JPH0641630U - 保温式弁当容器 - Google Patents

保温式弁当容器

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JPH0641630U JP7765192U JP7765192U JPH0641630U JP H0641630 U JPH0641630 U JP H0641630U JP 7765192 U JP7765192 U JP 7765192U JP 7765192 U JP7765192 U JP 7765192U JP H0641630 U JPH0641630 U JP H0641630U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ランチジャーに代表される保温式弁当容器の
容器本体に箸の収納を可能とする。 【構成】 上端側が開口した外ケースと、この外ケース
内に収納され上端側が開口した保温用内容器と、上記外
ケースの上記上端側開口部に着脱可能に螺合固定される
蓋部とを備え、上記保温用内容器内に飯器等要保温器を
収納するようにしてなる保温式弁当容器において、上記
外ケースの外側部長手方向に上端側が開口した箸箱収納
部を一体的に設けるとともに上記蓋部外縁には上記外ケ
ースへの螺合状態において当該箸箱収納部の上記開口部
を覆う凸部を設けて脱落を防止するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願考案は、保温式の弁当容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近では、一般にランチジャーと称される保温式の弁当容器が多く使用される ようになっている。
【0003】 従来の該保温式弁当容器は、外ケース内に真空2重壁構造の保温可能な内容器 を収納し、該内容器内に例えば汁器、飯器、菜器などの個別の容器を入れて蓋を する構造のものとなっている。そして、上記外ケースの両側に係止して設けられ た携帯用のベルトにより吊り下げて携帯するか、又は所定の専用ポーチ内に入れ て持ち運ぶようになっており、箸箱は一般に別のバッグか又は上記ポーチ内に入 れるようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記のように箸箱が弁当容器本体と別個になっていて、バッグやポー チ等に入れなければならないのは非常に不便であり、可能ならば弁当容器本体と 一体に箸箱収納部を形成したいという要求が強い。そこで、上記携帯用のベルト 部を外ケース下部まで延設して係止し、その途中に箸箱収納部(収納ケース)を設 けたものも考えられているが、そのような構成では箸箱収納部の安定性が悪く、 又携帯用のベルト自体の自由度がなくなり、携帯しにくいとともに見映えも悪い などの欠点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1〜3各項記載の考案は、各々上記の問題を解決することを目的 としてなされたもので、それぞれ次のように構成されている。
【0006】 (1) 請求項1記載の考案の構成 該請求項1記載の考案の保温式弁当容器は、上端側が開口した外ケースと、こ の外ケース内に収納され上端側が開口した保温可能な内容器と、上記外ケースの 上記上端側開口部に着脱可能に螺合固定される蓋部とを備え、上記内容器内に飯 器等要保温器を収納するようにしてなる保温式弁当容器において、上記外ケース の外側部長手方向に上端側が開口した箸箱収納部を設けるとともに上記蓋部外縁 には上記外ケースへの螺合状態において当該箸箱収納部の上記開口部を覆う凸部 を設けたことを特徴とするものである。
【0007】 (2) 請求項2記載の考案の構成 請求項2記載の考案の保温式弁当容器は、上記請求項1記載の考案の構成を基 本構成とし、同構成における箸箱収納部は、外ケースの外側部壁面に一体形成さ れていることを特徴とするものである。
【0008】 (3) 請求項3記載の考案の構成 該請求項3記載の考案の保温式弁当容器は、上端側が開口した外ケースと、こ の外ケース内に収納され上端側が開口した保温可能な内容器と、上記外ケースの 上記上端側開口部に着脱可能に螺合固定される蓋部と、上記外ケースの外側部長 手方向に設けられた上端側が開口した箸箱収納部とを備え、上記内容器内に飯器 等要保温器を収納するようにしてなる保温式弁当容器において、上記箸箱収納部 は、外ケースと別体に形成され、その下端側が軸部材を介して上記外ケースに対 して回転可能に支持されているとともに、上端側が上記外ケース外側部に回転可 能に取付けられているスライド式ガイド部材の長穴に対し軸部材を介してスライ ド可能に係合されていて、当該スライド式ガイド部材と共に上記外ケース外側部 の壁面に離接動作可能に構成された把手構造となっていることを特徴とするもの である。
【0009】
【作用】
本願の請求項1〜3各項記載の考案の保温式弁当容器は、それぞれ上記のよう に構成されている結果、当該各構成に対応して、各々次のような作用を奏する。
【0010】 (1) 請求項1記載の考案の作用 請求項1記載の考案の保温式弁当容器の構成では、上端側が開口した外ケース と、この外ケース内に収納され上端側が開口した保温可能な内容器と、上記外ケ ースの上記上端側開口部に着脱可能に螺合固定される蓋部とを備え、上記内容器 内に飯器等要保温器を収納するようにしてなる保温式弁当容器において、上記外 ケースの外側部長手方向に上端側が開口した箸箱収納部を設けて箸箱の収納を可 能にするとともに上記蓋部外縁には上記外ケースへの螺合状態において当該箸箱 収納部の上記開口部を覆う凸部を設けて収納された箸箱の脱落を防止するように なっている。
【0011】 したがって、携帯用のベルトの自由度を妨げることなく箸箱の携帯が可能にな るとともに箸箱の脱落を防止する蓋体側の凸部は蓋体開閉時の指当て部としても 利用することができるようになり、蓋体の開閉操作も容易になる。
【0012】 (2) 請求項2記載の考案の作用 請求項2記載の考案の保温式弁当容器の構成では、その基本構成に基く上記請 求項1記載の考案と同様の作用に加え、上記箸箱収納部が、上記外ケースの外側 部壁面に一体形成されているので、形成が容易で、しかも構造的にもコンパクト で強度が高く、かつ取扱いも容易である。
【0013】 (3) 請求項3記載の考案の作用 請求項3記載の考案の保温式弁当容器の構成では、上端側が開口した外ケース と、この外ケース内に収納され上端側が開口した保温可能な内容器と、上記外ケ ースの上記上端側開口部に着脱可能に螺合固定される蓋部と、上記外ケースの外 側部長手方向に設けられた上端側が開口した箸箱収納部とを備え、上記内容器内 に飯器等要保温器を収納するようにしてなる保温式弁当容器において、上記箸箱 収納部が上記外ケースと別体に形成され、その下端側が軸部材を介して外ケース に対して回転可能に支持されているとともに、他方上端側が上記外ケース外側部 に回転可能に取付けられているスライド式ガイド部材の長穴に対し軸部材を介し てスライド可能に係合されていて、当該スライド式ガイド部材と共に上記外ケー ス外側部の壁面に離接動作可能に構成された把手構造となっている。
【0014】 したがって、上記箸箱収納部は上記外ケース外側部の壁面から離された状態で は把手部として握持することができるとともに、該壁面からの離間状態で箸箱を 収納し、その後、上記外ケース外側部の壁面に接した状態にすると上記スライド 式ガイド部材によって上端側開口部が閉塞され、上記外ケースと一体化した状態 で保持される。
【0015】 この結果、該構成では上記請求項1記載の考案と略同様の作用に加えて、さら に把手部機能が付加され、携帯ベルトによる吊下げタイプの携帯方法のほか、把 手部を持って携帯する携帯方法も可能となる。
【0016】
【考案の効果】
以上の結果、本願考案によると、箸箱の弁当容器本体に対する収納が可能とな り、携帯ベルトの使用の自由度にも何等制約を与えずに済み、また見映えも非常 に良くなる。
【0017】 又、把手部構造にした場合には、さらに携帯方法の拡大も可能となる。
【0018】
【実施例】
(1) 第1実施例 図1および図2は、本願考案の第1実施例に係る保温式弁当容器の構成を示し ている。
【0019】 先ず図1において、符号1は上端側が開口された同弁当容器の有底筒状の外ケ ース、2は該外ケース1内に収納された真空2重壁構造の保温用内容器、3は上 記外ケース1の上端側開口部に螺合された蓋体である。
【0020】 上記外ケース1は、その上端側開口部周縁に厚肉の肩部4を形成しており、該 肩部4の内側下縁部4bにより上記保温用内容器2の上縁部2aを係止固定してい るとともに同肩部上縁部4aの外側螺条部に上記蓋体3の下縁部3a内側の螺状部 を螺合して当該蓋体3を所定の位置(後述)に固定するようになっている。
【0021】 該外ケース1の側壁部外面には、図示のように上下方向に所定の長さを有する 筒状の箸箱収納部6が一体成型されている。この箸箱収納部6は、下端側が閉塞 されている一方、上端側が上記蓋体3の下縁部3aよりも所定距離下方位置で開 口され、該開口部6aを介して内部に箸箱7が収納されるようになっている。
【0022】 一方、上記蓋体3の上記下縁部3aには、その外側壁面部に上記箸箱収納部6 の上記上端側開口部6a上方に位置して当該箸箱収納部6の上端側開口部6aを覆 い、同箸箱収納部6内に収納された箸箱7の脱落を防止するとともに蓋体3回転 操作時の指当て部(係合部)となる凸縁部8が一体成型されている。該凸縁部8は 、当該蓋体3を上記外ケース1の肩部4の上縁部4aに対して回転停止位置まで 螺合した時に、ちょうど上記箸箱収納部6の開口部6a上方位置に位置せしめら れるようになっている。
【0023】 他方、符号10は汁器、11は飯器、12はタッパー型第1の菜器(おかず用) 、13はタッパー型第2の菜器(デザート用)である。汁器10は、最も保温力が 高くなるように上記保温容器2の底部に収納され、該汁器10の上部に飯器11 が収納され、さらに該飯器11の上に、断熱部材15を介して第1、第2の菜器 12,13が順次収納され、上記蓋体3により固定されるようになっている。
【0024】 なお、符号14は携帯用のベルト取付部である。
【0025】 したがって、上記構成の保温式弁当容器によると、弁当容器自体に箸箱7の収 納が可能となり、非常に便利となる。しかも、上記箸箱収納部6は外ケース1の 側壁部に一体形成されるから、場所も取らずコンパクトである。又、同箸箱収納 部6の蓋部材として機能する蓋体3の凸縁部8は同時に蓋体3回動時の指当てノ ブとしても機能するので、蓋体3自体の開閉操作も容易となる。
【0026】 (2) 第2実施例 図3〜図5は、本願考案の第2実施例に係る保温式弁当容器の構成を示してい る。
【0027】 本実施例の保温式弁当容器は、上記第1実施例の構成と同様の箸箱収納部を外 ケースに可動式の把手部を設けることによって形成したことを特徴とするもので ある。
【0028】 先ず図2において、符号1は上記第1実施例のものと同様の上端側が開口され た同弁当容器の有底筒状の外ケース、2は該外ケース1内に収納された真空2重 壁構造の保温用内容器、3は上記外ケース1の上端側開口部に螺合された蓋体で ある。
【0029】 上記外ケース1は、その上端側開口部周縁に厚肉の肩部4を形成しており、該 肩部4の内側下縁部4bにより上記保温容器2の上縁部2aを係止固定していると ともに上縁部4aの螺条部に上記蓋体3の下縁部3a内側の螺条部を螺合して当該 蓋体3を所定の位置に固定するようになっている。
【0030】 他方、符号10は汁器、11は飯器、12はタッパー型第1の菜器、13はタ ッパー型第2の菜器である。そして、上記第1実施例同様、汁器10は、最も保 温力が高くなるように上記保温容器2の底部に収納され、該汁器10の上部に飯 器11が収納され、さらに該飯器11の上に、断熱材15を介して第1、第2の 菜器12,13が順次収納され、上記蓋体3により固定されるようになっている 。
【0031】 一方上記外ケース1の側壁部外面には、図示のように上下方向に所定の長さを 有する把手部20が設けられている。この把手部20は、下端側が閉塞されてい る一方、上端側が上記蓋体3の下縁部3aよりも所定距離下方位置で開口され、 該開口部21を介して内部に箸箱7が収納されるようになった箸箱収納部を形成 している握持部22と該握持部22の上記上端22a側を外側に傾倒可能に軸2 3およびガイド用の長穴24,24を介して連結支持したスライド式ガイド部材 25とから構成されている。上記握持部22の下端部はヒンジ26Bを介して上 記外ケース1の外壁部に嵌合されたリング部材B2に対して回転可能な状態で連 結支持されているとともに、上端部は軸23を介し該軸23を上記スライド式ガ イド部材25の両側壁部に形成された円弧状の長穴24,24内にスライド可能 に遊嵌させることによって連結支持されて上記外ケース1の外壁面に対して図4 と図3の2つの状態に任意に手で離接操作し得るようになっている。上記スライ ド式ガイド部材25は、上記握持部22の筒体外径寸法よりも若干大きな内径寸 法の筒状体に形成され、その基端25a側をヒンジ26Aにより上記外ケース1 の外壁面に嵌合されたリング部材B1に対して回転可能な状態で取付けられてい る。そして、その先端25b側開口部を上記握持部22の上端22a側開口部に対 してスライド可能に外嵌し得るようになっている。
【0032】 したがって、上記握持部22を矢印(イ)方向に手で引くと、図4および図5に 示すように握持部22は斜目上方外方に傾倒されて握持可能な状態になるととも に、該状態で上記握持部22内に箸箱7を上方から収納することが可能となる。 一方、該状態において、箸箱7を収納した後、上記握持部22を上記と逆に図3 の矢印(ロ)方向に押し込むと、同図3に示すように当該握持部22の上端22a 側開口部に上記スライド式ガイド部材25の先端25b側開口部が上方から嵌合 された状態となり、上記握持部22上端22aの開口部を閉塞して箸箱7の脱落 を防止するとともに握持部22とスライド式ガイド部材25は上下1体構造の筒 状構造となって外ケース1の外壁面に密接したベルトにより携帯可能な状態に固 定される。
【0033】 従って、該構成では、指当て機能を無視すれば上記第1実施例のような箸箱7 の脱落防止を目的とした蓋体3側の凸縁部は必ずしも必要でなくなる。
【0034】 したがって、上記構成の保温式弁当容器によると、弁当容器自体に箸箱7の収 納が可能となり、非常に便利となる。しかも、上記構成される箸箱収納部は外ケ ース1の側壁部に設けられた把手部20の握持部22を利用して形成されている から、特別に場所も取らず非常にコンパクトである。
【0035】 (3) 第3実施例 さらに、図6および図7は、上記第2実施例の構成と同様に外ケースに把手部 を設け、該把手部の握持部部分に箸箱収納部を形成した場合において、上記外ケ ースおよび外装ケース内に収納された保温用内容器内の構造を変更して、弁当容 器機能とボトル容器機能の両機能を有するようにしたことを特徴とするものであ る。
【0036】 すなわち、図6において、符号31は外ケースであり、該外ケース31は両端 側が開口され、該各開口部周縁に肉厚の肩部32,33が形成されている。そし て、該外ケース31内には、その一端側(図示右側)に開口部径が大きい弁当容器 形成用の真空2重壁構造の保温用内容器34が、また他端側に開口部径が比較的 小さい真空2重壁構造の液体容器35が各々上記肩部32,33を利用して係止 固定され、それらの後端側同士を突き合せた非対向状態で収納されている。
【0037】 上記保温用内容器34内には、その最奥部に位置して横型の飯器37a,37b が上下2層に、また該飯器37a,37bの外側に位置して上下一対の第1、第2 のタッパー型菜器36a,36bが円形の断熱部材38を介して収納され、外端側 第1の蓋体39によって固定されている。該第1の蓋体39は、上記外ケース3 1の一端側開口部の肩部32外縁部に螺条部を介して螺合固定されるようになっ ている。他方、上記液体容器35の開口部には中央部に給湯口41を形成した栓 体螺合部材(下口部材)40が嵌合固定されており、該栓体螺合部材40の上記給 湯口41に対して断熱構造を採用した栓体42が着脱可能に螺合されている。そ して、該栓体42の外端側には、さらに他端側第2の蓋体43が上記外ケース3 1の他端側開口部の肩部33外縁部に対し螺条部を介して螺合することにより、 着脱可能に固定されている。該第2の蓋体43および上記第1の蓋体39は、各 々必要に応じ、コップとして使用可能となっている。
【0038】 そして、さらに上記外ケース1の側壁部外面には、図示のように上記第2実施 例同様の両端方向に所定の長さを有する把手部20が設けられている。この把手 部20は、下端側が閉塞されている一方、他端側が上記第2の蓋体43の下縁部 よりも所定距離図示右方位置で開口され、該開口部21を介して内部に箸箱7が 収納されるようになった箸箱収納部を形成している筒状の握持部22と該握持部 22の上記図示左端22a側を図示上方外側に引き上げ可能に軸23およびガイ ド用の長穴24,24を介して連結支持したスライド式ガイド部材25とから構 成されている。上記握持部22の図示右端部はヒンジ26Bを介して上記外ケー ス1の外壁部に嵌合されたリング部材B2に対して回転可能な状態で連結支持さ れているとともに、右端部は軸23を介し該軸23を上記スライド式ガイド部材 25の円弧状の長穴24,24内にスライド可能に遊嵌させることによって連結 支持され外ケース1の外壁面に対して任意に手で離接操作し得るようになってい る。上記スライド式ガイド部材25は、握持部22の筒体外径寸法よりも若干大 きな内径寸法の筒状体に形成され、その基端25a側をヒンジ26Aにより外ケ ース1の外壁面に嵌合されたリング部材B1に回転可能な状態で取付けられてい る。そして、その先端25b側開口部を上記握持部22の上端22a側開口部に対 してスライド可能に外嵌し得るようになっている。
【0039】 したがって、上記握持部22を矢印(イ)方向に手で引くと、図7に示すように 握持部22は斜目上方外方に傾倒されて握持可能な状態になるとともに、該状態 で上記握持部22内に箸箱7を左方から収納することが可能となる。一方、該状 態において、箸箱7を収納した後、上記握持部22を上記と逆に図6の矢印(ロ) 方向に押し込むと、当該握持部22の左端22a側開口部に上記スライド式ガイ ド部材25の先端25b側開口部が嵌合された状態となり、上記握持部22の開 口部を閉塞して箸箱7の脱落を防止するとともに握持部22とスライド式ガイド 部材25は一体構造の筒状構造となって外ケース1の外壁面に密接した状態に固 定される。
【0040】 そして、上記構成では、例えば上記把手部20の握持部22を引き出した状態 で例えば図7のような状態で横に下げて携帯することができる。
【0041】 なお、28,29は携帯用の吊下げベルトの取付部である。
【0042】 したがって、上記構成の保温式弁当容器によると、上記第2実施例同様、弁当 容器自体に箸箱7の収納が可能となり、非常に便利となる。しかも、上記構成に おける箸箱収納部は外ケース1の側壁部に設けられた把手部20の握持部22を 利用して形成されているから、特別に場所も取らず非常にコンパクトである。
【0043】 また、それに加えて、弁当容器部と液体容器部が一体となっているので、従来 のようにランチジャーと魔法瓶とを別々に携帯する場合に比べて非常に便利であ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願考案の第1実施例に係る保温式弁
当容器の構成を示す断面図である。
【図2】図2は、同弁当容器の正面図である。
【図3】図3は、本願考案の第2実施例に係る保温式弁
当容器の構成を示す第1の状態の断面図である。
【図4】図4は、同弁当容器の要部の構成を示す第2の
状態の断面図である。
【図5】図5は、同要部の斜視図である。
【図6】図6は、本願考案の第3実施例に係る保温式弁
当容器の断面図である。
【図7】図7は、同弁当容器の使用状態図である。
【符号の説明】
1は外ケース、2は保温用内容器、3は蓋体、4は肩
部、6は箸箱収納部、7は箸箱、8は凸縁部、10は汁
器、11は飯器、12は第1の菜器、13は第2の菜
器、20は把手部、22は握持部、25はスライド式ガ
イド部材、32,33は肩部、34は保温用内容器、3
5は液体容器、36aは第1のタッパー型菜器、36bは
第2のタッパー型菜器、37a,37bは飯器、39は第
1の蓋体、43は第2の蓋体である。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端側が開口した外ケースと、この外ケ
    ース内に収納され上端側が開口した保温可能な内容器
    と、上記外ケースの上記上端側開口部に着脱可能に螺合
    固定される蓋部とを備え、上記内容器内に飯器等要保温
    器を収納するようにしてなる保温式弁当容器において、
    上記外ケースの外側部長手方向に上端側が開口した箸箱
    収納部を設けるとともに上記蓋部外縁には上記外ケース
    への螺合状態において当該箸箱収納部の上記開口部を覆
    う凸部を設けたことを特徴とする保温式弁当容器。
  2. 【請求項2】 箸箱収納部は、外ケースの外側部壁面に
    一体形成されていることを特徴とする請求項1記載の保
    温式弁当容器。
  3. 【請求項3】 上端側が開口した外ケースと、この外ケ
    ース内に収納され上端側が開口した保温可能な内容器
    と、上記外ケースの上記上端側開口部に着脱可能に螺合
    固定される蓋部と、上記外ケースの外側部長手方向に設
    けられた上端側が開口した箸箱収納部とを備え、上記内
    容器内に飯器等要保温器を収納するようにしてなる保温
    式弁当容器において、上記箸箱収納部は、上記外ケース
    と別体に形成され、その下端側が軸部材を介して上記外
    ケースに対して回転可能に支持されているとともに、上
    端側が上記外ケース外側部に回転可能に取付けられてい
    るスライド式ガイド部材の長穴に対し軸部材を介してス
    ライド可能に係合されていて、当該スライド式ガイド部
    材と共に上記外ケース外側部の壁面に離接動作可能に構
    成された把手構造となっていることを特徴とする保温式
    弁当容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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