JPH0642440U - 自動車用ウェザストリップ - Google Patents
自動車用ウェザストリップInfo
- Publication number
- JPH0642440U JPH0642440U JP7728292U JP7728292U JPH0642440U JP H0642440 U JPH0642440 U JP H0642440U JP 7728292 U JP7728292 U JP 7728292U JP 7728292 U JP7728292 U JP 7728292U JP H0642440 U JPH0642440 U JP H0642440U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lip
- weather strip
- fitting portion
- shaped
- interior trim
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車用ウェザストリップを内装トリムと係
合してトランクのボディフランジに組付ける際、相手部
品の異なった方向からの進入と位置的なバラツキの吸収
が可能で、装飾リップにシワが発生せず、また、これを
単品使用した場合にも、外観的見栄えの向上が図れる自
動車用ウェザストリップを提供する。 【構成】 自動車トランクのボディフランジに嵌着され
る断面U字状の嵌着部2と該嵌着部2のU字湾曲部3の
外側に設けられ、ラゲッジドアの内面に当接する中空円
筒状のシールリップ4と、上記嵌着部2の側部の一側か
ら突出し、上記フランジと連続するボディパネルに当接
する舌片状の水切りリップ5及び同側部の他側から突出
し、内装トリムに当接する装飾リップ6とを備えたウェ
ザストリップ1において、該装飾リップ6を下向きに湾
曲した形状に形成したことを特徴とする自動車用ウェザ
ストリップ。
合してトランクのボディフランジに組付ける際、相手部
品の異なった方向からの進入と位置的なバラツキの吸収
が可能で、装飾リップにシワが発生せず、また、これを
単品使用した場合にも、外観的見栄えの向上が図れる自
動車用ウェザストリップを提供する。 【構成】 自動車トランクのボディフランジに嵌着され
る断面U字状の嵌着部2と該嵌着部2のU字湾曲部3の
外側に設けられ、ラゲッジドアの内面に当接する中空円
筒状のシールリップ4と、上記嵌着部2の側部の一側か
ら突出し、上記フランジと連続するボディパネルに当接
する舌片状の水切りリップ5及び同側部の他側から突出
し、内装トリムに当接する装飾リップ6とを備えたウェ
ザストリップ1において、該装飾リップ6を下向きに湾
曲した形状に形成したことを特徴とする自動車用ウェザ
ストリップ。
Description
【0001】
本考案は自動車の後部トランクのボディフランジに装着されるウェザストリッ プに関するものである。
【0002】
従来から一般に用いられている自動車の後部トランク用ウェザストリップは、 通常、図5に示すように、断面U字状の嵌着部2をトランクルームの開口周縁部 に設けられたボディフランジ11に嵌着し、中空円筒状のシールリップ4と舌片 状の水切りリップ5を夫々ラゲッジドア14とボディパネル13に当接するよう に配置してトランク閉鎖時のシール性を確保すると共に、該U字状嵌着部2の車 内側側部に設けられた先細の突状リップ10により、ウェザストリップ1の配置 部近傍まで延在する内装トリム8の端部を隠蔽して該内装トリムの端末処理を行 っていた。
【0003】
ところが、上記従来のトランク用ウェザストリップ1にあっては、相手部品( ここでは内装トリム8)の組付け時に、相手部品の進入方向変化部分、例えば図 3に示すように、方向から方向へと相手部品の進入方向と位置が変化する部 分では、前記突状リップ10の先端が潰されてシワを発生し、外観的見栄えを損 なうことが多く、また従来の突状リップの形状では相手部品組付け時にみられる トリム端部の組付け位置のバラツキ(ズレ)を吸収し難いものであった。
【0004】 また、かかるウェザストリップ1を内装トリム8と係合せず単品で使用した場 合にも、図4に示すように、リップ10が長手方向で圧縮され、ボディコーナー 部12にシワが発生していた。
【0005】 本考案の目的は、叙上のごとき実情に対処し、トランク用ウェザストリップに 新規な形状を見出だすことにより、相手部品組付け時のシワの発生が防止でき、 該組付け部品の位置的バラツキをも吸収しえて、見栄えの良いトリム端末処理の 行える自動車用ウェザストリップを提供することにある。
【0006】 更に本考案の他の目的は、これを単品で使用した時にボディコーナー部にシワ が発生せず、外見的品質の向上が得られる自動車用ウェザストリップを提供する ことにある。
【0007】
しかして、上記目的に適合する本考案の自動車用ウェザストリップの特徴は、 自動車トランクのボディフランジに嵌着される断面U字状の嵌着部と該嵌着部の U字湾曲部の外側に設けられ、ラゲッジドアの内面に当接する中空円筒状のシー ルリップと、上記嵌着部の側部の一側から突出し、上記フランジと連続するボデ ィパネルに当接する舌片状の水切りリップ及び同側部の他側から突出し、内装ト リムに当接する装飾リップとを備えたウェザストリップにおいて、該装飾リップ を下向きに湾曲した形状に形成したことにある。
【0008】 更に、本考案においては、下向きに湾曲した該装飾リップの先端とU字状嵌着 部側壁との間に通常所定間隔のスキ間、好ましくは1〜2 mm のスキ間が存する ごとくリップ形状を設定する。また、該装飾リップは、その下向きに湾曲したほ ぼ中央部で相手部品である内装トリムの端部に当接するように、U字状嵌着部の 側部に付設される。これにより、内装トリム組付け時の進入方向変化を湾曲面と スキ間にて滑らかに吸収し、シワの発生が防止される。また、内装トリムの組付 け位置にバラツキがある場合にも、これを比較的容易に吸収することができるの で、見栄えのよい端末処理が可能となる。また、従来構造のウェザストリップで は前記のごとくボディコーナー部にシワが発生していたが、本考案のウェザスト リップは長手方向の圧縮力を下方へ逃がし吸収してシワの発生を防止することが できる。
【0009】 本考案において、装飾リップの先端部は、通常U字状嵌着部の側壁との間で滑 らかな接触が保てるように舌片状に成形されるが、その他の形に、例えば先端を 丸く膨らませた所謂コブ付き形状にすることもできる。
【0010】 また、該装飾リップの材質としては、通常その付け根部分から先端まで全てス ポンジゴムが使用されるが、場合によっては当該付け根部分のある範囲は嵌着部 に連続するソリッドゴムであってもよい。なお、前記中空円筒状のシールリップ 及び舌片状の水切りリップは、従来と同様スポンジゴムで構成される。
【0011】
本考案の自動車用ウェザストリップでは、装飾リップを下向きに湾曲し、その 先端と嵌着部側壁との間にスキ間を設け、そのほぼ中央部が内装トリムの端部に 当接するごとく形成したので、内装トリムの組付け時に相手部品の進入方向変化 や組付け位置のバラツキを滑らかに吸収でき、装飾リップにシワが発生せず、見 栄えの改善された内装トリムの端末処理が可能となる。
【0012】 また、本考案のウェザストリップは上記のごとき構成を有するので、これを内 装トリムのない場所に単品で使用した場合にも、従来構造のリップでは避け得な かったボディコーナー部におけるシワの発生が防止できる。
【0013】
以下、実施例に基づき、本考案の自動車用ウェザストリップの特徴をより詳細 に説明する。
【0014】 図1は自動車の後部トランクに装着される本考案実施例の自動車用ウェザスト リップを示す断面図であり、このウェザストリップ1は自動車のボディフランジ に嵌着される断面U字状の嵌着部2と該嵌着部2のU字湾曲部3の外側に設けら れ、ラゲッジドアの内面に当接する中空円筒状のシールリップ4と、上記嵌着部 2の側部の一側から突出し、上記フランジと連続するボディパネルに当接する舌 片状の水切りリップ5及び同側部の他側に設けられ、そのほぼ中央部において内 装トリムの端部に当接される下向き湾曲形状の装飾リップ6とを一体に備えてい る。上記嵌着部2はソリッドゴムで、また上記シールリップ4、水切りリップ5 及び装飾リップ6はスポンジゴムでそれぞれ構成されている。
【0015】 図2は本実施例のウェザストリップをトランクルームのボディフランジに組付 けた時の内装トリムとの係合状態を示す一部断面斜視図である。図から判るごと く、装飾リップ6の湾曲したほぼ中央部が内装トリム8の端部9に当接するよう 設定されている。尚この場合、装飾リップ6の先端部7に設けられたスキ間dの 大きさは1mmであった。
【0016】 以上のごとく構成し、内装トリムと係合した本考案実施例のウェザストリップ には、シワの発生がみられず、トリム端部の装飾処理も良好であった。
【0017】
以上説明したように、本考案の自動車用ウェザストリップは、該ウェザストリ ップのU字嵌着部の側部に付設される装飾リップに新規な構成を採用したので、 内装トリム組付け時にシワの発生がなく、相手部品の組付け位置のバラツキをも 吸収しえて内装トリムとの見栄えの良い係合状態が得られる。また、このウェザ ストリップを単品使用した場合にも、ボディコーナー部の曲げ圧縮によるシワの 発生が効果的に解消され、装飾性が一段と改善される。
【図1】本考案実施例の自動車用ウェザストリップを示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】同ウェザストリップと内装トリムとの係合状態
を示す一部断面斜視図である。
を示す一部断面斜視図である。
【図3】従来構造ウェザストリップに内装トリムを係合
する際の不具合を示す説明図である。
する際の不具合を示す説明図である。
【図4】同ウェザストリップの単品使用時にボディコー
ナー部に発生するシワを示す一部断面斜視図である。
ナー部に発生するシワを示す一部断面斜視図である。
【図5】同ウェザストリップの組付状態を示す断面図で
ある。
ある。
1 ;ウェザストリップ 2 ;嵌着部 3 ;U字湾曲部 4 ;シールリップ 5 ;水切りリップ 6 ;装飾リップ 7 ;先端部 8 ;内装トリム 9 ;端部 10 ;突状リップ 11 ;フランジ 12 ;コーナー部 13 ;ボディパネル 14 ;ラゲッジドア d ;スキ間
Claims (2)
- 【請求項1】 自動車トランクのボディフランジに嵌着
される断面U字状の嵌着部と該嵌着部のU字湾曲部の外
側に設けられ、ラゲッジドアの内面に当接する中空円筒
状のシールリップと、上記嵌着部の側部の一側から突出
し、上記フランジと連続するボディパネルに当接する舌
片状の水きりリップ及び同側部の他側から突出し、内装
トリムに当接する装飾リップとを備えたウェザストリッ
プにおいて、該装飾リップを下向きに湾曲した形状に形
成してなることを特徴とする自動車用ウェザストリッ
プ。 - 【請求項2】 装飾リップの先端とU字状嵌着部側壁と
の間に所定間隔のスキ間を設けてなる請求項1記載の自
動車用ウェザストリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7728292U JPH0642440U (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 自動車用ウェザストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7728292U JPH0642440U (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 自動車用ウェザストリップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0642440U true JPH0642440U (ja) | 1994-06-07 |
Family
ID=13629518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7728292U Pending JPH0642440U (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 自動車用ウェザストリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0642440U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03153435A (ja) * | 1989-10-19 | 1991-07-01 | Standard Prod Co:The | 車両用ウエザー・シール |
-
1992
- 1992-11-10 JP JP7728292U patent/JPH0642440U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03153435A (ja) * | 1989-10-19 | 1991-07-01 | Standard Prod Co:The | 車両用ウエザー・シール |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990309 |