JPH0641328U - ケーブルクランプ機構 - Google Patents

ケーブルクランプ機構

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JPH0641328U
JPH0641328U JP8513292U JP8513292U JPH0641328U JP H0641328 U JPH0641328 U JP H0641328U JP 8513292 U JP8513292 U JP 8513292U JP 8513292 U JP8513292 U JP 8513292U JP H0641328 U JPH0641328 U JP H0641328U
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JP
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cable
clip
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clamp
stopper
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五一 三谷
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造コストの低減を図るため市販品のクリッ
プを使用できると共に、ケーブルの位置ずれも防止し得
るケーブルクランブ機構を提供する。 【構成】 ベースプレート51と、ベースプレート51
上に取り付けられ、底板52aとその両側から立ち上る
側板52bを有し、その一端にてケーブル2を位置決め
する断面コ字形レール状のケーブルストッパ52と、ケ
ーブルストッパ52の底板52a上に取り付けられ、位
置決めされたケーブル2をクランプするクリップ6とを
備え、クリップ6は中間部が軸62により結合されて一
端にてケーブル2を開閉可能にクランプする一対の挟持
片61と、一端を閉じる方向に付勢するバネ63からな
り、一方の挟持片61及び底板52aを貫通してベース
プレート51にボルトをねじ込むことにより、ケーブル
ストッパ52及びクリップ6をベースプレート51上に
固定したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ケーブルを所定の位置にクランプするために用いるケーブルクラ ンプ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数の電線を束ねてその外径に外被を被せた通称キャブタイヤケーブルと呼ば れるケーブルでは、電線の端部に導電性のコンタクトなどを接続する際、所定の 位置でクランプする必要があった。そのケーブルクランプ機構については、従来 から種々のものが知られている。 図4に示すケーブルクランプ機構1は、ベースプレート11と、ベースプレー ト11に固定された受け側クランプ12と、クランプホルダ13により摺動可能 に保持された可動側クランプ14と、可動側クランプ14を受け側クランプ12 に向けて作用させるレバーカム15とを備えている。このケーブルクランプ機構 1を用いてケーブル2をクランプするには、図に示す如く受け側クランプ12と 可動側クランプ14との間にケーブル2をセットした後、レバーカム15をカム 軸16を中心にして左方向(図中矢印A方向)にほぼ90°回動する。これによ り、可動側クランプ14はレバーカム15のカム面に押圧されて受け側クランプ 12に向けて移動し、受側クランプ12との間にケーブル2をクランプする。
【0003】 尚、外径の違うケーブルをクランプするには、受け側クランプ12を長孔12 aに沿って移動させ、可動側クランプ14との距離を調節する事に依り対応する 。次に、図5に示したケーブルクランプ機構3では、クランプ35がスプリング 34によって受け側クランプ32側に閉じるように付勢された状態で、クランプ ホルダ33に摺動可能に取り付けられたものである。このケーブルクランプ機構 3によってケーブル2をクランブするには、クランプポスト35の一端側の握り 36をスプリング34のバネ力に抗して引き、他端側の押圧部37と受け側クラ ンプ32との間にケーブル2をセットする。その後、握り36を放しスプリング 34のバネ力によってケーブル2をクランプする。尚、外径の違うケーブルをク ランプする際は、ケーブルクランプ機構1の場合と同様に受け側クランプ32の 位置が調節される。次に、図6のケーブルクランプ機構4は、スウイングクラン プ43が先端部側をスプリング45によってベースプレート41側に付勢された 状態で、固定ブロック42に回動可能に取り付けられたものを示している。この ケーブルクランプ機構4によりケーブル2をクランプするには、スウイングクラ ンプ43の後端側のノブ44をスプリング45のバネ力に抗して押し下げ、先端 側を開状態にしてベースプレート41との間にケーブル2をセットする。その後 、ノブ44を放しスプリング45のバネ力によってケーブル2をクランプする。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、この種のケーブルクランプ機構1,3,4は、一般に少量生産であ り各部品は個別に製作されるため、部品点数が多く、コスト高になった。 本考案はかかる点に鑑みて提案されたものであり、部品点数を減らしコストの 低減を図れるケーブルクランプ機構を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案によれば、ケーブルを所定の位置にクランプするケーブルクランプ機 構において、ベースプレートと、該ベースプレート上に取り付けられ、底板とそ の両側から立ち上る側板を有し、その一端にて上記ケーブルを位置決めする断面 コ字形レール状のケーブルストッパと、該ケーブルストッパの底板上に取り付け られ、上記位置決めされたケーブルをクランプするクリップとを備え、該クリッ プは中間部が軸により結合されて一端にて上記ケーブルを開閉可能にクランプす る一対の挟持片と、該一端を閉じる方向に付勢するバネからなり、上記一方の挟 持片及び底板を貫通して上記ベースプレートにボルトをねじ込むことにより、上 記ケーブルストッパ及びクリップをベースプレート上に固定したものである。
【0006】 以上の如く構成された本考案のケーブルクランブ機構では、上記クリップは一 般市販品として販売されまたケーブルクランプを構成するコ字形レールもDIN 規格のレールとして、本考案に都合の良い断面形状、及び一定のピッチで長孔の 明いた状態で一般市販品として販売されている。この為、従来例に比べ安価に入 手可能で、これを切断するだけで、極めて簡単に構成することができる。また、 部品としてクリップ、ケーブルストッパ、ベース、及びこれらを互いに結合する ボルトだけで構成でき、部品点数が少なくて済む。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1乃至図3を参照しつつ説明する。図1(a),( b)は本考案のケーブルクランプ機構を示す平面図及び一部を断面にした側面図 である。ケーブルクランプ機構5はベースプレート51と、ベースプレート51 上に取り付けられたケーブルストッパ52と、ケーブルストッパ52を介してベ ースプレート51に固定されたクリップ6から構成されている。クリップ6は一 対の挟持片61と、挟持片61を開閉可能に支持する軸62と、挟持片61の先 端側を閉鎖方向に付勢するねじりコイルバネ63とを備えている。挟持片61は 全体が略バチ形状に形成されており、先端側に挟持部61aを、後端には操作部 61bを有している。一方の挟持片61の操作部61bにはノブ64を取り付け るための孔61dを設け、他方の挟持片61の操作部61b側にはネジ65を通 すための孔61eが形成されている。又、挟持部61aと操作部61bとの間に は、軸62を支持する軸受部61cが形成されている。この為、クリップ6は挟 持片61,61同士が軸62を共通軸にして回動自在に取り付けられると共に、 軸62にねじりコイルバネ63を装着することによって、挟持部61a,61a が互いに閉じる方向に付勢された状態で組み立てられている。
【0008】 ケーブルストッパ52は金属板をプレス加工により断面コ字形レール状に折り 曲げられたものである。即ち、ケーブルストッパ52はクリップ6が重ね合わせ られる底板52aを有し、その底板52aの両側からは側板52b,52bが立 設されている。又、底板52aには、ネジ64を挿入する長孔52cが側板52 b,52bに平行して伸びている。次に、上記構成のケーブルクランブ機構5を 組み立てるには、ケーブルストッパ52がベースプレート51上に底板52a側 を下に向け、且つ、長孔52cをベースプレート51のネジ孔51aに合わせる ようにして配置される。更に、ケーブルストッパ52の底板52a上には、クリ ップ6が孔61eを設けた操作部61b側を下にし、且つ、孔61eと長孔52 cとを一致させて重ね合わせられる。
【0009】 その後、クリップ6の孔61e及びケーブルストッフパ52の長孔52cには ネジ65が挿通され、ベースプレート51のネジ孔51aに螺合させることによ り、クリップ6とケーブルストッパ52とがベースプレート51上に固定される 。 又、クリップ6の操作部61bの孔61dにはノブ64が取り付けられる。以 上の如く組み立てられたケーブルクランプ機構5にケーブル2をクランプする際 は、ねじりコイルバネ63のバネ力に抗してクリップ6のノブ64を押し下げ、 挟持部61a,61a側を開口する。その状態でケーブル2が挟持部61a,6 1a間に挿入され、ケーブルストッパ52の側板52bの端面に当接することに より、ケーブル2の軸線方向と直交する方向に対して位置決めされる。次いで、 ノブ64を放すことによって、ケーブル2は図1(b)に示す如く、挟持部61 a,61a間にねじりコイルバネ63のバネ力によってクランプされる。次に、 外径寸法が異なるケーブルをクランプする場合は、ネジ65を緩めてケーブルス トッパ52を長孔52cに沿って移動し、ケーブルストッパ52の側板52bの 端面位置をケーブルの外径寸法に対応した位置に調整した後、上述したようにケ ーブルをクランプする。上記構成のクリップ及びケーブルストッパは一般市販品 のクリップ及びレールを利用することにより、極めて簡単に、且つ、安価に構成 することができる。即ち、上記構成のクリップはこの実施例では「バチ形クリッ プ」と呼ばれる市販のクリップで口幅25mmの製品を利用し、これにノブ64 を取り付ける為の孔61dを施して構成する。又、ケーブルストッパはDIN規 格、幅35mmのレールを利用し、これを所定長に切断し、更に長孔52cの加 工を施すことで構成する。このように、上記構成のケーブルクランプ機構は、ク リップ及びケーブルストッパとして市販のクリップ及びレールを利用し、これに 孔明け切断等の簡単な加工を施すだけで構成でき、これらをベースにボルト締め するだけでクランプ機構を構成できる。
【0010】 従って、従来のものに比べてケーブルクランプ機構の部品点数が少なく、且つ 製造コストを低減することができる。
【0011】
【考案の効果】
この考案のクランプ機構は、上述したような構造であるから、市販のクリップ やレールを使用することができる。その際、僅かな追加工事を施すのみで事足り る為、各部品を極めて安価に構成することができ、従来例に比べ大幅にコストの 低減を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は本考案の実施例を示す平面図
及び一部断面した側面図
【図2】図1の分解斜視図
【図3】他の実施例を示す斜視図
【図4】(a),(b)は従来例を示す平面図及び一部
断面した側面図
【図5】(a),(b)は他の従来例を示す平面図及び
一部断面した側面図
【図6】(a),(b)はその他の従来例を示す平面図
及び一部断面した側面図
【符号の説明】
2 ケーブル 5 ケーブルクランプ 51 ベースプレート 52 ケーブルストッパ 6 クリップ 61 挟持片 61a 挟持部 61b 操作部 63 バネ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルを所定の位置にクランプするケ
    ーブルクランプ機構において、ベースプレートと、該ベ
    ースプレート上に取り付けられ、底板とその両側から立
    ち上る側板を有し、その一端にて上記ケーブルを位置決
    めする断面コ字形レール状のケーブルストッパと、該ケ
    ーブルストッパの底板上に取り付けられ、上記位置決め
    されたケーブルをクランプするクリップとを備え、該ク
    リップは中間部が軸により結合されて一端にて上記ケー
    ブルを開閉可能にクランプする一対の挟持片と、該一端
    を閉じる方向に付勢するバネからなり、上記一方の挟持
    片及び底板を貫通して上記ベースにボルトをねじ込むこ
    とにより、上記ケーブルストッパ及びクリップをベース
    プレート上に固定してなるケーブルクランプ機構。
JP1992085132U 1992-10-28 1992-10-28 ケーブルクランプ機構 Expired - Lifetime JP2566078Y2 (ja)

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JPH0641328U true JPH0641328U (ja) 1994-05-31
JP2566078Y2 JP2566078Y2 (ja) 1998-03-25

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011204466A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Furukawa Electric Co Ltd:The 電線固定具及びワイヤハーネスの製造方法
CN114233389A (zh) * 2021-12-29 2022-03-25 陈康利 煤矿开采用锁扣型线缆夹持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6034718U (ja) * 1983-08-11 1985-03-09 未来工業株式会社 支持棒へ掛止する電線管等のクランプ具

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