JPH0642838U - スペーサーの着脱装置 - Google Patents
スペーサーの着脱装置Info
- Publication number
- JPH0642838U JPH0642838U JP8048192U JP8048192U JPH0642838U JP H0642838 U JPH0642838 U JP H0642838U JP 8048192 U JP8048192 U JP 8048192U JP 8048192 U JP8048192 U JP 8048192U JP H0642838 U JPH0642838 U JP H0642838U
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- glass plate
- finger
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- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】パレット上に積載するガラス板の上縁に供給、
あるいはその荷卸時に離脱せしめるスペーサーの着脱装
置に関する。 【構成】パレットにロボットで立て掛けあるいは荷卸し
時、凹部を設けたスペーサーをガラス板上縁に挿入脱せ
しめるスペーサーの着脱装置において、前記パレットの
側縁上部に前記スペーサーを並列せしめたストッカー
と、該スペーサーを掴持する上下動自在なフインガー
と、該フインガーを前記ストッカー上で交差の方向に往
復走行せしめる横行手段と、該横行手段は前記ストッカ
ーと平行に設けた前後動手段により移動せしめる。
あるいはその荷卸時に離脱せしめるスペーサーの着脱装
置に関する。 【構成】パレットにロボットで立て掛けあるいは荷卸し
時、凹部を設けたスペーサーをガラス板上縁に挿入脱せ
しめるスペーサーの着脱装置において、前記パレットの
側縁上部に前記スペーサーを並列せしめたストッカー
と、該スペーサーを掴持する上下動自在なフインガー
と、該フインガーを前記ストッカー上で交差の方向に往
復走行せしめる横行手段と、該横行手段は前記ストッカ
ーと平行に設けた前後動手段により移動せしめる。
Description
【0001】
パレット上に積載するガラス板の上縁にスペーサーを供給、あるいはその荷卸 時に前記スペーサーを離脱せしめるスペーサーの着脱装置に関する。
【0002】
ガラス板を載置したパレットをオートクレーブ缶内へ搬入、あるいは搬出時に は、その都度該ガラス板上辺にスペーサーを着脱せしめるが、スペーサーの着脱 装置として例えば特公昭56−37937号公報には、硝子板を水平状態に支持 して所定速度で搬送するためのコンベアと、該コンベアにより搬送される硝子板 の下方に設置したスペーサーコンベアとを有し、該スペーサーコンベアはその搬 送部でスペーサーの供給を受けて硝子板がその上方を移送するときこの硝子板の 搬送速度より早い速度で追走し、前記スペーサーを搬送中の硝子板の後端に嵌挿 するように構成した硝子板の自動スペーサー嵌込装置が開示され、また実開昭6 3−42638号公報には、板ガラスの搬送方向に沿って移動可能とされた支持 板と、この支持板に板ガラスの搬送方向と直交する方向に取付られた軸と、この 軸に固着され軸と一体的に揺動する揺動部材と、この揺動部材に取付けられ部品 の受取り位置と装置位置との間を往復動するクランプ部材とからなる部品装着装 置が開示されている。
【0003】
特開昭56−37937号公報のものは、スペーサーを嵌めたガラス板がコン ベア上を移動、あるいは立て掛け動作時に該スペーサーがずれたり落下すること が懸念され、実開昭63−42638号公報のものは、機械的に位置決め動作を 行うため時間が掛かり、スペーサーの嵌め込み後に反転動作を行うため落下の可 能性を秘め、また水平状態で挿入、反転、パレット積み動作のため、1サイクル に要する時間が多く掛かる問題があり、いずれの装置も水平のガラス板にスペー サーを挿入着せしめるため、ガラス板を立て掛ける場合には別途起立せしめる装 置の組入れを要し、複雑な構成となる欠点があった。
【0004】
本考案はかかる問題点に鑑みてなしたもので、スペーサーをガラス板の上辺で 同位置に確実に着脱せしめるスペーサーの着脱装置の提供を目的として、パレッ トの背枠側にロボットで一枚毎立て掛けあるいは荷卸し時のガラス板上縁に、凹 部を設けたスペーサーを挿入脱せしめるスペーサーの着脱装置において、前記パ レットの側縁上部に前記スペーサーを並列せしめたストッカーと、該スペーサー を掴持する上下動自在なフインガーと、該フインガーを前記ストッカー上で交差 の方向に往復走行せしめる横行手段と、該横行手段は前記ストッカーと平行に設 けた前後動手段により移動せしめることを特徴とするスペーサーの着脱装置を提 供する。
【0005】
前後動手段と横行手段でフインガーを位置決めをし、該フインガーの降下によ りストッカー上のスペーサーを掴持し、該スペーサーと共に前記フインガーは上 昇後横行手段によりパレット上に停止して待機し、一方、ロボットに吸着支持さ れたガラス板は、その上縁を待機中の前記スペーサーの凹部に挿入後前記フイン ガーにより該スペーサーの掴持を解除し、上縁に該スペーサーを挿入したガラス 板はロボットの作動によりパレット上に積載した他のガラス板の上縁に挿着のス ペーサーと当接するように立て掛け、該ガラス板は吸着解除によりロボットから 離脱してパレット上に積載される。
【0006】 フインガーは、上下動に加え前後動手段と横行手段との位置決めによりストッ カー上に載置する次のスペーサーを掴持して前記作動を繰り返し、ロボットも同 様にスペーサーの厚み分ほどずらして移動すれば順次立て掛けとなり、パレット 上に積載したガラス板の荷卸しにおいても一連の前記作動を逆におこなえばよい 。
【0007】
考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図1は一部を切欠、省略した本考案の全体組立斜視図を示し、図2はパレット を正面から見てストッカーを説明する正面略図を示し、図3はスペーサーを示す 斜視図、図4は配列するスペーサーを図2のAーA視した側断面図を示す。
【0008】 立て掛けたガラス板2の滑り防止として床面1に滑止部3を設け、その後方に 該ガラス板を支える背枠4を立設したパレット5を、搬送せしめるチエンコンベ ア6上に置き、該背枠にパレット5の近傍に設置する図示されないロボットでガ ラス板2を吸着支持して立て掛けの積み込みや荷卸しの工程中に、ガラス板2の 板厚より大きく削成の凹部7を設けたスペーサー8を該ガラス板の上縁に挿入着 、あるいは取り外すスペーサーの着脱装置9は、パレット5の側縁上部に、かつ その側縁に沿って、図4に示すように前記スペーサー8を係止棒10で並行状態 に配列する棚状のストッカー11を設け、該ストッカーの上部で、その上方から 見てストッカー11を挟みパレット5の反対側に離間して、かつ該ストッカーと 平行で一対の支柱12で門形に支持する前後動手段13を配設するが、該前後動 手段には、サーボ・モーター14の動力を伝達するボールネジ15を設け、該ネ ジと螺合、かつ跨ぎリニヤ・ガイド16、16に取り付けた高精度の駆動を組み 込み、前記ボールネジ15の回転によりリニヤ・ガイド16に沿って前後方向に 移動の頻繁な起動、停止と、精密な位置決めをする構成に横行手段20を装着す る。
【0009】 該横行手段の構成は、前後動手段13と直交してパレット5上に張り出し、該 パレットの中央とストッカー11上の位置決め間を、ストローク調整自在でショ ックアブソーバー付きの図示されないロッドレスシリンダーにより往復移動せし めるテーブル21に、上下動自在なエアシリンダー17を装着し、該エアシリン ダーの下部にはスペーサー8の両脇を削成した切欠部18に開閉して嵌脱着のフ インガー19を設けるが、該フインガーはエア駆動による例えばエアチャックを 使用する。
【0010】 以下、本考案の作動を説明する。 近傍に図示されないロボットを配置したチエンコンベア6上の所定の位置にス トッカー11を設けたパレット5を待機させ、該ストッカーには係止棒10に挿 着するスペーサー8を、パレット5に積載する予定ガラス板2の枚数分だけ並列 に収容し、パレット5上で背枠4側の位置には横行手段20に装着のフインガー 19が待機している。
【0011】 パレット5の中央とストッカー11上間をオン・オフ操作で移動する横行手段 のテーブル21はストッカー11上に横行し、エアシリンダー17の作動により フインガー19の降下と、降下に連動する該フインガーの開閉でスペーサー8の 切欠部18を嵌入掴持し、エアシリンダー17および横行手段20によりパレッ ト5の位置決めされた中央上部に復動し、スペーサー8を懸吊状態で待機すると 、該スペーサーの凹部7には、図示されないロボットで吸着支持されたガラス板 2の上縁を挿入し、連動するフインガー19の復動により掴持を解除されたスペ ーサー8は、前記ロボットで支持するガラス板2の上縁に挿着載置し、該ロボッ トの制御移動により吸着支持したガラス板2と共に、スペーサーの着脱装置9の 前動によってパレット5上に立て掛けられた他のガラス板2に挿着する他のスペ ーサー8と当接し、ガラス板2、2、・・間に介在するスペーサー8は直列状に 配列し、該ガラス板間に隙間を設ける。
【0012】 横行手段20は前後動手段13、すなわちサーボ・モーター14の回転により ボール・ネジ15を介してスペーサー8の厚み分だけ前方に移動させ、テーブル 21に配設するエアシリンダー17、フインガー19の作動で次の位置に並ぶス ペーサー8を掴持し、復動により図示されないロボットによる次のガラス板2の 移動位置に待機し、前記作動を順次繰り返せば凹部7の寸法とガラス板2との厚 み関係から奥行きのガラス板2に荷重を負担させることなくパレット5上にガラ ス板2を順次積み込み、積み込み作動の順序を逆に行えば荷卸しガラス板2から スペーサー8を取り外すことができる。
【0013】 パレット5にストッカー11を設け、該ストッカー上のスペーサー8を前後動 手段13、横行手段20、エアシリンダー17の組合せで前後、左右、高さ(X 、Y、Z)方向への移動とその位置決めと、図示されない位置決め確認センサー を適宜配設すればより確実な位置決めで、ロボットの組合せにより縦積みガラス 板2にスペーサー8を供給しながら積み込み、あるいは取り外しながら荷降ろし ができ、簡易な構成により一連の自動化を図ることが可能できる。
【0014】
本考案は、スペーサーを配列するストッカーと、該スペーサーを掴持するフイ ンガーをX、Y、Z方向に位置決め移動せしめる手段と、積み卸しのロボットと からなり、ガラス板を縦状にしてスペーサーの着脱をおこなうため、一連の自動 化が容易にでき、省力化、作業の効率化が図れ、その効果は顕著である。
【図1】一部を切欠、省略した本考案の全体組立斜視図
を示す。
を示す。
【図2】パレットを正面から見てストッカーを説明する
正面略図を示す。
正面略図を示す。
【図3】スペーサーを示す斜視図。
【図4】配列するスペーサーを図2のAーA視した側断
面図を示す。
面図を示す。
2・・・ガラス板 4・・・背枠 5・・・パレット 7・・・凹部 8・・・スペーサー 9・・・着脱装置 11・・・ストッカー 13・・・前後動手段 19・・・フインガー 20・・・横行手段
Claims (1)
- 【請求項1】パレットの背枠側にロボットで一枚毎立て
掛けあるいは荷卸し時のガラス板上縁に、凹部を設けた
スペーサーを挿入脱せしめるスペーサーの着脱装置にお
いて、前記パレットの側縁上部に前記スペーサーを並列
せしめたストッカーと、該スペーサーを掴持する上下動
自在なフインガーと、該フインガーを前記ストッカー上
で交差の方向に往復走行せしめる横行手段と、該横行手
段は前記ストッカーと平行に設けた前後動手段により移
動せしめることを特徴とするスペーサーの着脱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8048192U JP2539494Y2 (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | スペーサーの着脱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8048192U JP2539494Y2 (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | スペーサーの着脱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0642838U true JPH0642838U (ja) | 1994-06-07 |
JP2539494Y2 JP2539494Y2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=13719473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8048192U Expired - Fee Related JP2539494Y2 (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | スペーサーの着脱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2539494Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-11-20 JP JP8048192U patent/JP2539494Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2539494Y2 (ja) | 1997-06-25 |
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