JPH0642675A - バルブ及びタンクの開閉弁機構 - Google Patents

バルブ及びタンクの開閉弁機構

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JPH0642675A
JPH0642675A JP21664492A JP21664492A JPH0642675A JP H0642675 A JPH0642675 A JP H0642675A JP 21664492 A JP21664492 A JP 21664492A JP 21664492 A JP21664492 A JP 21664492A JP H0642675 A JPH0642675 A JP H0642675A
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JP
Japan
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valve
tank
guide cover
key plate
key
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Pending
Application number
JP21664492A
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English (en)
Inventor
Kaneyasu Saito
周保 斉藤
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MARUZEN IRIOSU KK
Original Assignee
MARUZEN IRIOSU KK
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Publication date
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  • Fluid-Driven Valves (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
  • Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】異なる薬品を貯蔵した複数のタンクとタンクロ
ーリーとの誤接続を防止する。 【構成】バルブAの本体1に予め設定された位置と間隔
を持ったキーバー2aを固着したガイドカバー2を取り
付ける。キーバー2aの位置と間隔と等しい溝3aを形
成したキープレート3をガイドカバーに挿入すること
で、本体内に収納した弁棒6を移動させてポート4aと
ポート4cを導通させる。開閉弁12の作動部12aにバル
ブAを接続する。タンク10に配管11を介して開閉弁を接
続し、該開閉弁にタンクローリー18のホース19を接続す
る。バルブAのポート4aに圧縮空気を供給してガイド
カバーにキープレートを挿入すると、キーバーと溝が一
致したときにのみ圧縮空気が作動部12aに供給されて開
閉弁12が開放する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はキープレートの挿入によ
って作動し得るように構成したバルブと、該バルブを用
いて構成したタンクの開閉弁機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、各種の工場や施設に於いて液状の
化学薬品を貯蔵することが多くなっている。このような
貯蔵設備では、貯蔵すべき薬品の種類,量等に応じた複
数のタンクを設置し、設置されたタンクに異なる種類の
薬品を貯蔵している。また薬品を搬入或いは搬出する場
合、一般的にはタンクローリーを利用し、貯蔵設備が海
岸に設置されているような場合にはタンカーを利用する
こともある。
【0003】上記貯蔵設備を構成する個々のタンクには
配管を介して接続され且つ手動操作によって開閉する開
閉弁が設けられており、該開閉弁とタンクローリーの配
管(ホース)とを接続して開閉弁を開放することで、タ
ンクローリーによって搬入された薬品をタンクに供給
し、或いはタンクに貯蔵された薬品をタンクローリーに
供給し得るようにしている。
【0004】薬品をタンクに貯蔵する際及びタンクから
薬品を搬出する際に、他の薬品との混合や取り違えがあ
ってはならない。通常、タンクの設置位置と荷扱位置と
は離れており、開閉弁はタンクから離隔した位置に設置
されている。このため、開閉弁を介してタンクローリー
とタンクを接続する作業には高度な正確さが求められて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】タンクローリーと開閉
弁を接続する作業は人手によって行われるため、如何に
注意深く作業をしても誤接続の虞がある。最近では、コ
ンピュータ及び磁気カードを利用して開閉弁の開閉を管
理する方式も実施されている。然し、この方式は高価で
あり、貯蔵品種の少ない場合には比較的容易に利用し得
るが、貯蔵品種が多くなると利用することが困難である
という問題がある。
【0006】本発明の目的は、安価な設備費で且つ容易
に複数のタンクに対応して設けられる開閉弁とタンクロ
ーリーとの誤接続を防止するためのバルブと、このバル
ブを用いた開閉弁機構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係るバルブは、複数のポートと複数の弁座を
有する本体と、前記複数の弁座に対応する弁体を有し且
つ前記本体の内部に移動可能に配置され一方の弁座を閉
鎖したとき他方の弁座を開放する弁棒と、前記弁棒を一
方向に付勢して該弁棒に設けた一方の弁体によって本体
の一方の弁座を閉鎖するバネと、一端が前記弁棒の他方
の弁座の背面と当接し他端が本体の外部に突出して配置
された押し棒と、前記押し棒の突出端部を被蓋し且つ所
定位置にキーバーを固着したガイドカバーと、前記ガイ
ドカバーのキーバーと対応する位置に溝を形成すると共
に端部に前記押し棒の突出端部と係合するカム部を形成
したキープレートとを有し、前記キープレートをガイド
カバーに挿入したとき該キープレートのカム部によって
押し棒及び弁棒をバネの付勢方向と反対方向に移動させ
て他方の弁座を開放するように構成したものである。
【0008】またタンクの開閉弁機構は、異なる流体を
貯蔵した複数のタンクの開閉弁機構であって、個々のタ
ンク毎に接続され空気圧の作用によって開閉する複数の
空気作動開閉弁と、個々の空気作動開閉弁毎に接続され
対応するキープレートの挿入によって作動して前記空気
作動開閉弁に圧縮空気を供給する請求項1記載の複数の
バルブと、前記バルブに圧縮空気を供給する供給源とを
有して構成したものである。
【0009】
【作用】上記バルブによれば、バルブに形成した一方の
弁座はバネによって付勢された弁棒の一方の弁体によっ
て常に閉鎖されている。そしてバルブの本体に取り付け
たガイドカバーの所定位置に設けたキーバーの位置と対
応する位置に溝を形成したキープレートをガイドカバー
に挿入したとき、キープレートの溝とキーバーとが係合
して該キープレートに形成したカム部によって押し棒を
押し下げ、これにより、バネの付勢力に抗して弁棒を移
動させてバルブを作動させることが出来る。即ち、キー
バーの位置とキープレートの溝の位置が一致しない場合
には、バルブを作動させることが出来ない。
【0010】従って、バルブの本体に形成した供給ポー
トに圧縮空気の供給源を接続し、弁棒の移動によって供
給ポートと接続するポートに空気作動開閉弁等を接続し
た場合には、正しいキープレートが挿入されたときにの
み該開閉弁を開閉させることが出来る。
【0011】また上記開閉弁機構は、個々のタンク毎に
空気圧の作用によって開閉する複数の空気作動開閉弁
(以下『開閉弁』という)を接続すると共に、個々の開
閉弁毎に対応するキープレートの挿入によって作動して
開閉弁に圧縮空気を供給する複数の上記バルブを接続
し、更にバルブに圧縮空気を供給する供給源を接続して
構成したので、目的の薬品が貯蔵されたタンクの開閉弁
機構に於けるバルブに対応するキープレートを用いて操
作する場合以外に該タンクの開閉弁機構を作動させるこ
とが出来ない。即ち、タンクに貯蔵された薬品を搬出す
る際にタンクローリーを目的の薬品を貯蔵したタンクと
は異なる開閉弁に接続し、且つ目的の薬品を貯蔵したタ
ンクに接続されたバルブにキープレートを挿入した場
合、前記キープレートの挿入によって正しいバルブ及び
開閉弁が開放しても、誤ってタンクローリーと接続され
た開閉弁は開放しない。このため、目的のタンク以外に
貯蔵された薬品が搬出されることがない。
【0012】
【実施例】以下上記バルブの一実施例を図により説明す
る。図1はバルブの側断面図、図2はバルブの要部を示
す正面図、図3はガイドカバーの正面図、図4はキープ
レートの正面図である。図に示すバルブAは、本体1の
上部に固定され且つ所定位置にキーバー2aを設けたガ
イドカバー2と、キーバー2aと対応する溝3aを設け
たキープレート3とを有して構成され、キープレート3
をガイドカバー2に挿入したときにのみ作動し得るよう
に構成したものである。
【0013】図に於いて、本体1には複数のポート4a
〜4c及び弁座5a,5bが形成されている。ポート4
aは圧縮空気の供給ポートとしての機能を有しており、
ポート4bは排気ポートとしての機能を有している。ま
たポート4cは、後述する開閉弁12の作動部12aと接続
され、弁座5aが開放したときにポート4aから供給さ
れる圧縮空気を作動部12aに供給すると共に、弁座5a
が閉鎖したときに作動部12aに供給された圧縮空気を排
気ポート4bから排気する機能を有する。
【0014】弁座5a,5bは同一軸心上に対向して配
置され、これ等の弁座5a,5bを貫通して弁棒6が配
置されている。弁棒6には弁座5a,5bに対向して弁
体6a,6bが形成されている。また弁棒6はバネ7に
よって常に一方向、即ち、弁体6aによって弁座5aを
閉鎖する方向に付勢されている。
【0015】上記の如き構成を持った弁としては、一般
的に市販されている三ポート弁を用いることが可能であ
る。
【0016】本体1の上部には、一端が弁棒6の弁体6
b側の端部6cと当接し、他端が本体1の外部に突出し
た押し棒8が配置されている。この押し棒8は、本体1
のカバープレート1aに形成した孔に嵌合され、弁棒6
の移動方向と同一方向に移動し得るように配置されてい
る。
【0017】本体1のカバープレート1aにガイドカバ
ー2が固定されている。このガイドカバー2は、キープ
レート3を挿入する際のガイドとしての機能と、本体1
の上部に突出した押し棒8の突出部を保護するカバーと
しての機能を有しており、キープレート3の厚さに対応
した内寸法を有し且つ一端(図3に於ける右側)が開放
された箱状に形成されている。またガイドカバー2の底
面には押し棒8の端部を嵌合する孔2bが形成されてい
る。
【0018】ガイドカバー2の予め設定された位置に予
め設定された間隔を持って2本のキーバー2aが固着さ
れている。このキーバー2aの取付位置及び取付間隔は
ガイドカバー2を特定するための固有の性格を有するも
のであり、管理すべきタンクの数に応じた数のガイドカ
バー2を製作すると共に、個々のガイドカバー2のキー
バー2aを全て異なる位置に設定することで、ガイドカ
バー2に個性を付与し、且つ該ガイドカバー2を取り付
けたバルブAを識別し得るように構成している。
【0019】本実施例では、キーバー2aとして直径4
mmの2本の丸棒を用い、これ等の丸棒を 2.5mmピッチで
夫々変更させた位置に固着して複数のガイドカバー2を
製作している。そして個々のガイドカバー2の側面に取
り付けるべきタンクと対応させた管理番号9を刻印等に
よって形成している。従って、管理番号9が形成された
ガイドカバー2を取り付けたバルブAは、該管理番号9
とのみ対応するタンクに一義的に接続される。
【0020】キープレート3は所定の厚さを持った板に
よって形成されている。キープレート3の一方の端部側
(図4に於ける左側端部)から所定長さの溝3aが形成
され、且つ同一端部から下側端部にかけてカム部3bが
形成されている。
【0021】溝3aはガイドカバー2のキーバー2aと
係合するものであり、予め設定された位置に予め設定さ
れた間隔を持って形成されている。従って、複数のキー
プレート3に於ける溝3aの位置と間隔は夫々異なって
おり、且つ複数のガイドカバー2に於けるキーバー2a
の位置及び間隔と等しい種類のものが製作される。この
ため、特定のガイドカバー2に挿入し得るキープレート
3の側面には、ガイドカバー2に形成された管理番号9
と同一の管理番号9が刻印等により形成されている。
【0022】即ち、管理番号9が同一のガイドカバー2
に於けるキーバー2aの位置及び間隔とキープレート3
に於ける溝3aの位置及び間隔とは一致する。従って、
管理番号9が同一である場合にのみキープレート3をガ
イドカバー2に挿入することが可能であり、管理番号9
が一致しない場合キープレート3をガイドカバー2に挿
入することは不可能である。
【0023】カム部3bは、キープレート3のガイドカ
バー2に対する挿入に伴って本体1から突出する押し棒
8の端部を押圧して押し下げ、これにより、該押し棒8
と当接する弁棒6をバネ7の付勢力に抗して移動させ、
弁体6aを弁座5aから離隔させて開放させるものであ
る。カム部3bは全てのキープレート3に同一の形状を
持って形成されている。
【0024】上記の如く構成されたバルブAでは、ガイ
ドカバー2に固着したキーバー2aの位置及び間隔と同
一の位置及び間隔を持った溝3aを有するキープレート
3によってのみ作動させることが可能である。
【0025】次に、開閉弁機構Bの一実施例について図
5により説明する。図に於いて、開閉弁機構Bは、タン
ク10に接続された配管11と、配管11の端部に接続された
空気圧によって作動する作動部12aと本体12bとを有す
る開閉弁12と、作動部12aと接続され且つタンク10と対
応する管理番号9を付与されたバルブAと、バルブAに
接続された圧縮空気の供給源となるコンプレッサー13と
によって構成されている。尚、同図には1台のタンク10
に対応する開閉弁機構Bが記載されている。然し、対象
となるタンク10は複数台設置されており、個々のタンク
10毎に図に示す開閉弁機構Bを構成することが必要であ
る。
【0026】開閉弁12の本体12bは所謂ボールバルブと
して構成され、内蔵されたボールの駆動軸12cに作動部
12aが取り付けられている。作動部12aは所謂ロータリ
ーアクチュエータとして構成されている。即ち、作動部
12aにはバネ12dによって常に一方向に付勢されるピス
トン12eが設けられており、該ピストン12eに図示しな
いラックが取り付けられ、且つ該ラックと噛合するピニ
オンと駆動軸12cが接合している。この作動部12aとバ
ルブAのポート4cがホース14によって接続されてい
る。
【0027】エアコンプレッサー13はホース15によって
バルブAのポート4aと接続され、該ホース15にはスト
ップバルブ16が配置されている。またエアコンプレッサ
ー13は1台のバルブA毎に設置する必要はなく、複数台
のバルブAに対して接続することが可能である。
【0028】本実施例に於いて、開閉弁12に手動操作に
より開閉するボールバルブ17が接続され、該ボールバル
ブ17にタンクローリー18のホース19が接続される。また
配管11にはタンク10に貯蔵された薬品、或いはタンクロ
ーリー18によって搬入された薬品を吸引するポンプ20が
配置されている。尚、21はホース19内をエアパージする
ための圧縮空気を供給するストップバルブである。
【0029】上記の如く構成された開閉弁機構Bに於い
て、タンク10に貯蔵された薬品をタンクローリー18によ
って搬出する場合には、ホース19をボールバルブ17に接
続しポンプ20を駆動すると共に、ストップバルブ16を開
放してエアコンプレッサー13の圧縮空気をバルブAのポ
ート4aに供給し、バルブAのガイドカバー2のキーバ
ー2aの位置及び間隔と対応した溝3aを持ったキープ
レート3をガイドカバー2に挿入すると、該キープレー
ト3の挿入に伴ってカム部3bが押し棒8を移動させる
ことで圧縮空気がポート4a,ポート4cを介して開閉
弁12の作動部12aに供給される。
【0030】作動部12aに圧縮空気が供給されると、ピ
ストン12eがバネ12dの付勢力に抗して移動し、この移
動過程で駆動軸12cが回転して開閉弁12が開放する。次
いでボールバルブ17を手動により開放すると、タンク10
とタンクローリー18とが導通し、ポンプ20によって吸引
されたタンク10内の薬品は、配管11,ホース19を通って
タンクローリー18に供給される。
【0031】次に、異なる薬品を貯蔵した複数のタンク
10に対する出入荷管理を行う方式について説明する。予
め複数のタンク10の管理番号と対応したキープレート3
は出入荷管理部門に於いて管理されている。そして客先
からの注文に応じて出荷伝票が起票され、同時に目的の
薬品が貯蔵されたタンク10の管理番号に対応するキープ
レート3が用意される。
【0032】タンクローリーのオペレーターは出入荷管
理部門の担当者から伝票及びキープレート3を手交され
て、荷扱場に於いて立会い者に伝票を提示すると共にキ
ープレート3を渡し、目的のタンク10と接続されたボー
ルバルブ17にホース19を接続する。ホース19が接続され
た後、キープレート3をタンク10の開閉弁機構Bを構成
するバルブAのガイドカバー2に挿入すると、タンク10
の開閉弁12が開放する。そしてボールバルブ17を開放す
ると、タンク10に貯蔵された薬品がポンプ20によって吸
引されてタンクローリー18に供給される。然し、ホース
19が目的のタンク以外のボールバルブに接続されている
場合、正しいタンク10の開閉弁12が開放しても誤接続さ
れたタンクの開閉弁が開放しないので、タンクローリー
には何等薬品が供給されることはない。
【0033】上記作業が終了した後、キープレート3を
ガイドカバー2から引き出すと、開閉弁12の作動部12a
に対する圧縮空気の供給が遮断され、該作動部12aにあ
る圧縮空気がポート4c,4bから大気放出された開閉
弁12が閉鎖する。そしてタンクローリーのオペレーター
は立会い者からキープレート3を受け取り、伝票と共に
出入荷管理部門の担当者に返却する。従って、出入荷管
理部門ではキープレート3と伝票とのつき合わせによっ
て出荷或いは入荷が正確に行われたことを確認すること
が可能である。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
バルブでは、バルブの本体に取り付けたガイドカバー
に、該カバーの所定位置に設けたキーバーの位置と対応
する位置に溝を形成したキープレートを挿入したときに
のみ、バルブを作動させることが出来る。即ち、キーバ
ーの位置とキープレートの溝の位置が一致しない場合に
はバルブを作動させることが出来ない。従って、タンク
の数に応じた個性を持ったガイドカバー及びキープレー
トを用意することで、タンクの開閉を正確に行うことが
可能となる。
【0035】また本発明に係る開閉弁機構では、目的の
薬品が貯蔵されたタンクの開閉弁機構に於けるバルブに
対応するキープレートを用いて操作する場合以外に該タ
ンクの開閉弁機構が作動することがない。即ち、タンク
に貯蔵された薬品を搬出する際にタンクローリーを目的
の薬品を貯蔵したタンクとは異なる開閉弁に接続した場
合には、正しいタンクのバルブにキープレートを挿入し
て開閉弁機構が作動しても、タンクローリーが接続され
たタンクの開閉弁が作動するとはない。このため、目的
のタンク以外に貯蔵された薬品を搬出することがない等
の特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】バルブの側断面図である。
【図2】バルブの要部を示す正面図である。
【図3】ガイドカバーの正面図である。
【図4】キープレートの正面図である。
【図5】開閉弁機構の構成を示す模式図である。
【符号の説明】
A バルブ B 開閉弁機構 1 本体 2 ガイドカバー 2a キーバー 3 キープレート 3a 溝 3b カム部 4a〜4c ポート 5a,5b 弁座 6 弁棒 6a,6b 弁体 7 バネ 8 押し棒 9 管理番号 10 タンク 11 配管 12 開閉弁 12a 作動部 13 エアコンプレッサー 17 ボールバルブ 18 タンクローリー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のポートと複数の弁座を有する本体
    と、前記複数の弁座に対応する弁体を有し且つ前記本体
    の内部に移動可能に配置され一方の弁座を閉鎖したとき
    他方の弁座を開放する弁棒と、前記弁棒を一方向に付勢
    して該弁棒に設けた一方の弁体によって本体の一方の弁
    座を閉鎖するバネと、一端が前記弁棒の他方の弁座の背
    面と当接し他端が本体の外部に突出して配置された押し
    棒と、前記押し棒の突出端部を被蓋し且つ所定位置にキ
    ーバーを固着したガイドカバーと、前記ガイドカバーの
    キーバーと対応する位置に溝を形成すると共に端部に前
    記押し棒の突出端部と係合するカム部を形成したキープ
    レートとを有し、前記キープレートをガイドカバーに挿
    入したとき該キープレートのカム部によって押し棒及び
    弁棒をバネの付勢方向と反対方向に移動させて他方の弁
    座を開放するように構成したことを特徴としたバルブ。
  2. 【請求項2】 異なる流体を貯蔵した複数のタンクの開
    閉弁機構であって、個々のタンク毎に接続され空気圧の
    作用によって開閉する複数の空気作動開閉弁と、個々の
    空気作動開閉弁毎に接続され対応するキープレートの挿
    入によって作動して前記空気作動開閉弁に圧縮空気を供
    給する請求項1記載の複数のバルブと、前記バルブに圧
    縮空気を供給する供給源とを有することを特徴としたタ
    ンクの開閉弁機構。
JP21664492A 1992-07-23 1992-07-23 バルブ及びタンクの開閉弁機構 Pending JPH0642675A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1988005923A1 (en) * 1987-02-02 1988-08-11 Hitachi, Ltd. Portable dosimeter and intensive exposure control apparatus using the same

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