JPH0642080B2 - 現像方法 - Google Patents
現像方法Info
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- JPH0642080B2 JPH0642080B2 JP59211274A JP21127484A JPH0642080B2 JP H0642080 B2 JPH0642080 B2 JP H0642080B2 JP 59211274 A JP59211274 A JP 59211274A JP 21127484 A JP21127484 A JP 21127484A JP H0642080 B2 JPH0642080 B2 JP H0642080B2
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- Japan
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G13/00—Electrographic processes using a charge pattern
- G03G13/06—Developing
- G03G13/08—Developing using a solid developer, e.g. powder developer
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は静電潜像の現像方法、詳しく言えば一成分現像
剤による静電潜像の現像方法に関する。
剤による静電潜像の現像方法に関する。
静電潜像の現像に用いられる現像剤としてはトナーとキ
ヤリアとの二成分からなる二成分現像剤及びトナーのみ
からなる一成分現像剤が使用されている。
ヤリアとの二成分からなる二成分現像剤及びトナーのみ
からなる一成分現像剤が使用されている。
一成分現像剤の場合にはトナー粒子のみを使用するた
め、如何にしてトナーに電荷を付与するかが問題であ
る。比較的導電性のトナーを用いて静電誘導により、ト
ナーに電荷を付与する場合は、摩擦帯電の様な帯電の経
時変化、環境依存は無視でき常に良好な現像性が得られ
る。しかし導電性もしくは半導電性のトナーを使用する
ために紙等への転写がうまく行えない。
め、如何にしてトナーに電荷を付与するかが問題であ
る。比較的導電性のトナーを用いて静電誘導により、ト
ナーに電荷を付与する場合は、摩擦帯電の様な帯電の経
時変化、環境依存は無視でき常に良好な現像性が得られ
る。しかし導電性もしくは半導電性のトナーを使用する
ために紙等への転写がうまく行えない。
トリマー、スリーブ等の現像機構成部材とトナーの接
触、摩擦帯電あるいはトナー粒子同志の摩擦帯電によつ
てトナーに電荷を付与する方法も提案され、実用化され
ているが摩擦帯電を利用するため帯電性の経時変化、環
境依存といつた従来の二成分現像剤の欠点は本質的に解
消しえない。コロトロン等を用い、イオン照射によつて
トナーを帯電する方法(特開昭50-9833号)も帯電む
ら、コロトロン汚染、オゾン発生等実用上問題が多い。
触、摩擦帯電あるいはトナー粒子同志の摩擦帯電によつ
てトナーに電荷を付与する方法も提案され、実用化され
ているが摩擦帯電を利用するため帯電性の経時変化、環
境依存といつた従来の二成分現像剤の欠点は本質的に解
消しえない。コロトロン等を用い、イオン照射によつて
トナーを帯電する方法(特開昭50-9833号)も帯電む
ら、コロトロン汚染、オゾン発生等実用上問題が多い。
又、誘電分極を利用する方法も提案されているが(特開
昭49-90931号)、この場合電場強度の変化の大きい部分
しか原理的に現像できないので一般的でない。
昭49-90931号)、この場合電場強度の変化の大きい部分
しか原理的に現像できないので一般的でない。
この様に従来の一成分現像法は、トナーの帯電性、現像
性及び転写性を十分満足しうるものではなく、二成分現
像法の欠点を解消しうるには至つていない。
性及び転写性を十分満足しうるものではなく、二成分現
像法の欠点を解消しうるには至つていない。
本発明は一成分現像法における前記の問題を解決し、現
像性とともに転写性のすぐれた現像剤組成物を提供する
ことを目的とする。
像性とともに転写性のすぐれた現像剤組成物を提供する
ことを目的とする。
本発明の更に他の目的は画質のすぐれた現像剤及び現像
方法を提供することにある。
方法を提供することにある。
前述の目的は、含窒素極性官能基を有する単量体の重合
体成分を含有する結着樹脂を必須成分として含む絶縁性
粒子の少なくとも表面層に、電子吸引性基を有する外添
剤粒子から成る不連続層を形成し現像剤粒子全体の電気
抵抗率を1014Ωcm以上に調整した現像剤の均一な薄
い層を現像剤担持体上に形成して、交番電界により静電
潜像を現像する方法により達成される。
体成分を含有する結着樹脂を必須成分として含む絶縁性
粒子の少なくとも表面層に、電子吸引性基を有する外添
剤粒子から成る不連続層を形成し現像剤粒子全体の電気
抵抗率を1014Ωcm以上に調整した現像剤の均一な薄
い層を現像剤担持体上に形成して、交番電界により静電
潜像を現像する方法により達成される。
以下、本発明の構成をより詳細に説明する。先ず、現像
剤結着樹脂に含窒素極性官能基を導入するための単量体
成分としては、N−メチルアミノエチルアクリレート、
N−エチルアミノエチルアクリレート、N,N−ジメチ
ルアミノエチルアクリレート、N,N−ジエルアミノエ
チルアクリレート、N,N−ジブチルアミノエチルアク
リレート、N,N−ジエチルアミノプロピルアクリレー
ト等の置換ミノ基含有アクリレート類、アミノエチルメ
タクリレート、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリ
レート、N,N−ジエチルアミノエチルメタクリレー
ト、N−メチルアミノエチルメタクリレート、N−エチ
ルアミノエチルメタクリレート、2−N,N−ジシクロ
ヘキシルアミノエチルメタクリレート、N,N−ジブチ
ルアミノエチルメタクリレート、2−フエニルアミノエ
チルメタクリレート、2−ジベンジルアミノエチルメタ
クリレート等の置換アミノ基含有メタクリレート類、ア
ミノスチレン、ジメチルアミノエチルスチレン、N−メ
チルアミノエチルスチレン、ジメチルアミノエトキシス
チレン等のアミノスチレン類、アリルアミン、アリルメ
チルアミン等のアリルアミン類、N−ビニルピリジン、
2−ビニル−5−メチルピリジン等のビニルピリジン
類、ビニルアミン類、ビニルキノリン類及びアリルキノ
リン類、アクリルアミド類、N−ビニルアミド類等が利
用可能である。
剤結着樹脂に含窒素極性官能基を導入するための単量体
成分としては、N−メチルアミノエチルアクリレート、
N−エチルアミノエチルアクリレート、N,N−ジメチ
ルアミノエチルアクリレート、N,N−ジエルアミノエ
チルアクリレート、N,N−ジブチルアミノエチルアク
リレート、N,N−ジエチルアミノプロピルアクリレー
ト等の置換ミノ基含有アクリレート類、アミノエチルメ
タクリレート、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリ
レート、N,N−ジエチルアミノエチルメタクリレー
ト、N−メチルアミノエチルメタクリレート、N−エチ
ルアミノエチルメタクリレート、2−N,N−ジシクロ
ヘキシルアミノエチルメタクリレート、N,N−ジブチ
ルアミノエチルメタクリレート、2−フエニルアミノエ
チルメタクリレート、2−ジベンジルアミノエチルメタ
クリレート等の置換アミノ基含有メタクリレート類、ア
ミノスチレン、ジメチルアミノエチルスチレン、N−メ
チルアミノエチルスチレン、ジメチルアミノエトキシス
チレン等のアミノスチレン類、アリルアミン、アリルメ
チルアミン等のアリルアミン類、N−ビニルピリジン、
2−ビニル−5−メチルピリジン等のビニルピリジン
類、ビニルアミン類、ビニルキノリン類及びアリルキノ
リン類、アクリルアミド類、N−ビニルアミド類等が利
用可能である。
この様な単量体成分を重合して結着樹脂中に導入された
含窒素極性官能基、特に置換アミノ基等の電子ドナー性
もしくはカチオン性に富む官能基は電子吸引性成分、特
にイオンもしくは電子の移動が生じやすい表面導電性の
電子吸引性成分がPH≦6特にP≦4の−COOH基、
−OH基、ハロゲン基のうち少なくとも1種類を含む外
添剤との共存下で概ね良好な電荷交換性を呈するが、現
像剤として画像形成のあらゆる工程からの多様な物理
的、化学的要求をすべて満足するためには、下記一般式
(A)で示される置換アミノ基含有メタクリレートもしく
はアクリレートを単量体の重合体成分を含有する結着樹
脂の使用が望ましい。
含窒素極性官能基、特に置換アミノ基等の電子ドナー性
もしくはカチオン性に富む官能基は電子吸引性成分、特
にイオンもしくは電子の移動が生じやすい表面導電性の
電子吸引性成分がPH≦6特にP≦4の−COOH基、
−OH基、ハロゲン基のうち少なくとも1種類を含む外
添剤との共存下で概ね良好な電荷交換性を呈するが、現
像剤として画像形成のあらゆる工程からの多様な物理
的、化学的要求をすべて満足するためには、下記一般式
(A)で示される置換アミノ基含有メタクリレートもしく
はアクリレートを単量体の重合体成分を含有する結着樹
脂の使用が望ましい。
上記式中、R1は水素原子又は、メチル基であり、R2
およびR3は水素又は炭素原子数1〜4の低級アルキル
基であり、同一でも異なつていてもよく、かねR2およ
びR3の少なくとも一方は、炭素原子数1〜4の低級ア
ルキル基であり、nは1〜4の整数である。外添剤とし
ては、イオン交換水に分散もしくは溶解した時PH≦6
を示す酸性カーボンブラックを用いることができる。こ
の酸性カーボンブラックは必要に応じて、シランカツプ
リング剤、チタネートカツプリング剤、高級脂肪酸及び
その誘導体、高級アルコール等で表面を有機化処理して
から用いてもよい。又、他の無機物質と複合化処理して
もよい。更に又、乳化重合や懸濁重合で作成したもしく
は、粉砕法で得た樹脂微粒子や高級脂肪酸及びその誘導
体、有機酸化物、有機ハロゲン化物、有機塩類等も用い
る事ができる。中でも、PH≦4で、かつ−COOH
基、−OH基、ハロゲンのうち、少なくとも1種類の極
性官能基を有する酸性カーボンブラックを用いると、現
像剤としての総合性能と現像特性を制御しやすい。酸性
カーボンブラックの粒径は1μm以下、特に0.1μm以
下の物が都合よく用いられる。上記の外添剤を前記した
含窒素極性官能基、特に置換アミノ基等の電子ドナー性
もしくはカチオン性に富む官能基をもつ絶縁粒子とを混
合して現像剤とすることができる。
およびR3は水素又は炭素原子数1〜4の低級アルキル
基であり、同一でも異なつていてもよく、かねR2およ
びR3の少なくとも一方は、炭素原子数1〜4の低級ア
ルキル基であり、nは1〜4の整数である。外添剤とし
ては、イオン交換水に分散もしくは溶解した時PH≦6
を示す酸性カーボンブラックを用いることができる。こ
の酸性カーボンブラックは必要に応じて、シランカツプ
リング剤、チタネートカツプリング剤、高級脂肪酸及び
その誘導体、高級アルコール等で表面を有機化処理して
から用いてもよい。又、他の無機物質と複合化処理して
もよい。更に又、乳化重合や懸濁重合で作成したもしく
は、粉砕法で得た樹脂微粒子や高級脂肪酸及びその誘導
体、有機酸化物、有機ハロゲン化物、有機塩類等も用い
る事ができる。中でも、PH≦4で、かつ−COOH
基、−OH基、ハロゲンのうち、少なくとも1種類の極
性官能基を有する酸性カーボンブラックを用いると、現
像剤としての総合性能と現像特性を制御しやすい。酸性
カーボンブラックの粒径は1μm以下、特に0.1μm以
下の物が都合よく用いられる。上記の外添剤を前記した
含窒素極性官能基、特に置換アミノ基等の電子ドナー性
もしくはカチオン性に富む官能基をもつ絶縁粒子とを混
合して現像剤とすることができる。
以上のような構成から成る現像剤を、現像剤担持体上に
均一に薄層に形成し、交番電界を印加して現像させるこ
とにより、現像性、転写性を両立させ、又環境変化に対
しても安定な複写機を得ることができる。交番電界とし
ては、この現像剤を使用するのに最適な波形として周波
数が1〜5KHz、好ましくは1〜3KHz、最高最低電位
幅(ピークツーピーク電位P−P)が500〜2000V、好
ましくは1000〜1500Vとすることにより画質のすぐれた
コピーを得ることができる。
均一に薄層に形成し、交番電界を印加して現像させるこ
とにより、現像性、転写性を両立させ、又環境変化に対
しても安定な複写機を得ることができる。交番電界とし
ては、この現像剤を使用するのに最適な波形として周波
数が1〜5KHz、好ましくは1〜3KHz、最高最低電位
幅(ピークツーピーク電位P−P)が500〜2000V、好
ましくは1000〜1500Vとすることにより画質のすぐれた
コピーを得ることができる。
上記した現像剤と現像方法を組み合わせることにより、
現像性、転写性を両立させ、又環境変化に対しても安定
に現像できる理由について詳細は不明であるが本発明者
等は次のように考えている。
現像性、転写性を両立させ、又環境変化に対しても安定
に現像できる理由について詳細は不明であるが本発明者
等は次のように考えている。
絶縁性粒子が最終的に真電荷を持つステツプとして含窒
素極性官能基を有する絶縁性粒子と外添剤の極性基との
電荷交換により生じた電荷を利用している。すなわち、
第1図に示す様に絶縁性粒子1のアミノ基2と外添剤4
の電子吸引性極性基3とが電荷交換することにより絶縁
性粒子1はに、又外添剤4はにそれぞれ帯電し、絶
縁粒子表面に対を形成する(第2図)。この後現像領域
に於ては、現像電場下で粒子同志の相互の接触により、
更に電荷交換、あるいは外添剤を通じての電荷の移動を
生じ現像剤中の感材側に真電荷を生じるものと考えられ
る(第3図)。
素極性官能基を有する絶縁性粒子と外添剤の極性基との
電荷交換により生じた電荷を利用している。すなわち、
第1図に示す様に絶縁性粒子1のアミノ基2と外添剤4
の電子吸引性極性基3とが電荷交換することにより絶縁
性粒子1はに、又外添剤4はにそれぞれ帯電し、絶
縁粒子表面に対を形成する(第2図)。この後現像領域
に於ては、現像電場下で粒子同志の相互の接触により、
更に電荷交換、あるいは外添剤を通じての電荷の移動を
生じ現像剤中の感材側に真電荷を生じるものと考えられ
る(第3図)。
この時に生じた真電荷は絶縁粒子中に発生した電荷であ
るから環境条件に左右され易い摩擦帯電や導電性トナー
の誘導によるものではない。このため環境条件の変化に
対して安定で、又転写不良等の発生もないと考えられ
る。
るから環境条件に左右され易い摩擦帯電や導電性トナー
の誘導によるものではない。このため環境条件の変化に
対して安定で、又転写不良等の発生もないと考えられ
る。
又、この現像剤を使用した時には前記した交番電界の範
囲に於いてすぐれた画質を得ることができるが、この理
由は真電荷を持つた粒子が交番電荷に応答して現像剤担
持体と像担持体の間を往復運動し背景部に付着した粒子
や像の回りの余分な粒子をきれいに清掃するためによる
と考えられる。
囲に於いてすぐれた画質を得ることができるが、この理
由は真電荷を持つた粒子が交番電荷に応答して現像剤担
持体と像担持体の間を往復運動し背景部に付着した粒子
や像の回りの余分な粒子をきれいに清掃するためによる
と考えられる。
本発明に用いる現像剤は、前記した様に現像剤粒子中に
アミノ基を含有し外添剤として電子吸引性の極性基をも
つ酸性カーボンブラックを使用する事により、現像剤粒
子中のアミノ基と外添剤中の極性基間での電荷交換によ
り生じる電荷を利用するものであり、外添剤は絶縁性あ
るいは導電性でもよいが絶縁性粒子の表面層に不連続層
を形成し1014Ωcm以上に調整する事が必要である。
アミノ基を含有し外添剤として電子吸引性の極性基をも
つ酸性カーボンブラックを使用する事により、現像剤粒
子中のアミノ基と外添剤中の極性基間での電荷交換によ
り生じる電荷を利用するものであり、外添剤は絶縁性あ
るいは導電性でもよいが絶縁性粒子の表面層に不連続層
を形成し1014Ωcm以上に調整する事が必要である。
以下実施例を挙げて本発明の現像方法を説明する。
実施例 スチレン樹脂(ST−120,三洋化成社製)28部、−
COOH基を含む低分子量ポリエチレン系ワツクス(2
203A、酸化40、三井石油化学社製)12部、磁性
体(EPT−1000、戸田工業社製)60部をロータ
ー回転型の混練機により10分間溶融混練し、冷却後ク
ラツシヤーで粗粉砕、更にジエツト紛砕機で微粉砕し、
その後風力分級機で5μm以下の微粉及び40μm以上
の粗粉を除去し平均粒度13μmのトナーを得た。この
トナーに0.5重量%、PH=3の酸性カーボンブラツク
を添加混合しサンプルAを得た。次にスチレン樹脂の代
わりにジエチルアミノエチルメタクリレート−スチレン
共重合体(ジエチルアミノエチルメタクリレート成分7
モル%、数平均分子量5000,アミン価30)を用い
て、その他は全く同様の処方で平均粒径13μmのトナ
ーを得て、0.5重量%のPH=3の酸性カーボンブラツ
クを添加混合しサンプルBを得た。
COOH基を含む低分子量ポリエチレン系ワツクス(2
203A、酸化40、三井石油化学社製)12部、磁性
体(EPT−1000、戸田工業社製)60部をロータ
ー回転型の混練機により10分間溶融混練し、冷却後ク
ラツシヤーで粗粉砕、更にジエツト紛砕機で微粉砕し、
その後風力分級機で5μm以下の微粉及び40μm以上
の粗粉を除去し平均粒度13μmのトナーを得た。この
トナーに0.5重量%、PH=3の酸性カーボンブラツク
を添加混合しサンプルAを得た。次にスチレン樹脂の代
わりにジエチルアミノエチルメタクリレート−スチレン
共重合体(ジエチルアミノエチルメタクリレート成分7
モル%、数平均分子量5000,アミン価30)を用い
て、その他は全く同様の処方で平均粒径13μmのトナ
ーを得て、0.5重量%のPH=3の酸性カーボンブラツ
クを添加混合しサンプルBを得た。
上記2種のトナーを用い、マグネツトロールから成る現
像剤担持体上に均一に薄層にトナーの層を形成し表1に
示す直流及び交流の現像電場条件により現像を行つた。
表2にその結果を示す。
像剤担持体上に均一に薄層にトナーの層を形成し表1に
示す直流及び交流の現像電場条件により現像を行つた。
表2にその結果を示す。
表2の結果から含窒素極性官能基を有するトナーに酸性
カーボンを添加したトナーを使用し交流電場で現像する
と、従来の問題点であつた環境安定性、転写性、画質が
それぞれすべて解決されることが判明した。
カーボンを添加したトナーを使用し交流電場で現像する
と、従来の問題点であつた環境安定性、転写性、画質が
それぞれすべて解決されることが判明した。
なお、現像電場については交流電場として前記実施例の
実験条件の他に、ピークツーピーク電位として500〜200
0V、周波数として1〜5KHz、DC成分100〜500Vが
使用可能であつた。
実験条件の他に、ピークツーピーク電位として500〜200
0V、周波数として1〜5KHz、DC成分100〜500Vが
使用可能であつた。
本発明は含窒素極性基を有する単量体の重合体を含有す
る結着樹脂を必須成分とする絶縁性粒子の少なくとも表
面層にPH≦4の酸性カーボンブラックの不連続層を形
成してなる一成分現像剤の均一な薄層を、静電潜像に対
向して配置された現像剤担持体上に形成し、交番電界下
で現像する方法を提供したものであり、従来の一成分現
像法における問題点であつた。現像性・転写性の非両立
性、画質の環境依存性、画質の経時依存性及び画質の悪
さ等がすべて解決され、長期間にわたつて、また環境変
化に対して安定したコピー品質が得られるので信頼性の
高い複写機が提供でき、又、メインテナンスの費用も削
減できる。
る結着樹脂を必須成分とする絶縁性粒子の少なくとも表
面層にPH≦4の酸性カーボンブラックの不連続層を形
成してなる一成分現像剤の均一な薄層を、静電潜像に対
向して配置された現像剤担持体上に形成し、交番電界下
で現像する方法を提供したものであり、従来の一成分現
像法における問題点であつた。現像性・転写性の非両立
性、画質の環境依存性、画質の経時依存性及び画質の悪
さ等がすべて解決され、長期間にわたつて、また環境変
化に対して安定したコピー品質が得られるので信頼性の
高い複写機が提供でき、又、メインテナンスの費用も削
減できる。
第1図、第2図及び第3図は本発明の現像方法で使用す
る現像剤による真電荷形成の説明図である。 図中符号: 1……絶縁性粒子;2……アミノ基;3……電子吸引性
基;4……外添剤。
る現像剤による真電荷形成の説明図である。 図中符号: 1……絶縁性粒子;2……アミノ基;3……電子吸引性
基;4……外添剤。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須長 貴行 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ツクス株式会社海老名事業所内 (56)参考文献 特開 昭58−17454(JP,A) 特開 昭57−130047(JP,A) 特開 昭55−18658(JP,A)
Claims (4)
- 【請求項1】含窒素極性基を有する単量体の重合体を含
有する結着樹脂を必須成分とする絶縁体粒子の少なくと
も表面層にPH≦4の酸性カーボンブラックの不連続層
を形成してなる一成分現像剤の均一な薄層を、静電潜像
に対向して配置された現像剤担持体上に形成し、交番電
界下で現像することを特徴とする現像方法。 - 【請求項2】含窒素極性基を有する単量体が一般式 〔式中、nは1〜4の整数であり、R1は水素原子又は
メチル基であり、R2及びR3は同一であっても異なっ
てもよく、水素原子又は炭素原子数1〜4の低級アルキ
ル基であるが、R2及びR3は同時に水素原子ではない
ものとする。〕 で示される化合物であることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の現像方法。 - 【請求項3】酸性カーボンブラックがPH≦4で、−C
OOH基、−OH基、ハロゲン基のうち少なくとも一種
類の極性官能基を有することを特徴とする特許請求の範
囲第1項に記載の現像方法。 - 【請求項4】最高最低電位幅(Vp−p)が 500V≦Vp−p≦2000Vで、周波数()が1
KHz≦5KHzの交番電界により現像することを特徴と
する特許請求の範囲第1項に記載の現像方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59211274A JPH0642080B2 (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 | 現像方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59211274A JPH0642080B2 (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 | 現像方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6191670A JPS6191670A (ja) | 1986-05-09 |
JPH0642080B2 true JPH0642080B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=16603206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59211274A Expired - Fee Related JPH0642080B2 (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 | 現像方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0642080B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0810337B2 (ja) * | 1989-02-21 | 1996-01-31 | 株式会社巴川製紙所 | 電子写真用乾式二成分現像剤 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5518658A (en) * | 1978-07-28 | 1980-02-08 | Canon Inc | Electrophotographic developing method |
JPS57130047A (en) * | 1981-02-06 | 1982-08-12 | Canon Inc | Magnetic toner |
JPS5817454A (ja) * | 1981-07-24 | 1983-02-01 | Canon Inc | トナ− |
-
1984
- 1984-10-11 JP JP59211274A patent/JPH0642080B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6191670A (ja) | 1986-05-09 |
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