JPH0641209U - 空中線カバーの取付構造 - Google Patents

空中線カバーの取付構造

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JPH0641209U
JPH0641209U JP7566092U JP7566092U JPH0641209U JP H0641209 U JPH0641209 U JP H0641209U JP 7566092 U JP7566092 U JP 7566092U JP 7566092 U JP7566092 U JP 7566092U JP H0641209 U JPH0641209 U JP H0641209U
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JP
Japan
Prior art keywords
antenna cover
support pipe
reinforcing material
mounting structure
split
Prior art date
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Pending
Application number
JP7566092U
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English (en)
Inventor
貴史 石川
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Yagi Antenna Co Ltd
Original Assignee
Yagi Antenna Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 補強材を被せるに際しての作業能率を向上す
ることができ、しかも製作時間の短縮および製作費の削
減が図れる空中線カバーの取付構造を提供する。 【構成】 支柱管12の端部に管状の空中線カバー11
を一部挿入するとともに、その支柱管12と同じ径およ
び同じ肉厚の管体13をその径方向に分割してなる複数
の割り板14,15を備え、これら割り板14,15を
支柱管12の端縁12aと空中線カバー11の外周面と
の段差部分に当て、これら割り板14,15および少な
くとも支柱管12の端部に補強材であるところのガラス
繊維16を巻付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、支柱管に対する空中線カバーの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、管状の空中線カバーは、支柱管の端部に一部挿入され、その挿入部周 辺に対し上から補強材が被せられることにより取付けが完了する。一例を図4に 示す。
【0003】 1は管状でFRP(ガラス繊維強化プラスチック)製の空中線カバーである。 この空中線カバー1が金属製の支柱管2の端部に一部挿入され、接着剤にて固定 される。そして、挿入部周辺に対し上から補強材であるところのガラス繊維3が 巻付けられる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような空中線カバーの取付構造では、支柱管2の端縁2aと空中線カバ ー1の外周面との間に、支柱管2の肉厚分の段差が存在する。このため、ガラス 繊維3の巻付けの作業性が悪いという不具合がある。
【0005】 しかも、段差を埋める分だけガラス繊維3の巻付け回数が多くなり、このため 作業性が悪いことと合わせて製作に要する時間が長くなり、かつ製作費が高くな る。
【0006】 この考案は上記の事情を考慮したもので、その目的とするところは、補強材を 被せるに際しての作業能率を向上することができ、しかも製作時間の短縮および 製作費の削減が図れる空中線カバーの取付構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】 この考案は、支柱管の端部に管状の空中線カバーを一部挿入するとともに、そ の支柱管と同じ径および同じ肉厚の管体をその径方向に分割してなる複数の割り 板を備え、これら割り板を支柱管の端縁と空中線カバーの外周面との段差部分に 当て、これら割り板および少なくとも支柱管の端部に補強材を被せる。
【0008】
【作用】
割り板により、支柱管の端縁と空中線カバーの外周面との段差が埋まる。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の一実施例について図面を参照して説明する。
【0010】 図1および図2において、11は管状でFRP製の空中線カバーである。この 空中線カバー11が金属製の支柱管12の端部に一部挿入され、その挿入部分が 接着剤にて固定される。 一方、図3に示す管体13から割り板14,15が形成される。
【0011】 管体13は、支柱管12と同じ径および同じ肉厚を有するもので、端部のみテ ーパー形状を有する。この管体13がその径方向に複数に分割されて割り板14 ,15が形成されており、その割り板14,15は垂直に切られた形の端縁14 a,15aを一端に有するとともに、径が徐々に小さくなるテーパー状部14b ,15bを他端側に有する。
【0012】 これら割り板14,15が支柱管12の端縁12aと空中線カバー11の外周 面との段差部分を囲むように当接される。そして、割り板14,15および少な くとも支柱管12の端部に対し、補強材であるところのガラス繊維16が巻付け により被せられる。この巻付けにより、空中線カバー11、支柱管12、および 割り板14,15が一体的に固定される。
【0013】 ガラス繊維16の巻付けに際しては、支柱管12の端縁12aに対し割り板 14,15の端縁14a,15aが面接触し、段差が埋められた状態となるので 、巻付けの作業性は良好であり、作業能率の向上が図れる。しかも、段差がない 分だけ巻付け回数が少なくてすみ、作業性が良好であることと合わせて製作に要 する時間が大幅に短縮され、かつ製作費も低く抑えることができる。
【0014】 図のようにガラス繊維16が割り板14,15の他端から空中線カバー11の 外周面にかけて巻付けられる場合であっても、割り板14,15の他端はテーパ ー状部14b,15bとなっているので、割り板14,15と空中線カバー11 との間の段差は緩やかであり、よってその部分でもガラス繊維16の巻付けの作 業性は良好である。 なお、この考案は上記実施例に限定されるものではなく、要旨を変えない範囲 で種々変形実施可能である。
【0015】
【考案の効果】
以上述べたようにこの考案によれば、支柱管の端部に管状の空中線カバーを一 部挿入するとともに、その支柱管と同じ径および同じ肉厚の管体をその径方向に 分割してなる複数の割り板を備え、これら割り板を支柱管の端縁と空中線カバー の外周面との段差部分に当て、これら割り板および少なくとも支柱管の端部に補 強材を被せる構成としたので、補強材を被せるに際しての作業能率を向上するこ とができ、しかも製作時間の短縮および製作費の削減が図れる空中線カバーの取 付構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の要部の構成を示す断面
図。
【図2】同実施例における空中線カバーと支柱管との関
わりを全体的に示す図。
【図3】同実施例における割り板の構成を示す斜視図。
【図4】従来の取付構造を示す断面図。
【符号の説明】
11…空中線カバー、12…支柱管、14,15…割り
板、16…ガラス繊維(補強材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱管の端部に管状の空中線カバーを一
    部挿入するとともに、その支柱管と同じ径および同じ肉
    厚の管体をその径方向に分割してなる複数の割り板を備
    え、これら割り板を支柱管の端縁と空中線カバーの外周
    面との段差部分に当て、これら割り板および少なくとも
    支柱管の端部に補強材を被せることを特徴とする空中線
    カバーの取付構造。
JP7566092U 1992-10-30 1992-10-30 空中線カバーの取付構造 Pending JPH0641209U (ja)

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