JPH0642472U - 車両の侵入者検出装置 - Google Patents
車両の侵入者検出装置Info
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- JPH0642472U JPH0642472U JP7736792U JP7736792U JPH0642472U JP H0642472 U JPH0642472 U JP H0642472U JP 7736792 U JP7736792 U JP 7736792U JP 7736792 U JP7736792 U JP 7736792U JP H0642472 U JPH0642472 U JP H0642472U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両の左,右両側のウインドガラスを破って
車室内に侵入せんとする侵入者を確実に検出する。 【構成】 焦電形センサ23を有する人体検出器16を
ブラケット26に取付け、このブラケット26をルーム
ランプ8と共締めによって天井7のルーフ部14に取付
け、以て、人体検出器16を天井7におけるルームラン
プ8の近傍に設置する。そして、人体検出器16の左,
右の焦電形センサ23は、車両の左,右両側のウインド
部分を検出エリアとするように設定されている。
車室内に侵入せんとする侵入者を確実に検出する。 【構成】 焦電形センサ23を有する人体検出器16を
ブラケット26に取付け、このブラケット26をルーム
ランプ8と共締めによって天井7のルーフ部14に取付
け、以て、人体検出器16を天井7におけるルームラン
プ8の近傍に設置する。そして、人体検出器16の左,
右の焦電形センサ23は、車両の左,右両側のウインド
部分を検出エリアとするように設定されている。
Description
【0001】
本考案は、車室内への侵入者をを検出する人体検出器を備えた車両の侵入者検 出装置に関する。
【0002】
従来より、車両例えば自動車においては、侵入者が運転席側ドア,助手席側ド ア,後部席右側ドア若しくは後部席左側ドアのウインドガラスを破って車室内に 不正に侵入する虞れがあり、その対策が要望されている。
【0003】 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、車両の左,右両側の ウインドガラスを破って車室内に侵入せんとする侵入者を確実に検出することが できる車両の侵入者検出装置を提供するにある。
【0004】
本考案の車両の侵入者検出装置は、車両における天井のルームランプの近傍に 、その車両の左,右両側のウインド部分を夫々検出エリアとする2個の人体セン サを有する人体検出器を設けたところに特徴を有する。
【0005】
本考案の車両の侵入者検出装置によれば、人体検出器の2個の人体センサは、 夫々車両の左,右両側のウインド部分を検出エリアとすることから、侵入者が左 ,右両側のいずれ側のウインドガラスを破って侵入せんとしたときには、2個の 人体センサの内のいずれかがその侵入者を検出するようになる。
【0006】
以下、本考案の一実施例につき、図面を参照しながら説明する。 先ず、図1乃至図9に従って、全体の構成につき述べる。 図3に示すように、車両たる自動車1は、運転席側ドア2,助手席側ドア3, 後部席右側ドア4及び後部席左側ドア5を備えており、又、図1及び図2に示す ように、車室6内の天井7の中央部にはルームランプ8を備えている。
【0007】 ルームランプ8は、図1及び図2に示すように、矩形状のルームランプ本体9 とルームランプ用レンズ10とから構成されている。ルームランプ本体9には、 下方に突出するようにしてランプ11が取付けられているとともに、切換スイッ チ12(図10参照)の操作レバー13が回動可能に取付けられている。そして 、ルームランプ本体9には取付孔9a,9aが形成されている。自動車1の天井 7の内張7aには矩形状の開口7bが形成されていて、天井7のルーフ部14, 14が車室6内に臨むようになっている。そして、ルーフ部14,14には前記 ルームランプ本体9の取付孔9a,9aに対応してねじ孔14a,14aが形成 されている。
【0008】 而して、ルームランプ本体9は取付孔9a,9aに挿通された取付ねじ15, 15がルーフ部14,14のねじ孔14a,14aに螺挿されることにより、天 井7にその開口7bを閉塞するように取付けられ、更に、そのルームランプ本体 9の下面部にはランプ11を覆うようにしてルームランプ用レンズ10が着脱可 能に取付けられている。この場合、操作レバー13の摘み部13aは、図2で示 すように、車室6内に臨むようになっている。
【0009】 さて、人体検出器16の構成について述べる。プラスチック製の本体ケース1 7は、同一形状をなす前,後の分割ケース18,18によって構成されるもので 、以下、図4に従って、後側の分割ケース18について代表して説明する。
【0010】 即ち、後側の分割ケース18の左,右両端部には、接合面18a側に開口する センサ収納凹部19,19が形成されており、これらのセンサ収納凹部19,1 9の端部には、斜め下方に開口するセンサ窓部19a,19aが形成され、更に 、センサ収納凹部19,19の上,下の側壁には、係合溝19b,19bが形成 されている。分割ケース18の中央部には、接合面18a側に開口する基板収納 凹部20が形成され、その左,右の側壁には、係合溝20a,20aが形成され ている。更に、分割ケース18の接合面18a側とは反対側の閉塞面18bには 、接合面18a方向に向かって突出する取付筒部21が形成されており、その先 端面には取付孔21aが形成されている。
【0011】 分割ケース18の上面部には、前,後方向に延びる嵌合溝部22が形成されて おり、この嵌合溝部22は、上方及び前,後方向に開口する。更に、この嵌合溝 部22の左,右の両側壁には、接合面18aから閉塞面18b側の途中部位まで 延びる係止溝22a,22aが形成されている。そして、分割ケース18の嵌合 溝部22には、接合面18a側の中央に位置して切欠状の挿通孔22bが形成さ れている。
【0012】 而して、人体センサとしての焦電形センサ23,23は、センサ素子23a, 23aを複眼レンズからなるレンズ23b,23bで覆うようにして形成された もので、これらの後半部は、図4で示すように、後側の分割ケース18のセンサ 収納凹部19,19に収納され、夫々のレンズガイド23c,23cが係合溝1 9b,19bに挿入されている。プリント基板24は複数の電子部品を搭載した もので、その後半部が前記分割ケース18の基板収納凹部20に収納され、左, 右両端部が係合溝20a,20aに挿入されている。そして、このプリント基板 24は焦電形センサ23,23に電気的に接続されていて、後述するように、セ ンサ回路30(図10参照)を構成するようになっている。そして、プリント基 板24には、3本のリード線25a乃至25cを有するワイヤハーネス25が接 続されており、このワイヤハーネス25は挿通孔22bを通して外部に導出され ている。
【0013】 人体検出器16を取付けるためのブラケット26は、図1及び図6に示すよう に、コ字状の基板部27と、この基板部27の一辺部に段差を存して延設された 腕部28とから構成され、基板部27には4個の取付孔27aが形成され、腕部 28の先端部の左,右両側部には鍔28a,28aが形成されている。
【0014】 そして、図5に示すように、後側の分割ケース18の嵌合溝部22を腕部28 に嵌合させた上で、その後側の分割ケース18を腕部28に対して前方側に移動 させることによって、鍔28a,28aの後半部を係止溝22a,22aに挿入 して係止させ、更に、前側の分割ケース18の嵌合溝部22を腕部28に嵌合さ せた上で、その前側の分割ケース18を腕部28に対して後方側に移動させるこ とによって、鍔28a,28aの前半部を係止溝22a,22aに挿入して係止 させる。
【0015】 この結果、後側の分割ケース18に後半部が収納された焦電形センサ23,2 3及びプリント基板24の前半部は、前側の分割ケース18に収納されるように なる。そして、図7に示すように、前側の分割ケース18の取付筒部21に挿入 した取付ねじ29が後側の分割ケース18の取付筒部21の取付孔21a(図4 参照)に螺挿されることによって、両分割ケース18,18はその接合面18a ,18aが合接するようにして連結され、以て、人体検出器16がブラケット2 6の腕部28に取付けられる。
【0016】 而して、ブラケット26は、図1に示すように、ルームランプ8のルームラン プ本体9が天井7のルーフ部14,14に取付けられるときに、ルームランプ本 体9の取付孔9a,9aに挿通された取付ねじ15,15が基板部27の対向線 状の2個の取付孔27a,27aに挿通されてルーフ部14,14のねじ孔14 a,14aに螺挿されることによって、天井7にルームランプ8とともに共締め により取付けられ、以て、図2に示すように、人体検出器16がルームランプ8 の近傍に位置して車室6内の天井7に取付けられるものである。
【0017】 ここで、上述したように、車室6内の天井7にルームランプ8近傍に位置して 取付けられた人体検出器16において、図3に示すように、左,右の焦電形セン サ23,23は、前,後の水平方向検出角度で100度及び垂直方向検出角度で 60度の範囲を検出するもので、要するに、同図斜線で示すように、右側の焦電 形センサ23は、運転席側ドア2及び後部席右側ドア4のウインド部分を検出す る検出エリアERを有し、且つ、左側の焦電形センサ23は、助手席側ドア3及 び後部席左側ドア5のウインド部分を検出する検出エリアELを有するものであ る。
【0018】 一方、図10は電気的構成を示すものである。即ち、ルームランプ8は、図示 しないバッテリ(12V)の正端子に接続された直流電源端子31に接続された 電源用配線32を有する。尚、バッテリの負端子は、周知のように車体アースさ れている。ルームランプ8の切換スイッチ12は、可動接片12aと、取付ねじ 15を介してルーフ部14に接続されて車体アースされたオン側接点12bと、 オフ側接点12cと、カーテシスイッチ用配線33に接続されたカーテシスイッ チ側接点12dとを有する。そして、電源用配線32は、ランプ11を介して切 換スイッチ12の可動接片12aに接続されている。ここで、切換スイッチ12 は、操作レバー13の手動回動操作に応じて、可動接片12aがオン側接点12 b,オフ側接点12c及びカーテシスイッチ側接点12dに選択的にオンするよ うになっている。
【0019】 人体検出器16において、電源用リード線25aは、ルームランプ8の電源用 配線32(具体的にはランプ11の電源側端子)に接続され、信号用リード線2 5bは、ルームランプ8のカーテシスイッチ用配線33(具体的には切換スイッ チ12のカーテシスイッチ側接点12d)に接続され、アース用リード線25c は、取付ねじ15及びルーフ部14を介して車体アースされている。
【0020】 又、人体検出器16においては、電子部品としてNPN形のトランジスタ34 と高抵抗値(例えば10KΩ)の抵抗器35を有しており、センサ回路30の出 力端子は、トランジスタ34のベースに接続され、そのトランジスタ34のコレ クタ及びエミッタは、夫々信号用リード線25b及びアース用リード線25cに 接続され、そして、トランジスタ34のコレクタ及びエミッタ間には、抵抗器3 5が接続されている。ここで、センサ回路30は、焦電形センサ23,23のい ずれかが人体を検出すると、トランジスタ34にベース信号を与えてオンさせる ようになっている。
【0021】 カーテシスイッチ(ドアスイッチ)2a乃至5aは、夫々ドア2乃至5に対応 して設けられたもので、夫々対応するドアが開放されたときにオンするようにな っている。そして、これらのカーテシスイッチ2a乃至5aにおいて、各一端子 は車体アースされ、各他端子は共通に接続されて、その共通接続点は、運転席側 ドア2に取付けられた運転席側カーテシランプ36及び助手席側ドア3に取付け られた助手席側カーテシランプ37の並列回路を介して直流電源端子31に接続 されている。
【0022】 カーテシスイッチ用配線33とカーテシスイッチ2a乃至5aとの間には、ス イッチング素子としてリレー38の常開のリレースイッチ38aが介在されてい る。又、このリレー38の励磁コイル38Cは、セキュリティ回路39の出力ポ ートに接続され、セキュリティ回路39の2つの入力ポートは、カーテシスイッ チ用リード線33とリレースイッチ38aとの共通接続点たる検出端子40及び リレースイッチ38aとカーテシスイッチ2a乃至5aとの共通接続点たる検出 端子41に接続されている。
【0023】 この場合、セキュリティ回路39は、マイクロコンピュータ及びその周辺回路 によって構成されたもので、一つの入力ポートには、イグニッションスイッチか らのイグニッション信号IGが与えられ、もう一つの入力ポートには、ドア2乃 至5が全てロックされたときのロック検出信号SLが与えられて、後述するよう に動作することにより、出力ポートから警報信号ARを出力するようになってい る。そして、セキュリティ回路39から警報信号ARが出力されると、自動車1 のホーンが鳴動され且つヘッドライトが点滅されるようになっている。
【0024】 次に、本実施例の作用につき、図11をも参照しながら説明する。 セキュリティ回路39は、ロック検出信号SLが与えられるとセット状態にな り、このセット状態になった時点におけるイグニッション信号IGのオン,オフ 状態及び検出端子40の検出信号SAの状態に応じて通常モードから警戒モード に切換えられ、そして、ロック検出信号SLが与えられないリセット状態におけ る検出端子41の検出信号SBの状態に応じて非警戒モードたるカーテシモード に切換えられるようになっている。
【0025】 即ち、図11に示すように、イグニッション信号IGがオンの場合には、通常 モードとなり、この場合には、セキュリティ回路39がロック検出信号SLが与 えられてセット状態になっても通常モードのままである。そして、この場合には 、ルームランプ8における切換スイッチ12のオン側接点12bがオンされたと きには、ランプ11が通電されて点灯し、又、オフ側接点12cがオンされたと きには、ランプ11が断電されて消灯する。
【0026】 イグニッションスイッチをオフさせ(ステアリングロック時も含む)、ルーム ランプ8の切換スイッチ12のカーテシスイッチ側接点12dをオンさせ、しか る後、ドア2乃至5を全てロック状態にしたとすると、ロック検出信号SLがセ キュリティ回路39に与えられて、そのセキュリティ回路39はセット状態にな る。セキュリティ回路39は、セット状態になった時点において、イグニッショ ン信号IGがオフであること、及び、検出端子40の検出信号SAが12Vとな って切換スイッチ12がカーテシスイッチ側接点12dがオンしていること、を 判断すると、警戒モードとなる。
【0027】 セキュリティ回路39は、図11に示すように、警戒モードでは、検出端子4 0及び41の検出信号SA及びSBの状態に応じて、パターンA乃至Dの4つの 状態を判断する。
【0028】 即ち、人体検出器16のトランジスタ34がオフで且つカーテシスイッチ2a 乃至5aが全てオフの場合には、検出端子40及び41の検出信号SA及びSB はともに12VとなってパターンAとなる。この場合には、セキュリティ回路3 9は正常と判断して何らの処置を行なわない。
【0029】 侵入者が自動車1のドア2乃至5のいずれかのウインドガラスを破って車室6 内に侵入しようとした場合には、人体検出器16の焦電形センサ23,23のい ずれかがその侵入者を検出する。これにより、センサ回路30はトランジスタ3 4にベース信号を与えてオンさせるようになり、カーテシスイッチ用配線33は トランジスタ34を介してアースされる。従って、検出端子40の検出信号SA はアース電位即ち0Vとなり、パターンBとなる。この場合には、セキュリティ 回路39は、侵入者の侵入に異常と判断して警報信号ARを発生するようになり 、これに基づいてホーンが鳴動されるとともに、ヘッドランプが点滅されるよう になる。
【0030】 又、カーテシスイッチ2a乃至5aのいずれかがオンした場合には、検出端子 41の出力信号SBが0Vとなり、パターンCとなる。この場合には、セキュリ ティ回路39は。警戒モードではイグニッション信号IGがオフで且つロック検 出信号SLがあることから、カーテシスイチ2a乃至5aのいずれかがオンする ことはそのオンしたカーテシスイッチの故障と判断し、例えば、図示しない故障 表示灯を点灯させる。
【0031】 そして、人体検出器16の焦電形センサ23,23のいずれかが侵入者を検出 し、且つ、カーテシスイッチ2a乃至5aのいずれかがオンされた場合には、検 出信号SA及びSBがともに0Vとなって、パターンDとなる。この場合には、 セキュリティ回路39は、警報信号ARを出力してホーンを鳴動させ且つヘッド ライトを点滅させるとともに、故障表示灯を点灯させる。
【0032】 尚、セキュリティ回路39は、リセット状態即ちロック検出信号SLが与えら れない状態において、カーテシスイッチ2a乃至5aのいずれかがオンされた場 合には、カーテシモードとなる。この場合には、セキュリティ回路39は、リレ ー38の励磁コイル38Cに通電してリレースイッチ38aをオンさせるように なり、従って、カーテシスイッチ2a乃至5aのいずれかのオンにより、カーテ シランプ36及び37が通電されて点灯するとともに、リレースイッチ38aの オンにより、(ルームランプ8の切換スイッチ12のカーテシスイッチ側接点1 2dがオンしていれば)ランプ11が通電されて点灯する。
【0033】 このように本実施例によれば、人体検出器16に2個の焦電形センサ23,2 3を設けて、自動車1の左,右のドア2乃至5のウインド部分を検出エリアER ,ELとするようにしたので、ドア2乃至5のいずれかのウインドガラスを破っ て車室6内に侵入せんとする侵入者を確実に検出することができ、自動車1の盗 難を確実に防止することができる。 そして、人体検出器16をブラケット26を介してルームランプ8と共締めに より天井7に取付けるようにしたので、取付けが容易である。
【0034】 更に、人体検出器16の本体ケース17を同一形状をなす前,後の分割ケース 18,18によって構成し、例えば、後側の分割ケース18に焦電形センサ23 ,23及びプリント基板24の後半部を収納した上で、その後側の分割ケース1 8の嵌合溝部22の係止溝22a,22aをブラケット26における腕部28の 鍔28a,28aの後半部に係止させ、且つ、前側の分割ケース18の嵌合溝部 22の係止溝22a,22aをブラケット26における腕部28の鍔28a,2 8aの前半部に係止させて、その前側の分割ケース18に焦電形センサ23,2 3及びプリント基板24の前半部を収納させ、しかる後、取付ねじ29によって 前,後の分割ケース18,18を結合させるようにしたので、一本の取付ねじ2 9を用いるだけで、本体ケース17の組立て,焦電形センサ23,23及びプリ ント基板24の保持並びに人体検出器16のブラケット26への取付けを行なう ことができる。
【0035】 そして、人体検出器16をルームランプ8の近傍に配設して、その電源用リー ド線25a及び信号用リード線25bを予め施こされたルームランプ8の電源用 配線32及びカーテシスイッチ用配線33に接続するようにしたので、両リード 線25a,25bを天井7の内張7aに沿って配線する必要がなくて、両リード 線25a,25bは短いもので済むようになり、従って、配線作業が極めて容易 になる。
【0036】 尚、上記実施例では、人体センサとして焦電形センサを用いるようにしたが、 代りに、超音波形センサを用いるようにしてもよい。 その他、本考案は上記実施例にのみ限定されるものではなく、例えば、自動車 に限らず、左,右にウインドを有する車両全般に適用し得る等、要旨を逸脱しな い範囲内で適宜変形して実施し得ることは勿論である。
【0037】
本考案の車両の侵入者検出装置は以上説明したように、車両における天井のル ームランプの近傍に、その車両の左,右両側のウインド部分を夫々検出エリアと する2個の人体センサを有する人体検出器を設ける構成としたので、車両の左, 右両側のウインドガラスを破って侵入せんとする侵入者を確実に検出することが できる。
【図1】本考案の一実施例を示す分解斜視図
【図2】取付け状態の斜視図
【図3】自動車の上面図
【図4】後側の分割ケースの正面図
【図5】分割ケースのブラケットに対する取付け手順を
説明するための上面図
説明するための上面図
【図6】人体センサをブラケットに取付けた状態を示す
上面図
上面図
【図7】同下面図
【図8】同側面図
【図9】同正面図
【図10】電気的構成図
【図11】作用説明図
図面中、2a乃至5aはカーテシスイッチ、6は車室、
7は天井、8はルームランプ、11はランプ、12は切
換スイッチ、14はルーフ部、16は人体検出器、17
は本体ケース、18は分割ケース、23は焦電形センサ
(人体センサ)、25aは電源用リード線、25bは信
号用リード線、26はブラケット、30はセンサ回路、
32は電源用配線、33はカーテシスイッチ用配線、3
8はリレー、39はセキュリティ回路を示す。
7は天井、8はルームランプ、11はランプ、12は切
換スイッチ、14はルーフ部、16は人体検出器、17
は本体ケース、18は分割ケース、23は焦電形センサ
(人体センサ)、25aは電源用リード線、25bは信
号用リード線、26はブラケット、30はセンサ回路、
32は電源用配線、33はカーテシスイッチ用配線、3
8はリレー、39はセキュリティ回路を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 水野 隆司 愛知県丹羽郡大口町大字豊田字野田1番地 株式会社東海理化電機製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】 車両における天井のルームランプの近傍
に、その車両の左,右両側のウインド部分を夫々検出エ
リアとする2個の人体センサを有する人体検出器を設け
たことを特徴とする車両の侵入者検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7736792U JPH0642472U (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 車両の侵入者検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7736792U JPH0642472U (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 車両の侵入者検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0642472U true JPH0642472U (ja) | 1994-06-07 |
Family
ID=13631940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7736792U Pending JPH0642472U (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 車両の侵入者検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0642472U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60209348A (ja) * | 1984-03-31 | 1985-10-21 | Matsushita Electric Works Ltd | 超音波式盗難警戒装置 |
JPS6114157B2 (ja) * | 1976-02-20 | 1986-04-17 | Takeda Chemical Industries Ltd |
-
1992
- 1992-11-10 JP JP7736792U patent/JPH0642472U/ja active Pending
Patent Citations (2)
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