JPH0641320Y2 - 電磁継電器のコイル端子 - Google Patents

電磁継電器のコイル端子

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JPH0641320Y2
JPH0641320Y2 JP11413488U JP11413488U JPH0641320Y2 JP H0641320 Y2 JPH0641320 Y2 JP H0641320Y2 JP 11413488 U JP11413488 U JP 11413488U JP 11413488 U JP11413488 U JP 11413488U JP H0641320 Y2 JPH0641320 Y2 JP H0641320Y2
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JP
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terminal
coil
electromagnetic relay
coil bobbin
press
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JP11413488U
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JPH0236147U (ja
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次生 田口
学 多田
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Anritsu Corp
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Anritsu Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電磁継電器のコイル端子の改良に関する。
(従来の技術) 第5図は電磁継電器の外観図であって、コイルボビン1
にはコイル2が巻装されるとともにこのコイル2に電力
を供給するとめのコイル端子3,4が設けられている。こ
れらコイル端子3,4は第6図に示すように細長い板状形
状で一端側にコイル2を形成するための導線が巻付けら
れる巻付け部5が形成されるとともに他端側に第5図に
示すように電磁継電器を組立てたときにコイルボビン1
及び接点構成ブロック体6を通して導出される端子本体
7が形成されている。ところで、このようなコイル端子
3,4を使用すると、これらコイル端子3,4をコイルボビン
1に挿入し、この後に導線を巻付け部5に巻付けてはん
だ等によって固着している。そして、導線はコイルボビ
ン1へ導かれてコイルボビン1に巻回される。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上記のようなコイル端子では細長い形状とな
っているので、コイルボビン1に挿入する際にコイルボ
ビン1への挿入方向とは異なる方向に圧入力が加わる
と、コイル端子が曲がる恐れがある。又、コイルボビン
1へ挿入したとしてもコイル端子は、コイルボビン1に
対して十分に密着した状態で挿入されずに隙間が開いた
状態となってしまう。従って、コイル端子はコイルボビ
ン1への圧入の作業性が悪く、かつコイルボビン1へ挿
入したとしても抜けやすく不安定なものとなっていた。
そこで本考案は、外力に対する補強ができかつコイルボ
ビンに対して固定される如く挿入できる電磁継電器のコ
イル端子を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、電磁継電器のコイルボビンに設けられこのコ
イルボビンに巻装されたコイルの導線を外部と接続する
ための電磁継電器のコイル端子において、板状に細長く
形成された端子本体と、この端子本体の一端側に形成さ
れた導線の巻付け部と、端子本体の一端側に形成されコ
イルボビンへの圧入時に圧入力を受ける圧入受け部と、
端子本体にこの端子本体の長手方向に沿って形成された
突状部とを備えて上記目的を達成しようとする電磁継電
器のコイル端子である。
(作用) このような手段を備えたことにより、コイルボビンへ挿
入する際は圧入受け部に圧入力を加えることによって端
子本体がコイルボビンに挿入される。このとき、端子本
体の長手方向に沿って突起する如く形成された突状部が
コイルボビンの孔内の壁に対して突き当たる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は電磁継電器のコイル端子の構成図である。10は
端子本体であって、この端子本体10の一端側には巻付け
部11が形成されている。この巻付け部11は電磁継電器の
コイルボビンに巻装されるコイルから導出される導線を
巻付けるところである。具体的には、欠削して形成され
た第1の巻付け部12と第2の巻付け部13とから成ってい
る。又、この巻付け部11と端子本体10とが繋がる部分に
は圧入受け部14が巻付け部11及び端子本体10と一体的に
形成されている。この圧入受け部14は電磁継電器のコイ
ルボビンに対して挿入するときの圧入力を受けるところ
である。さて、前記端子本体10には、この端子本体10の
長手方向に沿って突状部としてのコラゲーション15が形
成されている。第1図(b)は同図(a)のA-A′断面
図であって、コラゲーション15は端子本体10の一方の面
において突起するとともに他方の面において窪んで形成
されている。なお、16,17,18はコイルボビンからの抜け
を防止するための各突起である。
次に上記の如く構成されるコイル端子の作用について説
明する。
電磁継電器の組立て工程において第1図に示すコイル端
子は第2図に示すコイルボビン20の端子挿入用貫通孔2
1,22に挿入される。この挿入の際、コイル端子には圧入
受け部14に対して矢印(イ)方向に圧入力が加わる。そ
して、コイル端子が端子挿入用貫通孔21,22に挿入され
ると第3図に示すようにコラゲーション15は端子挿入用
貫通孔21,22内の壁を押すことになり、この端子挿入用
貫通孔21,22内で挟持される。又、各突起16,17,18は端
子挿入用貫通孔21,22内に形成された係止部に係止す
る。
この後、導線が端子挿入用貫通孔21に挿入された一方の
コイル端子の第1の巻付け部12に対して巻付けられ、次
に導線が第2の巻付け部13に巻付けられる。なお、第1
の巻付け部12において導線ははんだ付けされる。次に導
線はコイルボビン20に導かれて所定回数巻回される。そ
うして、コイルボビン20への巻回が終了すると、導線は
端子挿入用貫通孔22に挿入された他方のコイル端子の第
2の巻付け部13に巻付けられ、続いて第1の巻付け部12
の巻付けられる。そして、この第1の巻付け部12におい
て導線ははんだ付けされる。
このように上記一実施例においては、端子本体10の一端
側に導線の巻付け部11を形成するとともに圧入力を受け
る圧入受け部14を形成し、かつ端子本体10の長手方向に
沿ってコラゲーション15を形成したので、コイルボビン
20の端子挿入用貫通孔21,22に挿入したときコラゲーシ
ョン15が端子挿入用貫通孔21,22の内壁に突き当たって
安定した状態に支持できる。言い換えればコイル端子を
引き抜くためには大きな引き抜き力が必要となる。又、
挿入の際に圧入受け14で圧入力を受けるので圧入作業が
非常に容易となる。さらに、コラゲーション15の形成に
より端子本体10が補強されて、挿入の際に曲がることが
少なくなる。
なお、本考案は上記一実施例に限定されるものでなくそ
の主旨を逸脱しない範囲で変形してもよい。例えば、端
子本体10に形成する突状部は突起部のみで窪みは形成し
なくてもよい。又、端子挿入用貫通孔23は第4図に示す
ように孔23の内部に突状部と嵌合する溝24を形成しても
よい。
(考案の効果) 以上詳記したように本考案によれば、外力に対する補強
ができかつコイルボビンに対して固定される如く挿入で
きる電磁継電器のコイル端子を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案に係わる電磁継電器のコイル
端子の一実施例を説明するための図であって、第1図は
構成図、第2図はコイルボビンへの挿入を示す図、第3
図は挿入時の作用を示す図、第4図は端子挿入用貫通孔
の変形例を示す図、第5図は電磁継電器の外観図、第6
図は従来のコイル端子の構成図である。 10……端子本体、11……巻付け部、14……圧入受け部、
15……コラゲーション、20……コイルボビン、21,22…
…端子挿入用貫通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁継電器のコイルボビンに設けられこの
    コイルボビンに巻装されたコイルの導線を外部と接続す
    るための電磁継電器のコイル端子において、板状に細長
    く形成された端子本体(10)と、この端子本体の一端側
    に形成された前記導線の巻付け部(11)と、前記端子本
    体の一端側に形成され前記コイルボビンへの圧入時に圧
    入力を受ける圧入受け部(14)と、前記端子本体にこの
    端子本体の長手方向に沿って形成された突状部(15)と
    を備えてなることを特徴とする電磁継電器のコイル端
    子。
JP11413488U 1988-08-31 1988-08-31 電磁継電器のコイル端子 Expired - Lifetime JPH0641320Y2 (ja)

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JP11413488U JPH0641320Y2 (ja) 1988-08-31 1988-08-31 電磁継電器のコイル端子

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Publication Number Publication Date
JPH0236147U JPH0236147U (ja) 1990-03-08
JPH0641320Y2 true JPH0641320Y2 (ja) 1994-10-26

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ID=31354602

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