JPH0641194U - スプリアス漏洩遮蔽ケース - Google Patents

スプリアス漏洩遮蔽ケース

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JPH0641194U
JPH0641194U JP8190492U JP8190492U JPH0641194U JP H0641194 U JPH0641194 U JP H0641194U JP 8190492 U JP8190492 U JP 8190492U JP 8190492 U JP8190492 U JP 8190492U JP H0641194 U JPH0641194 U JP H0641194U
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JP
Japan
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electromagnetic wave
printed wiring
wiring board
shield case
high frequency
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Pending
Application number
JP8190492U
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English (en)
Inventor
磯 良 治 小
Original Assignee
株式会社船井電機研究所
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Publication date
Application filed by 株式会社船井電機研究所 filed Critical 株式会社船井電機研究所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高周波回路を設けたプリント配線板からのス
プリアス漏洩遮断機能を有する電磁波漏洩遮蔽ケースを
提供することである。 【構成】 電磁波遮蔽効果を表面に有するシールドケー
ス1、3が、高周波回路を設けたプリント配線板2を包
含して合体することにより、各シールドケースの有する
電磁波遮蔽効果も合体されて閉じた電磁波遮蔽曲面を形
成する結果、プリント配線板からの高周波のスプリアス
漏洩が遮断される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はスプリアス電磁波漏洩を遮蔽するケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
通信機や測定器、画像処理装置などにおける高周波回路を設けたプリント配線 板からの電磁波漏洩の遮断が、いまや大きな課題となっている。とりわけ移動体 通信機ではスプリアス漏洩電磁波によって雑音発生、同調不安定、さらに他機へ の干渉などが発生する。
【0003】 このため従来では、図3(a)に示すように高周波回路を設けたプリント配線 板52の上下から、シールドケース51,53を被せて、(b)のように合体さ せていたが、プリント配線板上下からの電磁波漏洩は遮断できても、プリント配 線板の側面からスプリアス漏洩電磁波54が放出されるという欠点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこのような課題や欠点を解決するためなされたもので、その目的は高 周波回路を設けたプリント配線板からの(特に、側面からの)スプリアス漏洩遮 蔽機能を有する電磁波漏洩遮蔽ケースを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するためこの考案に係るスプリアス漏洩遮蔽ケースは、電磁波 遮蔽効果を表面に有する部分構成体を複数個合体させ、その内部に高周波回路を 設けたプリント配線板を包含する閉じた電磁波遮蔽面を構成することを特徴とす る。
【0006】
【作用】
電磁波遮蔽効果を表面に有する複数個の部分構成体が、その内部に高周波回路 を設けたプリント配線板を包含して合体することにより、各部分構成体の有する 電磁波遮蔽効果も合体されて閉じた電磁波遮蔽面を形成する結果、プリント配線 板からの高周波のスプリアス漏洩が遮断される。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。 図1は本考案に係るスプリアス漏洩遮蔽ケースの構成斜視図で、(a)は合体 前を、(b)は合体後をそれぞれ示す。図2は図1(b)の合体ケースの断面図 である。
【0008】 本考案に係るスプリアス漏洩遮蔽ケースは、内側が凹部を形成する2個のシー ルドケース1、3からなる。
【0009】 シールドケース1、3はともにプラスチック製の匡体で、その表面にニッケル メッキが施され、電磁波遮蔽効果を有する。勿論、シールドケース1,3全体が 金属製であっても良い。このシールドケース1,3が部分構成体であり、これら がアンプやミキサや誘電体フィルタや表面弾性波フィルタ等から成る高周波回路 を設けたプリント配線板2を包み込むように合体する。
【0010】 下部のシールドケース3はその寸法が、上に配設される、高周波回路を設けた プリント配線板2の寸法より小さくはなく、またその外周は上部のシールドケー ス1の内周と丁度隙間なくはめ合う大きさに調整されている。
【0011】 図2(a)に示すように、シールドケース1はその内側にスカート部1aを有 する。スカート部1a表面にも前記のようにニッケルメッキが施されている。
【0012】 上部のシールドケース1と下部のシールドケース3を、高周波回路を設けたプ リント配線板2を挟むように合体させたとき、シールドケース1のスカート部1 aの内周がシールドケース3の外周3aと摺り合うようにして合体する。
【0013】 この結果、各部分構成体すなわちシールドケース1、3の有する電磁波遮蔽効 果も合体されて、内部に高周波回路を設けたプリント配線板を包含した閉じた電 磁波遮蔽面が形成される。これによってプリント配線板の上下面のみならず側面 からのスプリアス漏洩を遮断することができる。
【0014】 図2(b)はスカート部1aの内周に、電磁波遮蔽効果を有するEMIガスケ ット4を付設して電磁波遮蔽効果をさらに確実にした構成を示す。EMIガスケ ットの他にも、導電性テープやシールドファイバーを用いてもよい。 この様にすれば、シールドケース1のスカート部1aとシールドケース3の外 周3aとの間に隙間が生じ易い寸法公差の甘いケース体の場合にも適用できる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したようにこの考案に係るスプリアス漏洩遮蔽ケースは、電磁波遮蔽 効果を表面に有する複数個の部分構成体が、その内部に高周波回路を設けたプリ ント配線板を包含して合体することにより、各部分構成体の有する電磁波遮蔽効 果も合体されて閉じた電磁波遮蔽曲面が形成されるから、プリント配線板とりわ けその側面からの高周波のスプリアス漏洩が遮断され、移動体通信機など高周波 機器の高周波回路からの電磁波漏洩を解消できる。
【0016】 尚、プリント配線基板2の周縁には図4のようなアースパターン5が形成して あり、シールドケース1及び/又は3のプリント配線基板2に当接する段部1b ,3bのニッケルメッキ部を介してアースされる様にもなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るスプリアス漏洩遮蔽ケースの構成
斜視図である。
【図2】図1(b)の合体ケースの断面図である。
【図3】従来のスプリアス漏洩遮蔽ケースの構成斜視図
である。
【図4】プリント配線板の斜視図である。
【符号の説明】
1 シールドケース 1a スカート部 2 高周波回路を設けたプリント配線板 3 シールドケース 4 EMIガスケット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁波遮蔽効果を表面に有する部分構成
    体を複数個合体させ、その内部に高周波回路を設けたプ
    リント配線板を包含する閉じた電磁波遮蔽面を構成する
    ことを特徴とするスプリアス漏洩遮蔽ケース。
JP8190492U 1992-11-02 1992-11-02 スプリアス漏洩遮蔽ケース Pending JPH0641194U (ja)

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JP8190492U JPH0641194U (ja) 1992-11-02 1992-11-02 スプリアス漏洩遮蔽ケース

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Publication Number Publication Date
JPH0641194U true JPH0641194U (ja) 1994-05-31

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JP8190492U Pending JPH0641194U (ja) 1992-11-02 1992-11-02 スプリアス漏洩遮蔽ケース

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016181832A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 富士通株式会社 電子機器筐体

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