり)も増大し、過剰な洗浄水が被洗浄物に噴射されて洗浄ムラを引き 起こす原因になるという問題があった。 この考案は、上記問題に鑑みてなされたもので、シャワーパイプの前進限位置 および後退限位置の前後で過剰な洗浄水が被洗浄物に噴射されることを防止でき る洗浄装置を提供し、被洗浄物に噴射される洗浄水の水量を略一定に保持し、洗 浄ムラの発生を防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この考案は、高圧水供給源に連絡した給水パイプに 長手方向に離間して所定の配設間隔で複数の散水ノズルを設け、前記給水パイプ を所定の往復区間において長手方向に往復駆動し、前記散水ノズルを前記吸水パ イプの往復区間に対応した前進限位置と後退限位置との間で往復移動させつつ前 記散水ノズルから被洗浄物に向けて洗浄水を散水する洗浄装置において、 前記散水ノズルの前進限位置および後退限位置の直下あるいは直下近傍に、前 記散水ノズルから噴射される洗浄水が前記被洗浄物に衝当することを阻止する噴 水衝突板を設けた。
【0006】 そして、この考案にかかる洗浄装置は、前記給水パイプを支持パイプ内に挿通 して支持するとともに、この支持パイプの支持ブラケットに前記噴水衝突板を延 設する態様(請求項2)に構成することができる。 また、この考案は、前記散水ノズルの配設間隔よりも前記給水パイプの往復区 間を大きくして前記散水ノズルの洗浄水噴射領域にオーバラップ区間を設け、前 記噴水衝突板を前記オーバラップ区間に対応した長さにわたって設ける態様(請 求項3)に構成できる。 さらに、この請求項3に記載の洗浄装置は、散水ノズルの給水パイプからの突 出長さを交互に異ならせる態様用に構成することができる。
【0007】
【作用】
請求項1に記載の考案にかかる洗浄装置によれば、散水ノズルが前進限位置( または近傍)および後退限位置(または近傍)に位置する時には、散水ノズルか ら噴射される洗浄水が噴水衝突板に衝突し、過剰な洗浄水が被洗浄物に噴射され ることが防止される。このため、被洗浄物に衝当する洗浄水の水量を略一定に保 持でき、洗浄ムラを有効に防止できる。
【0008】 そして、この考案の洗浄装置は、給水パイプが挿通支持された支持パイプに噴 水衝突板を設けることで、散水ノズルを多数設けた場合にも噴水衝突板を容易に 設置できる。 また、この考案の洗浄装置は、散水ノズルの配設間隔よりも前記給水パイプの 往復区間を大きくして前記散水ノズルの洗浄水噴射領域にオーバラップ区間を設 け、前記噴水衝突板を前記オーバラップ区間に対応した長さにわたって設けるこ とで、給水パイプが安定的に一定速度で移動している状態でのみ散水ノズルから 噴射される洗浄水を被洗浄物に衝当させ、転換前後の速度変動が大きい区間に噴 射される洗浄水が被洗浄物に衝当することを防止でき、より確実に洗浄ムラの発 生を防止できる。特に、この態様では、散水ノズルの給水パイプからの突出長さ を異ならせることで、噴水衝突板を干渉すること無く設けることができる。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明する。 図1から図6はこの考案の一実施例にかかる洗浄装置を示し、図1が全体正面 、図2が図1の2−2矢視断面図、図3が一部拡大平面図、図4が側面図、図5 が動作状態を表す模式図、図6が洗浄水の噴射軌跡を表す図である。
【0010】 図1において、11はステンレス等の耐蝕性に優れた材料からなる支持パイプ であり、支持パイプ11は、両端がブラケット17L,17Rにより図示しない 洗浄槽の縁部に固定され、洗浄槽上に架設されている。この支持パイプ11は、 断面C形状を有し、長手方向に延在する窓溝12が略全長にわたって形成されて いる(図2参照)。
【0011】 支持パイプ11には、外周に長手方向に離隔して所定の6か所にブラケット1 91 ,192 ,193 ,194 ,195 ,196 (以下、添字のない番号で代表 する)が溶着され、両端のブラケット191 ,196 にそれぞれ1つの噴水衝突 板181 ,186 と近接スイッチ51L,51Rとが取り付けられ、中間のブラ ケット192 ,193 ,194 ,195 にそれぞれ一対の噴水衝突板18L2 , 18R2 、18L3 ,18R3 、18L4 ,18R4 、18L5 ,18R5 (以 下、必要に応じ添字のない番号で代表する)が取り付けられている。近接スイッ チ51は、後述するように、コントローラに接続され、導出管に設けられた検知 用ブロックを検出して検知信号を出力する。 なお、図1においては、支持パイプ11の中間部分にある一部のブラケットと 噴水衝突板、および後述する散水ノズルの一部の図示は省略している。
【0012】 噴水衝突板18は、図2に示されるように、後述するオーバラップ区間wに対 応した長さ、具体的にはw/2の長さの断面V字状の部材から構成され、後述す る散水ノズルに対応して散水ノズルの往復移動区間Sの前進限位置および後退限 位置に支持パイプ11と平行に取り付けられている。すなわち、図3に詳示する ように、これら噴水衝突板18は、支持パイプ11と直角方向には支持パイプ1 1から距離が異なる(互い違い)位置に、支持パイプ11の長手方向には後述す る散水ノズルの折り返し位置(往復移動区間Sの限界位置)に対応して配置され ている。後述するように、これら噴水衝突板18の上方には給水パイプが移動方 向を転換する前進限位置および後退限位置(近傍)において散水ノズルが位置し 、噴水衝突板18はそれぞれ対応する散水ノズルが噴射する洗浄水を受け止めて 洗浄水が直接に被洗浄物99に衝当することを防止する。
【0013】 また、支持パイプ11には、図1中左端に第1のドライブケース13が、図中 右端に第2のドライブース14が固設され、また、内部に給水パイプ21が長手 方向移動自在に遊挿されている。第1のドライブケース13内には駆動ユニット 41と被動スプロケット31とが収容され、また、第2のドライブケース14内 には従動スプロケット32が回転自在に収容されている。
【0014】 被動スプロケット31と従動スプロケット32との間にはチェーン33が掛装 され、チェーン33の両端がそれぞれ給水パイプ21に上部側でホルダ部材61 L,61Rにより長手方向に離隔して連結されている。このチェーン33は、支 持パイプ11内を給水パイプ21の上下で支持パイプ11内面と後述するスライ ダ部材との間を通って延在し、スプロケット31,32間に巻き掛けられている 。後述するように、被動スプロケット31は駆動ユニット41により駆動されて 回転し、この被動スプロケット31の回転でチェーン33により駆動されて給水 パイプ21が長手方向に所定の距離S(図5参照)の往復移動区間を往復移動す る。
【0015】 駆動ユニット41は、図4にも示すように、減速機付きの電動モータ42と、 この電動モータ42の出力軸を上記被動スプロケット31に動力伝達可能に連結 する巻き掛け伝動装置43とを有する。電動モータ42は、図示しないコントロ ーラに接続され、このコントローラから給電される。巻き掛け伝動装置43は、 電動モータ42の出力軸に設けられた駆動スプロケット43と被動スプロケット 31に一体回転可能に設けられた被動スプロケット44との間にチェーン45を 掛装して構成され、電動モータ42の出力を被動スプロケット31に伝達する。 詳細な説明は割愛するが、この電動モータ42は、コントローラから給電され、 近接スイッチ51の出力に基づき被動スプロケット31を所定の周期で正逆反転 するように回転駆動する。
【0016】 給水パイプ21は、全長が支持パイプ11よりも短く、支持パイプ11内に長 手方向移動可能に遊挿され、上述した駆動ユニット41により駆動されて前進限 位置と後退限位置とにより規定される所定距離Sの往復移動区間を往復移動する 。この給水パイプ21には、長手方向に所定間隔D離隔して5か所にそれぞれス ライダ部材221 , 222 , 223 ,224 ,225 (以下、必要に応じ添字の 無い番号で代表する)が固設され、また、これらスライダ部材22と同位置に導 出管231 ,232 ,233 ,234 ,235 (必要に応じて添字のない番号で 代表する)が接続されている。給水パイプ21はスイベルジョイント98および 高圧水供給ホース99等を介して高圧水供給源に連絡され、この高圧水供給源か ら高圧に加圧された洗浄水が供給される。 なお、図1においては、一部のスライダ部材22、導出管23および後述する 散水ノズルの図示は省略している。
【0017】 図2に詳示するように、導出管23は、それぞれ、鉤形状をなし、給水パイプ 21から上述した窓溝12を通って水平に延出し、先端が下方に向かって屈曲す る。これら導出管23は、スライダ部材22を貫通して給水パイプ21に連通し 、スライダ部材22により給水パイプ21に固定され、また、下端(先端)に下 方に向けて散水ノズル241 ,242 ,243 ,244 ,245 (以下、添字の ない番号で代表する)が設けられている。これら導出管23は給水パイプ21に 連通し、散水ノズル24は給水パイプ21から導出管23を経て供給される洗浄 水を下方に向けて噴射する。これら散水ノズル24は、上述したスライダ部材2 2と同様の間隔Dを隔て給水パイプ21に配置されている。
【0018】 なお、両端側の導出管231 ,235 には図2に示すように検知用ブロック6 1が設けられ、この検知用ブロック61の移動がそれぞれ前述した近接スイッチ 51により検出される。そして、近接スイッチ51は検知用ブロック61が所定 位置、すなわち給水パイプ21が前進限位置あるいは後退限位置に到達したこと を検出して検出信号を出力し、この出力で電動モータ42の回転方向、すなわち 給水パイプ21の移動方向が転換される。
【0019】 スライダ部材22は、ポリエチレン等の耐摩擦性に優れた樹脂を断面矩形のブ ロック状に成形して構成され、窓溝12に摺動自在に遊合する突起部22aが一 体に形成されている。このスライダ部材22は、下方の両角部が支持パイプ11 の内面に摺接可能に係合し、突起部22aが窓溝12に摺動自在に嵌合し、吸水 パイプ21の長手方向移動のみを可能として回転を禁止する。また、突起部22 aは、上述した導出管23が貫通し、この導出管23を吸水パイプ21に固定す る。そして、スライダ部材22の上下には支持パイプ11の内面との間に隙間が 形成され、この隙間に前述したチェーン33が延設されている。
【0020】 この実施例にあっては、洗浄槽内で被洗浄物99を所定の速度で流し、この状 態で、電動モータ42により給水パイプ21を駆動して前進限位置と後退限位置 との間の所定距離Sの往復移動区間を往復動させつつ、同時に各散水ノズル24 から洗浄水を噴射する。そして、散水ノズル24はそれぞれが、図5に示すよう に、往復移動区間の一端(便宜上、前進限位置)では破線、他端(後退限位置) では二点鎖線に示すように位置し、これら位置間の距離Sで給水パイプ21と一 体に移動して洗浄水を噴射する。このため、被洗浄物99には各散水ノズル24 から図6に示すような軌跡T1 ,T2 ,T3 ,T4 ,T5 で洗浄水が噴射され、 被洗浄物99が洗浄される。
【0021】 ここで、給水パイプ21は往復移動区間を往復駆動されるため、移動方向が転 換される前進限位置と後退限位置(近傍)で移動速度が低下し、これら前進限位 置近傍と後退限位置近傍において給水パイプ21の長手方向単位距離当たりの洗 浄水噴射量が増大する。しかしながら、この実施例においては、これら前進限位 置と後退限位置において噴射される洗浄水は噴水衝突板18に受け止められ、被 洗浄物99に散布されることが無い。したがって、被洗浄物99に噴射される洗 浄水量を一定に維持でき、洗浄ムラが生じることを防止できる。
【0022】 特に、この実施例では、図5に示すように、散水ノズル24の配置間隔Dより も給水パイプ21の往復移動区間の距離Sを大きくして前進限位置と後退限位置 との前後に,散水ノズル24が重複して洗浄水を噴射するオーバラップ区間wを 設定し、このオーバラップ区間w、すなわち給水パイプ21の速度が変動する前 進限位置と後退限位置の前後区間では散水ノズル24から噴射される洗浄水を噴 水衝突板18で受け止めて被洗浄物99に散布されないように構成した。このた め、給水パイプ21の移動速度が一定速度に安定した場合においてのみ散水ノズ ル24から噴射される洗浄水が被洗浄物99に散布され、より確実に洗浄ムラの 発生を防止できる。
【0023】 また、この実施例では、給水パイプ21を支持パイプ11内に挿通させて支持 し、この支持パイプ11に噴水衝突板18を取り付ける。このため、噴水衝突板 18所定位置に容易に取り付けることができ、特に、散水ノズル24を多数設け てもその取付が容易に行える。
【0024】 なお、上述した実施例では、給水パイプ21をスライダ部材22を介して支持 パイプ11内面に摺動させるが、給水パイプ21を直接に支持パイプ11内に摺 動自在に嵌合させて支持するように構成することもできる。 また、上述した実施例では、洗浄水を噴水衝突板18で受け止めるのみである が、噴水衝突板18で受け止めた洗浄水を配管あるいは樋等で被洗浄物99に当 たらない位置に導くように構成することもできる。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案にかかる洗浄装置によれば、散水ノズルの移動 方向が転換される前進限位置近傍と後退限位置近傍とでは散水ノズルから噴射さ れる洗浄水を噴水衝突板で受け止めて洗浄水が被洗浄物に噴射されないように構 成した。このため、被洗浄物に散布される洗浄水の量を一定に維持でき、洗浄ム ラの発生を防止できるという効果が得られる。
【0026】 そして、この洗浄装置は、給水パイプを支持パイプに挿通させて支持し、この 支持パイプに噴水衝突板を設ける態様に構成することで、上記効果に加えて、噴 水衝突板の取付が容易に行えるという効果が得られる。
【0027】 また、この洗浄装置は、給水パイプの往復移動距離を散水ノズルの配設間隔よ りも大きくして各散水ノズルの噴射領域にオーバラップ区間を設定し、このオー バラップ区間において散水ノズルから噴射される洗浄水を噴水衝突板で受け止め る態様に構成することができる。そして、この態様に構成することで、上記各効 果に加えて、給水パイプの速度が変動する場合に散水ノズルから噴射される洗浄 水が被洗浄物に噴射されることがなく、洗浄ムラの発生をより確実に防止できる という効果が得られる。 特に、この態様では、各散水ノズルの給水パイプからの突出長さを交互に異な らせることで、噴水衝突板を干渉すること無く設けることができるという効果が 得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例にかかる洗浄装置の全体正
面図である。
【図2】図1の2−2矢視断面図である。
【図3】同洗浄装置の一部拡大平面図である。
【図4】同洗浄装置の側面図である。
【図5】同洗浄装置の作動を説明するための模式図であ
る。
【図6】同洗浄装置の洗浄水の噴射状態を表す模式図で
ある。
【符号の説明】
11 支持パイプ 12 窓溝 18 噴水衝突板 21 給水パイプ 22 スライダ部材 23 導出管 24 散水ノズル 99 被洗浄物 D 配設間隔 S 往復区間距離 w オーバラップ区間

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧水供給源に連絡した給水パイプに長
    手方向に離間して所定の配設間隔で複数の散水ノズルを
    設け、前記給水パイプを所定の往復区間において長手方
    向に往復駆動し、前記散水ノズルを前記吸水パイプの往
    復区間に対応した前進限位置と後退限位置との間で往復
    移動させつつ前記散水ノズルから被洗浄物に向けて洗浄
    水を散水する洗浄装置において、 前記散水ノズルの前進限位置および後退限位置の直下あ
    るいは直下近傍に、前記散水ノズルから噴射される洗浄
    水が前記被洗浄物に衝当することを阻止する噴水衝突板
    を設けたことを特徴とする洗浄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の洗浄装置であって、前
    記給水パイプを支持パイプ内に挿通して支持するととも
    に、この支持パイプの支持ブラケットに前記噴水衝突板
    を延設したことを特徴とする洗浄装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の洗浄装置
    であって、前記散水ノズルの配設間隔よりも前記給水パ
    イプの往復区間を大きくして前記散水ノズルの洗浄水噴
    射領域にオーバラップ区間を設け、前記噴水衝突板を前
    記オーバラップ区間に対応した長さにわたって設けたこ
    とを特徴とする洗浄装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の洗浄装置であって、前記
    散水ノズルの前記支持パイプからの突出長さを交互に変
    化させたことを特徴とする洗浄装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009165968A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Kgk Engineering Corp ベルト状被洗浄物の洗浄方法及び洗浄装置
CN115180778A (zh) * 2022-08-11 2022-10-14 凌猛 生物接触氧化与mbr过滤组合的污水处理方法及系统

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