JPH0641305Y2 - タツチスイツチ - Google Patents

タツチスイツチ

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JPH0641305Y2
JPH0641305Y2 JP1986147426U JP14742686U JPH0641305Y2 JP H0641305 Y2 JPH0641305 Y2 JP H0641305Y2 JP 1986147426 U JP1986147426 U JP 1986147426U JP 14742686 U JP14742686 U JP 14742686U JP H0641305 Y2 JPH0641305 Y2 JP H0641305Y2
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JP
Japan
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cover
bellows
rubber boot
plunger
guide body
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JP1986147426U
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JPS6354229U (ja
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英之 備後
賢二 篠原
圭介 小西
憲雄 岩切
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Omron Corp
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Omron Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の分野] この考案は被検知物に先端部が当接して軸移動するプラ
ンジヤを蛇腹状のゴムブーツで被覆してなるタツチスイ
ツチに関するものである。
[従来技術とその問題点] この種タツチスイツチでは、被検知物に押込まれるプラ
ンジヤの摺動部分の液密化のために、弾性的に伸縮可能
な蛇腹状のゴムブーツを設けるのが通例となつている。
上記プランジヤの動作時のゴムブーツ内の空気の圧縮比
率が大きすぎると、プランジヤの復帰不良の要因とな
る。このため、各種の工夫がなされている。
その1つとして、第4図(A),(B)に示すもので
は、ガイド101に形成したプランジヤ挿通孔102の内壁に
複数のガイド用突条103を設け、プランジヤ104が押し込
まれた際の蛇腹状のゴムブーツ105内の圧縮空気を上記
プランジヤ104と挿通孔102の内壁との隙間を通してスイ
ツチ本体部(図示せず)側に逃がすようにしたものであ
るが、上記隙間は極めて小隙であるから、プランジヤ10
4の動作が高速になつた時には、空気漏れが生じる不具
合がある。
これとは別に第5図に示すようにゴムブーツ205の硬度
を上げたり、肉厚を大にして圧縮空気に耐えられるよう
にしたものがあるが、このものはゴムブーツ205の荷重
分が大となつてプランジヤ104の動作特性が不安定にな
りやすい。
また、第6図に示すようにプランジヤ104にストツパ106
を設けてプランジヤ104の動作ストロークを規制したも
のがあるが、ストロークの割合に比して形状が大くきな
る。
さらに、第7図(A),(B)に示すようにゴムブーツ
305がプランジヤ押込時に側方へ弾性変形するように形
状を工夫し、ゴムブーツ305内で圧縮空気を吸収させる
ようにしたものもあるが、ゴムブーツ305の外形状が大
きくなり、外形寸法に影響を与えることになる(実開昭
57-087425号公報参照)。
また、従来、押釦式のキーボード装置において、ゴムブ
ーツの内部空気をケース本体側へ逃がすために、プラン
ジヤに通気孔(図示せず)を設けたものが知られている
(実開昭57-106135号公報参照)。
ところで、上記キーボード装置における押釦の構造をこ
の種のタツチスイツチに適応したとしても、上記ゴムブ
ーツ305は内部空気を逃がす過程で、第7図(B)で示
すように、外側方へ膨出したり、無理な変形で局部的な
応力が集中して破損しやすく、短寿命であるという課題
がある。
また、上記キーボード装置における押釦構造によれば、
押釦の押し込みストロークを規制するストツパ(図示せ
ず)が設けられているため、第6図の場合とほぼ同様の
課題がある。
[考案の目的] この考案は上記従来のものの不具合を解消するためにな
されたもので、プランジヤの動作の安定化が図れ、小形
化等を推進し得るタツチスイツチを提供することを目的
とする。
[考案の構成と効果] この考案によるタツチスイツチは、検出回路を内蔵した
スイツチ本体部と、このスイツチ本体部に着脱可能に装
着されたカバーと、このカバーの内部に固定された筒形
ガイド体と、この筒形ガイド体の中心部に軸動可能に嵌
挿保持されかつ被検知物に先端部が当接されるプランジ
ヤと、このプランジヤの先端部と上記カバーの外周面と
の間にまたがつて装着された弾性変形可能な蛇腹状のゴ
ムブーツとを具備したものにおいて、上記カバーの前壁
部に形成されかつ上記蛇腹状のゴムブーツの内部空間を
上記筒形ガイド体とカバーとの間の空気室に連通させる
通気孔と、上記筒形ガイド体の前端面に突設されかつ上
記カバーの前壁部から前方へ突出された環状リブ部とを
備え、この環状リブ部の突出長さを上記蛇腹状のゴムブ
ーツにおける蛇腹部の圧縮長さにほぼ等しく形成し、上
記プランジヤの軸移動にともなつて伸縮する上記蛇腹状
のゴムブーツの蛇腹部の内周面を上記環状リブ部の外周
面に接触させてガイドするように構成したことを特徴と
する。
この考案においては、プランジヤ動作時にゴムブーツの
縮小変形時にゴムブーツ内の圧縮空気が通気孔から空気
室に逃がされるため、プランジヤの高速動作に対応で
き、ゴムブーツを肉厚にする必要がないため、動作特性
も安定する。しかも上記内圧が空気室に逃がされること
により圧縮比率が小さくなり、しかも筒形ガイド体の環
状リブ部でゴムブーツをガイドするため、ゴムブーツを
最大限伸縮させることができ、したがつて、プランジヤ
のストロークを長く設定することが可能となる。さらに
ゴムブーツをプランジヤ押込時に側方へ変形する形状と
しなくてもよいことに加えてプランジヤの軸長が短くて
も筒形ガイド体とカバーとの間に比較的大きな空気室を
確保できるため、全体として小形化が可能となる。
さらに、上記構成によれば、筒形ガイド体の前端面に環
状リブ部を突設し、この環状リブ部を上記カバーの前壁
部から前方へ突出させ、この環状リブ部の突出長さを上
記蛇腹状のゴムブーツにおける蛇腹部の圧縮長さにほぼ
等しく形成し、上記プランジヤの軸移動にともなつて伸
縮する上記蛇腹状のゴムブーツの蛇腹部の内周面を上記
環状リブ部の外周面に接触させてガイドするように構成
したから、ゴムブーツが外側方へ膨出したり、無理な変
形で局部的な応力が集中して破損するといつたおそれが
なく、長寿命化を達成することができる。
[実施例の説明] 以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説明する。
第1図および第2図はそれぞれこの考案に係るタツチス
イツチの一例を示す分解斜視図および一部破断側面図で
ある。
同図において、1は被検知部で、プランジヤ2および筒
形ガイド体3を有する。上記筒形ガイド体3は後述のカ
バーに圧入される小径部3aが突出形成され、上記小径部
3aの外周面にはギザ面3bが形成されている。上記筒形ガ
イド体3の後端部3cには固定子3dがかしめ止めされてい
る。4は後述する蓋ヘツドに螺着されるカバーであり、
上記プランジヤ2を貫通させる貫通孔4aが形成され、さ
らに内部に上記筒形ガイド体3の小径部3aを圧入させる
圧入壁部4bが形成されている。
5は弾性的に伸縮変形可能な蛇腹形のゴムブーツであ
り、前側開口端部5aは上記プランジヤ2の先端部外周面
に形成された環状溝2aに嵌着され、また後側開口端部5b
は上記カバー4の外周面に形成された環状溝4cに嵌着さ
れている。6は上記固定子3dに保持されたコネクタピン
であり、集積回路素子に用いられるめす形ピンで構成さ
れている。
7は上記プランジヤ2の内壁段部2bと上記固定子3dとの
間に配置されたコイルばねであり、上記プランジヤ2に
前方へのばね力を付勢している。
8は金属製の円筒体からなるケース本体であり、外周部
に形成されたねじ部9に取付用の締付ナツト10,11が螺
着され、さらに歯付ワツシヤ12,13が外嵌されている。
このケース本体8の前端開口部には蓋ヘツド14の後端部
14aが圧入固定されている。上記蓋ヘツド14の前端部14b
の外周には上記カバー4の内周面に形成されたねじ部15
に螺合するねじ部16が形成されている。17は上記蓋ヘツ
ド14内に配置されて固定子3dの後端面に押圧される第1
のOリング、18は上記蓋ヘツド14のつば部14cの前端面
と上記カバー4の後端部との間に挾着される第2のOリ
ングである。
19はプランジヤ2が被検知物で押し込まれた際、これを
検出して電気信号を出力するための検出回路設定用のプ
リント配線基板であり、回路素子20や感度調整用可変抵
抗器21が装着されている。22は上記ケース本体8の後端
側に圧入されて該ケース本体8等とともにケース23を構
成する合成樹脂製の蓋テールであり、上記配線基板19が
収容されている。これらケース23や配線基板19等により
スイツチ本体部24が構成されている。上記蓋テール22の
後壁部22aには、上記配線基板19に接続されたケーブル2
5の引出用筒部26が突設されている。27は上記蓋テール2
2の後壁部22aに形成された嵌挿孔であり、上記感度調整
用可変抵抗器21の操作ねじ体28が嵌挿され、このねじ体
28と上記嵌挿孔27の内壁との間には第3のOリング29が
介在されている。30は上記蓋テール22の外周面に形成さ
れた動作表示窓であり、上記配線基板19に装着された動
作表示用の発光素子31に対向している。
32は上記蓋ヘツド14に圧入保持された接触子であり、お
す形ピンからなる。この接触子32の後端側は上記配線基
板19の前端側の所定のプリント部分に半田付などで電気
的に接続固定され、前端側は上記コネクタピン6に挿脱
可能に挿入されるとともに、電気的に接続されている。
33は上記筒形ガイド体3における小径部3aの前端面に突
出形成された環状リブであり、上記ゴムブーツ5の内側
からその伸縮動作をガイドするものである。34は上記カ
バー4の前壁部に形成された複数の通気孔であり、カバ
ー4と筒形ガイド体3との間に設けられた空気室35に連
通している。36は上記ケース23内に注入された密封用の
透光性合成樹脂である。
上記構成において、被検知物がプランジヤに当ると、こ
のプランジヤ2が第3図のように後退する。この状態は
筒形ガイド体3、固定子3d、コネクタピン6および接触
子32を介してプリント配線基板19上の検出回路で検出さ
れて電気信号に変換され、ケーブル25を介して外部に取
り出される。検出感度は上記操作ねじ体28を回動操作す
ることにより調整される。
カバー4を回動して蓋ヘツド14から取りはずすと、固定
子3dに圧入されたコネクタピン6を接触子32から分離で
き、フリーアタツチメント形アンテナ部のような異種の
アンテナ部を着け換えることができる。
ここで、上記プランジヤ2が押し込まれた際のゴムブー
ツ5内の圧縮空気は通気孔34を通つて空気室35側へ逃が
されて圧縮比率が小さくなる。このため、プランジヤ2
の動作が高速になつても上記ゴムブーツ5の伸縮変形も
スムースに行なわれることになる。またゴムブーツ5を
肉厚にする必要もないから、ゴム荷重が小さく、温度特
性等に左右されることもなくなり、安定した動作が保証
される。さらにゴムブーツ5の伸縮動作を環状リブ部33
でガイドさせるため、ゴムブーツ5の伸縮量を大きくし
てもプランジヤ2の動作に支障を及ぼすことがなく、し
たがつてプランジヤ2のストローク長を十分大きく設定
できる。またゴムブーツ5自体が圧縮空気で側方へ変形
することはないから、外形寸法に悪影響を与えることも
なく、換言すれば小形化も容易である。
さらに、上記構成によれば、筒形ガイド体3の前端面に
環状リブ部33を突設し、この環状リブ部33を上記カバー
4の前壁部から前方へ突出させ、この環状リブ部33の突
出長さを上記蛇腹状のゴムブーツ5における蛇腹部の圧
縮長さにほぼ等しく形成し、上記プランジヤ2の軸移動
にともなつて伸縮する上記蛇腹状のゴムブーツ5の蛇腹
部の内周面を上記環状リブ部33の外周面に接触させてガ
イドするように構成したから、ゴムブーツ33が外側方へ
膨出したり、無理な変形で局部的な応力が集中して破損
するといつたおそれがなく、長寿命化を達成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれこの考案に係るタツチス
イツチの一例を示す分解斜視図および一部破断側面図、
第3図は同タツチスイツチの動作時の説明図、第4図
(A),(B)はそれぞれ従来のタツチスイツチの要部
の構成を示す断面図および後部断面図、第5図および第
6図はそれぞれ従来の別のタツチスイツチの要部の構成
を示す断面図、第7図(A),(B)はそれぞれ従来の
さらに別のタツチスイツチの要部の構成を動作前および
動作後で示す断面図である。 2……プランジヤ、3……筒形ガイド体、4……カバ
ー、5……ゴムブーツ、24……スイツチ本体部、33……
環状リブ部、34……通気孔、35……空気室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 岩切 憲雄 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 立 石電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭57−87245(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】検出回路を内蔵したスイツチ本体部と、こ
    のスイツチ本体部に着脱可能に装着されたカバーと、こ
    のカバーの内部に固定された筒形ガイド体と、この筒形
    ガイド体の中心部に軸動可能に嵌挿保持されかつ被検知
    物に先端部が当接されるプランジヤと、このプランジヤ
    の先端部と上記カバーの外周面との間にまたがつて装着
    された弾性変形可能な蛇腹状のゴムブーツと、上記カバ
    ーの前壁部に形成されかつ上記蛇腹状のゴムブーツの内
    部空間を上記筒形ガイド体とカバーとの間の空気室に連
    通させる通気孔と、上記筒形ガイド体の前端面に突設さ
    れかつ上記カバーの前壁部から前方へ突出された環状リ
    ブ部とを具備し、この環状リブ部の突出長さを上記蛇腹
    状のゴムブーツにおける蛇腹部の圧縮長さにほぼ等しく
    形成し、上記プランジヤの軸移動にともなつて伸縮する
    上記蛇腹状のゴムブーツの蛇腹部の内周面を上記環状リ
    ブ部の外周面に接触させてガイドするように構成したこ
    とを特徴とするタツチスイツチ。
JP1986147426U 1986-09-25 1986-09-25 タツチスイツチ Expired - Lifetime JPH0641305Y2 (ja)

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JP1986147426U JPH0641305Y2 (ja) 1986-09-25 1986-09-25 タツチスイツチ

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Publication Number Publication Date
JPS6354229U JPS6354229U (ja) 1988-04-12
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS614990Y2 (ja) * 1980-11-18 1986-02-15
JPS57106135U (ja) * 1980-12-19 1982-06-30

Also Published As

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JPS6354229U (ja) 1988-04-12

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