JPH0641261U - ボイラ等の異常通信転送システム - Google Patents
ボイラ等の異常通信転送システムInfo
- Publication number
- JPH0641261U JPH0641261U JP8155292U JP8155292U JPH0641261U JP H0641261 U JPH0641261 U JP H0641261U JP 8155292 U JP8155292 U JP 8155292U JP 8155292 U JP8155292 U JP 8155292U JP H0641261 U JPH0641261 U JP H0641261U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ボイラ等の管理用データ通信システムにおい
て、ボイラ等の異常停止に対するユーザーへの迅速かつ
的確なメンテナンスサービスを可能にすることを目的と
する。 【構成】 第1次サービス拠点Bのコンピュータ21
に、ボイラおよびボイラ関連機器の機種別記号と関連す
る第2次サービス拠点C、Dの通信記号とを記憶させ、
前記ボイラおよびボイラ関連機器が異常停止したとき、
前記機種別記号と関連する第2次サービス拠点の通信記
号を判別し、異常停止情報を該当する第2次サービス拠
点へ自動転送できるシステムを構成する。
て、ボイラ等の異常停止に対するユーザーへの迅速かつ
的確なメンテナンスサービスを可能にすることを目的と
する。 【構成】 第1次サービス拠点Bのコンピュータ21
に、ボイラおよびボイラ関連機器の機種別記号と関連す
る第2次サービス拠点C、Dの通信記号とを記憶させ、
前記ボイラおよびボイラ関連機器が異常停止したとき、
前記機種別記号と関連する第2次サービス拠点の通信記
号を判別し、異常停止情報を該当する第2次サービス拠
点へ自動転送できるシステムを構成する。
Description
【0001】
この考案は、公衆通信回路を利用して、自動的にボイラ等の保守、管理を行な うボイラ等の管理用データ通信システムに関するものである。
【0002】
従来、ボイラ等の管理用データ通信システムにより運転管理されているボイラ やボイラ関連機器が異常停止すると、異常停止情報が通信回線を介してメーカー の第1次サービス拠点の管理装置へ送信される。第1次サービス拠点では受信し た異常停止情報の原因解析を行ない、その結果に基づき異常対策情報をユーザー に送信したり、サービス員がユーザー先へ出向し修理を行なう等のメンテナンス サービスを行なっている。
【0003】 しかしながら、近年はボイラ以外に軟水装置や脱気装置等のボイラ関連機器類 が併設されるとともに、ボイラの機種も増加し機能もアップしている。そのため 、これらボイラやボイラ関連機器類のメンテナンス情報が広範且つ専門化し、第 1次サービス拠点だけでの対応が困難な場合もあり、専門知識の豊富な部署(第 2次サービス拠点)に異常停止情報を第1次サービス拠点より改めて送り、問い 合わせを行なうことも必要となる。また、第1次サービス拠点にかかる負荷が増 大する結果、異常停止の対応が遅れユーザーに迷惑をかけるという問題も発生す る。
【0004】
この考案は、上記の諸問題を解決するために、ボイラやボイラ関連機器が異常 停止したときに、異常停止した機器の機種別記号と関連する第2次サービス拠点 の通信記号を判別し、異常停止情報を該当する第2次サービス拠点へ自動転送で きるボイラ等の異常通信転送システムを提供することを目的とするものである。
【0005】
ボイラおよびボイラ関連機器を併設してなる施設現場と遠隔地にある第1次サ ービス拠点との間を、前記ボイラおよびボイラ関連機器に具備した各自動運転制 御装置の運転データを自動発着信が可能な各モデムを介して、通信回線で接続し たボイラ等の管理用データ通信システムにおいて、 前記第1次サービス拠点のコンピュータに、前記ボイラおよびボイラ関連機器 の機種別記号と関連する第2次サービス拠点の通信記号とを記憶させ、前記ボイ ラおよびボイラ関連機器が異常停止したとき、前記機種別記号と関連する第2次 サービス拠点の通信記号を判別し、異常停止情報を該当する第2次サービス拠点 へ自動転送することを特徴としている。
【0006】
この考案によれば、異常停止した機器の情報により、該機器の機種別記号と関 連する第2次サービス拠点の通信記号を判別し、該当する第2次サービス拠点へ 異常停止情報を自動転送することができる。
【0007】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、この考案 を実施したボイラ等の異常通信転送システムの概略を示す説明図である。 図中Aは施設現場であって、この施設現場Aに貫流式蒸気ボイラ1、2および 軟水装置3並びに廃熱ボイラ4が併設してある。前記貫流式蒸気ボイラ1、2お よび軟水装置3には、それぞれ自動運転制御するための自動運転制御装置5、6 、7を備えていて、この自動運転制御装置5、6、7には、それぞれの運転状態 を送信するデータ通信手段(DTE)8、9、10が配設してあり、この各デー タ通信手段(DTE)に付設のシリアルインターフェイス11、12、13にデ ータ伝送路14、15を接続して連通させている。そして、前記データ通信手段 8に通信結合手段としてのモデム16を設け、このモデム16に通信回線17を 介して第1次サービス拠点Bのモデム20に接続している。前記廃熱ボイラ4に は、自動運転制御装置18とモデム19が併設してあり、このモデム19に通信 回線17を介して前記モデム20に接続している。
【0008】 前記第1次サービス拠点Bは、全国をブロック分けして各ブロックに設けられ たサービスステーションであって、複数のユーザーの施設現場Aに通信回線17 を介して連通しており、施設現場Aに設置の各機器の運転状態を管理している。 そのため、この第1次サービス拠点Bには、通信機能を有するコンピュータ21 とモデム20が配設してあり、前記通信回線17を介して施設現場Aのモデム1 6および19に接続し各機器の運転情報等を送受信できるよう構成している。 図中C1 、C2 、C3 は、前記貫流式蒸気ボイラ1および2、軟水器3、廃熱 ボイラ4をそれぞれ製造し、各機器の異常停止に対す対応策など詳細なメンテ情 報を有する第2次サービス拠点としての各事業所で、この各事業所C1 、C2 、 C3 には第1次サービス拠点Bと同様なモデムを付設したコンピュータからなる 通信機器が備えられるか、FAX等の機能的に特化された通信機器が備えられて いる。また、図中Dは、第2次サービス拠点としての別会社(販売代理店)であ って、前記と同様なモデム22を付設したコンピュータ23からなる通信機器を 備え通信回線17を介してデータ通信を行なうよう構成されている。
【0009】 この考案に係る異常通信転送システムは、前記第1次サービス拠点Bに設置の コンピュータ21に、前記施設現場Aに設置してある各機器に予め設定した機種 別記号(例えば、貫流式蒸気ボイラ1は011、同じくボイラ2は012、軟水 器3は021、廃熱ボイラ4は031)と、前記各機器と関連する第2次サービ ス拠点Cの各通信記号(電話番号)を、予め設定してある手順により入力(記憶 )する。そして、前記各機器よりの異常停止情報がモデム20を介して該コンピ ュータ21に受信されると、前記機種別記号および通信記号を判別して、関連す る第2次サービス拠点Cへ異常停止情報を自動的に転送できる構成としている。
【0010】 つぎに作用について説明する。ここで、各機器1、2、3、4が異常停止する と、各機器から異常停止情報が第1次サービス拠点Bのコンピュータ21に送信 されるが、その際予め設定した機種別記号を付加して送信する。受信したコンピ ュータ21は、予め入力してある機種別記号と関連する第2次サービス拠点Cの 通信記号を判別し、機器毎に異常停止情報を該当する第2次サービス拠点Cに自 動転送することができる。尚、コンピュータ21の制御は図2に示すような制御 手順によって行なわれる。即ち、各機器よりの情報を判別し、第2次サービス拠 点Cへ転送する異常通信は、まず、コンピュータ21に、その異常通信データを 記憶させ、ついで、その情報を発信した機器別の記号を判別した後、その機器に 関連する第2次サービス拠点の通信記号を判別して、該当する第2次サービス拠 点へ異常通信データを転送する。
【0011】 尚、この考案は、上記実施例に限定されるものではなく、図3に示すように第 1次サービス拠点Bと第2次サービス拠点C1 、C2 、C3 との間に複数の第1 次サービス拠点B、B′の管理センターとして、本社Eに設けたセンターコンピ ュータ24に、モデム25、通信回線17を介して第1次サービス拠点B、B′ のモデム20に接続してデータ通信を行なう構成としてもよい。この場合の異常 通信情報は、コンピュータ24から構内の通信回線(LAN)を用いて第2次サ ービス拠点のC1 、C2 、C3 に送信するように構成することもででる。 又、第1次サービス拠点で、各機器の異常停止に対し対応可能な機器と対応不 可能な機器との情報をコンピュータにインプットしておき、この情報に基づいて 対応不可能な機器の異常通信データのみを第2次サービス拠点へ転送するように してもよい。
【0012】
この考案によれば、ボイラやボイラ関連機器が異常停止し第1次サービス拠点 に通報されると、この拠点のコンピュータは、異常停止した機器の機種別記号と 関連する第2次サービス拠点の通信記号を判別して、即、第2次サービス拠点へ 異常通信データを転送できるので、従来の第1次サービス拠点から第2次サービ ス拠点へ改めて異常通信データを送信する手間が不要となるとともに、原因解明 の困難な異常停止に対する対応策を第2次サービス拠点から速やかに得ることが でき、迅速な異常処理をすることができる。又、場合によっては、第2次サービ ス拠点から直接施設現場へ異常対策指示を行なうことも可能となりメンテナンス 効果は大きい。
【図1】この考案を実施したボイラ等の異常通信転送シ
ステムの概略を示す説明図である。
ステムの概略を示す説明図である。
【図2】図1の異常通信転送システムの制御手順を示す
説明図である。
説明図である。
【図3】図1にかわるボイラ等の異常通信転送システム
の実施例を示す概略説明図である。
の実施例を示す概略説明図である。
A 施設現場 B 第1次サービス拠点 C 第2次サービス拠点 D 第2次サービス拠点(代理店) 17 通信回線 21 コンピュータ(第1次サービス拠点)
Claims (1)
- 【請求項1】 ボイラおよびボイラ関連機器を併設して
なる施設現場Aと遠隔地にある第1次サービス拠点Bと
の間を、前記ボイラおよびボイラ関連機器に具備した各
自動運転制御装置の運転データを自動発着信が可能な各
モデムを介して、通信回線17で接続したボイラ等の管
理用データ通信システムにおいて、 前記第1次サービス拠点Bのコンピュータ21に、前記
ボイラおよびボイラ関連機器の機種別記号と関連する第
2次サービス拠点C、Dの通信記号とを記憶させ、前記
ボイラおよびボイラ関連機器が異常停止したとき、前記
機種別記号と関連する第2次サービス拠点の通信記号を
判別し、異常停止情報を該当する第2次サービス拠点へ
自動転送することを特徴とするボイラ等の異常通信転送
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8155292U JPH0641261U (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | ボイラ等の異常通信転送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8155292U JPH0641261U (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | ボイラ等の異常通信転送システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0641261U true JPH0641261U (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=13749457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8155292U Pending JPH0641261U (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | ボイラ等の異常通信転送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0641261U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10207478A (ja) * | 1997-01-17 | 1998-08-07 | Daiichi Kosho:Kk | リモート診断システムに特徴を有する通信カラオケシステム |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP8155292U patent/JPH0641261U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10207478A (ja) * | 1997-01-17 | 1998-08-07 | Daiichi Kosho:Kk | リモート診断システムに特徴を有する通信カラオケシステム |
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