JPH064282Y2 - アスフアルト等の計量装置 - Google Patents

アスフアルト等の計量装置

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JPH064282Y2
JPH064282Y2 JP1986049983U JP4998386U JPH064282Y2 JP H064282 Y2 JPH064282 Y2 JP H064282Y2 JP 1986049983 U JP1986049983 U JP 1986049983U JP 4998386 U JP4998386 U JP 4998386U JP H064282 Y2 JPH064282 Y2 JP H064282Y2
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JP
Japan
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supply pipe
asphalt
supply
pipe
circulation
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JP1986049983U
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JPS62162631U (ja
Inventor
広英 田中
一夫 小暮
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株式会社新潟鐵工所
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  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、アスファルトプラント等において、アスファ
ルト等の流体を計量する計量装置に関する。
[従来の技術] アスファルトプラントは、乾燥加熱した骨材、加熱して
液状にしたアスファルト及びフィラー等を所定の配合比
になるようにミキサに投入し、混練してアスファルト合
材を製造するものであり、この骨材や液状アスファルト
の計量は製造する合材の品質に影響を及ぼすので高い精
度で行われることが要求される。
従来のアスファルト等の計量装置は、貯蔵装置と計量槽
及び上記貯蔵装置から計量槽への材料供給路を開閉する
三方弁とを備えて構成されている。
第4図に示すのはアスファルトの計量装置の一例であ
り、計量槽1は槽本体2の上部の秤フレーム3を介して
ロードセル等の計量器具(図示略)が設けられて成り、
槽本体2の底部中央の排出口2aにはエアシリンダ4に
よって開閉せしめられる弁5が設けられている。この槽
本体2の上部の蓋板6には受入れ口が形成され、この受
入れ口に、液状アスファルトの供給管7が蓋板6とは非
接触状態で挿入されている。
また、上記供給管7は、アスファルトタンク(貯蔵装
置)11の供給管路9aと循環管路9bに三方弁8を介
して連結され、供給管路9aにはポンプ10が設けられ
ている。アスファルトタンク11の液状アスファルト
は、これを計量しないときには供給管路9a、循環管路
9bを循環させ、計量する場合は三方弁8を切り換え
る。そして、供給管7から槽本体2に液状アスファルト
を供給しながら槽本体2の重量を測定し、所定の重量に
なったところで三方弁8を循環位置に切り換えることに
より、槽本体2への液状アスファルトの供給を停止して
所望量の液状アスファルトを計量するようにしている。
ところで、上記の所定の重量は、所望の値そのもではな
く、三方弁8に供給管7の閉止信号が出されてから実際
に閉止されるまでの時間の流入量を補正したものであ
り、その補正値は、予め切換時間と流入速度から計算し
た値、あるいは実測値の平均値などを採用している。な
お、このように計量された液状アスファルトは、弁5が
開かれることにより排出口2aよりオーバーフロータン
ク12に排出され、アスファルトスプレイポンプ13に
より圧送され、スプレイ配管14を通ってスプレイバー
15よりミキサ16内に噴出される。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記のような従来の計量装置は必ずしも
充分な精度を得られるものではなかった。計量誤差の原
因に関して調査した結果、材料の計量槽への流入速度が
大きいことが誤差の大きな要因であることをつきとめ
た。その理由は次の通りである。
(1)加速度による影響で計量値が過大になったり、あ
るいは液面の揺動で計量値が脈動したりして正確な計量
値が得にくい。
(2)三方弁の切換えに要する時間にばらつきがでる
が、その誤差時間における流入量誤差も大となる。
単に誤差を小さくするだけならば、最初からポンプ10
の回転速度を落としてアスファルトの移送量を小さくす
ればよいが、それでは計量に多大な時間がかかる。そこ
で、ポンプ10の回転速度を計量の終段に低下させてア
スファルトの移送量を小さくすることが考えられるが、
ポンプ10の制御系が複雑になる。
本考案は上記のような点に鑑み、比較的簡単な手段によ
って三方弁の開度の切換えができ、しかもその開度誤差
は小さくても精度よく計量することができる計量装置を
提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本考案は、アスファルト
等の流入を貯蔵する貯蔵装置の供給管路と循環管路に、
上記貯蔵装置から供給管路を通じて供給される流体を計
量槽に入れる供給管が、開閉駆動装置によって開閉され
られる三方弁を介して連結されたアスファルト等の計量
装置において、上記三方弁は、T字路を形成した外筒内
に、第1の回動位置において供給管を閉じるとともに供
給管路と循環管路とを全開にして供給管路に循環管路を
連通し、また第2の回動位置において循環管路を閉じる
とともに供給管路と供給管とを全開にして供給管路に供
給管を連通し、更に予め定められた第3の回動位置にお
いて循環管路と供給管とをそれぞれ半開にして供給管路
にそれぞれ連通する弁体を回動自在に嵌装し、また、上
記開閉駆動装置は、一方向と他方向にそれぞれ個々に作
動する複数のシリンダを直列に連結し、その複数シリン
ダの一方向と他方向の個々の作動によって上記三方弁の
弁体を上記第1、第2、第3の回動位置に択一的に回動
させる複合シリンダとした構成とした。
[作用] 複合シリンダを構成する複数のシリンダを一方向或いは
他方向に個々に作動させることにより、供給管路に対す
る循環管路と供給管の連通と閉止、及び循環管路と供給
管の開度を予め定められた半開状態にすることができ
る。このため、複合シリンダを構成する複数シリンダの
単純なオンオフ制御で、計量の終段に循環管路と供給管
とを予め定められた半開状態に的確にして、計量精度を
高めることができる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図は、本考案をアスファルト計量装置に
応用した例を示すもので、第5図の従来例と重複する部
分については同一の符号を付して説明を省略する。
三方弁8は、T字路17を形成した外筒18と、この外
筒18に回動自在に嵌装され、内部にL字路19aが形
成された弁体19から成っており、弁体19の外端には
作動杆20が固設され、この作動杆20の他端は複合シ
リンダ(背合せシリンダ)21のピストンロッド22b
の一端にピン結合されている。この複合シリンダ21
は、長短のストロークを持つ同径の2本のエアシリンダ
21a,21bが該ピストンロッド22a,22bを外
に向けた状態で直列に連結されてなるもので、その他方
のピストンロッド22aは、梁部材23から垂設された
固定部材24にピン結合されている。この複合シリンダ
21の各エアシリンダ21a,21bはそれぞれ電磁弁
を介して気体源に連結され、この電磁弁は制御装置によ
り開閉されるようになっている。
三方弁8は、上記複合シリンダ21の2本のシリンダ2
1a,21bの双方が縮められると第2図(イ)に示すよ
うに、供給管7を閉じるとともに供給管路9aと循環管
路9bとを全開して供給管路9aに循環管路9bを連通
させ、また双方が伸ばされると、第2図(ロ)に示すよう
に、循環管路9bを閉じるとともに供給管路9aと供給
管7とを全開にして供給管路9aに供給管7を連通させ
る。
そして、短シリンダ21bのみを伸ばすと、第2図(ハ)
のように、予め定められた状態に循環管路9bを大きく
開くととともに供給管7を小さく開いて供給管路9aに
それぞれ連通させ、長シリンダ21aのみを伸ばすと、
予め定められた状態に循環管路9bを小さく開くととも
に供給管7を全開状態に近い半開状態にして(図示略)
供給管路9aにそれぞれ連通させる。
上記制御装置は、第3図のように、予め入力された所望
量Wから、三方弁8により供給管7を全開状態から半開
状態へ、次に半開状態から全開状態に切り換えるため
に、上記電磁弁を作動すべき計量値(それぞれ(W−Δ
W),(W−ω)とする)を計算し、計量槽1の計量値
がその値になったときに電磁弁の作動信号を発するよう
になっている。ここにおいて、上記ΔWは、小計量の時
間を規定するもので、大計量時における材料の落下の加
速度による影響が小計量の終了時に残らないような最小
の値が選ばれる。また、上記ωは電磁弁の作動信号が発
せられてから三方弁8によって供給管7が実際に閉止す
るまでに計量槽1に流入する量を想定した補正値で、計
算からあるいは実験から求められる。
次に、このように構成された計量装置の作用を説明す
る。
計量開始において複合シリンダ21の2本のシリンダ2
1a,21bは伸ばされて供給管7は全開になり大計量
状態になる(第2図(ロ)、第3図A)。計量値が(W−
ΔW)になると、制御装置より長シリンダ21aを縮め
るための電磁弁作動信号が発され、供給管7は半開状態
となって小計量段階にはいる(第2図(ハ)、第3図
B)。さらに、計量値が(W−ω)になると制御装置よ
り短シリンダ21bを縮めるための電磁弁作動信号が発
され、供給管7は閉止状態になって計量が終わる(第2
図(イ)、第3図C)。
このような計量いおいては、計量の終段に計量槽1への
アスファルト移送量が低下しており、その落下加速度
や、計量槽1内の液面変動による計量誤差が少なく、計
量終了の正確なタイミングを得ることができる。また、
例えば三方弁8の潤滑やアスファルトの粘性の影響など
で、想定したものより弁の作動に時間がかかる、あるい
は同じ時間に流れる量が変わるなどして、補正値ωと実
際の流入量との間に誤差が生じても、流入自体が小さく
なっているので、誤差の絶対値も小さい。
また、1本のエアシリンダのピストンを途中で位置制御
しているのではなく、個々に作動するシリンダを2本設
けているので、小計量のときの三方弁8の開度は常に一
定となり、開度のばらつきによる誤差がない。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案は、アスファルト等の流体
を貯蔵する貯蔵装置の供給管路と循環管路に、上記貯蔵
装置から供給管路を通じて供給される流体を計量槽に入
れる供給管が、開閉駆動装置によって開閉されられる三
方弁を介して連結されたアスファルト等の計量装置にお
いて、上記三方弁は、T字路を形成した外筒内に、第1
の回動位置において供給管を閉じるとともに供給管路と
循環管路とを全開にして供給管路に循環管路を連通し、
また第2の回動位置において循環管路を閉じるとともに
供給管路と供給管とを全開にして供給管路に供給管を連
通し、更に予め定められた第3の回動位置において循環
管路と供給管とをそれぞれ半開にして供給管路にそれぞ
れ連通する弁体を回動自在に嵌装して成り、また、上記
開閉駆動装置は、一方向と他方向にそれぞれ個々に作動
する複数のシリンダを直列に連結され、その複数のシリ
ンダの一方向と他方向の個々の作動によって上記三方弁
の弁体を上記第1、第2、第3の回動位置に択一的に回
動させる複合シリンダとされた構成とされているので、
複合シリンダを構成する複数のシリンダの単純なオンオ
フ制御によって、計量の終段に循環管路と供給管とを予
め定められた半開状態に的確にして、計量精度を高める
ことができる。
その上、供給管を半開状態にした場合においては循環管
路も半開となっていて供給管路が絞られることがないの
で、供給管路に設けられたアスファルトの移送ポンプに
大きな負担がかかることがなく、計量を円滑に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案をアスファルト計量装置に応用した実施
例を示す図、第2図はその要部の断面図、第3図は上記
例の計量方法を示す図、第4図は従来のアスファルト計
量装置を用いたアスファルトプラントを示す図である。 1……計量槽 7……供給管 8……三方弁 9a……供給管路 9b…循環管路 11……アスファルトタンク(貯蔵装置) 17……T字路 18……外筒 19……弁体 21……複合シリンダ(開閉駆動装置) 21a……エアシリンダ 21b……エアシリンダ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−216021(JP,A) 特開 昭59−212722(JP,A) 特開 昭53−121662(JP,A) 実開 昭56−62544(JP,U) 実開 昭58−127327(JP,U) 実開 昭62−37725(JP,U) 実開 昭61−24116(JP,U) 実開 昭61−76322(JP,U) 特公 昭52−19816(JP,B2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アスファルト等の流体を貯蔵する貯蔵装置
    (11)の供給管路(9a)と循環管路(9b)に、上記貯蔵装置(1
    1)から供給管路(9a)を通じて供給される流体を計量槽
    (1)に入れる供給管(7)が、開閉駆動装置によって開閉さ
    れられる三方弁(8)を介して連結されたアスファルト等
    の計量装置において、上記三方弁(8)は、T字路(17)を
    形成した外筒(18)内に、第1の回動位置において供給管
    (7)を閉じるとともに供給管路(9a)と循環管路(9b)とを
    全開にして供給管路(9a)に循環管路(9b)を連通し、また
    第2の回動位置において循環管路(9b)を閉じるとともに
    供給管路(9a)と供給管(7)とを全開にして供給管路(9a)
    に供給管(7)を連通し、更に予め定められた第3の回動
    位置において循環管路(9b)と供給管(7)とをそれぞれ半
    開にして供給管路(9a)にそれぞれ連通する弁体(19)を回
    動自在に嵌装して成り、また、上記開閉駆動装置は、一
    方向と他方向にそれぞれ個々に作動する複数のシリンダ
    (21a,21b)が直列に連結され、その複数のシリンダ(21a,
    21b)の一方向と他方向の個々の作動によって上記三方弁
    (8)の弁体(19)を上記第1、第2、第3の回動位置に択
    一的に回動させる複合シリンダ(21)とされたことを特徴
    とするアスファルト等の計量装置。
JP1986049983U 1986-04-03 1986-04-03 アスフアルト等の計量装置 Expired - Lifetime JPH064282Y2 (ja)

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JPS62162631U JPS62162631U (ja) 1987-10-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020188976A1 (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 東レエンジニアリング株式会社 計量機構

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