JPH0641421U - バックホーに装着して使用される草刈機 - Google Patents
バックホーに装着して使用される草刈機Info
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- JPH0641421U JPH0641421U JP8614692U JP8614692U JPH0641421U JP H0641421 U JPH0641421 U JP H0641421U JP 8614692 U JP8614692 U JP 8614692U JP 8614692 U JP8614692 U JP 8614692U JP H0641421 U JPH0641421 U JP H0641421U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】草刈機によって法面に生えている雑草類を刈り
取ると同時に、刈り取った雑草類をそのまま回収して搬
出可能にし、これによって刈り取った雑草類の回収作業
の手間を省くことである。 【構成】バリカン型の草刈刃2を備えた草刈機本体1の
後方に、刈り取った雑草類を堆積させて収容するための
バケット13を取り付ける。
取ると同時に、刈り取った雑草類をそのまま回収して搬
出可能にし、これによって刈り取った雑草類の回収作業
の手間を省くことである。 【構成】バリカン型の草刈刃2を備えた草刈機本体1の
後方に、刈り取った雑草類を堆積させて収容するための
バケット13を取り付ける。
Description
【0001】
本考案は、バックホーの先端ブームに装着して使用されて、主として法面に生 えている雑草、小木などの雑草類を刈り取ると共に、刈り取ったものをそのまま 回収して搬出できるようにした草刈機に関するものである。
【0002】
堤防などの法面に生えている雑草類を刈り取るには、エンジンを備えた手持ち 式の草刈機が多用されている。この草刈機は、回転刃を高速回転させる構造であ るために、回転刃と小石類との接触によって、この小石類が飛散して作業者自身 、或いは周辺の他人に当たって、怪我をする事故が時々発生して危険である。ま た、作業中において、何らかの原因で作業者で転倒した場合には、回転刃が高速 回転しているために、極めて危険でもある。そこで、バックホーの先端ブームの アタッチメント装着部に草刈機を装着して、堤防に横付けしたバックホーに乗り 込んでいる運転者によって、各ブーム、及び草刈機を油圧によって操作して、直 接現場に入り込むことなくして、堤防の法面の雑草類を刈り取ることが行われて いる。このバックホー装着型の従来の草刈機は、ただ単に雑草類を刈り取るのみ であって、刈り取った雑草類はそのまま放置されるために、刈取作業後において 火災発生の防止などのために、刈り取った雑草類を人手によって回収する必要が あった。現実の草刈作業においては、刈り取った雑草類を刈取現場から取り出し て回収する作業は、本来の草刈作業を上回る極めて面倒で、しかも重労働であっ た。
【0003】
本考案は、上記した実情に鑑み、草刈機によって法面に生えている雑草類を刈 り取ると同時に、刈り取った雑草類をそのまま収容して搬出可能にし、これによ って刈り取った雑草類の回収作業の手間を省くことを課題としてなされたもので ある。
【0004】
この課題を解決するために本考案の採用した手段は、バックホーの先端ブーム のアタッチメント装着部に装着して、主として法面の雑草類を刈り取るための草 刈機において、バリカン型の草刈刃を備えた草刈機本体の後方に、刈り取った雑 草類を堆積させて収容するためのバケットを取り付けたことである。
【0005】
堤防に横付けしたバックホーに乗り込んでいる運転者によって、各ブーム、及 び先端ブームに装着した草刈機を油圧によって操作して、草刈機を法面の下方か ら上方に向かって移動させながら、バリカン型の草刈刃によって雑草類の刈り取 りを行う。草刈機本体の後方にはバケットが取り付けられているために、草刈刃 により刈り取られた雑草類は、後方のバケットに徐々に堆積して収容される。こ のバケットの収容量に対応する雑草類が収容されたならば、刈り取り作業を一旦 中止して、バックホーの各ブームの操作によって草刈機を外部に取り出して、一 回の作業により刈り取られた雑草類を回収する。この作業を繰り返して、雑草類 を所定量だけ刈り取る毎に、その回収を行う。
【0006】
以下、実施例を挙げて、本考案を更に詳細に説明する。図1は、本考案に係る 草刈機CをバックホーBの先端ブーム21に装着した状態の側面図であり、図2 は、草刈機Cの斜視図であり、図3は、同じく側面図、図4は、同じく平面図で ある。図1ないし図4において、草刈機Cは、草刈機本体1の前端部にバリカン 型の草刈刃2が設けられた構成である。この草刈刃2は、固定刃2aと、この固 定刃2aに対して左右に移動する可動刃2bとから成る。一対の草刈機取付け用 ブラケット3は、所定の間隔をおいて一体に連結されていて、その後部の上端面 に連結板4が固着され、この一対の草刈機取付け用ブラケット3の前部に前記草 刈機Cが一体に取り付けられている。一対の草刈機取付け用ブラケット3の後部 には、草刈刃2を駆動させるための油圧モータ5が取り付けられ、この油圧モー タ5の回転が伝動装置6を介して草刈刃2に伝達されて、これを駆動させる。一 対のブーム取付け用ブラケット7の下端面には、連結板8が固着されていて、こ の連結板8と前記連結板4とが、クッションラバー9を介して複数本のボルト1 1で連結されて、一対の草刈機取付け用ブラケット3の上方に一対のブーム取付 け用ブラケット7が連結されている。なお、図3において、12は、油圧モータ 5を保護するためのプロテクターであって、この油圧モータ5の前方直下に配置 されて一対の草刈機取付け用ブラケット3に固着されている。
【0007】 草刈機本体1の後方には、鉄線を金網状に交差させて溶接したバケット13が 配設されて、各草刈機取付け用ブラケット3の外側面に溶接により固着されてい る。このバケット13は、前方の草刈刃2によって刈り取った直後の雑草類を堆 積させて収容させるために、その後部は上方にわん曲されて、収容した雑草類が こぼれ落ちないようにしてある。また、草刈機本体1の下面には、その長さ方向 に沿って所定の間隔をおいて複数本のフォーク14が固着されて、草刈機本体1 の前部に突出している。草刈時においてこのフォーク14を接地させることによ り、草刈刃2による刈取作業を支障なく行えるようにしてある。この草刈機Cは 、バックホーBの先端ブーム21に着脱可能に装着される。
【0008】 バックホーBは、その先端ブーム21に掘削バケットを装着して、掘削、或い は溝掘り用に使用されるものであって、掘削バケットに替えて本考案に係る草刈 機Cを装着して使用する。図1を参照にして、バックホーBの概略構成について 説明すると、ゴムクローラ15の上部に旋回可能な運転台16が設けられ、この 運転台16の前部のブラケット17に連結軸18を介して「く」の字形に折れ曲 がった基端ブーム19が支承され、この基端ブーム19は、第1シリンダS1 の 作用によって前記連結軸18を中心にして垂直面内で回動して、運転台16に対 して前後動を行う。先端ブーム21は、図5に示されるように、外ブーム21a に内ブーム21bが収出可能に収納されていて、外ブーム21aの内部に第3シ リンダS3 が内装固定されていると共に、そのロッド22の先端部は内ブーム2 1bに固定され、第3シリンダS3 の作用によって外ブーム21aに対して内ブ ーム21bが出入りして、その長さが変えられるようになっている。この先端ブ ーム21の外ブーム21aに設けられたブラケット23に前記基端ブーム19の 先端部が連結軸24を介して連結され、第2シリンダS2 の作用によって、先端 ブーム21は、前記連結軸24を中心にして垂直面内において回動を行う。先端 ブーム21の内ブーム21bの先端部がアタッチメント装着部25となっており 、この部分に、草刈機Cを一体に取り付けたブーム取付け用ブラケット7の上部 先端が支承され、内ブーム21bのアタッチメント装着部25に支承した第1ア ーム26と、ブーム取付け用ブラケット7の上部後端とが第2アーム27を介し て連結されていて、更に内ブーム21bのブラケット28に装着した第4シリン ダS4 のロッド29と前記第1アーム26とが連結されて、第4シリンダS4 の 作用によって、草刈機Cは内ブーム21bの先端部を中心にして垂直面内で回動 するように構成される。
【0009】 そして、本考案に係る草刈機によって、堤防の法面に生えている雑草類を刈り 取るには、以下のようにして行う。まず、バックホーBの先端ブーム21のアタ ッチメント装着部25に草刈機Cを装着して、このバックホーBを堤防に横付け する。運転台16に乗り込んでいる運転者Mの油圧操作によって、図6に示され るように、この運転台16を路面走行時の姿勢に対して90°旋回させて、各ブ ーム19,21を法面31に向ける。最初は、法面31の下部から刈取作業を行 うために、第3シリンダS3 によって内ブーム21bを伸ばして、先端ブーム2 1を長くすると共に、各シリンダS1 〜S4 を作動させることにより、草刈機C を法面31に沿わせる。この状態で、油圧モータ5によって草刈刃2の上刃2b を駆動させて、この草刈機Cを徐々に法面31の上部に移動させて雑草類Wを刈 り取ると、刈り取られた雑草類Wは、草刈機本体1の後部に取り付けられたバケ ット13に徐々に堆積して収容される。このバケット13の収容量に対応する雑 草類Wが収容されたならば、油圧モータ5を停止させて刈取作業を一旦中止させ 、図7に示されるように、第4シリンダS4 によって雑草類Wを収容しているバ ケット13をほぼ水平にさせると共に、第3シリンダS3 によって、先端ブーム 21の長さを短くし、この状態において、第1及び第2の各シリンダS1,S2 に よって基端ブーム19と先端ブーム21とをそれぞれ回動させると共に、運転台 16を旋回させて、バケット13に収容されている雑草類Wを堤防の路面の部分 まで運んで回収する。以後、この作業を反復させて、法面31に生えている雑草 類Wを順次下方から上方に向かって刈り取りながら、その回収を行う。この実施 例のように、草刈機Cを装着するための先端ブーム21を、内外の2本のブーム 21a,21bで構成して、その長さを長くできる構造にすると、幅の広い法面 の刈取作業が可能となる。
【0010】
本考案は、バックホーの先端ブームのアタッチメント装着部に装着して、主と して法面の雑草類を刈り取るための草刈機において、バリカン型の草刈刃を備え た草刈機本体の後方に、刈り取った雑草類を堆積させて収容するためのバケット を取り付けたので、バックホーの各ブームを油圧操作して、法面の下方から上方 に向かって徐々に雑草類を刈り取りながら、刈り取られた雑草類をバケットに堆 積させて収容して、そのまま回収できる。このため、刈り取られた雑草類の回収 作業が不要となって、回収作業を含めた法面の雑草類の刈取作業を能率よく行え る。
【図1】本考案に係る草刈機CをバックホーBの先端ブ
ーム21に装着した状態の側面図である。
ーム21に装着した状態の側面図である。
【図2】草刈機Cの斜視図である。
【図3】同じく側面図である。
【図4】同じく平面図である。
【図5】先端ブーム21の断面図である。
【図6】法面31の雑草類Wの刈取作業を行っている状
態の側面図である。
態の側面図である。
【図7】刈り取った雑草類Wを取り出して回収している
状態の側面図である。
状態の側面図である。
B:バックホー C:草刈機 W:雑草類 1:草刈機本体 2:草刈刃 13:バケット 14:フォーク 21:先端ブーム 21a:外ブーム 21b:内ブーム 25:先端ブームのアタッチメント装着部
Claims (3)
- 【請求項1】 バックホーの先端ブームのアタッチメン
ト装着部に装着して、主として法面の雑草類を刈り取る
ための草刈機であって、バリカン型の草刈刃を備えた草
刈機本体の後方に、刈り取った雑草類を堆積させて収容
するためのバケットを取り付けたことを特徴とするバッ
クホーに装着して使用される草刈機。 - 【請求項2】 草刈機本体の前部に複数本のフォークを
取り付けたことを特徴とする請求項1に記載のバックホ
ーに装着して使用される草刈機。 - 【請求項3】 草刈機を装着するためのバックホーの先
端ブームの長さが調整可能な構造になっていることを特
徴とする請求項1又は2に記載のバックホーに装着して
使用される草刈機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992086146U JP2515694Y2 (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | バックホーに装着して使用される草刈用アタッチメント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992086146U JP2515694Y2 (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | バックホーに装着して使用される草刈用アタッチメント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0641421U true JPH0641421U (ja) | 1994-06-03 |
JP2515694Y2 JP2515694Y2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=13878602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992086146U Expired - Lifetime JP2515694Y2 (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | バックホーに装着して使用される草刈用アタッチメント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2515694Y2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS436999Y1 (ja) * | 1964-07-08 | 1968-03-29 | ||
JPS4935877U (ja) * | 1972-06-28 | 1974-03-29 | ||
JPS5594732U (ja) * | 1978-12-26 | 1980-07-01 | ||
JP3074227U (ja) * | 2000-04-26 | 2000-12-26 | 秀樹 河内山 | 凸及び凹型の取り付け面を有するヒートシンク |
JP3105225U (ja) * | 2004-05-14 | 2004-10-21 | 株式会社行吉テント商会 | 植設物保護用の貼付フィルム |
-
1992
- 1992-11-19 JP JP1992086146U patent/JP2515694Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
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JPS436999Y1 (ja) * | 1964-07-08 | 1968-03-29 | ||
JPS4935877U (ja) * | 1972-06-28 | 1974-03-29 | ||
JPS5594732U (ja) * | 1978-12-26 | 1980-07-01 | ||
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JP3105225U (ja) * | 2004-05-14 | 2004-10-21 | 株式会社行吉テント商会 | 植設物保護用の貼付フィルム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2515694Y2 (ja) | 1996-10-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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