JPH063199B2 - 電動送風機 - Google Patents
電動送風機Info
- Publication number
- JPH063199B2 JPH063199B2 JP25139385A JP25139385A JPH063199B2 JP H063199 B2 JPH063199 B2 JP H063199B2 JP 25139385 A JP25139385 A JP 25139385A JP 25139385 A JP25139385 A JP 25139385A JP H063199 B2 JPH063199 B2 JP H063199B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- guide
- impeller
- motor
- airflow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、真空掃除機等に使用する電動送風機に関する
ものである。
ものである。
従来の技術 従来のこの種の電動送風機の構成を第３図により説明す
る。
る。
駆動用のモータ１のモータ軸２に遠心形のインペラ３を
固着し、上記インペラ３の周囲に、ディフューザ４とそ
れに続く戻り通路５とが一体に形成されたエアガイド６
を設け、更に、これらインペラ３とエアガイド６をケー
シング７で覆って構成し、インペラ３を高速回転させる
ことにより、風量・真空圧を得るようになっている。
固着し、上記インペラ３の周囲に、ディフューザ４とそ
れに続く戻り通路５とが一体に形成されたエアガイド６
を設け、更に、これらインペラ３とエアガイド６をケー
シング７で覆って構成し、インペラ３を高速回転させる
ことにより、風量・真空圧を得るようになっている。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、電動送風機を運転する時の
騒音が大きいという問題があった。これは、下記の理由
によるものである。
騒音が大きいという問題があった。これは、下記の理由
によるものである。
つまり、インペラ３における各ブレード間から吐出する
気流が回転方向に向ってブレードの前側では密な流れ後
側では疎な流れという様に偏った流れの状態で吐出して
くるので大きな音として外部へ聞こえるのである。
気流が回転方向に向ってブレードの前側では密な流れ後
側では疎な流れという様に偏った流れの状態で吐出して
くるので大きな音として外部へ聞こえるのである。
本発明は、このような問題点を解決するもので、モータ
のフレーム形状を工夫することにより騒音のレベルを低
下させることを目的とするものである。
のフレーム形状を工夫することにより騒音のレベルを低
下させることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 そして、上記問題点を解決するための本発明の技術的な
手段は次のとおりである。すなわち、モータのフレーム
を構成するエアガイド側のブラケットＡに気流をモータ
内に取入れる通気口を打ち抜き形成するとともに打ち抜
き部分を折り曲げてブラケットＢとの間に空間部を形成
する気流ガイドとし、そのガイド面には小孔を設けたも
のである。
手段は次のとおりである。すなわち、モータのフレーム
を構成するエアガイド側のブラケットＡに気流をモータ
内に取入れる通気口を打ち抜き形成するとともに打ち抜
き部分を折り曲げてブラケットＢとの間に空間部を形成
する気流ガイドとし、そのガイド面には小孔を設けたも
のである。
作用 この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、インペラにより発生した疎密波を含む音のレ
ベルの大きな気流は、モータにおけるエアガイド側のブ
ラケットＡの通気口を通過し、同じくブラケットＡにあ
る気流ガイドに設けられた小孔のある場所へと流れてい
く。気流ガイドは、モータのもう一方のフレームである
ブラケットＢとの間に空間部を形成しているので、疎密
波を含む音のエネルギーは気流ガイド面上の小孔に続く
空間内部において反射すること等により減少し、その結
果、騒音レベルの低い電動送風機を得ることができる。
ベルの大きな気流は、モータにおけるエアガイド側のブ
ラケットＡの通気口を通過し、同じくブラケットＡにあ
る気流ガイドに設けられた小孔のある場所へと流れてい
く。気流ガイドは、モータのもう一方のフレームである
ブラケットＢとの間に空間部を形成しているので、疎密
波を含む音のエネルギーは気流ガイド面上の小孔に続く
空間内部において反射すること等により減少し、その結
果、騒音レベルの低い電動送風機を得ることができる。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。
る。
第１図，第２図において、８はケーシングで、その中央
には吸気口９が設けてあり、又、この吸気口９の反対側
はモータのフレームであるブラケットＡ１０に空気漏れ
のないように取り付け、これにより後記するインペラと
エアガイドを覆っている。複数枚のブレード１１を有す
る遠心形のインペラ１２は、モータ軸１３にテット（図
示せず），スペーサ１４，ワッシャ１５を介して取り付
けられている。インペラ１２の外周には、複数個の拡大
通路からなるディフューザー１６と、同ディフューザー
１６の各々の拡大通路に連通した戻り通路１７とを一体
形成したエアガイド１８が設置されている。このエアガ
イド１８はインペラ１２からの気流をモータ内に導く作
用をする。１９はインペラ１２を駆動する。
には吸気口９が設けてあり、又、この吸気口９の反対側
はモータのフレームであるブラケットＡ１０に空気漏れ
のないように取り付け、これにより後記するインペラと
エアガイドを覆っている。複数枚のブレード１１を有す
る遠心形のインペラ１２は、モータ軸１３にテット（図
示せず），スペーサ１４，ワッシャ１５を介して取り付
けられている。インペラ１２の外周には、複数個の拡大
通路からなるディフューザー１６と、同ディフューザー
１６の各々の拡大通路に連通した戻り通路１７とを一体
形成したエアガイド１８が設置されている。このエアガ
イド１８はインペラ１２からの気流をモータ内に導く作
用をする。１９はインペラ１２を駆動する。
そしてエアガイド１８側のブラケットＡ１０には気流を
モータ１９内に取入れる通気口２０が複数個設けてあり
（実施例では４個）、更に通気口２０を開けるために打
ち抜いた部分を下方へわん曲状態に折り曲げて気流ガイ
ド２１とし、気流ガイド２１面上には対数の小孔２２を
設けている。２３はモータ１９のフレームを構成するブ
ラケットＢで、ブラケットＡに続いて設けられている。
２４は気流ガイド２１とブラケットＢ２３間に形成され
る空間部で、各気流ガイド２１部分にそれぞれ形成され
ており、小孔２２と連通している。
モータ１９内に取入れる通気口２０が複数個設けてあり
（実施例では４個）、更に通気口２０を開けるために打
ち抜いた部分を下方へわん曲状態に折り曲げて気流ガイ
ド２１とし、気流ガイド２１面上には対数の小孔２２を
設けている。２３はモータ１９のフレームを構成するブ
ラケットＢで、ブラケットＡに続いて設けられている。
２４は気流ガイド２１とブラケットＢ２３間に形成され
る空間部で、各気流ガイド２１部分にそれぞれ形成され
ており、小孔２２と連通している。
次にこの一実施例における作用を説明する。インペラ１
２内部の気流は、ブレード１１における回転方向に対す
る前側では密な流れ後側では疎な流れという様に偏った
流れになっている。これがディフューザー１６への侵入
時に疎密波となり、他の原因で生じた音と重なって音の
レベルの大きな気流となって通気口２０を通過して気流
ガイド２１上の小孔２２へとさしかかる。気流ガイド２
１とブラケットＢ２３とで形成された空間部２４内部で
は、疎密波等の音のエネルギーが反射等により減少させ
られ、疎密の差が無くなること等により音のレベルが小
さくなるのである。
２内部の気流は、ブレード１１における回転方向に対す
る前側では密な流れ後側では疎な流れという様に偏った
流れになっている。これがディフューザー１６への侵入
時に疎密波となり、他の原因で生じた音と重なって音の
レベルの大きな気流となって通気口２０を通過して気流
ガイド２１上の小孔２２へとさしかかる。気流ガイド２
１とブラケットＢ２３とで形成された空間部２４内部で
は、疎密波等の音のエネルギーが反射等により減少させ
られ、疎密の差が無くなること等により音のレベルが小
さくなるのである。
発明の効果 以上のように本発明によれば、モータのブラケットＡに
通気口を開けるときの余分の部分を利用して気流ガイド
を形成するとともに、その気流ガイドとブラケットＢと
の間に空間部を形成し、さらに気流ガイド面には小孔を
設けたことにより、特別に部品を増やすことなく、簡単
に従来から問題となっていた音のエネルギーを減少させ
ることができ、更にスムーズに気流をモータ内部に導く
ことができる。この結果、騒音レベルが低く送風効率の
高い電動送風機を得ることができるという効果が得られ
る。
通気口を開けるときの余分の部分を利用して気流ガイド
を形成するとともに、その気流ガイドとブラケットＢと
の間に空間部を形成し、さらに気流ガイド面には小孔を
設けたことにより、特別に部品を増やすことなく、簡単
に従来から問題となっていた音のエネルギーを減少させ
ることができ、更にスムーズに気流をモータ内部に導く
ことができる。この結果、騒音レベルが低く送風効率の
高い電動送風機を得ることができるという効果が得られ
る。
第１図は本発明の電動送風機の一実施例を一部破断して
示した全体の側面図、第２図は同要部の部分斜視図、第
３図は従来例を一部破断して示した側面図である。 ８……ケーシング、１０……ブラケットＡ、１２……イ
ンペラ、１８……エアガイド、２０……通気口、２１…
…気流ガイド、２２……小孔、２３……ブラケットＢ、
２４……空間部。
示した全体の側面図、第２図は同要部の部分斜視図、第
３図は従来例を一部破断して示した側面図である。 ８……ケーシング、１０……ブラケットＡ、１２……イ
ンペラ、１８……エアガイド、２０……通気口、２１…
…気流ガイド、２２……小孔、２３……ブラケットＢ、
２４……空間部。
Claims (1)
- 【請求項１】遠心形のインペラと、気流を導くエアガイ
ドと、それらインペラ・エアガイドを覆うケーシング
と、上記インペラを駆動するモータとを具備し、上記モ
ータのフレームはエアガイド側のブラケットＡとそれに
続くブラケットＢとから成り、上記ブラケットＡには気
流をモータ内に取入れる通気口を打ち抜き形成するとと
もに打ち抜き部分を折り曲げてブラケットＢとの間に空
間部を形成する気流ガイドとし、この気流ガイド面には
小孔を設けた電動送風機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25139385A JPH063199B2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | 電動送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25139385A JPH063199B2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | 電動送風機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62111196A JPS62111196A (ja) | 1987-05-22 |
| JPH063199B2 true JPH063199B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=17222174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25139385A Expired - Lifetime JPH063199B2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | 電動送風機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063199B2 (ja) |
-
1985
- 1985-11-08 JP JP25139385A patent/JPH063199B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62111196A (ja) | 1987-05-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |