JPH0329416Y2 - - Google Patents

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JPH0329416Y2
JPH0329416Y2 JP2068887U JP2068887U JPH0329416Y2 JP H0329416 Y2 JPH0329416 Y2 JP H0329416Y2 JP 2068887 U JP2068887 U JP 2068887U JP 2068887 U JP2068887 U JP 2068887U JP H0329416 Y2 JPH0329416 Y2 JP H0329416Y2
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JP
Japan
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casing pipe
frp
predetermined intervals
porosity
rovings
Prior art date
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JP2068887U
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English (en)
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JPS63130557U (ja
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  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は井戸の揚水管等に使用される開孔部を
有するケーシングパイプに係るものである。
(従来の技術) 第4図及び第5図は従来のこの種のケーシング
パイプを示し、フイラメントワインデイング成形
法によつて製造されたFRPパイプ1にスリツト
2が穿設されている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来のケーシングパイプにおいては開孔率
は約13%前后が限度で、開孔率をこれ以上増大し
た場合、ケーシングパイプの強度、剛性が低減
し、圧壊、変形する惧れがある。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこのような問題点を解決するために提
案されたもので、円筒の外周面に沿つて所定間隔
毎に母線方向に延びるFRP桿を配設するととも
に、同各FRP桿の内外両周面に、所定間隔毎に
合成樹脂を含浸したグラスロービング等の強化プ
ラスチツクを捲着してなることを特徴とする開孔
率の大きいケーシングパイプに係るものである。
(作用) 本考案に係るケーシングパイプは前記したよう
に、円筒の外周面に沿つて所定間隔毎に配設され
た、母線方向に延びるFRP桿の内外両周面に、
合成樹脂を含浸したグラスロービング等の強化プ
ラスチツク(以下ロービングという)を所定間隔
毎に捲着した網状筒体に形成されているので、開
孔率が大であり、また前記FRP桿及びロービン
グの間隔を調節することによつて、両者間に形成
される網目の大きさを調節し、ケーシングパイプ
の開孔率を調整しうるものである。
而して前記FRP桿は内外両面からロービング
によつて挟着固定されているので、ケーシングパ
イプは開孔率が大きいのにもかかわらず十分な強
度、剛性を保持するものである。
(考案の効果) このように本考案に係るケーシングパイプは前
記FRP桿及び内外ロービングによつて網状筒体
に構成されているので大きな開孔率を有し、しか
もFRP桿が内外両ロービングによつて確固と挟
着されていることによつて、十分な強度、剛性を
有し、圧壊、変形する惧れがなく、大量の揚水を
行なうケーシングパイプに好適である。
更に本考案によれば、前記FRP桿及び内外ロ
ービングの間隔を調整することによつて、両者間
に形成される網目の大きさを調整し、ケーシング
パイプの開孔率を調整することができる。
(実施例) 以下本考案を図示の実施例について説明する。
1は合成樹脂を含浸したグラスロービングを引
抜成形したFRP桿で、円筒の外周面に沿つて所
定間隔毎に母線方向に延びるように配設されてい
る。
更に前記各FRP桿1の内外両面に合成樹脂が
含浸されたグラスロービング2等の強化プラスチ
ツクが前記FRP桿1を確固と挟着するように捲
着され、同FRP桿1及び前記内外各グラスロー
ビング2によつてケーシングパイプが構成されて
いる。
図示の実施例は前記したように、前記FRP桿
1及び同FRP桿1に捲着された内外のグラスロ
ービング2によつて網状筒体に構成されているの
で、FRPパイプにスリツト加工を施した従来の
ケーシングパイプに比して開孔率を大きくとるこ
とができ、また前記FRP桿1及び内外ロービン
グ2の間隔を調節することによつて両者1,2に
よつて形成される網目の大きさを調節し、ケーシ
ングパイプの開孔率を調整することができる また前記FRP桿1が内外グラスロービング2
によつて確固と挟着、固定されていることによつ
て、前記ケーシングパイプは十分な強度剛性を有
し、圧壊、変形する惧れがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るケーシングパイプの一実
施例を示す斜面図、第2図はその側面図、第3図
はその正面図、第4図は従来のケーシングパイプ
の側面図、第5図はその縦断面図である。 1……FRP桿、2……グラスロービング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒の外周面に沿つて所定間隔毎に母線方向に
    延びるFRP桿を配設するとともに、同各FRP桿
    の内外両周面に、所定間隔毎に合成樹脂を含浸し
    たグラスロービング等の強化プラスチツクを捲着
    してなることを特徴とする開孔率の大きいケーシ
    ングパイプ。
JP2068887U 1987-02-17 1987-02-17 Expired JPH0329416Y2 (ja)

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JP2068887U JPH0329416Y2 (ja) 1987-02-17 1987-02-17

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JPS63130557U JPS63130557U (ja) 1988-08-26
JPH0329416Y2 true JPH0329416Y2 (ja) 1991-06-24

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JPS63130557U (ja) 1988-08-26

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