JPH0641073B2 - 圧入装置 - Google Patents

圧入装置

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JPH0641073B2
JPH0641073B2 JP60243101A JP24310185A JPH0641073B2 JP H0641073 B2 JPH0641073 B2 JP H0641073B2 JP 60243101 A JP60243101 A JP 60243101A JP 24310185 A JP24310185 A JP 24310185A JP H0641073 B2 JPH0641073 B2 JP H0641073B2
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tool
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JP60243101A
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泰治 政
清志 中野
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ワークに形成された複数個の圧入部内に圧入
部品を圧入するための圧入装置に関するものである。
(従来の技術) 従来において、複数個の圧入部内に圧入部品を圧入する
ための装置としては、例えば複数個の圧入具を備え、こ
れらの圧入具を同一の駆動手段によって同時に駆動し
て、圧入具の各々に取付けた圧入部品を同時に圧入する
ように構成したものがある。かかる構成の装置によれ
ば、圧入作業の時間を短縮でき、また、全自動化を図る
ことにより、無人化作業ラインに装備することができ
る。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、作業ラインのライン設定によっては、か
かる圧入装置の作業性能に対する要求が異なってくる。
例えば圧入作業時間の短縮に対する要求が厳しくない場
合には、全自動化したNC圧入装置をラインに配備する
ことは不必要な設備コストの上昇を招き望ましくない。
また、異なった種類のワークに対して同一のラインを用
いて圧入を行なう混流加工においては、全自動化を図る
よりも、作業者を共存させ、圧入具の位置決め等の作業
を作業者に分担させた方が、全体的な生産性の上で好ま
しい場合もある。
本発明の目的は、かかる点に鑑みて、作業者が共存する
混流加工ラインにおいて、圧入作業を好適に行ない得る
圧入装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の構成を、実施例に示す第1図及び第2図を参照
して説明する。本発明の圧入装置は、異なった種類のワ
ークを載置可能なワーク受台5と、このワーク受台5に
対向させて複数個の圧入具53,55,57,59を移
動可能に支持すると共に圧入方向と平行な軸を中心とし
て回転可能に配置された支持部材43と、この支持部材
43を複数の異なる回転位置に固定すると共にこの回転
位置の各々において上記支持部材に支持された複数個の
圧入具の一部53を圧入位置に位置決めする位置決め部
材63と、この圧入位置にある複数個の圧入具の各々に
対応する位置で上記圧入具を押圧すると共に上記ワーク
と対向する位置に配置された押圧部材29,31と、こ
の押圧部材を上記圧入位置に複数個の圧入具の各々に対
応する位置に順次移動させる移動部材28,28aと、
を有し、上記押圧部材は、上記移動部材により、複数の
圧入具の配列方向に移動可能であり且つ上記支持部材の
回転時にこの移動方向の延長線上で上記ワーク上部に対
応しない退避位置に移動可能であることを特徴としてい
る。
(作 用) このように構成した本発明の装置における圧入動作を説
明する。まず、ワーク受台5上にワーク3が載置された
後、このワークの圧入部に対応する圧入具群53が圧入
位置に位置するように支持部材43を回転させ、その位
置で位置決め部材63によって固定する。しかる後、圧
入位置にある圧入具の各々の先端に圧入部品71を取り
付ける。この後、移動部材28によって圧入具の押圧部
材29、31を圧入位置にある圧入具の頭部に順次に位
置させる。押圧部材29、31が各圧入具53−1〜5
3−4の頭部に位置する毎にこの押圧部材によって圧入
具が押圧され、この結果、その先端に取り付けた圧入部
品71がワーク3の圧入部に圧入される。また、異なっ
た種類のワークがワーク受台上に載置された場合には、
そのワークの圧入部に対応する圧入具群55、57、あ
るいは59が圧入位置に位置するように支持部材43を
回転させてその位置に固定することにより、かかるワー
クへの圧入作業を行なうことができる。また、押圧部材
が、支持部材の回転時にワーク上部に対応しない退避位
置(図2において押圧部材29,31が実線で示される
位置)に移動して、圧入具と干渉を防止している。
(発明の効果) このように、本発明の圧入装置によれば、複数個の圧入
具を支持した支持部材をワークの種類に応じて所定の位
置に回転させることにより、異なるワークへの圧入を行
なうことができる。また、押圧部材が移動部材によって
移動されて圧入具毎に圧入動作が独立して行なわれるの
で、圧入状態および圧入力の管理を行なうことができ
る。従って、本発明の圧入装置を、作業者が共存する圧
入加工ラインに適用すれば、かかるラインの設備コスト
の低減化を図ることができると共に、作業者との間の作
業分担が好適に行なわれ、全体として生産効率の良い混
流加工ラインを実現することが可能となる。また、押圧
部材がワークと対向する位置に配置されると共に支持部
材が圧入方向と平行な軸を中心として回転可能に配置さ
れているため、圧入具の移動スペースを極力小さくする
ことができる。さらに、押圧部材が、支持部材の回転時
にワーク上部に対応しない退避位置に移動可能であるた
め、圧入具と押圧部材の干渉を防止することができる。
(実施例) 以下に、第1図ないし第3図を参照して本発明の実施例
を説明する。
図に示す圧入装置は、4気筒エンジン用のシリンダヘッ
ドにバルブガイドを圧入するためのものである。図にお
いて、1は装置架台であり、この架台上面には、シリン
ダヘッド3を載置するワーク受台5およびサイドフレー
ム7が支持されている。ワーク受台5は、水平な回転軸
9のまわりに回転可能な状態にフレーム11によって支
持されたワーク載置部13、15、17、19を有し、
これらは回転軸9の外周面上において外周方向に等しい
間隔に取り付けられ、更に、図に示すように、それらが
最上位置に位置した状態においては、そこに載置された
シリンダヘッド3のバルブガイド圧入孔が垂直状態とな
るようになっている。回転軸9は例えば不図示の駆動手
段により回転でき、フレーム11に取り付けた固定用レ
バー21を図の破線位置から実線位置へ移動することに
より、固定されるように構成されている。
架台上面に支持されたサイドフレーム7の上端側は水平
に延びる水平部23を有し、この水平部23の下面に
は、水平架台25が取り付けられ、この架台25に形成
した案内溝27に沿って、移動シリンダ28の水平作動
ロッド28aによって左右方向に移動可能に圧入シリン
ダ29が取り付けられている。この圧入シリンダ29の
作動ロッド31は図の実線および一点鎖線で示す位置の
間を上下方向に垂直に移動可能となっており、またロッ
ド31の下端には大径の円盤形フランジ33が形成され
ている。ここで、この作動ロッド31の軸心31aの延
長線は、上記のワーク受け台の回転軸9の軸心に交差す
るように、それらの配置関係が設定されている。
35は垂直回転軸であり、上記の作動ロッド31とサイ
ドフレームの垂直部37との間に配置され、その上端お
よび下端がサイドフレーム間に固定した支持ブラケット
39、41によって回転可能に支持されている。また、
この垂直回転軸35は、不図示の駆動手段によって回転
されるようになっている。更に、この回転軸35の外周
には、同軸状態で矩形盤形状の圧入具支持部材43が固
着されており、その固着されている位置は、上記の作動
ロッド31とワーク受台5の中間である。この支持部材
43の四周には、第3図に示すように、各側面に平行
に、4個づつの圧入具摺動孔45(45−1〜45−
4)、47(47−1〜47−4)、49(49−1〜
49−4)および51(51−1〜51−4)が垂直に
あけられている。これらの各摺動孔45、47、49、
51には、圧入具53(53−1〜53−4)、55
(55−1〜55−4)、57(57−1〜57−
4)、59(59−1〜59−4)がそれぞれ摺動可能
に挿通されている。各圧入具53、55、57、59の
上端には、上記の作動ロッド31のフランジ33が側方
から嵌入可能な嵌入溝53a、55a、57a、59a
が形成されており(図では53aのみを示す)、また、
回転軸35に面する側壁には、固定した位置にある係止
部材61に上方側から係合可能なフック53b、55
b、57b、59b(図では53b−2のみを示す)が
取り付けてある。ここで、これらの圧入具の軸心は、サ
イドフレームの垂直部37に対して反対側の位置(圧入
位置)に位置決めされたときに、上記の作動ロッド31
の軸心と同一な垂直平面上に位置するように配置されて
いる。また、上記の支持部材43の位置決めは、この支
持部材と同一高さ位置においてサイドフレーム間に取り
付けた固定シリンダ63によって行なわれる。すなわ
ち、シリンダのロッド63aが所定の圧力で支持部材の
四周側面に当接し、これによって支持部材43は90度
毎に4つの回転位置に固定される。
このように構成した本例の圧入動作を述べる。まず、図
に示すように載置部13上にシリンダヘッド3を載置し
て、その載置部13をその最上位置に固定する。次に、
このシリンダヘッド3の圧入部に対応する圧入具の群5
3(53−1〜53−4)が圧入位置に位置するよう
に、垂直回転軸35を回転しかかる後に、シリンダ63
を駆動して、その作動ロッド63aによって支持部材4
3、すなわち回転軸35の回転を阻止する。この結果、
図に示すように、圧入具53はシリンダヘッド3の圧入
部の直上の位置に位置決めされる。また、係止部材61
により図の実線で示す位置に保持される。次に、これら
の圧入具53の下端にバルブガイド71を垂直な状態に
取り付け、この後、シリンダ28を駆動し、その作動ロ
ッド28aにより、図の実線位置にある圧入シリンダ2
9を圧入具の側へ移動させる。この移動によって、圧入
シリンダ29の作動ロッドのフランジ33が圧入具53
−1の嵌入溝53a−1内に嵌入したところで、その移
動を停止する。かかる係合状態が形成された後、圧入シ
リンダ29を駆動して、その作動ロッド31によって圧
入具53−1を下方へ押圧する。これらによって、圧入
具53−1の下端に取り付けたバルブガイド71はシリ
ンダヘッド3に圧入部内に圧入される。圧入が終了した
後は、この圧入具53−1は作動ロッド31によってそ
の退避位置(図の実線位置)まで引き上げられ、再び係
止部材61によって係止された状態になる。このような
圧入動作が、圧入具53−2、53−3、53−4に対
して順次に行なわれて、シリンダヘッド3への圧入が終
了する。
次に、異なる種類、すなわち、圧入孔の間隔等の異なる
シリンダヘッドが載置部15に載置され、これに対して
圧入を行なう場合には、このシリンダヘッドに圧入孔に
対応する圧入具、例えば55−1〜55−4が、圧入位
置に位置決めされ、上述の動作と同様にして圧入が行な
われる。
なお、シリンダヘッドには吸気側および排気側のバルブ
ガイドを圧入する必要があり、そのために、上述の構成
の圧入装置を2台連結し、一方の装置で例えば吸気側の
4個のバルブガイドの圧入を行ない、その後、他方の装
置で排気側の4個のバルブガイドの圧入を行なうように
すれば良い。
また、上述の実施例は、バルブガイドの圧入装置を述べ
たが、本発明はこれに限るものではなく、他のワークに
対する圧入にも適用できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る圧入装置の側面図、第
2図はその立面図、第3図は圧入具の支持部材に形成し
た圧入具摺動孔の配列を示す図である。 3……シリンダヘッド(ワーク)、 5……ワーク受台、28、29……シリンダ、 33……フランジ、35……回転軸、 43……支持部材、 45、47、49、51……摺動孔、 53、55、57、59……圧入具、 63……シリンダ、71……バルブガイド(圧入部
品)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なった種類のワークを載置可能なワーク
    受台と、このワーク受台に対向させて複数個の圧入具を
    移動可能に支持すると共に圧入方向と平行な軸を中心と
    して回転可能に配置された支持部材と、この支持部材を
    複数の異なる回転位置に固定すると共にこの回転位置の
    各々において上記支持部材に支持された複数個の圧入具
    の一部を圧入位置に位置決めする位置決め部材と、この
    圧入位置にある複数個の圧入具の各々に対応する位置で
    上記圧入具を押圧すると共に上記ワークと対向する位置
    に配置された押圧部材と、この押圧部材を上記圧入位置
    に複数個の圧入具の各々に対応する位置に順次移動させ
    る移動部材と、を有し、 上記押圧部材は、上記移動部材により、複数の圧入具の
    配列方向に移動可能であり且つ上記支持部材の回転時に
    この移動方向の延長線上で上記ワーク上部に対応しない
    退避位置に移動可能であることを特徴とする圧入装置。
JP60243101A 1985-10-30 1985-10-30 圧入装置 Expired - Lifetime JPH0641073B2 (ja)

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JP60243101A JPH0641073B2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30 圧入装置

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JP60243101A JPH0641073B2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30 圧入装置

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JPS62102927A JPS62102927A (ja) 1987-05-13
JPH0641073B2 true JPH0641073B2 (ja) 1994-06-01

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JP60243101A Expired - Lifetime JPH0641073B2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30 圧入装置

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JPS62102927A (ja) 1987-05-13

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