JPH0642287Y2 - 2巻の券用ロールを備えた発券装置 - Google Patents

2巻の券用ロールを備えた発券装置

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JPH0642287Y2
JPH0642287Y2 JP1988072593U JP7259388U JPH0642287Y2 JP H0642287 Y2 JPH0642287 Y2 JP H0642287Y2 JP 1988072593 U JP1988072593 U JP 1988072593U JP 7259388 U JP7259388 U JP 7259388U JP H0642287 Y2 JPH0642287 Y2 JP H0642287Y2
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JP
Japan
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roll paper
ticket
roller
roll
ticket issuing
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JP1988072593U
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JPH01175368U (ja
Inventor
芳明 植松
豊 中村
晴夫 長野
政治 中城
武 滝口
Original Assignee
株式会社三陽電機製作所
株式会社湊製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はバス、電車等の運賃徴収に使用される乗車
券、整理券、或いは病院、銀行等で使用される種々の整
理券を発行する為の発券装置に関するものである。
(従来の技術) 一連の券用ロール紙に自動的に所定事項を印刷すると共
に、一定の長さに切断して順次くり出す構成の従来の発
券装置に於いては、券用ロール紙が1巻装着されたもの
が主流であった。従って、例えばバスに搭載されている
発券装置では、運行途上で券用ロール紙が終ってしまい
交換の必要を生じたり、或いは運行前に券用ロール紙の
残量を確認し、運行中に交換の必要が生ずるのを防止す
る為に、まだ充分にロール紙が残っている状態でロール
紙を廃棄処分してしまう事があり、極めて不経済であ
り、安全運転の妨げとなっていた。
特にバスに使用されるロール紙は芯体に幅広の台紙を接
着して巻付けた後に所定幅に切断して製品としている
為、芯体と台紙の接着力にバラツキがあり、ロール紙を
定められた大きさの力で引張っても最終端部が芯体より
剥れない事がある。その為芯体より剥れたロール紙の最
終端部を検出して、予備のロール紙と自動的に切替える
方式が出来ない為ロール紙の直径を検出し、ロール紙装
着装置をモーターにて回転させて、ロール紙を巻戻した
上に次のロール紙をセットする方式がとられている。
(考案が解決しようとする課題) ロール紙の直径を検出して、券用ロール紙装着装置を回
転させる為のモーターを含む機構が、券誘導ローラー機
構とは別に必要となり、大きいスペースが必要、構造が
複雑となり、形状が大きい、コストが高い、構造が複雑
であるため信頼性が低い等の問題がある。
(課題を解決するための手段) 第1、第2の券用ロール紙装着装置にそれぞれ券用ロー
ル紙が装着され、券用ロール紙から引出されたロール紙
の先端は、それぞれ第1、第2の券送りローラー及び誘
導ローラーにより、第1、及び第2の券用ロール紙装着
装置の間を通って発券口まで誘導され、これら誘導ロー
ラーは可動ローラーと切換え接触され、発券口に誘導さ
れるロール紙の券面に印字装置により印刷がされる。第
1、第2の券用ロール紙装着装置に装着された券用ロー
ル紙が所定量に減少して終了端部が近づくと、それぞれ
第1、第2のロール紙終了端部検出センサで検出され、
送り出されたロール紙の通過の検出と、引戻されたロー
ル紙の端部の検出とが第1、及び第2のロール紙検出セ
ンサで行われ、ロール紙の先端が発券口に到達したこと
が発券センサで検知される。
ロール紙終了端部検出センサが券用ロール紙の終了端部
を検出すると可動ローラーが検出側の誘導ローラー側に
移動し、誘導ローラーと接すると共に券送りローラー及
び誘導ローラーのモーターを逆転させてロール紙を引戻
し、ロール紙の先端部がロール紙検出センサを通過する
と、券送りローラー及び誘導ローラーのモーターを停止
し、可動ローラーが他の誘導ローラー側と接し、次のロ
ール紙側の券送りローラー及び誘導ローラーのモーター
が駆動され、ロール紙を発券センサが検知する迄誘導す
ることにより2巻の券用ロール紙を交互に自動的に切換
える。
(実施例) 第1図はこの考案の実施例を示す。
券用ロール紙装着装置11,12に券用ロール紙13,14が装着
される。この時券用ロール紙13,14は同一面内にあり、
軸心が平行している。券用ロール紙13,14から巻きほぐ
されたロール紙は互いに外側より内側に導びかれる。そ
の外側の角に券送りローラー15,16が配され、券用ロー
ル紙13,14の内側の一側に誘導ローラー17,18が配され、
他側にプリンターヘッド21,22,カッタ23、発券口24が設
けられる。可動ローラー25が誘導ローラー17,18と切換
え接触される。
第2図に示すように券送りローラー15及び誘導ローラー
17はモーター26によりベルト27を介して回転駆動され、
券送りローラー16及び誘導ローラー18はモーター28によ
りベルト29を介して回転駆動される。券送りローラー1
5,16に押えローラー31,32が転接される。可動ローラー2
5はラッチングソレノイド33の動作により誘導ローラー1
7,18と切換接触する。
第1図の説明に戻って、券用ロール紙13,14の外周面に
残量検出レバー34,35の一端部が弾性的に接触し、他端
部の回動位置上に残量検出センサ36,37が設けられる。
これら残量検出レバー及び残量検出センサはロール紙終
了端部検出センサを構成している。誘導ローラー17,18
の内側にロール紙検出センサ38,39が設けられ、発券口2
4に発券センサ41が設けられる。プリンターヘッド21,22
にはそれぞれプラテンローラー42,43が圧接され、プラ
テンローラー42,43は図に示さないプラテン用モーター
により回転される。券用ロール紙13,14と対応してセッ
ト押釦44,45が設けられる。
券用ロール紙13を券用ロール紙装着装置11に装着し、ロ
ール紙の先端を矢印の通り券送りローラー15と押えロー
ラー31との間に差し込み、セット押釦44を押すと、ソレ
ノイド33が動作し、可動ローラー25は誘導ローラー17に
圧接されると同時にモーター26が駆動され、券送りロー
ラー15、誘導ローラー17が回転し、ロール紙先端を発券
センサ41が検知する迄ロール紙を送り込む、この時プラ
テン用モーターを回転しロール紙は、プリンターヘッド
とプラテンローラーとの間を通過して発券口24まで送り
込まれる。発券センサ41がロール紙先端を検知すると、
モーター26、プラテン用モーターは停止し、可動ローラ
ー25は、誘導ローラー18側に切換わる。カッター23が動
作して券紙をカットすると廃券レバー46が下がり、先端
券を廃券収納部47に収容する。次にプラテン用モーター
が回転し券面に所定の印字を行なうと共にロール紙を所
定量送り込み、カッター23が動作してロール紙セットが
完了する。発券口24より券を引抜くと、発券センサ41が
OFFとなり、次の券を印刷発行する。
続いて券用ロール紙14を券用ロール紙装着装置12に装着
し、ロール紙の先端を券送りローラー16及び押えローラ
ー32間に差込み、セット押釦45を押すとモーター28が回
転し、ロール紙を送り込み、ロール紙検出センサ39によ
り先端を検知すると、モーター28は停止し、2巻のロー
ル紙13,14のセットは完了する。券用ロール紙13の発券
が進むとロール紙13の外周に接する残量検出レバー34に
よりロール紙の残量を検出する。券用ロール紙13の残量
が所定量になると残量検出センサ36がONとなり、可動ロ
ーラー25は誘導ローラー17側に切換わり、モーター26は
逆転動作してロール紙13を巻戻どす、ロール紙13の先端
がロール紙検出センサ38を通過するとモーター26は停止
し、可動ローラー25は誘導ローラー18側に切換って、モ
ーター28が回転しロール紙14の先端部を発券センサ41が
検知する迄送り出す。以上の様な動作で自動的にロール
紙13,14を交互に切換えて使用出来る。
(考案の効果) 以上述べたようにこの考案によれば、誘導ローラー17,1
8に可動ローラー25を切換え接触させると共に、誘導ロ
ーラー17,18に正逆の回転を与えることにより、券の送
りと券の巻戻しとを併用しており、所定残量以下となっ
たロール紙を巻き戻すために、券用ロール紙装着装置を
回転させるモーターを含む機構(従来必要としていたも
の)が不要となるので、機構が単純化され、小形化、低
価格化、信頼性の向上をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す正面図、第2図は各ロ
ーラーに対する駆動系を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中城 政治 神奈川県平塚市田村道半地5546番地3 株 式会社湊製作所内 (72)考案者 滝口 武 神奈川県平塚市田村道半地5546番地3 株 式会社湊製作所内 (56)参考文献 特開 昭60−14385(JP,A) 実開 昭63−61079(JP,U) 実開 昭62−125970(JP,U) 実開 昭63−53170(JP,U) 実開 昭57−84076(JP,U) 実開 昭61−180356(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に発券口を設けた箱状の筺体と、 その筺体に、上記発券口を通る水平面に対してほゞ対称
    に配され、各々の中心軸が上記前面とほゞ平行で水平に
    配された第1,第2券用ロール紙装着装置と、 上記筺体の背面の上下の角部と上記第1及び第2券用ロ
    ール紙装着装置との間に、上記水平面に対してほぼ対称
    に配され、上記第1,第2の券用ロール紙装着装置から引
    出された第1,第2ロール紙の先端を挟んで送り出す第1,
    第2の券送りローラー及び押えローラーと、 上記第1,第2券用ロール紙装着装置の間の上記筺体の背
    面寄りに、上記水平面に対してほぼ対称に配され、上記
    第1,第2ロール紙を上記水平面に沿って、上記発券口の
    方向に案内する第1,第2ロール紙誘導ローラーと、 その第1,第2ロール紙誘導ローラーの間に配され、これ
    らに切換え接触されて、上記第1,第2の券送りローラー
    及び押えローラーにより送り出された上記第1,第2ロー
    ル紙を挟むことができる可動ローラーと、 上記第1,第2券送りローラー及び第1,第2ロール紙誘導
    ローラーを正転又は逆転駆動する第1,第2モーターと、 上記第1,第2ロール紙誘導ローラーの近傍の上記発券口
    側に配され、送り出された上記第1,第2ロール紙の通過
    の検出、及び引戻された第1,第2ロール紙の先端部を検
    出する第1,第2のロール紙検出センサと、 上記ロール紙の券面に印刷する印字装置と、 上記第1及び第2の券用ロール紙装着装置にそれぞれ装
    着された第1,第2ロール紙が終了端部に近づいた事を検
    出する第1,第2のロール紙終了端部検出センサと、 上記発券口に上記第1又は第2ロール紙の先端が到達し
    たことを検知する発券センサと、 上記可動ローラーを上記第1又は第2誘導ローラーのい
    ずれかへ切換え接触させるソレノイドとを具備し、 上記ソレノイドは、上記第1(又は第2)ロール紙終了
    端部検出センサの検出出力(以下終端検出出力と言う)
    に基づいて動作して、上記可動ローラーを上記第1(又
    は第2)ロール紙誘導ローラーへ切換え接触させ、 前記第1(又は第2)モーターは、上記終端検出出力に
    基づき逆転して上記第1(又は第2)ロール紙を引戻
    し、 上記ソレノイドは、上記第1(又は第2)ロール紙検出
    センサの上記引戻された第1(又は第2)ロール紙の先
    端部に対する検出出力(以下引戻し端検出出力と言う)
    に基づいて動作して、上記可動ローラーを上記第2(又
    は第1)ロール紙誘導ローラーへ切換え接触させ、 上記第1(又は第2)モーターは、上記引戻し端検出出
    力に基づいて停止し、 上記第2(又は第1)モーターは、上記引戻し端検出出
    力に基づき正転した後、上記発券センサの検出出力に基
    づき停止することを特徴とする、 2巻の券用ロールを備えた発券装置。
JP1988072593U 1988-05-30 1988-05-30 2巻の券用ロールを備えた発券装置 Expired - Lifetime JPH0642287Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0620205Y2 (ja) * 1986-10-01 1994-05-25 株式会社湊製作所 発券装置

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