JPH0642428B2 - 印刷コイルのインダクタンス調整方法 - Google Patents

印刷コイルのインダクタンス調整方法

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JPH0642428B2
JPH0642428B2 JP2046779A JP4677990A JPH0642428B2 JP H0642428 B2 JPH0642428 B2 JP H0642428B2 JP 2046779 A JP2046779 A JP 2046779A JP 4677990 A JP4677990 A JP 4677990A JP H0642428 B2 JPH0642428 B2 JP H0642428B2
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JP
Japan
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conductor pattern
inductance
solder
coil
adjusting
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雄二 黒田
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、絶縁基板面に導体パターンを印刷して形成し
た印刷コイルのインダクタンス調整方法に関する。
(従来の技術) 印刷コイルは、たとえば発振器を構成する基板面に形成
されて所定のコンデンサとともに発振回路を構成する。
この発振回路は、印刷コイルのインダクタンスを調整す
ることにより、その発振周波数が調節される。従来、こ
のような印刷コイルのインダクタンスを調整するには、
たとえば第3図に示すように、基板1面に渦巻状に形成
した印刷コイルの導体パターン2面の一部に半田3を付
着させていた。このように導体パターン2面の一部に半
田3を付着させると、その部分の導体パターン2の厚み
が厚くなるため、半田の付着量や付着面積に応じて印刷
コイルのインダクタンスが小さくなる。そのため、発振
回路の発振周波数が調節される。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記のように印刷コイルの導体パターン2面
に単に半田3を付着させるだけでは、導体パターン2の
表面状態や半田3の温度等の諸条件により導体パターン
2面における半田3の拡がり具合が異なり、半田3の付
着量や付着面積にばらつきが生じる。そのため、半田3
の付着量や付着面積が足りない場合は、その付着作業を
繰返して所定の付着量と付着面積になるようにすればよ
い。ところが、半田3が拡がりすぎて付着面積が大きく
なりすぎた場合は、その修正が困難となる。そのため、
インダクタンスの調整作業が煩雑になり、熟練した作業
者でないと歩止りが低下するという問題があった。本発
明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、印刷
コイルのインダクタンス調整作業を容易にするととも
に、さほど熟練した作業者でなくてもその歩止りを向上
させることのできる印刷コイルのインダクタンスを調整
方法を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) このような目的を達成するために、本発明の印刷コイル
のインダクタンス調整方法においては、印刷コイルを形
成している導体パターン面の複数個所に絶縁材からなる
堰堤を設けてその導体パターン面を複数個の領域に区分
けし、この区分けされた導体パターンの所定の領域に半
田を付着することによりその領域の導体パターン部の厚
みを厚くし、それにより印刷コイルのインダクタンスを
調節するようにしたことを特徴としている。
(作用) 印刷コイルを形成している導体パターン面を絶縁材から
なる堰堤により複数個の領域に区分けしたため、所定の
領域に付着した半田は堰堤を乗り越えて隣りの領域にま
で拡がることがない。そのため、導体パターン面を堰堤
により適切な長さで区分けしておくことにより、半田の
余計な拡がりを防止でき、インダクタンスの調節作業が
容易になる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。第1図はインダクタンスを調整する前の印刷コイル
を示す斜視図、第2図はインダクタンスを調節した後の
印刷コイルを示す斜視図である。これらの図において、
従来例におけるものと同一の部材については同一の符号
を用いてその詳細な説明を省略する。これらの図におい
て、基板1面の印刷コイルを形成する導体パターン2
は、その導体パターン2面の複数個所に絶縁材からなる
堰堤4が設けられて複数個の領域に区分けされている。
これらの堰堤4は、たとえばグレーズを導体パターン2
面の所定位置に印刷し、焼付けることにより形成され
る。このように堰堤4の設けられた導体パターン2面の
堰堤4に挟まれた所定の領域に半田3を付着する。この
半田3は、たとえば溶融した半田を半田ゴテ等で供給す
る。このように半田3が付着されると、導体パターン2
は、その部分の厚みが厚くなるため、印刷コイルのイン
ダクタンスが小さくなり、発振回路の発振周波数が調節
される。この場合、導体パターン2面には堰堤4が設け
られているため、半田3は堰堤4を乗り越えて隣りの領
域に拡がることがないため、半田の付着量や付着面積の
制御が簡単にでき、インダクタンスの調整が容易とな
る。なお、導体パターン2面の堰堤4の間隔は、図示の
ように等間隔であってもよいが、一方から他方へいくに
従って間隔を狭くするようにしてもよい。このように、
順に間隔を狭くするようにすると、インダクタンスの微
調整が容易となる。また、ここでいう印刷コイルとは、
マイクロ回路基板に形成されたストリップラインのよう
なものも含むもので、ストリップラインのようなもので
も同様の方法でそのインダクタンスが調整できる。
(発明の効果) 以上説明したことから明らかなように本発明によれば、
印刷コイルを形成している導体パターン面の複数個所に
絶縁材からなる堰堤を設けてその導体パターン面を複数
個の領域に区分けし、この区分けされた所定の領域に半
田を付着するようにしたので、印刷コイルのインダクタ
ンス調整作業が容易になり、さほど熟練した作業者でな
くてもその歩止りを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の実施例に係る印刷コイル
のインダクタンス調整方法を説明するための印刷コイル
の斜視図、第3図は従来例のインダクタンス調整方法を
説明するための印刷コイルの斜視図である。 1…基板、2…導体パターン、3…半田、4…堰堤。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板面に導体パターンを印刷して形成した
    印刷コイルのインダクタンス調整方法であって、その印
    刷コイルを形成している導体パターン面の複数個所に絶
    縁材からなる堰堤を設けてその導体パターン面を複数個
    の領域に区分けし、この区分けされた導体パターン面の
    所定の領域に半田を付着することによりその領域の導体
    パターン部の厚みを厚くし、それにより印刷コイルのイ
    ンダクタンスを調整するようにしたことを特徴とする印
    刷コイルのインダクタンス調整方法。
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