JPH0641972Y2 - 長尺物の案内装置 - Google Patents
長尺物の案内装置Info
- Publication number
- JPH0641972Y2 JPH0641972Y2 JP6307192U JP6307192U JPH0641972Y2 JP H0641972 Y2 JPH0641972 Y2 JP H0641972Y2 JP 6307192 U JP6307192 U JP 6307192U JP 6307192 U JP6307192 U JP 6307192U JP H0641972 Y2 JPH0641972 Y2 JP H0641972Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide
- male screws
- long object
- pair
- frame
- Prior art date
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- Expired - Fee Related
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- Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は高圧電線などの長尺物
の移動を案内するための長尺物の案内装置に関する。
の移動を案内するための長尺物の案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の案内装置として現在では、フレ
ームの両側枢支片にねじ棒の中央を境としてその両側ね
じ部を互いに逆ねじとなした1本の雄ねじを枢支してそ
の両側にそれぞれ前記フレームのガイドレールに係合し
た対をなす可動体をその基部におけるねじ孔で螺装して
配設し、またこれら可動体の先端には長尺物の送りを案
内するためのガイドローラをそれぞれ片持ち枢支して備
えたものが周知である。
ームの両側枢支片にねじ棒の中央を境としてその両側ね
じ部を互いに逆ねじとなした1本の雄ねじを枢支してそ
の両側にそれぞれ前記フレームのガイドレールに係合し
た対をなす可動体をその基部におけるねじ孔で螺装して
配設し、またこれら可動体の先端には長尺物の送りを案
内するためのガイドローラをそれぞれ片持ち枢支して備
えたものが周知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記した従来の技術は
可動体を只1本の雄ねじで接離し、かつ長尺物を把持案
内するための対をなすガイドローラを上記可動体の先端
に片持ち枢支してあるためにこれら各ガイドローラに加
わる長尺物に対する押し付け反力で可動体がガイドレー
ルに対しテコの原理で傾いてしまい、レールに対する可
動体の動きがギコチなくなり長尺物の送り案内調節が円
滑にできなくなると共に、ときには案内外れ事故となる
という問題点があった。
可動体を只1本の雄ねじで接離し、かつ長尺物を把持案
内するための対をなすガイドローラを上記可動体の先端
に片持ち枢支してあるためにこれら各ガイドローラに加
わる長尺物に対する押し付け反力で可動体がガイドレー
ルに対しテコの原理で傾いてしまい、レールに対する可
動体の動きがギコチなくなり長尺物の送り案内調節が円
滑にできなくなると共に、ときには案内外れ事故となる
という問題点があった。
【0004】この考案は前記した各問題点を除去するた
めに、対をなすガイドローラ同士を可動体と共に2本の
平行雄ねじで接離させることで、前記ガイドローラを片
持ち支持しても可動体と共にガイドレールに正確に沿っ
て長尺物を把持して案内することを目的とする。
めに、対をなすガイドローラ同士を可動体と共に2本の
平行雄ねじで接離させることで、前記ガイドローラを片
持ち支持しても可動体と共にガイドレールに正確に沿っ
て長尺物を把持して案内することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記したこの考案の目的
は、フレームの両側枢支片にねじ棒の中央を境としてそ
の両側ねじ部を互いに逆ねじとなした同一2本の雄ねじ
をそれぞれ所定間隔で平行枢支するとともに、これら各
雄ねじの両側にはそれぞれ前記フレームのガイドレール
に係合した対をなす可動体をその基部におけるねじ孔で
螺装して配設し、またこれら可動体の先端には長尺物を
案内するためのガイドローラをそれぞれ片持ち枢支して
備え、前記各雄ねじを同期正回転させるためのチェーン
ブロックを前記各雄ねじ間に設けることで達成できる。
は、フレームの両側枢支片にねじ棒の中央を境としてそ
の両側ねじ部を互いに逆ねじとなした同一2本の雄ねじ
をそれぞれ所定間隔で平行枢支するとともに、これら各
雄ねじの両側にはそれぞれ前記フレームのガイドレール
に係合した対をなす可動体をその基部におけるねじ孔で
螺装して配設し、またこれら可動体の先端には長尺物を
案内するためのガイドローラをそれぞれ片持ち枢支して
備え、前記各雄ねじを同期正回転させるためのチェーン
ブロックを前記各雄ねじ間に設けることで達成できる。
【0006】
【作用】ガイドローラを片持ち枢支した対をなす可動体
を2本の平行雄ねじで接離させることで、前記ガイドロ
ーラ間に長尺物を把持して案内することができる。
を2本の平行雄ねじで接離させることで、前記ガイドロ
ーラ間に長尺物を把持して案内することができる。
【0007】したがって前記各ガイドローラにたとい長
尺物に対する押し付け反力が加わっても、可動体は2本
の平行雄ねじで厳密にその移動軌跡を規制することがで
き、上記押し付け反力で可動体がギクシャクせずガイド
レールに対して傾かない。
尺物に対する押し付け反力が加わっても、可動体は2本
の平行雄ねじで厳密にその移動軌跡を規制することがで
き、上記押し付け反力で可動体がギクシャクせずガイド
レールに対して傾かない。
【0008】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。先
ずこの考案の基本構成は図1、図2に示すように、鉄板
などで方形に作ったフレーム1 の両側枢支片 1a,1aに
ねじ棒の中央を境としてその両側ねじ部を互いに逆ねじ
となした同一2本の雄ねじ2,2 を5〜10cm程度の間隔
を保ち平行枢支する。
ずこの考案の基本構成は図1、図2に示すように、鉄板
などで方形に作ったフレーム1 の両側枢支片 1a,1aに
ねじ棒の中央を境としてその両側ねじ部を互いに逆ねじ
となした同一2本の雄ねじ2,2 を5〜10cm程度の間隔
を保ち平行枢支する。
【0009】そしてこれら各雄ねじ2,2 の両側にはそれ
ぞれ前記フレーム1 にネジnで取付けた一対のガイドレ
ール3,3 に図2のように係合させた対をなす可動体4,4
をその基部におけるねじ孔 4a,4aで螺装して配設す
る。
ぞれ前記フレーム1 にネジnで取付けた一対のガイドレ
ール3,3 に図2のように係合させた対をなす可動体4,4
をその基部におけるねじ孔 4a,4aで螺装して配設す
る。
【0010】またこれら可動体4,4 の先端にはそれぞれ
長尺物aを転接案内するためのガイドローラ5,5 を片持
ち枢支して備え、前記各雄ねじの中央部にはこれら各雄
ねじ2,2 を同期回転させるためのチェーンを巻装した平
ギヤなどからなる周知のチェーンブロック6 を前記各雄
ねじ2,2 間に設けることで、この考案による長尺物の案
内装置を構成する。
長尺物aを転接案内するためのガイドローラ5,5 を片持
ち枢支して備え、前記各雄ねじの中央部にはこれら各雄
ねじ2,2 を同期回転させるためのチェーンを巻装した平
ギヤなどからなる周知のチェーンブロック6 を前記各雄
ねじ2,2 間に設けることで、この考案による長尺物の案
内装置を構成する。
【0011】なお各図中符号7 で示す部分はガイドロー
ラ5 を可動体4 の先端に片持ち枢支するための周知のベ
アリングであり、また符号 6aは平行雄ねじ2,2 の各中
央部を必要に応じてフレーム1 に枢支するための周知の
ベアリングである。
ラ5 を可動体4 の先端に片持ち枢支するための周知のベ
アリングであり、また符号 6aは平行雄ねじ2,2 の各中
央部を必要に応じてフレーム1 に枢支するための周知の
ベアリングである。
【0012】また雄ねじ2,2 を同一方向に同期回転せる
1例としては図1のように枢支片 1aの外部に露出させ
た雄ねじ頭部 2aを周知のレンチ工具 2bなどで回転さ
せれば、前記チェーンブロック6 で2本の平行雄ねじ2,
2 は、同方向に同時回転する。
1例としては図1のように枢支片 1aの外部に露出させ
た雄ねじ頭部 2aを周知のレンチ工具 2bなどで回転さ
せれば、前記チェーンブロック6 で2本の平行雄ねじ2,
2 は、同方向に同時回転する。
【0013】そしてこの回転力で互いに逆ねじの両側ね
じ部に螺装してある対をなす可動体4,4 を互いに接近さ
せたり、遠ざけることができ、対をなすガイドローラ5,
5 による長尺物の把持応力を加減でき、周知の引取機等
で長尺方向に移動する長尺物を円滑に案内できる。
じ部に螺装してある対をなす可動体4,4 を互いに接近さ
せたり、遠ざけることができ、対をなすガイドローラ5,
5 による長尺物の把持応力を加減でき、周知の引取機等
で長尺方向に移動する長尺物を円滑に案内できる。
【0014】
【考案の効果】この考案は以上説明したように構成した
ので、以下に記載の効果を奏する。ガイドローラ5 を片
持ち枢支した対をなす可動体4,4 を2本の平行雄ねじ2,
2で接離させることで、前記ガイドローラ5,5 間に長尺
物aを把持して案内することができる。
ので、以下に記載の効果を奏する。ガイドローラ5 を片
持ち枢支した対をなす可動体4,4 を2本の平行雄ねじ2,
2で接離させることで、前記ガイドローラ5,5 間に長尺
物aを把持して案内することができる。
【0015】したがって前記各ガイドローラ5,5 にたと
い長尺物aに対する押し付け反力が加わっても、可動体
4,4 は2本の平行雄ねじ2,2 で厳密にその移動軌跡を規
制することができ、上記押し付け反力で可動体4,4 がギ
クシャクすることなくガイドレール3,3 に対して傾かな
いから常に円滑な長尺物の送り案内とその調節ができる
という第1の効果が有る。
い長尺物aに対する押し付け反力が加わっても、可動体
4,4 は2本の平行雄ねじ2,2 で厳密にその移動軌跡を規
制することができ、上記押し付け反力で可動体4,4 がギ
クシャクすることなくガイドレール3,3 に対して傾かな
いから常に円滑な長尺物の送り案内とその調節ができる
という第1の効果が有る。
【0016】特にこの考案では同一2本の平行雄ねじ2,
2 を同一方向に同期回転させて長尺物aに対するガイド
ローラ5,5 の把持応力を調節するようになしたので、2
本の雄ねじ2,2 は同一の雄ねじを用いることができ、コ
スト的に有利であるという第2の効果が有る。
2 を同一方向に同期回転させて長尺物aに対するガイド
ローラ5,5 の把持応力を調節するようになしたので、2
本の雄ねじ2,2 は同一の雄ねじを用いることができ、コ
スト的に有利であるという第2の効果が有る。
【図1】この考案の実施例を示す要部の断面図
【図2】図1の断線における断面図
1 フレーム 1a 枢支片 2 雄ねじ 3 ガイドレール 4 可動体 5 ガイドローラ 6 チェーンブロック
Claims (1)
- 【請求項1】 フレーム1 の両側枢支片 1a,1aにねじ
棒の中央を境としてその両側ねじ部を互いに逆ねじとな
した2本の雄ねじ2,2 をそれぞれ所定間隔で平行枢支す
るとともに、これら各雄ねじ2,2 の両側にはそれぞれ前
記フレーム1のガイドレール3,3 に係合した対をなす可
動体4,4 をその基部におけるねじ孔 4a,4aで螺装して
配設し、またこれら可動体4,4 の先端には長尺物aを案
内するためのガイドローラ5,5 をそれぞれ片持ち枢支し
て備え、前記各雄ねじ2,2 を同一方向に同期回転させる
ためのチェーンブロック6 を前記各雄ねじ2,2 間に設け
てなる長尺物の案内装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6307192U JPH0641972Y2 (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | 長尺物の案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6307192U JPH0641972Y2 (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | 長尺物の案内装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0618358U JPH0618358U (ja) | 1994-03-08 |
JPH0641972Y2 true JPH0641972Y2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=13218754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6307192U Expired - Fee Related JPH0641972Y2 (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | 長尺物の案内装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0641972Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9517524B2 (en) | 2013-11-12 | 2016-12-13 | Lincoln Global, Inc. | Welding wire spool support |
US9527153B2 (en) | 2013-03-14 | 2016-12-27 | Lincoln Global, Inc. | Camera and wire feed solution for orbital welder system |
-
1992
- 1992-08-17 JP JP6307192U patent/JPH0641972Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9527153B2 (en) | 2013-03-14 | 2016-12-27 | Lincoln Global, Inc. | Camera and wire feed solution for orbital welder system |
US9517524B2 (en) | 2013-11-12 | 2016-12-13 | Lincoln Global, Inc. | Welding wire spool support |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0618358U (ja) | 1994-03-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |