JPH0642644B2 - 等化方式 - Google Patents

等化方式

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JPH0642644B2
JPH0642644B2 JP61290064A JP29006486A JPH0642644B2 JP H0642644 B2 JPH0642644 B2 JP H0642644B2 JP 61290064 A JP61290064 A JP 61290064A JP 29006486 A JP29006486 A JP 29006486A JP H0642644 B2 JPH0642644 B2 JP H0642644B2
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 プリエンファシス方式を採るデータ通信用モデムに於い
て、送信側から送出するトレーニング・パターンで、相
互に90度位相が異なる信号点Aと信号点Bを交互に複数
回送出し、次に信号点Bと90度位相が異なる第2の信号
点Cと信号点Bを交互に複数回送出し、受信側モデムの
自動等化器では引算器により或る信号点と其の2つ前の
信号点との差を求め、此の差が0でない時に自動等化
器、AGC回路、SQD回路等のイニシャライズを行
う。
〔産業上の利用分野〕
本発明はプリエンファシス方式を採るデータ通信用モデ
ムの等化方式に関するものである。
〔従来の技術〕
アナログ回線を使用してデータを伝送する場合、端末装
置は先ぐ自局側のデータ通信用モデムに対し送信要求信
号RSを送出し、データ通信用モデムは端末装置からデ
ータを受信出来る態勢になると送信可信号CSを端末装
置へ送出する。
此の場合、端末装置がRSを送出してからデータ通信用
モデムがCSを返送する迄の時間は普通RS−CS時間
と云われる。
データ通信用モデムは自局側の端末装置からRSを受信
すると相手側モデムに対しトレーニング・パターンを送
出して使用する通信回路の等化を行い、等化がとれて良
好な通信が可能な状態になったことを確認した後、自局
側の端末装置にCSを返送する。
勿論此のRS−CS時間は短い程良く、短いデータを送
信する時には其のRS−CS時間が長いとオーバーヘッ
ドが大きくなり、特にマルチポイントで動作するシステ
ムでは効率が悪くなる。
此の為短いトレーニング・パターンでCAPC、SQD
のイニシャライズ、受信レベルの安定を計ることが必要
である。
RS−CS時間は短くするのにプリエンファシス方式が
ある。此のプリエンファシス方式では、先づシステムの
立ち上げ時に長い時間をかけて親局モデムのタイミン
グ、自動等化器の引き込みを行い、此の時の親局モデム
の自動等化器の情報を各子局モデムに送り、子局モデム
は自分の送信部の等化器を設け、此の等化器に親局モデ
ムから送られて来た自動等化器の情報をセットする。
此の処理を全ての子局モデムに対して実施した後に、イ
ニシャル状態を解除して通常モードに戻す。従って通常
モードでは親局モデムに入る信号は既に等化された信号
となり、親局モデムの自動等化器は殆ど動作する必要が
なくなり、又動作するとしても其の負担は大幅に軽減さ
れる。
然しながら此のプリエンファシス方式を採用しても通信
を開始する時には周波数オフセット、AGC、ジッタ等
の依然として残り、補正の必要がある。
第3図は従来の受信部のブロック図の一例を示す。
図中、1はライン等化器、2は復調器、3はロールオフ
フィルタ(ROF)、4は自動等化器、5はCAPC回
路、6はAGC制御回路、7は乗算器である。尚以下全
図を通じ同一記号は同一対象物を表す。
従来の受信部は第3図に示す様に受信信号をライン等化
器1により線路特性を等化した後、乗算器7で係数を乗
じて復調器2に入力する。復調器2でベースバンドに戻
してからROF3により不要波成分を除去して自動等化
器4に入力する。
此の時ROF3出力をAGC制御回路6に入力し、AG
C制御回路6の出力を係数として乗算器7に入力してA
GC動作を行い、前記ROF3出力が一定値となる様に
する。
此の様に一定レベルとなった受信信号は自動等化器4に
入力されて等化された後、CAPC回路5に入る。
第4図は従来のCAPC回路の等価回路である。
図中、10、12、13、14、17、21、23は夫々乗算器、11、
15、18は夫々加算器、16、22は夫々遅延素子(T)、19
は位相補正回路(P)、20は逆数演算回路(I)であ
る。
CAPC回路5は自動位相制御回路で、自動等化器4出
力の受信信号が入力する。
受信信号は乗算器10で一つ前のサンプル値により補正さ
れる。
加算器11に於いて乗算器10の出力とリファンスREFと
の差をとり、此の差分値は乗算器21で正規化されて乗算
器13と積分回路に入る。積分回路は乗算器14、加算器1
5、遅延素子16、及び乗算器17から構成され、補正すべ
き周波数オフセット量を求める。
正規化された信号は乗算器13に於いてジッタ成分が吸収
された後、加算器18に於いて補正すべき周波数オフセッ
ト量と加算されて位相補正回路19に入る。
位相補正回路19に於いて一つ前のサンプル値の補正デー
タとの位相差を求める。
即ち、位相補正回路19の出力と逆数演算回路20により求
められた逆数の乗算器21で掛けられて絶対値を一定化し
た後、遅延素子22で1サンプル分遅延され、位相補正回
路19に入力される。従って位相補正回路19に於いて一つ
前のサンプル値の補正データとの位相差を求められる。
遅延素子22の出力は乗算器23で適当な係数を掛けられた
後乗算器10に入力される。此の様に受信信号は一つ前の
サンプル値により補正される。
此の様な動作を繰り返して周波数オフセット量が一定化
した時点で周波数オフセット量を補正する。即ち、従来
方式ではトレーニング中にCAPC回路を動作させて遅
延素子16、22をイニシャライズしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
此の様に従来の等化方式ではトレーニング・パターンを
受信して周波数オフセット量が一定化した時点で補正を
行う。此の為数百mS〜数千mSの時間がかかる。
従って回線等化のため長いトレーニング・パターンを送
信する必要があり、短いデータを送る場合にはオーバー
ヘッドが大きくなり、特にマルチポイントシステム等に
於いては大変効率が悪くなる。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点は第1図の原理図に示す様にプリエンファシ
ス方式を採るデータ通信用モデムに於いて、送信側から
送出するトレーニング・パターンで、相互に90度位相が
異なる信号点Aと信号点Bを交互に複数回送出し、引続
き信号点Bと90度位相が異なる第2の信号点Cと信号点
Bを交互に複数回送出し、受信側モデムの自動等化器に
引算器50を設けることにより解決される。
〔作用〕
本発明に依ると上記トレーニング・パターンを受信し、
引算器50により受信した或る信号点と其の2つ前の信号
点とを差を求め、此の差が0でない時に自動等化器、A
GC回路、SQD回路等のイニシャライズを行うことに
より短時間にイニシャライズを終了することが可能とな
る。
〔実施例〕
第2図(a)は本発明に依る等化方式の一実施例を示す図
である。
図中、30は逆数演算回路、31〜34は夫々乗算器、T22
34は夫々タップである。尚第2図(a)に於いて太線は
ベクトル、細線はスカラを表す。
本発明に於いては第1図に示すトレーニング・パターン
を使用する。此のトレーニング・パターンは最初にA点
信号とB点信号を交互に送信し、次にC点信号とB点信
号を交互に送信する。
此のA点信号とB点信号を交互に送信するパターンから
C点信号とB点信号を交互に送信するパターンへの変換
点を求め、此の変換点で各種イニシャライズを行う。
即ち、第2図(a)に示す様に等化器のタップT22〜T34
に信号が入力され、タップT22〜T29の出力は夫々30は
逆数演算回路30へ送られる。
今タップT22にはB点信号が、タップT23にはC点信号
が、タップT30にはB点信号が、タップT33にはA点信
号が夫々入力されている。
タップT22とタップT30は共にB点信号が収容されてい
るが、此の2つの信号点のなす角度は周波数オフセット
の8倍の大きさである。
従って此の値にタップT22からタップT29迄の平均値を
正規化した値を使用して第4図の遅延素子16に代入する
ことにより周波数オフセットのイニシャライズを行
う。
即ち、逆数演算回路30に於いてタップT22からタップT
29迄の値の平均値の逆数を求め、乗算器31に於いてタッ
プT22の値(ベクトル)と乗算することにより正規化
(絶対値を1とする)する。尚タップT22からタップT
29迄の値の平均値の逆数を求めるのは回線ノイズの影響
を除去するためである。
一方タップT30の値も乗算器32により正規化され、乗算
器33に於いて正規化されたタップT30の値と正規化され
たタップT22の値が乗算され、複素共役をとることによ
り、両ベクトル間の位相角(周波数オフセット)が求め
られ、此の値を遅延素子16に代入することにより周波数
オフセットのイニシャライズを行う。
又乗算器34によりタップT29(信号点C)の出力に、タ
ップT22からタップT29迄の値の平均値の逆数を乗算す
ることにより正規化し、其の複素共役をとり、第4図の
遅延素子22に代入することにより、位相のイニシャラ
イズを行う。此のイニシャライズにより受信した信号点
Cの座標の位相は第1図のC点の座標の位相と一致す
る。
更に逆数演算回路30によりタップT22からタップT29
の平均値の逆数を求め、自動等化器のセンタ・タップに
代入することにより受信信号のレベルが一定となり、
自動等化器のセンタ・タップのイニシャライズを行うこ
とが出来る。
第2図(b)はSQDのイニシャライズの説明図である。
図中、40は逆数演算回路、411 〜41m 、46は夫々乗算
器、42、43は夫々絶対値回路、44は積算回路、45は減算
器、E22〜E31は夫々タップである。尚第2図(b)に於
いて太線はベクトル、細線はスカラを表す。
SQDは回線品質の良否を表示するための装置で、普通
10シンボルで求めるアイ・パターンと実際の信号点のず
れを表示する。
更に第2図(b)に示す減算器45によりタップT22とタッ
プT24の差をとり、別のタップE22〜E31に入力する。
此の様にして第2図(b)に示す様にタップE22にB−
B、タップE23にC−C、タップE24にB−B、タップ
25にC−C、・・と格納する。
タップE22からタップE28迄の和を正規化し、此の値の
エラーの大きさとしてSQDをイニシャライズする。即
ち、タップE22の値に前記乗算器34出力の位相を乗算器
411 で乗算し、得られた乗算値をX成分、Y成分に分
け、X成分の絶対値を絶対値回路42により、Y成分の絶
対値を絶対値回路43により、夫々求める。此の様な演算
をタップE22からタップE28迄に就いて行い、積算回路
44により積算する。
一方タップE22からタップE28迄の出力を逆数演算回路
40へ入力して和を取り、其の逆数を求め、積算回路44出
力と此の逆数の乗算器46で乗算して正規化し、此の値を
エラーの大きさとしてSQDをイニシャライズする。尚
イニシャライズのトリガはタップE29にC−Aが入力さ
れた時点で行われる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明した様に本発明によれば、CAPCのイ
ニシャライズのために長いトレーニング時間を必要とし
ない。又短いデータを送出する場合でもトレーニング中
にSQDのイニシャライズを行うので回線品質の状態を
知ることが出来ると云う大きい効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図である。 第2図(a)は本発明に依る等化方式の一実施例を示す図
である。 第2図(b)はSQDのイニシャライズの説明図である。 第3図は従来の受信部のブロック図の一例を示す。 第4図は従来のCAPC回路の等価回路である。 図中、1はライン等化器、2は復調器、3はロールオフ
フィルタ(ROF)、4は自動等化器、5はCAPC回
路、6はAGC制御回路、7は乗算器、10、12、13、1
4、17、21、23は夫々乗算器、11、15、18は夫々加算
器、16、22は夫々遅延素子(T)、19は位相補正回路
(P)、20は逆数演算回路(I)、30は逆数演算回路、
31〜34は夫々乗算器、T22〜T34は夫々タップ、40は逆
数演算回路、411 〜41m 、46は夫々乗算器、42、43は夫
々絶対値回路、44は積算回路、45は減算器、E22〜E31
は夫々タップである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリエンファシス方式を採るデータ通信用
    モデムに於いて、 送信側から送出するトレーニング・パターンで、相互に
    90度位相が異なる信号点(A)と信号点(B)を交互に
    複数回送出し、 引続き該信号点(B)と90度位相が異なる第2の信号点
    (C)と該信号点(B)を交互に複数回送出し、 受信側モデムの自動等化器に引算器(50)を設け、 該引算器(50)により受信した或る該信号点と其の2つ前
    に受信した該信号点との差を求め、 此の差が0でない時に自動等化器、AGC回路、SQD
    回路等のイニシャライズを行うことを特徴とする等化方
    式。
JP61290064A 1986-12-05 1986-12-05 等化方式 Expired - Fee Related JPH0642644B2 (ja)

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JP2000124842A (ja) * 1998-10-14 2000-04-28 Fujitsu Ltd 伝送装置および信号点発生方法
JP4082460B2 (ja) * 2005-06-22 2008-04-30 独立行政法人海洋研究開発機構 フレーム同期装置及びフレーム同期方法

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