JPH0641711A - Cglアップレグクーラ - Google Patents
CglアップレグクーラInfo
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- JPH0641711A JPH0641711A JP21665992A JP21665992A JPH0641711A JP H0641711 A JPH0641711 A JP H0641711A JP 21665992 A JP21665992 A JP 21665992A JP 21665992 A JP21665992 A JP 21665992A JP H0641711 A JPH0641711 A JP H0641711A
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- JP
- Japan
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- duct
- cgl
- liquid
- steel sheet
- gas
- Prior art date
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- Coating With Molten Metal (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 CGLの合金化炉からトップロールに至るま
での間に設けられためっき表面冷却部の冷却パス長の短
縮化を図り、設備全体のコンパクト化を達成せんとする
ものである。 【構成】 合金化炉6からトップロール8に至る間にスト
リップクーラ1a乃至1dの構成を設け、ダクト10内を通過
するめっき鋼帯Xのめっき表面部分に対する冷却効率を
上げる。特に後段のストリップクーラ1c及び1dについて
は、更にダクト10内に水を供給し、内部でミストを発生
させてその冷却効率をより一層高めるようにする。
での間に設けられためっき表面冷却部の冷却パス長の短
縮化を図り、設備全体のコンパクト化を達成せんとする
ものである。 【構成】 合金化炉6からトップロール8に至る間にスト
リップクーラ1a乃至1dの構成を設け、ダクト10内を通過
するめっき鋼帯Xのめっき表面部分に対する冷却効率を
上げる。特に後段のストリップクーラ1c及び1dについて
は、更にダクト10内に水を供給し、内部でミストを発生
させてその冷却効率をより一層高めるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CGL合金化処理後
連続的に走行するめっき鋼帯を冷却するためのCGLア
ップレグクーラに関する。
連続的に走行するめっき鋼帯を冷却するためのCGLア
ップレグクーラに関する。
【0002】
【従来の技術】連続溶融亜鉛めっきライン(CGL)で
は、図5に示される様に、スナウト2に導かれた鋼帯X
が亜鉛めっき浴の満たされた浴槽3内に浸漬され、且つ
浴上方に出てきた所でノズル5a、5bによってガスワイピ
ングされ、そのめっき付着量制御が行なわれる。そして
合金化炉6で加熱されて表面めっき部分の合金化処理が
なされ、更に噴流冷却帯7で空気の吹付けが行なわれて
表面の合金化した部分の冷却処理が実施され、その後ト
ップロール8でパスラインの変更がなされて、後続の処
理に回されることになる。
は、図5に示される様に、スナウト2に導かれた鋼帯X
が亜鉛めっき浴の満たされた浴槽3内に浸漬され、且つ
浴上方に出てきた所でノズル5a、5bによってガスワイピ
ングされ、そのめっき付着量制御が行なわれる。そして
合金化炉6で加熱されて表面めっき部分の合金化処理が
なされ、更に噴流冷却帯7で空気の吹付けが行なわれて
表面の合金化した部分の冷却処理が実施され、その後ト
ップロール8でパスラインの変更がなされて、後続の処
理に回されることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記合
金化炉6で400〜500℃程度に加熱されためっき鋼帯Xを
冷却によって250〜300℃以下の温度に下げる前にパスラ
イン変更のためにトップロール8巻付けを行なうと、該
めっき鋼帯X表面に疵を付け易くなるのに対し、上記噴
流冷却帯7では数10℃/sec程度の冷却効果しかないた
め、該トップロール8をなるべく離れた位置に置き(垂
直パスを長く取り)、噴流冷却帯7による冷却パス長を
長く取らねばならず、設備規模が全体として大型化せざ
るを得なかった。
金化炉6で400〜500℃程度に加熱されためっき鋼帯Xを
冷却によって250〜300℃以下の温度に下げる前にパスラ
イン変更のためにトップロール8巻付けを行なうと、該
めっき鋼帯X表面に疵を付け易くなるのに対し、上記噴
流冷却帯7では数10℃/sec程度の冷却効果しかないた
め、該トップロール8をなるべく離れた位置に置き(垂
直パスを長く取り)、噴流冷却帯7による冷却パス長を
長く取らねばならず、設備規模が全体として大型化せざ
るを得なかった。
【0004】本発明は従来技術の以上の様な問題に鑑み
創案されたもので、合金化処理後のめっき鋼帯表面の冷
却処理効率を上げて冷却パス長の短縮化を図り、設備全
体のコンパクト化を達成せんとするものである。
創案されたもので、合金化処理後のめっき鋼帯表面の冷
却処理効率を上げて冷却パス長の短縮化を図り、設備全
体のコンパクト化を達成せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこため本発明は、CG
Lの合金化処理後のめっき鋼帯の冷却を行なうCGLア
ップレグクーラの構成を提案せんとするもので、ダクト
内に圧力振動を生じさせて該圧力振動のn/4波長(n
は正の整数)の定在波による共鳴状態でダクト内のガス
を振動させ、該ダクト内に導いた鋼帯の冷却を行なうス
トリップクーラをCGL合金化炉直後に設け、このダク
ト内で合金化処理後のめっき鋼帯の急冷を行なうことを
基本的特徴としている。
Lの合金化処理後のめっき鋼帯の冷却を行なうCGLア
ップレグクーラの構成を提案せんとするもので、ダクト
内に圧力振動を生じさせて該圧力振動のn/4波長(n
は正の整数)の定在波による共鳴状態でダクト内のガス
を振動させ、該ダクト内に導いた鋼帯の冷却を行なうス
トリップクーラをCGL合金化炉直後に設け、このダク
ト内で合金化処理後のめっき鋼帯の急冷を行なうことを
基本的特徴としている。
【0006】以下本発明の構成を詳細に説明する。
【0007】近年、簡易な設備構成で厚さ1mmの鋼帯で
最大80℃/s程度までの大きな冷却速度の得られるイン
フラソニックストリップクーラの構成が提案され、それ
に関わる改良構成の提案も種々なされている。図2はこ
のようなストリップクーラの一例を示す断面図であり、
図中10はダクト、11a、11bは該ダクト10の両端に取付け
られていてダクト10内部に圧力振動を生じさせるための
圧力発生装置、12は前記ダクト10の中央部上下面に取付
けられていてダクト10内部のガスから熱を奪うための水
冷の冷却箱で、ダクト10側が冷却壁12aとなっているも
の、Xは冷却しようとする鋼帯、13は該鋼帯Xをダクト
10内部に導入及び排出するためにダクト10中央部の側面
に設けられた開口部である。又記号(イ)(ハ)は夫々、ダ
クト10の終端を示し、記号(ロ)はダクト10の中央部を示
している。
最大80℃/s程度までの大きな冷却速度の得られるイン
フラソニックストリップクーラの構成が提案され、それ
に関わる改良構成の提案も種々なされている。図2はこ
のようなストリップクーラの一例を示す断面図であり、
図中10はダクト、11a、11bは該ダクト10の両端に取付け
られていてダクト10内部に圧力振動を生じさせるための
圧力発生装置、12は前記ダクト10の中央部上下面に取付
けられていてダクト10内部のガスから熱を奪うための水
冷の冷却箱で、ダクト10側が冷却壁12aとなっているも
の、Xは冷却しようとする鋼帯、13は該鋼帯Xをダクト
10内部に導入及び排出するためにダクト10中央部の側面
に設けられた開口部である。又記号(イ)(ハ)は夫々、ダ
クト10の終端を示し、記号(ロ)はダクト10の中央部を示
している。
【0008】以上のストリップクーラの設計は次の様に
してなされている。
してなされている。
【0009】まず、圧力発生装置11a、11bには空気等の
ガスが供給されるが、その流量、圧力は運転条件、設備
容量で異なる。この圧力発生装置11a、11bはガス(空
気)が供給されると、16〜60Hzの範囲で同一周波数
(F)のほぼサインカーブに近い圧力振動を発生する。こ
のとき、圧力振動の振幅は20〜40kPaである。また該
圧力発生装置11a、11bの発生する圧力振動は位相が180
°ずれており、(イ)側の圧力発生装置11aが発生する圧
力値が最大になっているとき、(ハ)側の圧力発生装置11
bの発生する圧力値は最小になっている。更にダクト10
の長さ、すなわち、(イ)〜(ロ)〜(ハ)間距離(L) はL
=V/(2・F)(但しVはダクト1中のガスを伝わる音の
速さ)の関係を満足するように決定されている。
ガスが供給されるが、その流量、圧力は運転条件、設備
容量で異なる。この圧力発生装置11a、11bはガス(空
気)が供給されると、16〜60Hzの範囲で同一周波数
(F)のほぼサインカーブに近い圧力振動を発生する。こ
のとき、圧力振動の振幅は20〜40kPaである。また該
圧力発生装置11a、11bの発生する圧力振動は位相が180
°ずれており、(イ)側の圧力発生装置11aが発生する圧
力値が最大になっているとき、(ハ)側の圧力発生装置11
bの発生する圧力値は最小になっている。更にダクト10
の長さ、すなわち、(イ)〜(ロ)〜(ハ)間距離(L) はL
=V/(2・F)(但しVはダクト1中のガスを伝わる音の
速さ)の関係を満足するように決定されている。
【0010】このように設計されているストリップクー
ラ1の動作時にはダクト10内部に1/2波長の定在波が
形成され、共鳴状態となる。その時のダクト10内部の圧
力分布を図6(a)に示す。またガスの流速分布を同図(b)
に示す。これらの図において、実線はダクトの終端
(イ)の圧力の値が最大になった時の分布を示している。
また破線はダクトの終端(イ)の圧力の値が最小になっ
た時の分布を示している。同図(a)(b)に示されるように
ダクト10の両端では圧力の腹になっており圧力振動の振
幅が最も大きいが、ガスの流速はほぼゼロである。一
方、ダクト10の中央部では圧力の節になっており、圧力
振動の振幅は最も小さいが、ガスの流速は最大である。
圧力発生装置11a、11bの発生する圧力振動の振幅が30
kPaである場合 、理論的にはダクト10中央部でのガス
の流速の最大値(Vmax)は70m/sにもなる。しか
も、ガスの流速は圧力変動と同じ周波数で+Vmaxから
−Vmaxの範囲で変化する。従って、そのような定在波
が形成されているダクト10の中央部(ロ)に鋼帯Xを置け
ば、該鋼帯Xは、脈動する気流中に置かれることにな
り、鋼帯Xとダクト10内のガスとの間の熱伝達係数(h)
が大きくなる。 同様に、ダクト10の冷却壁12a面とダク
ト10内のガスとの間の熱伝達係数(h)も大きくなる。従
って、鋼帯Xからの抜熱量が大きくできるのである。
ラ1の動作時にはダクト10内部に1/2波長の定在波が
形成され、共鳴状態となる。その時のダクト10内部の圧
力分布を図6(a)に示す。またガスの流速分布を同図(b)
に示す。これらの図において、実線はダクトの終端
(イ)の圧力の値が最大になった時の分布を示している。
また破線はダクトの終端(イ)の圧力の値が最小になっ
た時の分布を示している。同図(a)(b)に示されるように
ダクト10の両端では圧力の腹になっており圧力振動の振
幅が最も大きいが、ガスの流速はほぼゼロである。一
方、ダクト10の中央部では圧力の節になっており、圧力
振動の振幅は最も小さいが、ガスの流速は最大である。
圧力発生装置11a、11bの発生する圧力振動の振幅が30
kPaである場合 、理論的にはダクト10中央部でのガス
の流速の最大値(Vmax)は70m/sにもなる。しか
も、ガスの流速は圧力変動と同じ周波数で+Vmaxから
−Vmaxの範囲で変化する。従って、そのような定在波
が形成されているダクト10の中央部(ロ)に鋼帯Xを置け
ば、該鋼帯Xは、脈動する気流中に置かれることにな
り、鋼帯Xとダクト10内のガスとの間の熱伝達係数(h)
が大きくなる。 同様に、ダクト10の冷却壁12a面とダク
ト10内のガスとの間の熱伝達係数(h)も大きくなる。従
って、鋼帯Xからの抜熱量が大きくできるのである。
【0011】この他、ダクト内に前記圧力振動の1/4
波長、3/4波長等、n/4波長(但しnは正の整数)
の定在波を形成させ、共鳴させた場合にも同様な効果が
得られることになる。
波長、3/4波長等、n/4波長(但しnは正の整数)
の定在波を形成させ、共鳴させた場合にも同様な効果が
得られることになる。
【0012】本発明は鋼帯熱処理ラインに用いられる上
記ストリップクーラ1の構成を、連続溶融亜鉛めっきラ
インに適用せんとするものであり、合金化処理のなされ
ためっき鋼帯表面の冷却に用いることにより、その合金
化めっき表面の冷却効率を高め、めっき浴槽から合金化
炉を経てトップロールに至る間の途中に設けられる冷却
パスの短縮化を図り、設備全体としてのコンパクト化を
達成したものである。
記ストリップクーラ1の構成を、連続溶融亜鉛めっきラ
インに適用せんとするものであり、合金化処理のなされ
ためっき鋼帯表面の冷却に用いることにより、その合金
化めっき表面の冷却効率を高め、めっき浴槽から合金化
炉を経てトップロールに至る間の途中に設けられる冷却
パスの短縮化を図り、設備全体としてのコンパクト化を
達成したものである。
【0013】以上のストリップクーラ1の構成では上述
の様に厚さ1mmの鋼帯に対して得られる冷却効率は最大
でも80℃/s程度であり、それ以上の冷却効率のもの
は得られていない。しかし、CGLの設備をよりコンパ
クト化しようとする観点からは、冷却効率を更に高めて
冷却パスの一層の短縮化を図りたい。
の様に厚さ1mmの鋼帯に対して得られる冷却効率は最大
でも80℃/s程度であり、それ以上の冷却効率のもの
は得られていない。しかし、CGLの設備をよりコンパ
クト化しようとする観点からは、冷却効率を更に高めて
冷却パスの一層の短縮化を図りたい。
【0014】そこでまず上記構造のストリップクーラ1
ではダクト10内部のガスと鋼帯Xとの間の熱伝達係数
(h)を大きくすることができるのに、上記冷却速度以上
の冷却能力が未だ得られないのはなぜかという原因につ
き、検討を重ねることにした。
ではダクト10内部のガスと鋼帯Xとの間の熱伝達係数
(h)を大きくすることができるのに、上記冷却速度以上
の冷却能力が未だ得られないのはなぜかという原因につ
き、検討を重ねることにした。
【0015】その検討の結果、該ストリップクーラ1で
は、ダクト10内部のガスの平均温度は、該ダクト10の冷
却壁12aの温度と鋼帯Xの温度の平均温度にほぼ等しい
値まで上昇する。一方、鋼帯Xからの抜熱は、上記熱伝
達係数(h)に鋼帯Xとガスの温度差(ΔT)を掛けた積
に比例することになる。従って従来のストリップクーラ
では熱伝達係数(h)は大きくなるものの、鋼帯Xとガス
の温度差(ΔT)が大きくできないために、冷却能力と
してはあまり大きなものにはならなかったのであろうと
の結論に達した。
は、ダクト10内部のガスの平均温度は、該ダクト10の冷
却壁12aの温度と鋼帯Xの温度の平均温度にほぼ等しい
値まで上昇する。一方、鋼帯Xからの抜熱は、上記熱伝
達係数(h)に鋼帯Xとガスの温度差(ΔT)を掛けた積
に比例することになる。従って従来のストリップクーラ
では熱伝達係数(h)は大きくなるものの、鋼帯Xとガス
の温度差(ΔT)が大きくできないために、冷却能力と
してはあまり大きなものにはならなかったのであろうと
の結論に達した。
【0016】そこで本発明の上記構成によるめっき表面
の冷却処理効率をより高めるために、そのストリップク
ーラのダクト内に液体の供給を行なう構成が更に考えら
れた。この様な構成が適用された場合、該ダクト10内で
は振動しているガスによって供給された液体がアトマイ
ズされ、該アトマイズされた液体はその一部がガス中の
潜熱を奪って蒸発することで該ガスの温度を下げ、鋼帯
Xとガスとの間の温度差を大きくする。この温度差の増
大とストリップクーラ1による熱伝達係数の増大によ
り、鋼帯Xからの抜熱量を増やし、鋼帯Xの冷却速度の
向上を促すことができる。一方、アトマイズした液体の
うち蒸発しなかった液体は鋼帯X表面に直接ぶつかり、
該表面で蒸発することにより、該鋼帯Xから蒸発潜熱を
奪うことでこの鋼帯Xからの抜熱量をより一層増やすこ
とになる。
の冷却処理効率をより高めるために、そのストリップク
ーラのダクト内に液体の供給を行なう構成が更に考えら
れた。この様な構成が適用された場合、該ダクト10内で
は振動しているガスによって供給された液体がアトマイ
ズされ、該アトマイズされた液体はその一部がガス中の
潜熱を奪って蒸発することで該ガスの温度を下げ、鋼帯
Xとガスとの間の温度差を大きくする。この温度差の増
大とストリップクーラ1による熱伝達係数の増大によ
り、鋼帯Xからの抜熱量を増やし、鋼帯Xの冷却速度の
向上を促すことができる。一方、アトマイズした液体の
うち蒸発しなかった液体は鋼帯X表面に直接ぶつかり、
該表面で蒸発することにより、該鋼帯Xから蒸発潜熱を
奪うことでこの鋼帯Xからの抜熱量をより一層増やすこ
とになる。
【0017】この様なダクト10内に液体を供給する装置
構成としては、ダクト10壁面に給液口を設けると共に、
該給液口を通じてダクト10内に液体を供給する液供給系
を備える構成とする。
構成としては、ダクト10壁面に給液口を設けると共に、
該給液口を通じてダクト10内に液体を供給する液供給系
を備える構成とする。
【0018】更にCGLに液体供給を伴なうストリップ
クーラの構成を適用した場合、ダクト10内に供給した液
体の量が多くなると、供給した液体が合金化炉やその下
方のめっき浴中に落下し、製品品質を損なう虞があるの
で、液体の供給量を調整し、供給した液体がダクト10外
部に漏出しないようにすべきである。
クーラの構成を適用した場合、ダクト10内に供給した液
体の量が多くなると、供給した液体が合金化炉やその下
方のめっき浴中に落下し、製品品質を損なう虞があるの
で、液体の供給量を調整し、供給した液体がダクト10外
部に漏出しないようにすべきである。
【0019】そのための具体的構成としては、上記液供
給系に、液体の供給量調整を行なう液供給量調整装置を
備えるようにすると良い。
給系に、液体の供給量調整を行なう液供給量調整装置を
備えるようにすると良い。
【0020】又、ダクト10における液体の供給位置につ
いても、ダクト10下方にある合金化炉やめっき浴槽内へ
の液体の落下を避ける趣旨からトップロール側に近いス
トリップクーラ1後段側において行なうと良い。その場
合でもトップロール側から合金化炉側に向けて順次その
供給量を減らすような液供給量調整を行なうのが最も望
ましい。
いても、ダクト10下方にある合金化炉やめっき浴槽内へ
の液体の落下を避ける趣旨からトップロール側に近いス
トリップクーラ1後段側において行なうと良い。その場
合でもトップロール側から合金化炉側に向けて順次その
供給量を減らすような液供給量調整を行なうのが最も望
ましい。
【0021】更に、以上の構成でダクト10内のガスが空
気である場合は、供給する液体としては水が好ましく、
又該ガスがN2ガスやArガス等の不活性ガス或いはH2
ガス、又はこれらの混合ガスの場合、供給される液体と
してはアルコールが好ましい。
気である場合は、供給する液体としては水が好ましく、
又該ガスがN2ガスやArガス等の不活性ガス或いはH2
ガス、又はこれらの混合ガスの場合、供給される液体と
してはアルコールが好ましい。
【0022】加えて上記ダクト壁面に冷却壁を備えてい
ると、その冷却効果はより一層向上する。
ると、その冷却効果はより一層向上する。
【0023】
【実施例】以下本発明の具体的実施例につき説明する。
【0024】図1はCGLに適用された本発明のCGL
アップレグクーラの一実施例構成を示す概略図である。
アップレグクーラの一実施例構成を示す概略図である。
【0025】同図では、スナウト2に導かれてきた鋼帯
Xが亜鉛めっき浴の満たされた浴槽3内に浸漬された後
シンクロール4でパスラインが変更され、浴上方に出て
来た所でガスワイピングノズル5a、5bからのガスワイピ
ングにより、めっき付着量制御がなされる。そして4ゾ
ーンのGVFと排ガスダクトからなる合金化炉6で加熱
されて表面めっき部分の合金化処理がなされるが、本実
施例では、この合金化炉6とその上方に設けられたトッ
プロール8の間にインフラソニックストリップクーラ1a
乃至1dが設置されている。
Xが亜鉛めっき浴の満たされた浴槽3内に浸漬された後
シンクロール4でパスラインが変更され、浴上方に出て
来た所でガスワイピングノズル5a、5bからのガスワイピ
ングにより、めっき付着量制御がなされる。そして4ゾ
ーンのGVFと排ガスダクトからなる合金化炉6で加熱
されて表面めっき部分の合金化処理がなされるが、本実
施例では、この合金化炉6とその上方に設けられたトッ
プロール8の間にインフラソニックストリップクーラ1a
乃至1dが設置されている。
【0026】このインフラソニックストリップクーラ1a
乃至1dは合金化炉6に近い前段側とトップロール8に近い
後段側の2段構成から成り、更にこれらの詳細な構成に
ついては、前記図2に示される様に、ダクト10中央部の
上下面に水冷の冷却箱12が取付けられていて、そのダク
ト10側が冷却壁12aとなっており、該ダクト10内部の空
気から熱を奪う構成となっている。
乃至1dは合金化炉6に近い前段側とトップロール8に近い
後段側の2段構成から成り、更にこれらの詳細な構成に
ついては、前記図2に示される様に、ダクト10中央部の
上下面に水冷の冷却箱12が取付けられていて、そのダク
ト10側が冷却壁12aとなっており、該ダクト10内部の空
気から熱を奪う構成となっている。
【0027】そして後段側のストリップクーラ1c及び1d
は、図3に示される様に前記冷却箱12の部分に複数のパ
イプ14が貫通して取付けられていて冷却壁12aの部分で
ダクト10内に向けて開口し、給液口15が形成されてい
る。一方この冷却箱12の外側には内部が複数の部屋に分
割されている液体ヘッダ16が設けられており、更に図示
しない給水源より供給される水(この水はダクト10内に
供給される前に既にミスト状態になっているものを用い
ると更に良い)が、液供給系を構成する導入管17と該液
体ヘッダ16へ送られるため、そこからパイプ14及び供給
口15を介してダクト10内に水が供給されることになる。
この導入管17は液体ヘッダ16の各部屋に分岐して接続さ
れ、且つその分岐管17a乃至17cの夫々には液供給量調整
装置たる制御弁18a乃至18cが取付けられていて、これら
の制御弁18a乃至18cにより水の供給量が調整されると共
に、該液体ヘッダ16のトップロール8側の部屋から下方
の部屋に移るほど、水の供給量を減らすような調整が可
能となっている。
は、図3に示される様に前記冷却箱12の部分に複数のパ
イプ14が貫通して取付けられていて冷却壁12aの部分で
ダクト10内に向けて開口し、給液口15が形成されてい
る。一方この冷却箱12の外側には内部が複数の部屋に分
割されている液体ヘッダ16が設けられており、更に図示
しない給水源より供給される水(この水はダクト10内に
供給される前に既にミスト状態になっているものを用い
ると更に良い)が、液供給系を構成する導入管17と該液
体ヘッダ16へ送られるため、そこからパイプ14及び供給
口15を介してダクト10内に水が供給されることになる。
この導入管17は液体ヘッダ16の各部屋に分岐して接続さ
れ、且つその分岐管17a乃至17cの夫々には液供給量調整
装置たる制御弁18a乃至18cが取付けられていて、これら
の制御弁18a乃至18cにより水の供給量が調整されると共
に、該液体ヘッダ16のトップロール8側の部屋から下方
の部屋に移るほど、水の供給量を減らすような調整が可
能となっている。
【0028】本実施例では、めっき浴槽3で亜鉛めっき
の施された鋼帯Xは、途中ガスワイピングノズル5a、5b
によってそのめっき付着量の制御がなされた後、更に合
金化炉6に進入してめっき表面の合金化処理が行なわれ
る。その状態から前段のストリップクーラ1a及び1bに進
入しためっき鋼帯Xは、低周波の圧力振動で1/2波長
の定在波による共鳴状態に誘導されてダクト10内のガス
の振動が誘起せしめられることにより、該ダクト10内で
急冷される。続いて該めっき鋼帯Xは後段のストリップ
クーラ1c及び1dのダクト10内に進入する。
の施された鋼帯Xは、途中ガスワイピングノズル5a、5b
によってそのめっき付着量の制御がなされた後、更に合
金化炉6に進入してめっき表面の合金化処理が行なわれ
る。その状態から前段のストリップクーラ1a及び1bに進
入しためっき鋼帯Xは、低周波の圧力振動で1/2波長
の定在波による共鳴状態に誘導されてダクト10内のガス
の振動が誘起せしめられることにより、該ダクト10内で
急冷される。続いて該めっき鋼帯Xは後段のストリップ
クーラ1c及び1dのダクト10内に進入する。
【0029】該ストリップクーラ1c及び1dでは前述した
液供給系から給液口15を通じてダクト10内に水が供給さ
れるため、該ダクト10内部の振動している空気によって
アトマイズされ(供給された時に既にミスト状態になっ
ている場合は更に細いミスト状態にされ)、該空気中で
蒸発してこの空気の温度を下げることになる。
液供給系から給液口15を通じてダクト10内に水が供給さ
れるため、該ダクト10内部の振動している空気によって
アトマイズされ(供給された時に既にミスト状態になっ
ている場合は更に細いミスト状態にされ)、該空気中で
蒸発してこの空気の温度を下げることになる。
【0030】一方、ダクト10内に供給される水の供給量
が多い場合は、更にアトマイズされた水がめっき鋼帯X
表面に直接触れ、該表面で蒸発して該めっき鋼帯Xから
潜熱を奪う。但し、本実施例では、上述の様に後段のス
トリップクーラ1c及び1dの液体ヘッダ16におけるトップ
ロール8側に近い部屋から合金化炉6側の部屋に向って順
次その水供給量を減ずる供給量調整が制御弁18a乃至18c
によって行なわれ、又全体としても該制御弁18a乃至18c
によってその供給量が調整されているため、供給した水
が合金化炉6やその下方のめっき浴槽3内に落下すること
はない。
が多い場合は、更にアトマイズされた水がめっき鋼帯X
表面に直接触れ、該表面で蒸発して該めっき鋼帯Xから
潜熱を奪う。但し、本実施例では、上述の様に後段のス
トリップクーラ1c及び1dの液体ヘッダ16におけるトップ
ロール8側に近い部屋から合金化炉6側の部屋に向って順
次その水供給量を減ずる供給量調整が制御弁18a乃至18c
によって行なわれ、又全体としても該制御弁18a乃至18c
によってその供給量が調整されているため、供給した水
が合金化炉6やその下方のめっき浴槽3内に落下すること
はない。
【0031】以上の様な構成からなる本実施例のCGL
アップレグクーラと、従来の噴流冷却帯の構成とを使用
してCGLにおける合金化しためっき鋼帯Xの表面を冷
却する実験を行なった。図4はその時の合金化炉6出口
からトップロール8までのめっき鋼帯Xの板温変化を示
すグラフである。従来構成では冷却速度が小さいため、
合金化炉6出口からトップロール8までの冷却パス長が長
くならざるを得ないが、本発明構成では冷却能力が強化
されているため、冷却パス長が短くなっている。
アップレグクーラと、従来の噴流冷却帯の構成とを使用
してCGLにおける合金化しためっき鋼帯Xの表面を冷
却する実験を行なった。図4はその時の合金化炉6出口
からトップロール8までのめっき鋼帯Xの板温変化を示
すグラフである。従来構成では冷却速度が小さいため、
合金化炉6出口からトップロール8までの冷却パス長が長
くならざるを得ないが、本発明構成では冷却能力が強化
されているため、冷却パス長が短くなっている。
【0032】
【発明の効果】以上詳述した本発明のCGLアップレグ
クーラの構成によれば、CGL合金化処理後のめっき鋼
帯表面の冷却につき、その冷却速度を大きくとることが
でき、冷却パス長が短縮されて、トップロールの設置位
置を低い位置にすることができ、設備費が節減できるよ
うになる。
クーラの構成によれば、CGL合金化処理後のめっき鋼
帯表面の冷却につき、その冷却速度を大きくとることが
でき、冷却パス長が短縮されて、トップロールの設置位
置を低い位置にすることができ、設備費が節減できるよ
うになる。
【図1】本発明構成の一実施例を示す概略図である。
【図2】インフラソニックストリップクーラの構成の概
要を示す断面図である。
要を示す断面図である。
【図3】本実施例構成でダクト内に水の供給を行なうス
トリップクーラの構成の概要を示す縦断面図である。
トリップクーラの構成の概要を示す縦断面図である。
【図4】本実施例構成と従来構成で合金化炉出口からト
ップロールまでのめっき鋼帯の板温変化を示すグラフで
ある。
ップロールまでのめっき鋼帯の板温変化を示すグラフで
ある。
【図5】CGLの従来のライン構成を示す説明図であ
る。
る。
【図6】ストリップクーラのダクト内の圧力及び流速の
分布を示すグラフである。
分布を示すグラフである。
【符号の説明】 1、1a、1b、1c、1d ストリップクーラ 2 スナウト 3 めっき浴槽 4 シンクロール 5a、5b ガスワイピングノズル 6 合金化炉 7 噴流冷却帯 8 トップロール 10 ダクト X めっき鋼帯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福島 祐一 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内
Claims (9)
- 【請求項1】 ダクト内に圧力振動を生じさせて該圧力
振動のn/4波長の定在波による共鳴状態でダクト内の
ガスを振動させ、該ダクト内に導いた鋼帯の冷却を行な
うストリップクーラをCGL合金化炉直後に設け、この
ダクト内で合金化処理後のめっき鋼帯の急冷を行なうこ
とを特徴とするCGLアップレグクーラ。 - 【請求項2】 請求項第1項記載のCGLアップレグク
ーラにおいて、前記ストリップクーラのダクト内に液体
の供給を行なうことを特徴とする請求項第1項記載のC
GLアップレグクーラ。 - 【請求項3】 請求項第2項記載のCGLアップレグク
ーラにおいて、ダクト壁面に設けられた給液口と、該給
液口を通じてダクト内に液体を供給する液供給系とを有
することを特徴とする請求項第2項記載のCGLアップ
レグクーラ。 - 【請求項4】 請求項第2項記載のCGLアップレグク
ーラにおいて、前記ストリップクーラのダクト内に供給
する液体の供給量を調整し、供給した液体がダクト外部
に漏出しないようにしたことを特徴とする請求項第2項
記載のCGLアップレグクーラ。 - 【請求項5】 請求項第4項記載のCGLアップレグク
ーラにおいて、ダクト壁面に設けられた給液口と、該給
液口を通じてダクト内に液体を供給する液供給系と、該
液供給系に設けられた液体の供給量を調整する液供給量
調整装置とを有することを特徴とする請求項第4項記載
のCGLアップレグクーラ。 - 【請求項6】 請求項第2項乃至第5項記載のCGLア
ップレグクーラにおいて、前記ストリップクーラ後段の
ダクト内で液体の供給を行なうことを特徴とする請求項
第2項乃至第5項記載のCGLアップレグクーラ。 - 【請求項7】 請求項第2項乃至第6項記載のCGLア
ップレグクーラにおいて、ダクト内のガスが空気であっ
て、供給する液体が水であることを特徴とする請求項第
2項乃至第6項記載のCGLアップレグクーラ。 - 【請求項8】 請求項第2項乃至第6項記載のCGLア
ップレグクーラにおいて、ダクト内のガスがN2ガスや
Arガス等の不活性ガス或いはH2ガス、又はこれらの混
合ガスであって、供給する液体がアルコールであること
を特徴とする請求項第2項乃至第6項記載のCGLアッ
プレグクーラ。 - 【請求項9】 請求項第1項乃至第8項記載のCGLア
ップレグクーラにおいて、ダクト壁面に冷却壁を有する
ことを特徴とする請求項第1項乃至第8項記載のCGL
アップレグクーラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21665992A JP2789953B2 (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | Cglアップレグクーラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21665992A JP2789953B2 (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | Cglアップレグクーラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0641711A true JPH0641711A (ja) | 1994-02-15 |
JP2789953B2 JP2789953B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=16691922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21665992A Expired - Lifetime JP2789953B2 (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | Cglアップレグクーラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2789953B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102618812A (zh) * | 2011-01-28 | 2012-08-01 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种热镀锌机组镀后上行段多段复合冷却方法 |
JP6977916B1 (ja) * | 2020-07-14 | 2021-12-08 | Jfeスチール株式会社 | 鋼材及び鋼製品の脱水素方法、並びに、鋼材及び鋼製品の製造方法 |
WO2022014125A1 (ja) * | 2020-07-14 | 2022-01-20 | Jfeスチール株式会社 | 脱水素装置及び鋼板の製造システム、並びに鋼板の製造方法 |
WO2022014172A1 (ja) * | 2020-07-14 | 2022-01-20 | Jfeスチール株式会社 | 鋼材及び鋼製品の脱水素方法、並びに、鋼材及び鋼製品の製造方法 |
-
1992
- 1992-07-23 JP JP21665992A patent/JP2789953B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102618812A (zh) * | 2011-01-28 | 2012-08-01 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种热镀锌机组镀后上行段多段复合冷却方法 |
JP6977916B1 (ja) * | 2020-07-14 | 2021-12-08 | Jfeスチール株式会社 | 鋼材及び鋼製品の脱水素方法、並びに、鋼材及び鋼製品の製造方法 |
WO2022014125A1 (ja) * | 2020-07-14 | 2022-01-20 | Jfeスチール株式会社 | 脱水素装置及び鋼板の製造システム、並びに鋼板の製造方法 |
WO2022014172A1 (ja) * | 2020-07-14 | 2022-01-20 | Jfeスチール株式会社 | 鋼材及び鋼製品の脱水素方法、並びに、鋼材及び鋼製品の製造方法 |
JP7006857B1 (ja) * | 2020-07-14 | 2022-01-24 | Jfeスチール株式会社 | 脱水素装置及び鋼板の製造システム、並びに鋼板の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2789953B2 (ja) | 1998-08-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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