JPH0641289U - 陰極線管の消磁装置 - Google Patents

陰極線管の消磁装置

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JPH0641289U
JPH0641289U JP8069392U JP8069392U JPH0641289U JP H0641289 U JPH0641289 U JP H0641289U JP 8069392 U JP8069392 U JP 8069392U JP 8069392 U JP8069392 U JP 8069392U JP H0641289 U JPH0641289 U JP H0641289U
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JP
Japan
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switch
degaussing
power
turned
capacitor
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JP8069392U
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口 善 男 樋
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、陰極線管の消磁装置に関し、直
流電源で動作するテレビジョン受像機のCRTを消磁す
るための消磁コイルを設け、電源ON時に自動的に消磁
コイルに消磁電流を流し、CRTを消磁でき鮮明な画像
を得るようにすることを目的とする。 【構成】 直流電源Eで動作する陰極線管13を消磁す
るための消磁コイルLを備えた消磁装置において、電源
スイッチSW1−1と、前記電源スイッチに連動する第
1スイッチSW1−2および前記電源スイッチを介して
前記直流電源に接続されるコンデンサCと、該コンデン
サと前記消磁コイルLを並列に接続して前記第1スイッ
チに接続する第3スイッチSW2Aと、前記第3スイッ
チがONからOFFに切り換わる時、OFFからONに
切り換わって前記消磁コイルをアースに接続する第2ス
イッチSW2Bとを備え、前記電源スイッチのON時か
ら所定時間後に第3スイッチがONからOFFに切り換
わると同時に第2スイッチがOFFからONに切り換わ
り前記コンデンサの放電電流により前記消磁コイルに消
磁電流を流すように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、陰極線管の消磁装置に関し、とくに直流電源で動作する陰極線管の ための消磁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、直流電源で動作する陰極線管の消磁装置としては、たとえば実開昭59 −61676号公報に記載されたようなものが知られている。この従来の消磁装 置は、図3に示すように、2は安定化電源回路、3は直流電源Eに接続された直 流電源ライン、4はフライバックトランス、9は消磁コイル、11,12は互い に連動するように構成されスイッチ、Trは水平出力トランジスタである。スイ ッチ11がONにされると(図3の状態)、安定化電源回路2が直流電源Eに接 続されてテレビジョンが動作し、フライバックトランス4およびダイオードD1 を介してCRTのアノードに電流が供給され、同時にダイオードD2を介してコ ンデンサC1が、また抵抗R1およびスイッチ12を介してコンデンサC2が充 電される。またスイッチ11,12がOFFにされると、コンデンサC2と消磁 コイル9がスイッチ12を介して接続され、消磁コイル9に漸次減衰電流が流れ 、これにより消磁が行われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の陰極線管の消磁装置にあっては、電源のOF F時に自動消磁していたため、電源OFFの直後には確かに消磁されるが、ポー タブル陰極線管に適用した場合には、電源OFFの状態で移動している間に着磁 するので、その後に電源ONしたときに着磁の影響が出て、色ずれが起こり不鮮 明な画像になってしまうという問題があった。 また、手動式のプッシュ型スイッチにあっては、スイッチの押す操作のわずか の差異により陰極線管が着磁するという問題点もあった。
【0004】 本考案は、このような従来の課題に鑑みてなされたもので、電源スイッチのO N時に自動的に消磁することにより、スイッチのON,OFF操作の差による着 磁があっても、また、電源OFF後における着磁に対しても対応でき色ずれのな い、鮮明な画像が得ることのできるようにした陰極線管の消磁装置を提供するこ とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、直流電源で動作する陰極線管を消磁するための消磁コイルを備えた 消磁装置において、電源スイッチと、前記電源スイッチに連動する第1スイッチ および前記電源スイッチを介して前記直流電源に接続されるコンデンサと、該コ ンデンサと前記消磁コイルを並列に接続して前記第1スイッチに接続する第3ス イッチと、前記第3スイッチがONからOFFに切換わる時、OFFからONに 切換わって前記消磁コイルをアースに接続する第2スイッチとを備え、前記電源 スイッチのON時から所定時間後に第3スイッチがONからOFFに切換わると 同時に第2スイッチがOFFからONに切換わり前記コンデンサの放電電流によ り前記消磁コイルに消磁電流を流すことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
本考案の陰極線管の消磁装置では、消磁動作を電源OFF時に行うのではなく 、電源ON時から所定時間後に消磁コイルに消磁電流を流すことにより、電源O FF後の運搬等の原因で生じた着磁の影響を受けない陰極線管の消磁装置となる 。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を図面に基づいて説明する。 図1は本考案に係る陰極線管の消磁装置の一実施例を示す図である。 まず、構成を説明する。 図1において、符号Eは直流電源、SW1−1は電源スイッチ、11は通常の テレビジョン回路、12はフライバックトランス、13は陰極線管であるCRT であり、CRT13はフライバックトランス12、テレビジョン回路11電源ス イッチSW1−1を介して直流電源Eに接続している。SW1−2は電源スイッ チSW1−1と連動する第1スイッチである。 また、Cはコンデンサ、Lは消磁コイル、SW2Aは第3スイッチであり、第 3スイッチSW2AはコンデンサCと消磁コイルLを並列に接続して第1スイッ チSW1−2に接続するように配置されている。したがって、コンデンサCは一 端が第3スイッチSW2A、第2スイッチSW1−2、フライバックトランス1 2、テレビジョン回路11、電源スイッチSW1−1を介して直流電源Eに接続 し、他端がアースに接続している。 SW2Bは第2スイッチであり、第2スイッチSW2Bは消磁コイルLの端末 をアースに接続するためのものである。
【0008】 第2スイッチSW2Bは第3スイッチSW2AがONのときOFFとなり、第 3スイッチSW2AがOFFのときONとなるようになされている。 また、第3スイッチSW2Aは電源スイッチSW1−1がONになってから所 定時間後にOFFになるように遅延動作するスイッチである。 第1スイッチSW1−2は、フライバックトランス12から取り出された適当 な電圧、たとえば160〜180Vの直流電圧を、第3スイッチSW2Aを介し てコンデンサCおよび消磁コイルLの一端に印加するためのものであり、また第 3スイッチSW2Aは、通常はON状態である。
【0009】 第1スイッチSW1−2は、電源スイッチSW1−1のONと同時にONにな り、また第3スイッチSW2Aは、適当な遅延回路、もしくはマイコンからの信 号により、電源スイッチSW1−1のONから所定時間後にOFFになると同時 に、第2スイッチSW2BがONになるように制御される。この遅延時間は、電 源スイッチSW1−1のONから、コンデンサCが充電されるのに必要な時間に 設定されている。 また、電源スイッチSW1−1がOFFとなると、スイッチSW1−2は連動 してOFFとなり、第3スイッチSW2AはONとなるようになされている。こ のとき、第2スイッチSW2BはOFFである。
【0010】 次に、作用について説明する。 まず、電源スイッチSW1−1がONになると、電源Eから、テレビジョン回 路11およびフライバックトランス12を含む回路に直流電流が供給され、CR T13に画像が映し出される。また、図2に示すように、電源スイッチSW1− 1のONと同時に、第1スイッチSW1−2がONになり、コンデンサCは第3 スイッチSW2A及び第1スイッチSW1−2を介して直流電源Eに接続し、コ ンデンサCに充電電流が流れる。しかしこのとき第2スイッチSW2BはまだO FFであるので、消磁コイルLには電流は流れない。
【0011】 つぎに電源スイッチSW1−1のONから所定時間が経過すると、第2スイッ チSW2BがONになり、第3スイッチSW2AはOFFとなる。このため、コ ンデンサCと消磁コイルLとからなる並列共振回路が形成され、コンデンサCの 放電電流により消磁コイルLに漸次減衰電流が流れ、したがって、CRT13の 消磁が行われる。これは、電源スイッチSW1−1がONになるごとに行われる 。このため、色ずれもなく、常に明瞭な画像が表示される。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、陰極線管の消磁は、電源スイッチのO FF時ではなく、ON時に自動的に行われるので、スイッチのON,OFF操作 の差による着磁及び運搬等の原因で生じた着磁の影響を受けることがなく、色ず れもなく常に明瞭な画像表示を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る陰極線管の消磁装置の一実施例を
示す回路図である。
【図2】図1に示す実施例のスイッチの状態を表示した
図である。
【図3】従来の陰極線管の消磁装置を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
13 CRT(陰極線管) SW1−1 電源スイッチ SW1−2 第1スイッチ SW2A 第3スイッチ SW2B 第2スイッチ C コンデンサ E 直流電源 L 消磁コイル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源で動作する陰極線管を消磁する
    ための消磁コイルを備えた消磁装置において、 電源スイッチと、 前記電源スイッチに連動する第1スイッチおよび前記電
    源スイッチを介して前記直流電源に接続されるコンデン
    サと、該コンデンサと前記消磁コイルを並列に接続して
    前記第1スイッチに接続する第3スイッチと、 前記第3スイッチがONからOFFに切換わる時、OF
    FからONに切換わって前記消磁コイルをアースに接続
    する第2スイッチとを備え、 前記電源スイッチのON時から所定時間後に第3スイッ
    チがONからOFFに切換わると同時に第2スイッチが
    OFFからONに切換わり前記コンデンサの放電電流に
    より前記消磁コイルに消磁電流を流すことを特徴とする
    陰極線管の消磁装置。
JP8069392U 1992-10-28 1992-10-28 陰極線管の消磁装置 Pending JPH0641289U (ja)

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JP8069392U JPH0641289U (ja) 1992-10-28 1992-10-28 陰極線管の消磁装置

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Publications (1)

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JPH0641289U true JPH0641289U (ja) 1994-05-31

Family

ID=13725416

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JP8069392U Pending JPH0641289U (ja) 1992-10-28 1992-10-28 陰極線管の消磁装置

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JP (1) JPH0641289U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08332142A (ja) * 1995-06-08 1996-12-17 Nikko Kasei Kk 電飾用電線

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08332142A (ja) * 1995-06-08 1996-12-17 Nikko Kasei Kk 電飾用電線

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