JPH0642329A - パティキュレートフィルタの逆洗装置 - Google Patents
パティキュレートフィルタの逆洗装置Info
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- JPH0642329A JPH0642329A JP4195159A JP19515992A JPH0642329A JP H0642329 A JPH0642329 A JP H0642329A JP 4195159 A JP4195159 A JP 4195159A JP 19515992 A JP19515992 A JP 19515992A JP H0642329 A JPH0642329 A JP H0642329A
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- exhaust gas
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
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- F01N3/00—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
- F01N3/02—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust
- F01N3/021—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters
- F01N3/023—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters using means for regenerating the filters, e.g. by burning trapped particles
- F01N3/0233—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters using means for regenerating the filters, e.g. by burning trapped particles periodically cleaning filter by blowing a gas through the filter in a direction opposite to exhaust flow, e.g. exposing filter to engine air intake
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N13/00—Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
- F01N13/011—Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00 having two or more purifying devices arranged in parallel
- F01N13/017—Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00 having two or more purifying devices arranged in parallel the purifying devices are arranged in a single housing
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パティキュレートフィルタに逆洗エアーを均
等に噴射させて、効率的な逆洗処理を行う。 【構成】 排気管１に介設したフィルタケース２内にパ
ティキュレートフィルタユニット５ａ，５ｂが収容さ
れ、フィルタユニット５ａ，５ｂの両側には清浄な排ガ
スが導入される清浄ガス室１０ａ，１０ｂが形成され、
更にフィルタケース２の排ガス下流側の端面には各清浄
ガス室１０ａ，１０ｂに連通する排ガス出口１１ａ，１
１ｂが上記フィルタ５ａ，５ｂの端面を所定量δ露出さ
せて形成されている。一方、逆洗ノズル１４ａ，１４ｂ
の噴射口２０ａ，２０ｂは、排ガス出口１１ａ，１１ｂ
を通じてフィルタ５ａ，５ｂに臨んでいる。こうして、
各逆洗ノズル１４ａ，１４ｂからの逆洗エアーがフィル
タ５ａ，５ｂの最下流端にも噴射されるようになってい
る。
等に噴射させて、効率的な逆洗処理を行う。 【構成】 排気管１に介設したフィルタケース２内にパ
ティキュレートフィルタユニット５ａ，５ｂが収容さ
れ、フィルタユニット５ａ，５ｂの両側には清浄な排ガ
スが導入される清浄ガス室１０ａ，１０ｂが形成され、
更にフィルタケース２の排ガス下流側の端面には各清浄
ガス室１０ａ，１０ｂに連通する排ガス出口１１ａ，１
１ｂが上記フィルタ５ａ，５ｂの端面を所定量δ露出さ
せて形成されている。一方、逆洗ノズル１４ａ，１４ｂ
の噴射口２０ａ，２０ｂは、排ガス出口１１ａ，１１ｂ
を通じてフィルタ５ａ，５ｂに臨んでいる。こうして、
各逆洗ノズル１４ａ，１４ｂからの逆洗エアーがフィル
タ５ａ，５ｂの最下流端にも噴射されるようになってい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、パティキュレートフィ
ルタに排ガス流と逆方向の逆洗エアーを噴射してそのフ
ィルタ内のパティキュレートを払い落とすパティキュレ
ートフィルタの逆洗装置に関するものである。
ルタに排ガス流と逆方向の逆洗エアーを噴射してそのフ
ィルタ内のパティキュレートを払い落とすパティキュレ
ートフィルタの逆洗装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、ディーゼルエンジン等において
は、排ガス中のパティキュレートを低減するために排ガ
ス流路にパティキュレートフィルタが介設されており、
このパティキュレートフィルタに排ガスを通過させてパ
ティキュレートを捕集することが行われている。この場
合、長時間フィルタを使用すると、フィルタ内にパティ
キュレートが堆積して目詰まりを生じるため、定期的に
パティキュレートを払い落とす必要がある。
は、排ガス中のパティキュレートを低減するために排ガ
ス流路にパティキュレートフィルタが介設されており、
このパティキュレートフィルタに排ガスを通過させてパ
ティキュレートを捕集することが行われている。この場
合、長時間フィルタを使用すると、フィルタ内にパティ
キュレートが堆積して目詰まりを生じるため、定期的に
パティキュレートを払い落とす必要がある。
【０００３】従来、パティキュレートを払い落とす方法
として、パティキュレートフィルタにその下流側から高
圧の逆洗エアーを噴射し、フィルタからパティキュレー
トを剥離させて払い落とす方法がある。この方法は、ヒ
ータやバーナ等によりフィルタ自身を加熱してパティキ
ュレートを焼却する方法に比し、熱応力によるクラック
の発生や溶損等を大幅に低減できる。
として、パティキュレートフィルタにその下流側から高
圧の逆洗エアーを噴射し、フィルタからパティキュレー
トを剥離させて払い落とす方法がある。この方法は、ヒ
ータやバーナ等によりフィルタ自身を加熱してパティキ
ュレートを焼却する方法に比し、熱応力によるクラック
の発生や溶損等を大幅に低減できる。
【０００４】図４には、上記パティキュレートフィルタ
の逆洗装置の従来例を示す。この装置では、排気管ａの
途中にフィルタケースｂが設けられ、このフィルタケー
スｂ内にパティキュレートを捕集するためのパティキュ
レートフィルタｃ，ｃがそれぞれ排ガス流に沿って収容
されている。フィルタケースｂ内には、またフィルタ
ｃ，ｃの両側に各フィルタｃ，ｃを通過した清浄な排ガ
スが導入される清浄ガス室ｄ，ｄが区画形成され、これ
ら清浄ガス室ｄ，ｄに導入された清浄な排ガスは排ガス
出口ｅ，ｅから下流側の排気管ｆ，ｆに排出される。各
排気管ｆには、電磁弁ｇおよび配管ｈによりエアータン
クｉに接続された逆洗ノズルｊ，ｊが設けられ、各逆洗
ノズルｊの下流側には排気管ｆ内を開閉するための開閉
弁ｋが設けられている。
の逆洗装置の従来例を示す。この装置では、排気管ａの
途中にフィルタケースｂが設けられ、このフィルタケー
スｂ内にパティキュレートを捕集するためのパティキュ
レートフィルタｃ，ｃがそれぞれ排ガス流に沿って収容
されている。フィルタケースｂ内には、またフィルタ
ｃ，ｃの両側に各フィルタｃ，ｃを通過した清浄な排ガ
スが導入される清浄ガス室ｄ，ｄが区画形成され、これ
ら清浄ガス室ｄ，ｄに導入された清浄な排ガスは排ガス
出口ｅ，ｅから下流側の排気管ｆ，ｆに排出される。各
排気管ｆには、電磁弁ｇおよび配管ｈによりエアータン
クｉに接続された逆洗ノズルｊ，ｊが設けられ、各逆洗
ノズルｊの下流側には排気管ｆ内を開閉するための開閉
弁ｋが設けられている。
【０００５】通常の走行時には、エンジンからの排ガス
がフィルタケースｂ内に導入され、パティキュレートフ
ィルタｃ，ｃでパティキュレートが捕集された後、清浄
な排ガスとなって清浄ガス室ｄ，ｄに導かれ、その後、
各清浄ガス室ｄ，ｄから出口ｅ，ｅを通じて排気管ｆ，
ｆに排出される。この運転中、フィルタｃ，ｃ内のパテ
ィキュレートが増大すると、フィルタｃ，ｃの逆洗が交
互に行われる。即ち、排気管ｆ内が弁ｋにより閉じら
れ、この状態で電磁弁ｇが一定時間開かれる。これによ
り、エアータンクｉ内のエアーが逆洗ノズルｊに供給さ
れて、そのノズルｊの噴射口から排気管ｆ内に噴出され
る。排気管ｆ内に噴出された逆洗エアーは、排ガス流と
逆方向に流れてケースｂ内に流入し、パティキュレート
フィルタｃに噴射される。こうして、フィルタｃ内に捕
集されたパティキュレートが剥離されて払い落とされる
こととなり、フィルタの再生がなされる。
がフィルタケースｂ内に導入され、パティキュレートフ
ィルタｃ，ｃでパティキュレートが捕集された後、清浄
な排ガスとなって清浄ガス室ｄ，ｄに導かれ、その後、
各清浄ガス室ｄ，ｄから出口ｅ，ｅを通じて排気管ｆ，
ｆに排出される。この運転中、フィルタｃ，ｃ内のパテ
ィキュレートが増大すると、フィルタｃ，ｃの逆洗が交
互に行われる。即ち、排気管ｆ内が弁ｋにより閉じら
れ、この状態で電磁弁ｇが一定時間開かれる。これによ
り、エアータンクｉ内のエアーが逆洗ノズルｊに供給さ
れて、そのノズルｊの噴射口から排気管ｆ内に噴出され
る。排気管ｆ内に噴出された逆洗エアーは、排ガス流と
逆方向に流れてケースｂ内に流入し、パティキュレート
フィルタｃに噴射される。こうして、フィルタｃ内に捕
集されたパティキュレートが剥離されて払い落とされる
こととなり、フィルタの再生がなされる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した逆
洗装置においては、図示のごとくパティキュレートフィ
ルタｃが排ガス出口ｅを塞ぐことのないようにケースｂ
内に設けられるため、上記逆洗エアーの流路の途中に段
差Ａが形成された形となり、その段差Ａにて逆洗エアー
の流れによどみが発生することとなる。そして、このエ
アー流のよどみによりフィルタｃの下流側端部 (図のＢ
部) には十分な逆洗エアーを噴射できず、その部分にパ
ティキュレートが残留することとなる。
洗装置においては、図示のごとくパティキュレートフィ
ルタｃが排ガス出口ｅを塞ぐことのないようにケースｂ
内に設けられるため、上記逆洗エアーの流路の途中に段
差Ａが形成された形となり、その段差Ａにて逆洗エアー
の流れによどみが発生することとなる。そして、このエ
アー流のよどみによりフィルタｃの下流側端部 (図のＢ
部) には十分な逆洗エアーを噴射できず、その部分にパ
ティキュレートが残留することとなる。
【０００７】なお、特開平 4-36008号公報には、逆洗ノ
ズルを順次拡径する形状とした逆洗装置が開示されてい
るが、このノズル形状の場合、排気抵抗 (排圧) が上昇
してエンジン出力の低下を招くことになる。特開平 4-3
6008号公報には、また、フィルタ下流側に複数の逆洗ノ
ズルを設けた装置も開示されているが、この場合には、
ノズル間の噴出圧や流量のばらつきによってパティキュ
レートの落ちが不均一になるおそれがある。
ズルを順次拡径する形状とした逆洗装置が開示されてい
るが、このノズル形状の場合、排気抵抗 (排圧) が上昇
してエンジン出力の低下を招くことになる。特開平 4-3
6008号公報には、また、フィルタ下流側に複数の逆洗ノ
ズルを設けた装置も開示されているが、この場合には、
ノズル間の噴出圧や流量のばらつきによってパティキュ
レートの落ちが不均一になるおそれがある。
【０００８】本発明の目的は、パティキュレートフィル
タに逆洗エアーを均一に噴射させて、効率的な逆洗処理
を行うことができるパティキュレートフィルタの逆洗装
置を提供することにある。
タに逆洗エアーを均一に噴射させて、効率的な逆洗処理
を行うことができるパティキュレートフィルタの逆洗装
置を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、エンジンからの排ガス流路に介設された
フィルタケース内にその排ガス流路に沿ってパティキュ
レートフィルタを収容し、パティキュレートフィルタの
下流側に逆洗ノズルを設けて該逆洗ノズルからの逆洗エ
アーをフィルタに噴射させるパティキュレートフィルタ
の逆洗装置において、上記フィルタケース内の上記フィ
ルタ側部にこのフィルタを通過して洗浄された排ガスが
導入される清浄ガス室を形成すると共に、上記フィルタ
ケースの排ガス下流側の端面に上記清浄ガス室に連通す
る排ガス出口を上記フィルタの端面を所定量露出させて
形成し、更に上記逆洗ノズルの噴射口を上記排ガス出口
を通じて上記フィルタに臨ませたものである。
に、本発明は、エンジンからの排ガス流路に介設された
フィルタケース内にその排ガス流路に沿ってパティキュ
レートフィルタを収容し、パティキュレートフィルタの
下流側に逆洗ノズルを設けて該逆洗ノズルからの逆洗エ
アーをフィルタに噴射させるパティキュレートフィルタ
の逆洗装置において、上記フィルタケース内の上記フィ
ルタ側部にこのフィルタを通過して洗浄された排ガスが
導入される清浄ガス室を形成すると共に、上記フィルタ
ケースの排ガス下流側の端面に上記清浄ガス室に連通す
る排ガス出口を上記フィルタの端面を所定量露出させて
形成し、更に上記逆洗ノズルの噴射口を上記排ガス出口
を通じて上記フィルタに臨ませたものである。
【００１０】
【作用】上記構成によれば、パティキュレートフィルタ
の端面を排ガス出口より所定量露出させ、そのフィルタ
を排ガス出口内にはみ出させた構造とすることで、パテ
ィキュレートフィルタの排ガス下流側の端部にも逆洗エ
アーを噴射させ、その箇所におけるパティキュレートを
払い落とすことができる。
の端面を排ガス出口より所定量露出させ、そのフィルタ
を排ガス出口内にはみ出させた構造とすることで、パテ
ィキュレートフィルタの排ガス下流側の端部にも逆洗エ
アーを噴射させ、その箇所におけるパティキュレートを
払い落とすことができる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
【００１２】図１および図２に、本実施例にかかる逆洗
装置の概略構成を示す。図において、２は排気管１に接
続されたフィルタケースであり、このフィルタケース２
内は仕切板３により左右２つの室に区画され、それぞれ
の室にはパティキュレートを捕集するためのパティキュ
レートフィルタユニット５ａ，５ｂが収容されている。
各フィルタユニット５ａ，５ｂは、排ガスの流れ方向に
沿って直列的に並設された３つのパティキュレートフィ
ルタ６ａ〜６ｃ，７ａ〜７ｃからなり、上記ケース２内
に水平に設置されてその上下に排気導入室８とパティキ
ュレート収容室９を形成している。また、フィルタユニ
ット５ａ，５ｂはともに仕切板３側に寄せられて設けら
れ、これらフィルタユニット５ａ，５ｂの両側に清浄な
排ガスが導入される清浄ガス室１０ａ，１０ｂを形成し
ている。即ち、各フィルタ６ａ〜６ｃ，７ａ〜７ｃに
は、あらかじめ上下方向に沿って多数のガス通路が形成
されており、上記排気導入室８に導入された排ガスをフ
ィルタ上面 (入口面) からガス通路に導き、その後、通
路内面側から側方に浸透させて側面 (出口面) １３ａ，
１３ｂから排出できるようになっている。ここに、排ガ
ス中のパティキュレートがガス通路の内面に付着・捕集
され、洗浄された排ガスが清浄ガス室１０ａ，１０ｂに
排出されることとなる。
装置の概略構成を示す。図において、２は排気管１に接
続されたフィルタケースであり、このフィルタケース２
内は仕切板３により左右２つの室に区画され、それぞれ
の室にはパティキュレートを捕集するためのパティキュ
レートフィルタユニット５ａ，５ｂが収容されている。
各フィルタユニット５ａ，５ｂは、排ガスの流れ方向に
沿って直列的に並設された３つのパティキュレートフィ
ルタ６ａ〜６ｃ，７ａ〜７ｃからなり、上記ケース２内
に水平に設置されてその上下に排気導入室８とパティキ
ュレート収容室９を形成している。また、フィルタユニ
ット５ａ，５ｂはともに仕切板３側に寄せられて設けら
れ、これらフィルタユニット５ａ，５ｂの両側に清浄な
排ガスが導入される清浄ガス室１０ａ，１０ｂを形成し
ている。即ち、各フィルタ６ａ〜６ｃ，７ａ〜７ｃに
は、あらかじめ上下方向に沿って多数のガス通路が形成
されており、上記排気導入室８に導入された排ガスをフ
ィルタ上面 (入口面) からガス通路に導き、その後、通
路内面側から側方に浸透させて側面 (出口面) １３ａ，
１３ｂから排出できるようになっている。ここに、排ガ
ス中のパティキュレートがガス通路の内面に付着・捕集
され、洗浄された排ガスが清浄ガス室１０ａ，１０ｂに
排出されることとなる。
【００１３】フィルタケース２の排ガス下流側の端面に
は、上記清浄ガス室１０ａ，１０ｂ内の清浄な排ガスを
排出するための排ガス出口１１ａ，１１ｂが形成され、
これら排ガス出口１１ａ，１１ｂには清浄な排ガスを下
流側に導くための排気管１２ａ，１２ｂが接続されてい
る。排ガス出口１１ａ，１１ｂおよび排気管１２ａ，１
２ｂは、ともに従来のそれよりも大きく形成され、上記
フィルタユニット５ａ，５ｂの端面を出口１１ａ，１１
ｂより所定量δだけ露出させた構造、即ち排気管１２
ａ，１２ｂ内にはみ出させた構造となっている。
は、上記清浄ガス室１０ａ，１０ｂ内の清浄な排ガスを
排出するための排ガス出口１１ａ，１１ｂが形成され、
これら排ガス出口１１ａ，１１ｂには清浄な排ガスを下
流側に導くための排気管１２ａ，１２ｂが接続されてい
る。排ガス出口１１ａ，１１ｂおよび排気管１２ａ，１
２ｂは、ともに従来のそれよりも大きく形成され、上記
フィルタユニット５ａ，５ｂの端面を出口１１ａ，１１
ｂより所定量δだけ露出させた構造、即ち排気管１２
ａ，１２ｂ内にはみ出させた構造となっている。
【００１４】そして、上記排気管１２ａ，１２ｂには、
フィルタユニット５ａ，５ｂに逆洗エアーを噴射させる
ための逆洗ノズル１４ａ，１４ｂと、逆洗ノズル１４
ａ，１４ｂからの逆洗エアーの噴射と同期して排気管１
２ａ，１２ｂ内を開じるための開閉弁１５ａ，１５ｂが
設けられている。逆洗ノズル１４ａ，１４ｂは、排気管
１２ａ，１２ｂ内部にまで延長され、その噴射口２０
ａ，２０ｂが上記排ガス出口１１ａ，１１ｂを通じてフ
ィルタユニット５ａ，５ｂ (出口面１３ａ，１３ｂ) に
直接臨ませられている。特に、本実施例では、フィルタ
ユニット５ａ，５ｂの全域に亘って逆洗エアーを均一に
噴射するために、逆洗ノズル１４ａ，１４ｂの噴射口２
０ａ，２０ｂはフィルタユニット５ａ，５ｂのノズル側
から１／３付近に臨ませられている。
フィルタユニット５ａ，５ｂに逆洗エアーを噴射させる
ための逆洗ノズル１４ａ，１４ｂと、逆洗ノズル１４
ａ，１４ｂからの逆洗エアーの噴射と同期して排気管１
２ａ，１２ｂ内を開じるための開閉弁１５ａ，１５ｂが
設けられている。逆洗ノズル１４ａ，１４ｂは、排気管
１２ａ，１２ｂ内部にまで延長され、その噴射口２０
ａ，２０ｂが上記排ガス出口１１ａ，１１ｂを通じてフ
ィルタユニット５ａ，５ｂ (出口面１３ａ，１３ｂ) に
直接臨ませられている。特に、本実施例では、フィルタ
ユニット５ａ，５ｂの全域に亘って逆洗エアーを均一に
噴射するために、逆洗ノズル１４ａ，１４ｂの噴射口２
０ａ，２０ｂはフィルタユニット５ａ，５ｂのノズル側
から１／３付近に臨ませられている。
【００１５】なお、図１中、１８は逆洗ノズル１４ａ，
１４ｂに配管１７を介して接続されたエアータンク、ま
た、１６ａ，１６ｂは配管１７に介設された常閉型の電
磁弁である。
１４ｂに配管１７を介して接続されたエアータンク、ま
た、１６ａ，１６ｂは配管１７に介設された常閉型の電
磁弁である。
【００１６】次に、上記のように構成される本実施例の
作用について述べる。
作用について述べる。
【００１７】通常の走行時には、エンジンから排出され
た排ガスは、排気管１内を通ってフィルタケース２内の
排気導入室８に導入され、その排気導入室８からフィル
タユニット５ａ，５ｂ内にその上面より導入される。フ
ィルタユニット５ａ，５ｂに導入された排ガスは、その
上下方向に延びる各ガス通路に導かれて、それら通路内
面側でパティキュレートが捕集された後、清浄な排ガス
となって清浄ガス室１０ａ，１０ｂに排出される。清浄
ガス室１０ａ，１０ｂに排出された清浄な排ガスは、さ
らに排ガス出口１１ａ，１１ｂを通じて排気管１２ａ，
１２ｂに排出され、これら排気管１２ａ，１２ｂにより
下流側に導かれる。
た排ガスは、排気管１内を通ってフィルタケース２内の
排気導入室８に導入され、その排気導入室８からフィル
タユニット５ａ，５ｂ内にその上面より導入される。フ
ィルタユニット５ａ，５ｂに導入された排ガスは、その
上下方向に延びる各ガス通路に導かれて、それら通路内
面側でパティキュレートが捕集された後、清浄な排ガス
となって清浄ガス室１０ａ，１０ｂに排出される。清浄
ガス室１０ａ，１０ｂに排出された清浄な排ガスは、さ
らに排ガス出口１１ａ，１１ｂを通じて排気管１２ａ，
１２ｂに排出され、これら排気管１２ａ，１２ｂにより
下流側に導かれる。
【００１８】この通常走行中、フィルタユニット５ａ，
５ｂ内のパティキュレートが増大すると、これらフィル
タユニット５ａ，５ｂに対する逆洗処理が交互に行われ
る。いまフィルタユニット５ａの逆洗について説明する
と、まず、排気管１２ａ内部が開閉弁１５ａにより閉じ
られ、次いで電磁弁１６ａが一定時間開かれる。これに
より、エアータンク１８内のエアーが逆洗ノズル１４ａ
に供給され、その逆洗ノズル１４ａの噴射口２０ａから
噴出される。ここに、フィルタユニット５ａは、排気管
１２ａ内にまではみ出しているため、ノズル１４ａから
噴射された逆洗エアーは、フィルタユニット５ａの出口
面１３ａ全域に亘って噴射され、フィルタユニット５ａ
内からパティキュレートが剥離されてパティキュレート
収容室９に払い落とされることとなる。
５ｂ内のパティキュレートが増大すると、これらフィル
タユニット５ａ，５ｂに対する逆洗処理が交互に行われ
る。いまフィルタユニット５ａの逆洗について説明する
と、まず、排気管１２ａ内部が開閉弁１５ａにより閉じ
られ、次いで電磁弁１６ａが一定時間開かれる。これに
より、エアータンク１８内のエアーが逆洗ノズル１４ａ
に供給され、その逆洗ノズル１４ａの噴射口２０ａから
噴出される。ここに、フィルタユニット５ａは、排気管
１２ａ内にまではみ出しているため、ノズル１４ａから
噴射された逆洗エアーは、フィルタユニット５ａの出口
面１３ａ全域に亘って噴射され、フィルタユニット５ａ
内からパティキュレートが剥離されてパティキュレート
収容室９に払い落とされることとなる。
【００１９】すなわち、図３に示すように、フィルタユ
ニット５ａを所定量δだけ排ガス出口１１ａを塞ぐよう
に設けることで、そのフィルタユニット５ａの下流側
(ノズル側) の角部にも逆洗エアーがあたり、フィルタ
ユニット５ａ内側方向への逆洗エアーの流れが生じるこ
とになる。そのため、このフィルタユニット５ａの下流
側端部においても、十分な逆洗エアーを噴射してパティ
キュレートを剥離・落下させることができる。
ニット５ａを所定量δだけ排ガス出口１１ａを塞ぐよう
に設けることで、そのフィルタユニット５ａの下流側
(ノズル側) の角部にも逆洗エアーがあたり、フィルタ
ユニット５ａ内側方向への逆洗エアーの流れが生じるこ
とになる。そのため、このフィルタユニット５ａの下流
側端部においても、十分な逆洗エアーを噴射してパティ
キュレートを剥離・落下させることができる。
【００２０】このように本実施例によれば、フィルタケ
ース２の排ガス出口１１ａ，１１ｂをフィルタユニット
５ａ，５ｂの端面を所定量露出させて形成すると共に、
逆洗ノズル１４ａ，１４ｂの噴射口２０ａ，２０ｂを排
ガス出口１１ａ，１１ｂを通じてフィルタユニット５
ａ，５ｂに直接臨ませたことにより、パティキュレート
フィルタ５ａ，５ｂの下流側端部にも十分に逆洗エアー
を噴射させて、その箇所のパティキュレートを払い落と
すことができる。このため、フィルタユニット５ａ，５
ｂ全域に亘ってパティキュレートを良好に払い落とすこ
とができるようになり、もって逆洗効果を大幅に向上さ
せることができる。しかも、局部的なパティキュレート
の残留がなくなるので、排気温度上昇によるパティキュ
レートの自己着火を防止でき、この自己着火に起因した
フィルタユニット５ａ，５ｂの溶損も防止できる。
ース２の排ガス出口１１ａ，１１ｂをフィルタユニット
５ａ，５ｂの端面を所定量露出させて形成すると共に、
逆洗ノズル１４ａ，１４ｂの噴射口２０ａ，２０ｂを排
ガス出口１１ａ，１１ｂを通じてフィルタユニット５
ａ，５ｂに直接臨ませたことにより、パティキュレート
フィルタ５ａ，５ｂの下流側端部にも十分に逆洗エアー
を噴射させて、その箇所のパティキュレートを払い落と
すことができる。このため、フィルタユニット５ａ，５
ｂ全域に亘ってパティキュレートを良好に払い落とすこ
とができるようになり、もって逆洗効果を大幅に向上さ
せることができる。しかも、局部的なパティキュレート
の残留がなくなるので、排気温度上昇によるパティキュ
レートの自己着火を防止でき、この自己着火に起因した
フィルタユニット５ａ，５ｂの溶損も防止できる。
【００２１】また、排ガス出口１１ａ，１１ｂを拡径し
てその内側にフィルタユニット５ａ，５ｂをはみ出させ
たことにより、逆洗ノズル１４ａ，１４ｂの噴射口２０
ａ，２０ｂをフィルタユニット５ａ，５ｂに直接臨ませ
るようにしても、圧損上昇を生じることなくエンジン出
力の低下を防ぐこともできる。
てその内側にフィルタユニット５ａ，５ｂをはみ出させ
たことにより、逆洗ノズル１４ａ，１４ｂの噴射口２０
ａ，２０ｂをフィルタユニット５ａ，５ｂに直接臨ませ
るようにしても、圧損上昇を生じることなくエンジン出
力の低下を防ぐこともできる。
【００２２】更にまた、各フィルタユニット５ａ，５ｂ
を１本の逆洗ノズル１４ａ，１４ｂで逆洗するため、構
造が簡単であると共に、複数の逆洗ノズルを設ける場合
のようなノズル間のばらつきがなく、この点でもフィル
タユニット５ａ，５ｂ全域に亘って均一な逆洗を行うこ
とができる。
を１本の逆洗ノズル１４ａ，１４ｂで逆洗するため、構
造が簡単であると共に、複数の逆洗ノズルを設ける場合
のようなノズル間のばらつきがなく、この点でもフィル
タユニット５ａ，５ｂ全域に亘って均一な逆洗を行うこ
とができる。
【００２３】なお、上記実施例においては、フィルタケ
ース２内に複数のフィルタからなるフィルタユニット５
ａ，５ｂを収容したが、ケース２内に収容するフィルタ
としては単体のものでもよい。また、上記実施例におい
ては、２つのフィルタユニット５ａ，５ｂを交互に逆洗
するデュアルフィルタ型の逆洗装置について説明した
が、シングルフィルタ型の逆洗装置であってもよい。
ース２内に複数のフィルタからなるフィルタユニット５
ａ，５ｂを収容したが、ケース２内に収容するフィルタ
としては単体のものでもよい。また、上記実施例におい
ては、２つのフィルタユニット５ａ，５ｂを交互に逆洗
するデュアルフィルタ型の逆洗装置について説明した
が、シングルフィルタ型の逆洗装置であってもよい。
【００２４】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、パティキ
ュレートフィルタに逆洗エアーを均一に噴射させること
ができ、もって逆洗効果の向上を図ることができる。
ュレートフィルタに逆洗エアーを均一に噴射させること
ができ、もって逆洗効果の向上を図ることができる。
【図１】パティキュレートフィルタの逆洗装置の一実施
例を示す概略平面図である。
例を示す概略平面図である。
【図２】パティキュレートフィルタの逆洗装置の一実施
例を示す概略正面図である。
例を示す概略正面図である。
【図３】パティキュレートフィルタの逆洗装置の一実施
例の要部拡大図である。
例の要部拡大図である。
【図４】従来のパティキュレートフィルタの逆洗装置を
示す図である。
示す図である。
１ 上流側の排気管 ２ フィルタケース ５ａ，５ｂ パティキュレートフィルタユニット １０ａ，１０ｂ 清浄ガス室 １１ａ，１１ｂ 排ガス出口 １２ａ，１２ｂ 下流側の排気管 １３ａ，１３ｂ 出口面 １４ａ，１４ｂ 逆洗ノズル １５ａ，１５ｂ 開閉弁 ２０ａ，２０ｂ 噴射口
Claims (1)
- 【請求項１】 エンジンからの排ガス流路に介設された
フィルタケース内にその排ガス流路に沿ってパティキュ
レートフィルタを収容し、パティキュレートフィルタの
下流側に逆洗ノズルを設けて該逆洗ノズルからの逆洗エ
アーをフィルタに噴射させるパティキュレートフィルタ
の逆洗装置において、上記フィルタケース内の上記フィ
ルタ側部に該フィルタを通過して洗浄された排ガスが導
入される清浄ガス室を形成すると共に、上記フィルタケ
ースの排ガス下流側の端面に上記清浄ガス室に連通する
排ガス出口を上記フィルタの端面を所定量露出させて形
成し、更に上記逆洗ノズルの噴射口を上記排ガス出口を
通じて上記フィルタに臨ませたことを特徴とするパティ
キュレートフィルタの逆洗装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4195159A JPH0642329A (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | パティキュレートフィルタの逆洗装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4195159A JPH0642329A (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | パティキュレートフィルタの逆洗装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0642329A true JPH0642329A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=16336415
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4195159A Pending JPH0642329A (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | パティキュレートフィルタの逆洗装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0642329A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111561373A (zh) * | 2019-02-14 | 2020-08-21 | 康明斯有限公司 | 用于清洁颗粒过滤器的系统和方法 |
-
1992
- 1992-07-22 JP JP4195159A patent/JPH0642329A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111561373A (zh) * | 2019-02-14 | 2020-08-21 | 康明斯有限公司 | 用于清洁颗粒过滤器的系统和方法 |
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