JPH0642800U - シリンジ注入装置 - Google Patents

シリンジ注入装置

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JPH0642800U
JPH0642800U JP8554792U JP8554792U JPH0642800U JP H0642800 U JPH0642800 U JP H0642800U JP 8554792 U JP8554792 U JP 8554792U JP 8554792 U JP8554792 U JP 8554792U JP H0642800 U JPH0642800 U JP H0642800U
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JP
Japan
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syringe
injected
tube
pressure vessel
injection
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JP8554792U
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English (en)
Inventor
崇嗣 松留
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、シリンジ内に空気に混入を防止、短
時間かつ簡単に、被注入物のシリンジへの詰め替えが行
なわれ得るようにした、シリンジ注入装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】外部に対して気密に保持された圧力容器11
と、該圧力容器に接続された圧縮空気源と、該圧力容器
の外部と内部を連通せしめる注入部12と、該注入部の
内端に液密的に取り付けられる被注入物を収容したチュ
ーブ13と、該注入部の外端に液密的に取り付けられ得
るシリンジ14とを含んでおり、さらに該注入部が、外
端から内端に向かって逆流しないように逆止弁12cを
備えていて、該圧縮空気源から圧力容器内に圧縮空気を
導入することにより、該チューブ内の被注入物が、該圧
力容器内の気圧に基づいて、該チューブから押し出され
て、上記注入部を介して、シリンジ内に注入され得るよ
うに、シリンジ注入装置10を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、チューブ内に収容された被注入物を、シリンジ内に充填するための 、シリンジ注入装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、チューブ内に収容された被注入物、例えば接着剤,クリームハンダ等を 、使用目的に応じて、シリンジ内に詰め替える場合、大気圧の下で、専用の装置 や手作業によって、該シリンジ内に被注入物を充填するようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような詰め替え方法によれば、詰め替えの際に、シリンジ 内に空気が混入することがあり、シリンジ全体を脱泡器にセットすることにより 、該シリンジ内の気泡を除去するようにしている。このため、脱泡作業が必要で あることから、詰め替え作業に時間がかかり、簡単に詰め替えを行なうことがで きないという問題があった。
【0004】 本考案は、以上の点に鑑み、シリンジ内に空気の混入を防止し、短時間かつ簡 単に、被注入物のシリンジへの詰め替えが行なわれ得るようにした、シリンジ注 入装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、本考案によれば、外部に対して気密に保持された圧力容器と、該 圧力容器に接続された圧縮空気源と、該圧力容器の外部と内部を連通せしめる注 入部と、該注入部の内端に液密的に取り付けられる被注入物を収容したチューブ と、該注入部の外端に液密的に取り付けられ得るシリンジとを含んでおり、さら に該注入部が、外端から内端に向かって逆流しないように逆止弁を備えていて、 該圧縮空気源から圧力容器内に圧縮空気を導入することにより、該チューブ内の 被注入物が、該圧力容器内の気圧に基づいて、該チューブから押し出されて、上 記注入部を介して、シリンジ内に注入され得ることを特徴とする、シリンジ注入 装置により、達成される。
【0006】 さらに、本考案のシリンジ注入装置によれば、被注入物内に空気の混入を一層 良好に防止するように、上記シリンジ内に周縁に僅かな隙間を設けて重りを介在 させると好ましい。
【0007】
【作用】
上記構成によれば、被注入物を収容したチューブの開口部と、被注入物が注入 されるべきシリンジの開口部とが、圧力容器の注入部を介して、互いに液密的に 接続されることになり、該チューブ内の被注入物は、圧力容器内に導入される圧 縮空気の圧力に基づいて、該チューブから押し出されて、上記注入部を介して、 シリンジ内に充填され得ることになる。
【0008】 その際、外気に触れることが全くないことから、シリンジ内に空気が混入する おそれが完全に排除され得るので、シリンジへの被注入物の充填後に、該シリン ジの脱泡処理を行なう必要がなく、簡単にシリンジへの詰め替えが行なわれ得る 。
【0009】 また、一つのシリンジへの充填が完了して、該シリンジを外す際、注入部に逆 止弁が備えられていることから、チューブ内の空気の混入を防止しながら、シリ ンジの交換が行なわれ得ることになり、複数個のシリンジに対して連続的に被注 入物の充填を行なう場合に、充填作業が短時間かつ簡単におこなれ得ることにな る。
【0010】 さらにまた、本装置のシリンジ内に周縁に僅かな隙間を設けて重りを装入させ ることにより、圧力容器内に導入される圧力に基づいて、被注入物がシリンジ内 の重りに抗して、重りを持ち上げながら充填され得ることから、シリンジ内の空 気が取り出されると共に、被注入物内の気泡も取り除かれながら充填され得るこ とになる。
【0011】
【実施例】
以下、図面に示した実施例に基づいて、本考案を詳細に説明する。 図1は、本考案によるシリンジ注入装置の一実施例を示しており、シリンジ注 入装置10は、外部に対して気密に保持された圧力容器11と、該圧力容器11 の外部と内部を連通せしめるように、該圧力容器11の上部に備えられた注入部 12とを含んでいる。
【0012】 該圧力容器11は、本体11aと、該本体11aに対して着脱可能に気密的に 取り付けられる上部11bとから構成されており、その上部11bの上面に、図 示しない圧力空気源に接続される導入口11cを備えている。図中15は圧力調 整摘み付の圧力計、16は圧力容器11内の空気を抜く調整レバー、17は背面 の回動軸を中心に回動し、本体11aと上部11bとを気密的に緊締する締付具 である。
【0013】 上記注入部12は、圧力容器11の上部11bに取り付けられ且つ被注入物を 充填すべきシリンジ14の開口14aを螺合等によりに液密的に嵌合し得るシリ ンジホルダー12aと、該シリンジホルダー12aの下端に螺合され且つ被注入 物を収容したチューブ13の口金13aに液密的に装着し得るチューブホルダー 12bと、該チューブホルダー12bの下端から内部に嵌挿された玉入りオイル カップ12cと、該玉入りオイルカップ12cを下方から支持するように、該チ ューブホルダー12b内に螺合されたストッパ12dとから構成されている。
【0014】 ここで、上記シリンジホルダー12a,チューブホルダー12b,ストッパ1 2dは、それぞれ中空に形成されていることにより、内端から外端に通じる通路 12eを画成しており、該通路12eは、上記玉入りオイルカップ12cによっ て、外端から内端への方向の逆流が防止され得るようになっている。即ち、該玉 入りオイルカップ12cは、逆止弁として機能するように構成されている。
【0015】 図2は、図1の要部拡大図で、(a)は断面図、(b)は分解斜視図を示して おり、シリンジ14は昇降台18に取り付けられる保持具19に保持されるよう に構成されており、シリンジ14の上端には左右に張出鍔14b,14bが設け られ、保持具19の係止爪19a,19aに握持され、図の状態から90°回転 したところで、シリンジ14が保持具19から外れるようになっている。
【0016】 図中20は、シリンジ14内にその周縁に僅かな隙間aを残して、下端にガイ ドカップ21を介して装入される重りであり、下端のガイドカップ21の上方に 位置して膨出部20aが形成され、重り20が上昇して保持具19に当接係止す るストッパの作用をしている。19bは重り20を挿通させる保持具19の中央 に形成した貫通孔であり、21aは樹脂性のシーリングである。
【0017】 本考案によるシリンジ注入装置10は、以上のように構成されており、シリン ジ14への被注入物の充填を行なう場合には、先づ圧力容器11の上部11bを 外して、該上部11bに取り付けられた注入部12のチューブホルダー12bに 対して、被注入物を収容したチューブ13の口金13aを液密的に装着し、該上 部11bを圧力容器11の本体11aに対して、締付具17により気密的に取り 付ける。
【0018】 次に、該シリンジ14内にガイドカップ21と重り20を装入して、重り20 の上端を保持具19の貫通孔19bに挿入し、シリンジ14を90°回転するこ とによりシリンジ14の上端に設けた張出鍔14b,14bを保持具19の係止 爪19a,19aに握持させ、圧力容器11の上部11bの上方に突出している 注入部12のシリンジホルダー12aに対して、シリンジ14の開口部14aを 螺合して液密的に装着する。
【0019】 この状態から、圧縮空気源を接続した該上部11bの導入口11cに、該圧縮 空気源から、導入口11cを介して、圧力容器11の内部空間内に圧縮空気を導 入すると、該圧力容器11内の空気圧が高くなり、この空気圧によって、チュー ブ13内の被注入物が、該チューブ13から押し出されることになる。
【0020】 ここで、該チューブ13から押し出された被注入物は、該チューブ13の口金 13a及びチューブホルダー12bの接続部分から、該注入部12内の通路12 eを進んで、シリンジホルダー12aに達し、そこからシリンジ14の開口を介 して、該シリンジ14内に進入することになり、シリンジ14内の重り20に抗 して、重り20を持ち上げながら、シリンジ14内に被注入物が充填されること になり、シリンジ14内の空気の混入を防止すると共に、シリンジ14内に充填 される被注入物内の気泡をも取り除くことになる。
【0021】 該重り20が上昇し、膨出部20aが保持具19に当接して(図2二点鎖線で 示す)シリンジ14が被注入物で一杯になったら、圧縮空気源からの圧縮空気の 導入を中断し、該圧力容器11内の圧縮空気を調整レバー16により抜いた後、 シリンジ14を図の位置から90°回転して膨出鍔14b,14bを保持具19 の係止爪19a,19aから外すと共にシリンジホルダー12aから外すことに より、シリンジ14内へ被注入物の充填作業が完了することになる。
【0022】 このとき、チューブ13は、もとの形状に戻ろうとして、通路12e及びシリ ンジホルダー12aの開口部分から、外部の空気を吸い込もうとするが、このと き玉入りオイルカップ12cが、図にて下方に移動することにより、通路12e を閉塞するので、該チューブ13内に空気が進入するようなことはないので、続 いてシリンジへの充填を行なう場合に、チューブ13の空気抜きをする必要がな く、即座に再充填を行なうことが可能となる。
【0023】 その後、注入部12の開口部12cに対して、上記動作と逆操作して新たなシ リンジ14を装着し、再び圧力容器11内に圧縮空気を導入することにより、該 チューブ13内の被注入物が押し出され、これによって玉入りオイルカップ12 cが上方に押し戻されることになり、通路12eが開放される。かくして、シリ ンジ14への被注入物の充填が再開され得ることになり、以上の作業を繰り返し 行なうことにより、順次に複数本のシリンジ14に対して、被注入物の充填が行 なわれることとなる。
【0024】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、シリンジ内に空気の混入を防止し、短時 間かつ簡単に、被注入物のシリンジへの詰め替えが行なわれ得るようにした、シ リンジ注入装置が提供され得ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるシリンジ注入装置の一実施例の概
略断面図である。
【図2】図1の要部の拡大図を示し、。は断面図、「は
分解斜視図である。
【符号の説明】
10 シリンジ注入装置 11 圧力容器 11a 本体 11b 上部 11c 導入口 12 注入部 12a シリンジホルダー 12b チューブホルダー 12c 玉入りオイルカップ 12d ストッパ 12e 通路 13 チューブ 14 シリンジ 14a 開口部 14b,14b 張出鍔 15 圧力計 16 調整レバー 17 締付具 18 昇降台 19 保持具 19a,19a 係止爪 20 重り a 隙間 20a 膨出部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部に対して気密に保持された圧力容器
    と、該圧力容器に接続された圧縮空気源と、該圧力容器
    の外部と内部を連通せしめる注入部と、該注入部の内端
    に液密的に取り付けられる被注入物を収容したチューブ
    と、該注入部の外端に液密的に取り付けられ得るシリン
    ジとを含んでおり、さらに該注入部が、外端から内端に
    向かって逆流しないように逆止弁を備えていて、該圧縮
    空気源から圧力容器内に圧縮空気を導入することによ
    り、該チューブ内の被注入物が、該圧力容器内の気圧に
    基づいて、該チューブから押し出されて、上記注入部を
    介して、シリンジ内に注入され得ることを特徴とする、
    シリンジ注入装置。
  2. 【請求項2】 上記シリンジ内に周縁に僅かな隙間を設
    けて重りを装入し、被注入物内に空気の混入を防止する
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載のシリンジ注
    入装置。
JP8554792U 1992-11-18 1992-11-18 シリンジ注入装置 Pending JPH0642800U (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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