JPH11347393A - 二液混合方法 - Google Patents

二液混合方法

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JPH11347393A
JPH11347393A JP19229298A JP19229298A JPH11347393A JP H11347393 A JPH11347393 A JP H11347393A JP 19229298 A JP19229298 A JP 19229298A JP 19229298 A JP19229298 A JP 19229298A JP H11347393 A JPH11347393 A JP H11347393A
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JP
Japan
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supply amount
liquid
cycle
supply
liquids
Prior art date
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Pending
Application number
JP19229298A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinsuke Toki
進佑 土岐
Masumi Hara
益己 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Sunac Corp
Original Assignee
Asahi Sunac Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】２つの液を交互に供給して混合を行う二液混合
方法において、混合比の両者の差が小さくなった場合の
混合精度を向上させる。 【構成】混合比の両者の差が小さくなった場合に、最大
の混合比の時の１サイクルの供給量を複数回に分割して
投入するようにした、２つの液を交互に供給して混合を
行う二液混合方法

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、主液と硬化液からなる
二液塗装方法に用いられるように２液を一定の比率で混
合する二液混合方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】２液を混合するために目的の混合比とな
るようにそれぞれの供給量を、交互にプレミキサに供給
して、それぞれの液体が目的の混合割合でミキサに供給
されるように平行流にしてミキサに供給し混合するよう
にした二液混合方法では、それぞれの液体の供給量が正
確に測定されてプレミキサに供給される必要があるた
め、１サイクルのそれぞれの供給量が測定精度を確保で
きる供給量に定められて行われていた。また、液体を変
更する際にプレミキサおよびミキサの中に残留する無駄
になる液体を少なくするため、プレミキサおよびミキサ
の容量は、最小になるよう決められていた。
【０００３】したがって、このような二液混合方法を用
いた装置では、Ａ液：Ｂ液の混合比をａ：ｂからａ：ｃ
（ｂ＜ｃ）まで可変にするためには、１サイクルのＡ液
とＢ液の供給量の合計を一定にして、ａ：ｂの時のＡ液
の１サイクルの供給量をＸとすると、ａ：ｃの時にはＸ
×（ａ＋ｂ）／（ａ＋ｃ）で求められる供給量を供給し
て二液混合が行われていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような二
液混合方法では、混合比の両者の差が小さくなった場合
に、特に、分配管から供給されるＡ液の粘度がＢ液に比
較して小さいと分配管の表面に沿ってＡ液がリークし易
くなり、混合比の１サイクル内における変動が大きくな
るという課題があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るための手段として、混合比の両者の差が小さくなった
場合、予め確認されている供給量の測定精度が満足され
る１サイクルの最小供給量をしたまわらない範囲で供給
量を分けて投入することによって、混合比の両者の差が
小さくなった場合の混合比の１サイクル内における変動
を小さくする。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【０００７】図１は二液混合方法のブロック図を示す。
図１において、１はそれぞれの液体を供給するためのポ
ンプ、２は流量計からの信号に基づき制御バルブの開閉
を制御する制御装置、３はそれぞれの液体の供給をオン
・オフするための制御バルブ、４はぞれぞれの液体の供
給量を計測する流量計、５はプレミキサ、６はミキサで
ある。
【０００８】設定された混合比率に基づき、それぞれの
液体の１サイクルの供給量が制御装置２に設定される。
次いで、一方の液体の制御バルブ３がオンとなって開か
れ、液体がプレミキサに供給される。流量計４からの計
測信号によって制御装置２に設定された供給量に達する
と制御バルブ３がオフとなって、供給がストップすると
同時に、もう一方の制御バルブ３がオンとなって開か
れ、液体がプレミキサに供給される。同様にもう一方の
液体の供給量が、流量計４の計測信号によって制御装置
２に設定された供給量に達すると制御バルブ３がオフと
なって、供給がストップし、１サイクルが完了する。そ
の後、以上のサイクルが繰り返される。
【０００９】図２は、１：１０から１：１まで混合比を
変更できる場合の、従来の二液混合方法と本発明の二液
混合方法の、混合比が変更された場合の１サイクルの供
給量を示す。
【００１０】混合比１：１０から１：１に変更した場
合、１サイクルのＡ液とＢ液の供給量の合計を１／２に
して、２サイクルで１：１０の場合と同じ供給量になる
ように供給する。このような方法によって、混合比の両
者の差が小さくなった場合でも、分配管の表面に沿って
Ａ液がリークしにくくなり、混合比の１サイクル内の変
動を小さく押さえることができるようになって混合精度
が向上する。
【００１１】また、混合比が１：１になった場合のＡ液
の供給量は、１：１０のときの供給量をしたまわらない
範囲で設定してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】二液混合方法のブロック図
【図２】混合比を変更した場合の１サイクルの供給量の
比較
【符号の説明】
１：ポンプ、２：制御装置、３：制御バルブ、４：流量
計、５：プレミキサ、６：ミキサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 目的の混合比となるようなそれぞれの供
    給量を、大径流路の混合室とその中央に位置する側面に
    均等に配置された孔を持つ分配管で構成された２室式混
    合器（プレミキサ）に交互に供給して、それぞれの液体
    が目的の混合割合でミキサに供給されるような平行流に
    してミキサに供給し混合するようにした二液混合方法に
    おいて、混合比の両者の差が小さくなった場合に、それ
    ぞれの液体のプレミキサへの１サイクルの合計供給量を
    少なくして、複数回に分けて投入することを特徴とする
    二液混合方法。
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