JPH0641760B2 - 電動送風機 - Google Patents

電動送風機

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JPH0641760B2
JPH0641760B2 JP60097206A JP9720685A JPH0641760B2 JP H0641760 B2 JPH0641760 B2 JP H0641760B2 JP 60097206 A JP60097206 A JP 60097206A JP 9720685 A JP9720685 A JP 9720685A JP H0641760 B2 JPH0641760 B2 JP H0641760B2
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JP
Japan
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casing
impeller
air guide
electric blower
sound absorbing
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Application number
JP60097206A
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JPS61255300A (ja
Inventor
公軌 加藤
正美 福本
徹 広瀬
泉 山浦
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電気掃除機等に使用される電動送風機に関す
るものである。
従来の技術 従来、この種の電気掃除機は、第7図に示すようにケー
シング1の中に、インペラ2、エアーガイド3を設け
て、モーター4によりインペラ2を高速回転させて、風
量と真空圧を得るようになっていた。
発明が解決しようとする問題点 上記電動送風機のように、エアーガイド3をインペラ2
の外周に設ける構造のものでは、インペラ2から吐出す
る気流がエアーガイド3内に流入する際、エアーガイド
入口で衝突することに起因すると考えられる騒音が問題
となっていた。これは、インペラ2の羽根枚数Zと、イ
ンペラ2の回転数N(rpm)の積で発生し、通称NZ音
と呼ばれている。
本発明は、このような問題点を解決するもので、インペ
ラの回転による高周波音を吸音し、底騒音の電動送風機
を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決する本発明の技術的な手段は、エアー
ガイドとケーシングとで構成される通路に位置するケー
シングに、外部と連通する連通口を設け、またこのケー
シングの外側にケーシングカバーを設け、前記連通孔の
外側に密閉した空間を形成し、この空間に吸音材を充填
した電動送風機とするものである。
作 用 この構成により、インペラにより発生した空気流が、イ
ンペラ外周からモーター内部へ通過する際、通路の一部
に設けた吸音部によって高周波音を消音し騒音を低下さ
せるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に従って説明する。
第1図〜第4図において、複数枚の羽根を有する遠心形
のインペラ11はモーター12の軸13に取付けられて
おり、またこのインペラ11の送風側にはエアーガイド
14が配設されている。これらインペラ11とエアーガ
イド14は、頂壁に吸気口15を有するとともにモータ
ーフレーム16に対してその周壁下方が気密に取付けら
れたケーシング17で包囲されている。
上記エアーガイド14は、その上面にインペラ11より
送出された気流を受け、かつ下流側へ通路面積を次第に
拡大させた複数のディフューザー18を、下面に上記デ
ィフューザー18の終端と滑らかに連通し、モーターフ
レーム16のモーター吸気孔19に気流を導びく複数の
戻り通路20をそれぞれ形成するものである。
21はケーシング17の外周に複数個設けられた連通口
であり、エアーガイド14とケーシング17とで構成さ
れるインペラ11より送出された空気の通路に面してい
る。
22は前記連通口21に対応する位置に設けられた吸音
材で、ウレタンフォーム,フエルト等から成っており、
吸音部を構成している。23は前記ケーシング17に圧
入して取り付けられたケーシングカバーで、ケーシング
17との間に密閉した空間を形成している。またこの密
閉空間に吸音材22を充填しているものである。
以上の構成において、インペラ11より送出される気流
は矢印のようにエアーガイド14のディフューザー18
を通り、ケーシング17内側と、ディフューザー18部
とにより次にエアーガイド14の戻り通路20を通り、
モーター吸気口19からモーター12内を流動してモー
ター12の冷却作用を行なって後、所定のモーター排気
口12′より外部へ排気されるものである。
次にケーシング17,ケーシングカバー23および吸音
材22により構成された吸音部の作用を説明する。
まず、インペラ11の外周より送出された空気流は、エ
アーガイド14のディフューザー部18を通り次にエア
ーガイド裏面の戻り通路20へ導かれるものである。こ
こで当然ながら空気流は、ケーシング17の内面に沿っ
て流通するものである。次に空気流はモーター吸気口1
9からモーター12内部を通りモーター排気口12′よ
り排出される。電動送風機の騒音で特に問題となるの
は、NZ音といわれることは前述したとおりであるが、
NZ音は5.3KHz付近に発生しており、聴感でも非常に耳
ざわりである。しかしながら、本実施例では、インペラ
11の回転により発生した高周波音をケーシング17の
外方に設けられた吸音材22により吸音するため、NZ
音を含む高周波音が低減できるものである。
実験結果では、厚さ5mmのウレタンフォームからなる吸
音材22を収めφ12の連通口21を20個形成し、0.
4mmの鉄板で形成したケーシングカバー23との組合わ
せにより、電動送風機の騒音レベルが約4dB(A)低下し
た。すなわち、NZ音(5.3KHz)付近が減少し全体騒音
も低くなっている。
このように本実施例では、特に電動送風機の問題となる
騒音を低下できその効果は大きい。
なお、本発明における吸音材22の数,長さについては
限定されるものではなく、電動送風機内部の気流と連通
する連通口21をほぼおおう吸音材22を設けることで
同様の効果を発明させることができる。また、第5図の
ように、連通口21,21′を設け、これらに対向して
吸音材22,22′を設けるようにしてもよく、さらに
第6図のように、連通口21を大きくとり、これに対応
した吸音材22を設けるようにしてもよく、連通口や吸
音材の形状,大きさ等が限定されるものではない。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、電動送風機で特に問題
となる高周波音を確実に低減し全体の騒音レベルを低く
することができるものである。またその構成としては、
インペラから送出される空気の通路に工夫を加えて吸音
部を設けており、電動送風機の性能に影響を及ぼさない
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電動送風機の要部拡大
断面図で、第2図はその全体構成を示す一部欠截断面
図、第3図はエアーガイドを含む要部の横断面図、第4
図は全体の分解斜視図、第5図,及び第6図はそれぞれ
本発明の他の実施例を示す要部拡大断面図、第7図は従
来の電動送風機を示す分解斜視図である。 11……インペラ、12……モーター、14……エアー
ガイド、17……ケーシング、18……ディフューザ
ー、20……戻り通路、21……連通口、22……吸音
部(吸音材)、23……ケーシングカバー。
フロントページの続き (72)発明者 山浦 泉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−33000(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モーターにより駆動される遠心形のインペ
    ラと、このインペラにより送出された気流をインペラ外
    周からモーター略中心へ導く通路を有するエアーガイド
    と、これらインペラ・エアガイドを内包するケーシング
    とを具備し、上記ケーシングとエアーガイドで構成され
    る通路に位置するケーシングに外部と連通する連通口を
    設け、またこのケーシングの外側にケーシングカバーを
    設け、前記連通孔の外側に密閉した空間を形成し、この
    空間に吸音材を充填した電動送風機。
JP60097206A 1985-05-08 1985-05-08 電動送風機 Expired - Lifetime JPH0641760B2 (ja)

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JP60097206A JPH0641760B2 (ja) 1985-05-08 1985-05-08 電動送風機

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JP60097206A JPH0641760B2 (ja) 1985-05-08 1985-05-08 電動送風機

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JPS61255300A JPS61255300A (ja) 1986-11-12
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KR100441092B1 (ko) * 2002-01-03 2004-07-21 엘지전자 주식회사 진공청소기용 원심송풍기
JP5124197B2 (ja) * 2007-07-27 2013-01-23 三洋電機株式会社 電動送風機
CN113586523A (zh) * 2021-09-11 2021-11-02 浙江沈力防爆机电有限公司 一种降噪减震的箱式冷却风机

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