JPH0642689Y2 - 天井設置型消火栓装置 - Google Patents
天井設置型消火栓装置Info
- Publication number
- JPH0642689Y2 JPH0642689Y2 JP11777090U JP11777090U JPH0642689Y2 JP H0642689 Y2 JPH0642689 Y2 JP H0642689Y2 JP 11777090 U JP11777090 U JP 11777090U JP 11777090 U JP11777090 U JP 11777090U JP H0642689 Y2 JPH0642689 Y2 JP H0642689Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fire hydrant
- hose
- nozzle
- door
- opened
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主に床面積の広いスーパーマーケットやデパ
ート等の建築物の天井の略中央位置に設置され、消火活
動に利用される天井設置型消火栓装置に関する。
ート等の建築物の天井の略中央位置に設置され、消火活
動に利用される天井設置型消火栓装置に関する。
(従来の技術) 一般に、スーパーマーケット等に設置される消火栓装置
には、保形性のホースを消火栓箱内に配設したホースリ
ールに巻き回したホースリール型のものや布製のホース
を消火栓箱内に配設した櫛状のホース掛けに蛇行状に懸
架した櫛掛け型のものが広く利用されている(例えば実
公昭60−10595号公報及び実開平1−65054号公報)。
には、保形性のホースを消火栓箱内に配設したホースリ
ールに巻き回したホースリール型のものや布製のホース
を消火栓箱内に配設した櫛状のホース掛けに蛇行状に懸
架した櫛掛け型のものが広く利用されている(例えば実
公昭60−10595号公報及び実開平1−65054号公報)。
(考案が解決しようとする課題) ところで、従前の各消火栓装置は、何れも建築物の壁面
に設置されている為にホースを引き出せる区域が最大で
も180度の範囲に限られていた。その為、従来の消火栓
装置は、消火活動を行える区域が大幅に制限され、床面
積の広い建築物では一台の消火栓装置だけで室内全域を
カバーすることができず、壁面の数個所に消火栓装置を
設置しなければならなかった。その結果、消火栓装置の
据え付けに極めて手間が掛るうえ、設備費の大幅な高騰
を招くと云う問題が発生した。
に設置されている為にホースを引き出せる区域が最大で
も180度の範囲に限られていた。その為、従来の消火栓
装置は、消火活動を行える区域が大幅に制限され、床面
積の広い建築物では一台の消火栓装置だけで室内全域を
カバーすることができず、壁面の数個所に消火栓装置を
設置しなければならなかった。その結果、消火栓装置の
据え付けに極めて手間が掛るうえ、設備費の大幅な高騰
を招くと云う問題が発生した。
本考案は、上記の問題点を解消する為に創案されたもの
であり、その目的はホースを360度何れの方向へも引き
出せると共に、設備費の低減を図れる天井設置型消火栓
装置を提供するにある。
であり、その目的はホースを360度何れの方向へも引き
出せると共に、設備費の低減を図れる天井設置型消火栓
装置を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成する為に、本考案の天井設置型消火栓装
置は、天井の略中央位置に設置され、下面に夫々独立し
て開閉可能な大扉及び小扉を備えた消火栓箱と、消火栓
箱内に配設され、大扉の開放に伴って開弁する消火栓弁
と、消火栓箱内に収納されると共に基端部が消火栓弁に
接続され、大扉の開放時に消火栓箱外へ取り出されるホ
ースと、ホースの先端部に連結され、小扉の開放に伴っ
て消火栓箱内からホースと共に降下するノズルと、消火
栓箱内に設けられ、ノズルの降下量を規制するストッパ
ーと、消火栓箱内に配設され、垂下状態のノズルを引っ
張ったときに大扉を開放する開放操作機構とを具備して
成るものである。
置は、天井の略中央位置に設置され、下面に夫々独立し
て開閉可能な大扉及び小扉を備えた消火栓箱と、消火栓
箱内に配設され、大扉の開放に伴って開弁する消火栓弁
と、消火栓箱内に収納されると共に基端部が消火栓弁に
接続され、大扉の開放時に消火栓箱外へ取り出されるホ
ースと、ホースの先端部に連結され、小扉の開放に伴っ
て消火栓箱内からホースと共に降下するノズルと、消火
栓箱内に設けられ、ノズルの降下量を規制するストッパ
ーと、消火栓箱内に配設され、垂下状態のノズルを引っ
張ったときに大扉を開放する開放操作機構とを具備して
成るものである。
(作用) 火災発生時に、小扉が自動若しくは手動によって開放さ
れると、消火栓箱内からノズルがホースと共に所定距離
だけ降下して来る。その為、消火栓装置を天井に設置し
ているにも拘わらず、ホースの取り出しが可能となる。
又、ノズルの降下量をストッパーによって規制している
為、ノズルの降下時にこれが操作者に衝突するのを防止
できる。
れると、消火栓箱内からノズルがホースと共に所定距離
だけ降下して来る。その為、消火栓装置を天井に設置し
ているにも拘わらず、ホースの取り出しが可能となる。
又、ノズルの降下量をストッパーによって規制している
為、ノズルの降下時にこれが操作者に衝突するのを防止
できる。
そして、操作者がノズル及びホースの先端部を持ってこ
れらを引っ張ると、開放操作機構によって大扉が開放さ
れる。
れらを引っ張ると、開放操作機構によって大扉が開放さ
れる。
これに伴って、ホースが消火栓箱内から落下して床面に
取り出されると共に、消火栓弁が開放される。
取り出されると共に、消火栓弁が開放される。
消火栓箱内からホースが取り出されると、操作者はノズ
ル及びホースの先端部を持ってホースを火災位置近傍ま
で引き伸し、放水を行う。
ル及びホースの先端部を持ってホースを火災位置近傍ま
で引き伸し、放水を行う。
この消火栓装置は、建築物の天井の略中央位置に設置さ
れている為、消火栓箱から取り出したホースを360度何
れの方向へも引き出せ、消火活動を行える区域が大幅に
広がる。その結果、床面積の広い建築物でも、消火栓装
置の設置台数が少なくて済み、一台の消火栓装置だけで
も室内全域をカバーすることもできる。
れている為、消火栓箱から取り出したホースを360度何
れの方向へも引き出せ、消火活動を行える区域が大幅に
広がる。その結果、床面積の広い建築物でも、消火栓装
置の設置台数が少なくて済み、一台の消火栓装置だけで
も室内全域をカバーすることもできる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図乃至第5図は本考案の第1実施例に係る消火栓装
置であって、1は消火栓箱、2は消火栓箱、3は布製の
ホース、4はノズル、5はストッパー、6は開放操作機
構である。
置であって、1は消火栓箱、2は消火栓箱、3は布製の
ホース、4はノズル、5はストッパー、6は開放操作機
構である。
前記消火栓箱1は、上壁及び側壁から成る下面が開放さ
れた箱型の本体7と、本体7の下面に下面開口を開閉す
べく上下回動自在に取り付けられ、夫々独立して開閉す
る大扉8及び小扉9等から構成されて居り、スーパーマ
ーケット等の建築物の天井10の略中央位置に、各扉8,9
が天井面と略同一レベルになるように埋込まれている
(第2図参照)。
れた箱型の本体7と、本体7の下面に下面開口を開閉す
べく上下回動自在に取り付けられ、夫々独立して開閉す
る大扉8及び小扉9等から構成されて居り、スーパーマ
ーケット等の建築物の天井10の略中央位置に、各扉8,9
が天井面と略同一レベルになるように埋込まれている
(第2図参照)。
又、本体7と大扉8との間には大扉8を水平な閉鎖位置
(第2図実線位置)と下方へ若干回動した傾斜位置(第
5図実線位置)とに亘って保持する保持機構11が介設さ
れている。
(第2図実線位置)と下方へ若干回動した傾斜位置(第
5図実線位置)とに亘って保持する保持機構11が介設さ
れている。
具体的には、保持機構11は、本体7側壁に対向状態で固
着され、縦長のガイド溝12及びこれの上部に連続する機
構13を形成したガイド板14と、両端がガイド板14の各溝
12,13に摺動自在に挿通された水平な横杆15と、大扉8
の上面に固着されたフック16と、上端が横杆15に固定さ
れ、下端がフック16に係脱自在に係止された索条17とか
ら構成されている。尚、ガイド溝及び索条17の長さ、横
溝13の位置等は、横杆15を横溝13に位置させたときには
大扉8が閉鎖位置を取り、横杆15をガイド溝12の下部に
位置させたときには大扉8が傾斜位置を取り得るように
夫々設定されている。
着され、縦長のガイド溝12及びこれの上部に連続する機
構13を形成したガイド板14と、両端がガイド板14の各溝
12,13に摺動自在に挿通された水平な横杆15と、大扉8
の上面に固着されたフック16と、上端が横杆15に固定さ
れ、下端がフック16に係脱自在に係止された索条17とか
ら構成されている。尚、ガイド溝及び索条17の長さ、横
溝13の位置等は、横杆15を横溝13に位置させたときには
大扉8が閉鎖位置を取り、横杆15をガイド溝12の下部に
位置させたときには大扉8が傾斜位置を取り得るように
夫々設定されている。
従って、横杆15を横溝13内に進入させると、大扉8は下
方向への回動が阻止されて閉鎖位置に保持され、横杆15
を横溝13内からガイド溝12内に進入させると、大扉8は
下方向へ回動し、横杆15がガイド溝12の下方位置へ移動
したときに回動が阻止されて傾斜位置に保持されること
になる。
方向への回動が阻止されて閉鎖位置に保持され、横杆15
を横溝13内からガイド溝12内に進入させると、大扉8は
下方向へ回動し、横杆15がガイド溝12の下方位置へ移動
したときに回動が阻止されて傾斜位置に保持されること
になる。
更に、小扉9にはこれを閉鎖位置(第2図実線位置)に
保持する電磁ソレノイド18が配設されている。
保持する電磁ソレノイド18が配設されている。
具体的には、電磁ソレノイド18は、常時突出して本体7
側壁の係止穴に挿通係止されるロッド19を備えて居り、
火災報知器の押しボタン若しくは専用の押しボタン押す
と、ロッド19が後退して本体7の係止穴から抜けるよう
に為されている。
側壁の係止穴に挿通係止されるロッド19を備えて居り、
火災報知器の押しボタン若しくは専用の押しボタン押す
と、ロッド19が後退して本体7の係止穴から抜けるよう
に為されている。
従って、ロッド19が係止穴に挿通されると、小扉9は閉
鎖位置に保持され、ロッド19が係止穴から抜けると、小
扉9はロック状態が解除され、自重によって下方へ回動
し、開放位置(第5図実線位置)になる。
鎖位置に保持され、ロッド19が係止穴から抜けると、小
扉9はロック状態が解除され、自重によって下方へ回動
し、開放位置(第5図実線位置)になる。
前記消火栓弁2は、消火栓箱1内に配設され、大扉8の
開放に伴って開弁するように為されている。
開放に伴って開弁するように為されている。
具体的には、消火栓弁2は、消火栓箱1の側壁に取り付
けられ、吸入口側が配管等を介して高圧水源に接続され
た弁箱20と、弁箱20内に形成した弁座21と、弁座21に当
離座する弁体22と、弁体22に連結され、弁箱20の外方へ
摺動自在に突出せしめた弁棒23等から構成されている。
けられ、吸入口側が配管等を介して高圧水源に接続され
た弁箱20と、弁箱20内に形成した弁座21と、弁座21に当
離座する弁体22と、弁体22に連結され、弁箱20の外方へ
摺動自在に突出せしめた弁棒23等から構成されている。
又、大扉8の上面には弁棒押え24が立設されて居り、こ
の弁棒押え24は、大扉8を閉鎖位置にしたときには弁棒
23の先端に当接してこれを内方へ押圧し、弁体22を弁座
21に当座せしめ、大扉8を傾斜位置にしたときには弁棒
23との係合が解けるように為されている。
の弁棒押え24は、大扉8を閉鎖位置にしたときには弁棒
23の先端に当接してこれを内方へ押圧し、弁体22を弁座
21に当座せしめ、大扉8を傾斜位置にしたときには弁棒
23との係合が解けるように為されている。
従って、消火栓弁2は、大扉8が閉鎖位置のときには閉
弁状態となり、大扉8が傾斜位置になったときには弁棒
押え24と弁棒23との係合が解け。弁体22が水圧によって
開弁方向へ押圧されて開弁状態となる。
弁状態となり、大扉8が傾斜位置になったときには弁棒
押え24と弁棒23との係合が解け。弁体22が水圧によって
開弁方向へ押圧されて開弁状態となる。
前記布製のホース3は、消火栓箱1内に大扉8の開放時
に消火栓箱1外へ取り出されるように収納されている。
に消火栓箱1外へ取り出されるように収納されている。
具体的には、ホース3は、大扉8の上面に固定したホー
ス収納体25内に、蛇行状に折り畳んだ状態で収納保持さ
れて居り、その基端部が消火栓弁2に接続されている。
ス収納体25内に、蛇行状に折り畳んだ状態で収納保持さ
れて居り、その基端部が消火栓弁2に接続されている。
尚、ホース収納体25は、上面が開放された略箱型を呈
し、大扉8先端側の一側壁26が開閉可能になっていると
共に閉鎖位置でロックできるように構成されて居り、大
扉8を閉鎖位置にしたときには側壁26を開放状態にして
いる。
し、大扉8先端側の一側壁26が開閉可能になっていると
共に閉鎖位置でロックできるように構成されて居り、大
扉8を閉鎖位置にしたときには側壁26を開放状態にして
いる。
而して、大扉8が閉鎖位置から傾斜位置に回動すると、
ホース3はホース収納体25内を斜め下方向へ滑動し、消
火栓箱1内から落下して床面に取り出されることにな
る。
ホース3はホース収納体25内を斜め下方向へ滑動し、消
火栓箱1内から落下して床面に取り出されることにな
る。
前記ノズル4は、コック27を備え、ホース3の先端部に
連結されて閉鎖位置にある小扉9に載置されて居り、小
扉9の開放時に小扉9の開放によって形成される開口か
らホース5と共に降下するように為されている。
連結されて閉鎖位置にある小扉9に載置されて居り、小
扉9の開放時に小扉9の開放によって形成される開口か
らホース5と共に降下するように為されている。
前記ストッパー5は、消火栓箱1内に設けられ、ノズル
4の降下量を規制するものである。
4の降下量を規制するものである。
具体的には、ストッパー5は、消火栓箱1の本体7上壁
に垂設された水平な固定片28と、固定片28の下面に上下
方向へ回動自在に軸支され、固定片28とでホース3の一
部を挾持し得る可動片29と、固定片28と可動片29との間
に介装され、可動片29を固定片28側へ回動すべく附勢す
るスプリング(図示省略)とから成り、固定片28と可動
片29とでホース3の先端側を挾持保持している。
に垂設された水平な固定片28と、固定片28の下面に上下
方向へ回動自在に軸支され、固定片28とでホース3の一
部を挾持し得る可動片29と、固定片28と可動片29との間
に介装され、可動片29を固定片28側へ回動すべく附勢す
るスプリング(図示省略)とから成り、固定片28と可動
片29とでホース3の先端側を挾持保持している。
尚、スプリングの附勢力は、ノズル4が自重によって落
下したときには可動片29が下方へ回動せず、操作者がホ
ース3を適宜の力で下方へ引っ張ったときには可動片29
が下方へ回動するように設定されている。又、固定片28
と可動片29は、ノズル4が落下して垂下状態になったと
きにノズル4先端が人の頭よりも若干上方位置になるよ
うにホース3の先端から一定距離の部位を保持してい
る。
下したときには可動片29が下方へ回動せず、操作者がホ
ース3を適宜の力で下方へ引っ張ったときには可動片29
が下方へ回動するように設定されている。又、固定片28
と可動片29は、ノズル4が落下して垂下状態になったと
きにノズル4先端が人の頭よりも若干上方位置になるよ
うにホース3の先端から一定距離の部位を保持してい
る。
而して、小扉9が開放されると、ノズル4は自重によっ
て小扉9上から落下してホース3と共に降下し、所定距
離だけ降下したときにストッパー5によってその降下が
規制されて垂下状態になる。この状態から操作者がノズ
ル4及びホース3を下方へ引っ張ると、可動片29が回動
してホース3が固定片28と可動片29との間から抜け落ち
ることになる。
て小扉9上から落下してホース3と共に降下し、所定距
離だけ降下したときにストッパー5によってその降下が
規制されて垂下状態になる。この状態から操作者がノズ
ル4及びホース3を下方へ引っ張ると、可動片29が回動
してホース3が固定片28と可動片29との間から抜け落ち
ることになる。
前記開放操作機構6は、消火栓箱1内に配設され、垂下
状態のノズル4及びホース3を下方へ引っ張ったときに
大扉8を開放するものである。
状態のノズル4及びホース3を下方へ引っ張ったときに
大扉8を開放するものである。
具体的には、開放操作機構6は、ストッパー5の可動片
29と、可動片29に固着され、可動片29の下方への回動時
にガイド板14の横溝13内に位置する横杆15を押圧してこ
れをガイド溝12内に押し込むカム板30とから成る。
29と、可動片29に固着され、可動片29の下方への回動時
にガイド板14の横溝13内に位置する横杆15を押圧してこ
れをガイド溝12内に押し込むカム板30とから成る。
従って、垂下状態のノズル4及びホース3を引っ張る
と、可動片29が下方へ回動し、カム板30が横杆15に当合
してこれをガイド溝12内へ押し込む。これによって横杆
15がガイド溝12内を下方へ移動し、大扉8が開放される
ことになる。
と、可動片29が下方へ回動し、カム板30が横杆15に当合
してこれをガイド溝12内へ押し込む。これによって横杆
15がガイド溝12内を下方へ移動し、大扉8が開放される
ことになる。
尚、前記消火栓箱1内にはポンプ及びモータ等から成る
加圧送水装置の起動スイッチ(図示省略)が配設されて
居り、小扉9若しくは大扉8の開放に伴って起動スイッ
チが入り、加圧送水装置を起動させるように為されてい
る。
加圧送水装置の起動スイッチ(図示省略)が配設されて
居り、小扉9若しくは大扉8の開放に伴って起動スイッ
チが入り、加圧送水装置を起動させるように為されてい
る。
次に、消火栓装置の作用について説明する。
火災発生時に、操作者が例えばスーパーマーケット等の
レジや壁に配設した火災報知器の押しボタンや専用の押
しボタンを押すと、電磁ソレノイド18によるロックが解
除され、小扉9は自重によって開放される。
レジや壁に配設した火災報知器の押しボタンや専用の押
しボタンを押すと、電磁ソレノイド18によるロックが解
除され、小扉9は自重によって開放される。
これに伴って、ノズル降下用の開口が形成されると共
に、前記開口からノズル4がホース3と共に所定距離だ
け降下して垂下状態になる。その結果、消火栓装置を天
井10に配置しているにも拘わらず、ホース3の取り出し
が可能となる。又、ノズル4がストッパー5によって所
定距離だけしか降下しない為、ノズル4が操作者に衝突
することもない。
に、前記開口からノズル4がホース3と共に所定距離だ
け降下して垂下状態になる。その結果、消火栓装置を天
井10に配置しているにも拘わらず、ホース3の取り出し
が可能となる。又、ノズル4がストッパー5によって所
定距離だけしか降下しない為、ノズル4が操作者に衝突
することもない。
その後、操作者がノズル4及びホース3の先端部を持っ
てこれらを引っ張ると、開放操作機構6によって大扉8
が開放されると共に、ホース3がストッパー5から外れ
る。
てこれらを引っ張ると、開放操作機構6によって大扉8
が開放されると共に、ホース3がストッパー5から外れ
る。
大扉8が開放されると、ホース3がホース収納体25内か
ら落下して床面に取り出されると共に、消火栓弁2が開
放される。尚、大扉8は、開放時には傾斜姿勢となって
いる為、下方へ大きく突出することもなく、消火活動の
邪魔になると云うこともない。然も、ホース3が急激に
落下するのを防止でき、操作者との衝突を回避すること
ができる。
ら落下して床面に取り出されると共に、消火栓弁2が開
放される。尚、大扉8は、開放時には傾斜姿勢となって
いる為、下方へ大きく突出することもなく、消火活動の
邪魔になると云うこともない。然も、ホース3が急激に
落下するのを防止でき、操作者との衝突を回避すること
ができる。
そして、消火栓箱1内からホース3が取り出されると、
操作者はノズル4及びホース3の先端部を持ってホース
3を火災位置近傍まで引き出し、ノズル4のコック27を
開いて放水し、消火を行う。
操作者はノズル4及びホース3の先端部を持ってホース
3を火災位置近傍まで引き出し、ノズル4のコック27を
開いて放水し、消火を行う。
尚、消火栓装置は、天井10の略中央位置に設置されてい
る為、床面に取り出したホース3を360度何れの方向へ
も引き出せ、消火活動を行える区域が大幅に広がる(第
6図参照)。
る為、床面に取り出したホース3を360度何れの方向へ
も引き出せ、消火活動を行える区域が大幅に広がる(第
6図参照)。
一方、使用後にはノズル4のコック27を閉鎖すると共
に、加圧送水装置を停止し、索条17とフック16の係合を
解いて大扉8を全開位置(第5図一点鎖線位置)にす
る。
に、加圧送水装置を停止し、索条17とフック16の係合を
解いて大扉8を全開位置(第5図一点鎖線位置)にす
る。
そして、ホース収納体25の一側壁26を閉鎖し、乾燥せし
めたホース3をホース収納体25内に上下方向へ蛇行状に
折り畳んだ状態で収納する。このホース収納体25を用い
ることによって布製のホース3の収納が容易になる。
めたホース3をホース収納体25内に上下方向へ蛇行状に
折り畳んだ状態で収納する。このホース収納体25を用い
ることによって布製のホース3の収納が容易になる。
ホース3の収納が終了すると、ホース3をストッパー5
に保持させ、ノズル4を消火栓箱1内に収納すると共に
大扉8及び小扉9を閉鎖位置にする。大扉8を閉鎖位置
にしたときにはホース収納体25の一側壁26を開放してお
く。
に保持させ、ノズル4を消火栓箱1内に収納すると共に
大扉8及び小扉9を閉鎖位置にする。大扉8を閉鎖位置
にしたときにはホース収納体25の一側壁26を開放してお
く。
第7図乃至第10図は本考案の第2実施例に係る消火栓装
置であって、これはホース収納体25に替えて消火栓箱1
内にホース掛け31を配設し、ホース掛け31にホース3を
懸架状に収納したものである。
置であって、これはホース収納体25に替えて消火栓箱1
内にホース掛け31を配設し、ホース掛け31にホース3を
懸架状に収納したものである。
即ち、取付台32及び取付台32に水平位置から鉛直位置へ
回動自在に支持された櫛体33から成るホース掛け31を、
消火栓箱1の本体7上壁に取り付け、その櫛体33をスト
ッパー5の可動片29上面に係合させて水平位置に保持せ
しめ、ストッパー5の可動片29が下方へ回動したときに
可動片29と櫛体33との係合が外れ、櫛体33が水平位置か
ら鉛直位置へ回動するようにしたものである。
回動自在に支持された櫛体33から成るホース掛け31を、
消火栓箱1の本体7上壁に取り付け、その櫛体33をスト
ッパー5の可動片29上面に係合させて水平位置に保持せ
しめ、ストッパー5の可動片29が下方へ回動したときに
可動片29と櫛体33との係合が外れ、櫛体33が水平位置か
ら鉛直位置へ回動するようにしたものである。
而して、操作者が垂下状態のノズル4を引っ張ると、ス
トッパー5の可動片29が回動し、可動片29と櫛体33との
係合が外れ、櫛体33が鉛直位置へ回動することになる。
トッパー5の可動片29が回動し、可動片29と櫛体33との
係合が外れ、櫛体33が鉛直位置へ回動することになる。
その結果、櫛体33に蛇行状に懸架されたホース3は、櫛
体33から抜け落ちて大扉8上面に落下し、大扉8の開放
によって大扉8上を斜め下方へ滑動し、消火栓箱1内か
ら床面上へ落下することになる。
体33から抜け落ちて大扉8上面に落下し、大扉8の開放
によって大扉8上を斜め下方へ滑動し、消火栓箱1内か
ら床面上へ落下することになる。
尚、上記実施例では、消火栓箱1を天井10に埋込み状態
で設置したが、他の実施例では、天井面に取付けるよう
にしても良い。
で設置したが、他の実施例では、天井面に取付けるよう
にしても良い。
上記実施例では、小扉9をソレノイド18を用いて自動的
に開放するようにしたが、他の実施例では、小扉9を手
動操作によって開放するようにしても良い。例えば、第
11図に示す如く、大扉8に支持片35、ロックピン36及び
圧縮スプリング37から成るロック機構34を設けてこれに
よって小扉9を閉鎖位置に保持せしめると共に、ロック
ピン36に操作紐38を連結してこれをガイドローラ39を介
して大扉8から垂下せしめ、操作者が操作紐38を引く
と、ロックピン36が後退してロック状態が解除され、小
扉9が開放されるようにしても良い。又、小扉9が閉鎖
位置のときにこれを本体7若しくは大扉8に弾性係止さ
せると共に、小扉9に操作紐を垂下し、操作紐を手動で
引っ張ることによって小扉9が開放されるようにしても
良い。
に開放するようにしたが、他の実施例では、小扉9を手
動操作によって開放するようにしても良い。例えば、第
11図に示す如く、大扉8に支持片35、ロックピン36及び
圧縮スプリング37から成るロック機構34を設けてこれに
よって小扉9を閉鎖位置に保持せしめると共に、ロック
ピン36に操作紐38を連結してこれをガイドローラ39を介
して大扉8から垂下せしめ、操作者が操作紐38を引く
と、ロックピン36が後退してロック状態が解除され、小
扉9が開放されるようにしても良い。又、小扉9が閉鎖
位置のときにこれを本体7若しくは大扉8に弾性係止さ
せると共に、小扉9に操作紐を垂下し、操作紐を手動で
引っ張ることによって小扉9が開放されるようにしても
良い。
上記実施例では、大扉8に弁棒押え24を立設し、これに
よって消火栓弁2を開放するようにしたが、他の実施例
では、消火栓弁2に電磁弁を使用すると共に、消火栓箱
1内に電磁弁操作用のスイッチを配設し、大扉8が開放
されると、前記スイッチが入って電磁弁が開放されるよ
うにしても良い。
よって消火栓弁2を開放するようにしたが、他の実施例
では、消火栓弁2に電磁弁を使用すると共に、消火栓箱
1内に電磁弁操作用のスイッチを配設し、大扉8が開放
されると、前記スイッチが入って電磁弁が開放されるよ
うにしても良い。
上記実施例では、ストッパー5を、固定片28と可動片29
とスプリングとで構成したが、ストッパー5は上記実施
例のものに限定されるものではなく、小扉9を開放する
と、ノズル4がホース3と共に所定距離だけ降下して来
るものであれば、如何なる構成のものであっても良い。
とスプリングとで構成したが、ストッパー5は上記実施
例のものに限定されるものではなく、小扉9を開放する
と、ノズル4がホース3と共に所定距離だけ降下して来
るものであれば、如何なる構成のものであっても良い。
上記実施例では、操作者が垂下状態になったノズル4を
掴んで引っ張るようにしたが、他の実施例では、ノズル
4にこれが垂下状態になったときにノズル4から垂下し
得る操作紐を連結し、操作紐を引っ張ってノズル4を降
下させるようにしても良い。この場合、ノズル4の降下
量を少なめに設定しておくことができ、ノズル4の降下
時にこれが操作者に衝突するのを確実に防止することが
できる。
掴んで引っ張るようにしたが、他の実施例では、ノズル
4にこれが垂下状態になったときにノズル4から垂下し
得る操作紐を連結し、操作紐を引っ張ってノズル4を降
下させるようにしても良い。この場合、ノズル4の降下
量を少なめに設定しておくことができ、ノズル4の降下
時にこれが操作者に衝突するのを確実に防止することが
できる。
上記実施例では、開放操作機構6を可動片29とカム板30
とで構成したが、開放操作機構6は上記実施例のものに
限定されるものではなく、垂下状態のノズル4を引っ張
ると、大扉8が開放されるものであれば、如何なる構成
のものであっても良い。
とで構成したが、開放操作機構6は上記実施例のものに
限定されるものではなく、垂下状態のノズル4を引っ張
ると、大扉8が開放されるものであれば、如何なる構成
のものであっても良い。
上記実施例では、消火栓箱1内に加圧送水装置の起動ス
イッチを配設し、小扉9若しくは大扉8が開放される
と、起動スイッチが自動的に入るようにしたが、他の実
施例では、起動スイッチを別の場所例えばスーパーマー
ケットではレジ等に配設し、操作者が手動で操作するよ
うにしても良い。又、起動スイッチを火災報知器の押し
ボタンと兼用させ、押しボタンを押すと、加圧送水装置
が起動するようにしても良い。
イッチを配設し、小扉9若しくは大扉8が開放される
と、起動スイッチが自動的に入るようにしたが、他の実
施例では、起動スイッチを別の場所例えばスーパーマー
ケットではレジ等に配設し、操作者が手動で操作するよ
うにしても良い。又、起動スイッチを火災報知器の押し
ボタンと兼用させ、押しボタンを押すと、加圧送水装置
が起動するようにしても良い。
上記実施例では、室内の天井10に消火栓装置を1台だけ
設置するようにしたが、床面積がかなり広い場合には天
井10に数台の消火栓装置を所定の間隔を開けて設置する
ようにしても良い。又、二階以上の天井10にも消火栓装
置を設置するようにしても良い。
設置するようにしたが、床面積がかなり広い場合には天
井10に数台の消火栓装置を所定の間隔を開けて設置する
ようにしても良い。又、二階以上の天井10にも消火栓装
置を設置するようにしても良い。
(考案の効果) 上述の通り、本考案の消火栓装置は、消火栓箱を建築物
の天井の略中央位置に設置すると共に、該消火栓箱内に
ノズル及びホース等を収納し、消火栓箱の扉の開放によ
ってノズル及びホースを室内の中央位置に取り出せる構
成としている為、消火活動時にはホースを360度何れの
方向へも引き出せ、消火活動を伝える区域が大幅に広が
る。その結果、スーパーマーケット等のように床面積の
広い建築物であっても、一台の消火栓装置だけでも室内
全域をカバーすることができ、従来のように建築物の壁
面に設置するものに比較して設置台数が少なくて済み、
据え付け工事が簡単且つ容易になると共に、設備費の大
幅な低減を図れる。
の天井の略中央位置に設置すると共に、該消火栓箱内に
ノズル及びホース等を収納し、消火栓箱の扉の開放によ
ってノズル及びホースを室内の中央位置に取り出せる構
成としている為、消火活動時にはホースを360度何れの
方向へも引き出せ、消火活動を伝える区域が大幅に広が
る。その結果、スーパーマーケット等のように床面積の
広い建築物であっても、一台の消火栓装置だけでも室内
全域をカバーすることができ、従来のように建築物の壁
面に設置するものに比較して設置台数が少なくて済み、
据え付け工事が簡単且つ容易になると共に、設備費の大
幅な低減を図れる。
又、消火栓装置は天井に設置されている為、不使用時に
はこれが邪魔になると云うこともない。
はこれが邪魔になると云うこともない。
更に、大扉の開放に伴って消火栓弁が開放される構成と
した為、放水も迅速に行える。
した為、放水も迅速に行える。
そのうえ、消火栓箱にノズルの降下量を規制するストッ
パーを配設し、小扉を開放すると、ノズルがホースと共
に所定距離だけ降下する構成としている為、ノズルの降
下時に於けるノズルと操作者との衝突を回避でき、安全
性にも優れたものとなる。
パーを配設し、小扉を開放すると、ノズルがホースと共
に所定距離だけ降下する構成としている為、ノズルの降
下時に於けるノズルと操作者との衝突を回避でき、安全
性にも優れたものとなる。
第1図は本考案の第1実施例に係る天井設置型消火栓装
置の底面図、第2図は同じく縦断面図、第3図は第2図
のIII−III線断面図、第4図は第2図のIV−IV線断面
図、第5図は大・小扉を開放してノズル及びホースを取
り出した状態の縦断面図、第6図は消火栓装置を建築物
の天井の略中央位置に設置した状態の概略平面図、第7
図は本考案の第2実施例に係る消火栓装置の縦断面図、
第8図は第7図のVIII−VIII線断面図、第9図は第7図
のIX−IX線断面図、第10図は第5図同様の縦断面図、第
11図は小扉の他のロック手段を示す部分断面図である。 1は消火栓箱、2は消火栓弁、3はホース、4はノズ
ル、5はストッパー、6は開放操作機構、8は大扉、9
は小扉、10は天井。
置の底面図、第2図は同じく縦断面図、第3図は第2図
のIII−III線断面図、第4図は第2図のIV−IV線断面
図、第5図は大・小扉を開放してノズル及びホースを取
り出した状態の縦断面図、第6図は消火栓装置を建築物
の天井の略中央位置に設置した状態の概略平面図、第7
図は本考案の第2実施例に係る消火栓装置の縦断面図、
第8図は第7図のVIII−VIII線断面図、第9図は第7図
のIX−IX線断面図、第10図は第5図同様の縦断面図、第
11図は小扉の他のロック手段を示す部分断面図である。 1は消火栓箱、2は消火栓弁、3はホース、4はノズ
ル、5はストッパー、6は開放操作機構、8は大扉、9
は小扉、10は天井。
Claims (1)
- 【請求項1】天井(10)の略中央位置に配置され、下面
に夫々独立して開閉可能な大扉(8)及び小扉(9)を
備えた消火栓箱(1)と、消火栓箱(1)内に配設さ
れ、大扉(8)の開放に伴って開弁する消火栓弁(2)
と、消火栓箱(1)内に収納されると共に基端部が消火
栓弁(2)に接続され、大扉(8)の開放時に消火栓箱
(1)外へ取り出されるホース(3)と、ホース(3)
の先端部に連結され、小扉(9)の開放に伴って消火栓
箱(1)内からホース(3)と共に降下するノズル
(4)と、消火栓箱(1)内に設けられ、ノズル(4)
の降下量を規制するストッパー(5)と、消火栓箱
(1)内に配設され、垂下状態のノズル(4)を引っ張
ったときに大扉(8)を開放する開放操作機構(6)と
を具備したことを特徴とする天井設置型消火栓装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11777090U JPH0642689Y2 (ja) | 1990-11-08 | 1990-11-08 | 天井設置型消火栓装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11777090U JPH0642689Y2 (ja) | 1990-11-08 | 1990-11-08 | 天井設置型消火栓装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0475559U JPH0475559U (ja) | 1992-07-01 |
JPH0642689Y2 true JPH0642689Y2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=31865678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11777090U Expired - Lifetime JPH0642689Y2 (ja) | 1990-11-08 | 1990-11-08 | 天井設置型消火栓装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0642689Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-08 JP JP11777090U patent/JPH0642689Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0475559U (ja) | 1992-07-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3687185A (en) | Fire fighting apparatus | |
JP3844205B2 (ja) | 消火栓装置 | |
US3880255A (en) | Emergency fire escape mechanism | |
US20140345969A1 (en) | Life saving device for the home | |
US4499966A (en) | Emergency escape system | |
WO2019071963A1 (zh) | 一种安全逃生系统 | |
KR101976476B1 (ko) | 화재 재난용 긴급탈출 승강장치 | |
US4079812A (en) | Movable shelter floor type emergency escape | |
JPH0733806Y2 (ja) | 床埋込み型消火栓装置 | |
JPH0642689Y2 (ja) | 天井設置型消火栓装置 | |
JPH0733808Y2 (ja) | 天井設置型消火栓装置 | |
KR101817575B1 (ko) | 주택용 소방 완강기 | |
KR102438131B1 (ko) | 소방호스 수납용 기능성 휴대용가방 | |
KR101793211B1 (ko) | 주택용 소방 완강기 | |
US4380269A (en) | Quick release fire hose cabinet | |
KR101254007B1 (ko) | 간이 방화 스크린 | |
JPH0733807Y2 (ja) | 天井設置型消火栓装置 | |
JP2004324283A (ja) | 避難用梯子 | |
KR101804904B1 (ko) | 비상대피 가능한 공동주택 건축물의 발코니 구조 | |
CN111529990A (zh) | 浴室火灾自救舱 | |
JPH0748281Y2 (ja) | 消火栓弁の自動開放機構 | |
JP3843295B2 (ja) | 建築用シャッター | |
JP3085912B2 (ja) | 天井設置型消火栓装置 | |
CN213100516U (zh) | 浴室火灾自救舱 | |
KR200324208Y1 (ko) | 비상탈출용 완강기 |