JPH064129B2 - シ−ムレスカプセルの製造装置 - Google Patents

シ−ムレスカプセルの製造装置

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JPH064129B2
JPH064129B2 JP27232884A JP27232884A JPH064129B2 JP H064129 B2 JPH064129 B2 JP H064129B2 JP 27232884 A JP27232884 A JP 27232884A JP 27232884 A JP27232884 A JP 27232884A JP H064129 B2 JPH064129 B2 JP H064129B2
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JP
Japan
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capsule
forming tank
cooling liquid
nozzle
capsule forming
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JP27232884A
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JPS61149153A (ja
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英之 田中
忠 小阪
一起 小俣
竜男 橋本
一雄 林
富也 細井
賢一 生田
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Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はシームレス(継目無し)カプセルを製造するた
めの装置に関するものである。
「従来の技術」 従来のシームレスカプセルの製造装置を第2図で説明す
る。
1はゼラチンその他の高分子物質の水溶液からなる外皮
膜化物質のタンク、2はカプセル充填物質のタンクで、
各タンク1,2はそれぞれ図示されていない加熱手段を
備えて内部の外皮膜化物質,カプセル充填物質を加熱す
るように構成され、内部の外皮膜化物質,カプセル充填
物質は常に略定量を保つべく他より随時補給されるよう
に構成されている。
タンク1内の外皮膜化物質は70゜C〜80゜Cに加熱され、所
定の圧力により給送パイプ11を経て後述の複合ノズル3
における大径なノズル31へ供給される。
タンク2内で加熱されたのカプセル充填物質は、定量ポ
ンプ21により給送パイプ22を経て複合ノズル3における
小径なノズル32に供給される。
複合ノズル3は大径なノズル31と該ノズルの中に同心状
に設けられた小径なノズル32から構成され、カプセル形
成槽4内の流動パラフィン等よりなる冷却液a中に臨ま
せてある。
冷却液aは定量ポンプ50により冷却液タンク5から給送
パイプ52を経て熱交換器51に送られ、適温に冷却され給
送パイプ53を経てカプセル形成槽4に送られ、更にカプ
セル形成槽4内に垂直に設けられた造粒筒6,造粒筒6
と連通した回収管61,回収用ホッパー7を経てタンク5
へと循環するように構成されている。また、冷却液aの
一部は定量ポンプ54によりタンク5から給送パイプ52,
55を経て断続流発生器56に供給され、断続流発生器56に
より規則的な断続流とされ、給送パイプ57を経て後述の
断続流ノズル8からカプセル形成槽4内に送られる。更
に、カプセル形成槽4からオーバーフローした冷却液は
オーバーフロー用のパイプ40によって冷却液タンク5へ
戻される。
断続流ノズル8は、複合ノズル3の押出部位を周囲から
囲む状態に設けられている。
複合ノズル3へ供給されたカプセル充填物質と外皮膜化
物質は、複合ノズル3から複合ジェット流として連続し
て押出され、該複合ジェット流には、それを囲む状態に
設けられた断続流ノズル8より冷却液の断続流の衝撃を
受けて順次所定の間隔に凹みが形成され、造粒筒6内の
冷却液の下降液流に引かれることにより、前記ジェット
流は前記凹みの部分から順次切断され、切断された各粒
は、外皮膜化物質が流動領域を保っている間に、造粒筒
6内の冷却液aの流れの中で順次丸みのある形状に成形
される。
前記のように形成されたカプセルbは、冷却凝固しなが
ら造粒筒6からカプセル回収管61を経て回収用ホッパー
7に達し、ホッパー7に設けられたメッシュ71により図
示されていないコンベヤー等に供給され、次の乾燥工程
に送られる。
「発明が解決しようとする問題点」 前記構造のシームレスカプセル製造装置は、給送パイプ
53よりカプセル形成槽4内に供給される冷却液aが造粒
筒6やカプセル形成槽4の内壁に突当って乱流となり、
この冷却液aの流れの乱れが形成中のカプセルに割れや
変形あるいは偏心等の形成不良を発生させる欠点があっ
た。
本発明の目的は前記のような欠点を解消したシームレス
カプセルの製造装置を提供することにある。
「問題点を解決するための手段」 カプセル形成槽への冷却液の供給口より上方に位置する
状態に、カプセル形成槽内における造粒筒の外周へ前記
カプセル形成槽内の冷却液の液流をカプセル形成槽の内
壁方向へ導く整流板を設けたことである。
「作用」 カプセル形成槽内に達した冷却液は、前記整流板によっ
てカプセル形成槽の内壁方向に導かれ、これによって冷
却液の乱流が阻止される。
「実施例」 第1図は本発明に係るシームレスカプセルの製造装置の
要部の一例を示すもので、図示されていない部分は前述
の従来の装置の構造と略同様なので、以下の説明におい
ては、図示されていない部分や作動については説明を省
略する。
外皮膜化物質とカプセル充填物質とを複合ジェット流と
して連続的に押出す複合ノズル3は、外皮膜化物質を押
出す大径なノズル31と、この大径なノズル31の中に同心
的に設けられた充填物質を押出すための小径なノズル32
から構成され、カプセル形成槽4内の冷却液a中におい
て後述の造粒筒6の上方へ下向きに臨ませてある。
小径なノズル32は昇降自在に構成されており、該ノズル
32を少しく上昇させることにより大径なノズル31と小径
なノズル32との間隙の広狭を調節し、これによって大径
なノズル31から押出される外皮膜化物質の量、即ちカプ
セル形成後の外皮膜の厚みを調節し得るようになってい
る。前記小径なノズル32は、大径なノズル31の中に離
した状態で複数設けてもよい。その場合に形成されるカ
プセルは複数の核を持つカプセルとなる。
給送パイプ57と連通する断続流ノズル8は、複合ノズル
3の下方において該複合ノズル3から押出される複合ジ
ェット流を囲む形状に構成され、下方のリング状の調整
ネジ81を回すことによってノズル8の開きの大きさを調
節できるようにしてある。
カプセル形成槽4内には、上部に漏斗状部60を形成した
造粒筒6がカプセル形成槽4の底部を貫通した状態に設
けられ、カプセル形成槽4から突出した部分はカプセル
回収管61と連通している。また、この造粒筒6はカプセ
ル形成槽4の底部へ上下方向にスライド自在に支持さ
れ、造粒筒6の下方部分に取付けられたラック62と噛合
うピニオン63を回すことによって昇降するように構成さ
れ、上方へ二点鎖線の状態にスライドさせるとカプセル
形成部位における冷却液aの流速が速くなり、下方へ下
げると冷却液aの流速が遅くなるように構成されてい
る。
図示されていない熱交換器に通ずる給送パイプ53は、双
股に分れてカプセル形成槽4の底部から内部に連通され
ている。
カプセル形成槽4内における造粒筒6の外周には、カプ
セル形成槽4への冷却液の供給口41より上方に位置する
状態に形成槽4の底部と一体な円形の整流板9が鍔状に
設けられており、各給送パイプ53からカプセル形成槽4
内に入る冷却液aは、この整流板9によってカプセル形
成槽4の内壁方向に導かれる。従って、カプセル形成槽
4内に入った冷却液aは、矢印のように形成槽4の内壁
に沿って上昇し、造粒筒6の上端開口より造粒筒6内に
流れ込んで乱れることがない。
前記実施例において、複合ノズルから押出される複合ジ
ェット流を先端部より所定の大きさに順次切断のするに
は、図示のように複合ジェット流に側方より断続流を与
える構造に代えて、造粒筒内の冷却液の流速を断続的に
早めるように構成し、この流速の変化によって切断する
ようにしても実施することができる。
「発明の効果」 本発明はカプセル形成槽への冷却液の供給口より上方に
位置する状態に、前記造粒筒の外周へ冷却液の液流をカ
プセル形成槽の内壁方向に導く整流板を設けたのでカプ
セル形成槽内における冷却液の流れに乱れが生じないた
め、冷却液の乱流によるカプセル形成中のカプセルの割
れ,変形,偏心等の形成不良を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシームレスカプセル製造装置の一
実施例を示す要部の拡大断面図、第2図は一部を断面と
した従来の製造装置の全体系統図である。 図中主要符号の説明 1は外皮膜化物質のタンク、2はカプセル充填物質のタ
ンク、3は複合ノズル、31は複合ノズルにおける大径な
ノズル、32は複合ノズルにおける小径なノズル、4はカ
プセル形成槽、41は冷却液の供給口、5は冷却液タン
ク、6は造粒筒、61はカプセル回収管、aは冷却液、b
はカプセルを示す。
フロントページの続き (72)発明者 橋本 竜男 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内 (72)発明者 林 一雄 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内 (72)発明者 細井 富也 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内 (72)発明者 生田 賢一 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カプセル形成槽内に造粒筒を設けるととも
    に該造粒筒をカプセル回収管と連通させ、前記カプセル
    形成槽内に供給される冷却液をカプセル形成槽の上部へ
    上昇させ、上昇させた冷却液を前記粒筒内へ導いて該造
    粒筒内で下降せしめるとともに前記カプセル回収管に送
    るように構成し、外皮膜化物質を押出すための大径なノ
    ズルの中にカプセル充填物質を押出すための小径な一個
    又は互いに離した複数のノズルを設けた複合ノズルを、
    前記カプセル形成槽内における造粒筒の上方へ下向きに
    臨ませたカプセルの製造装置において、前記カプセル形
    成槽への冷却液の供給口より上方に位置する状態に、前
    記造粒筒の外周へ冷却液の液流をカプセル形成槽の内壁
    方向に導く整流板を設けたことを特徴とするシームレス
    カプセルの製造装置。
JP27232884A 1984-12-24 1984-12-24 シ−ムレスカプセルの製造装置 Expired - Lifetime JPH064129B2 (ja)

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JPS61149153A JPS61149153A (ja) 1986-07-07
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