JPH0641027B2 - 消耗電極式パルス溶接用電源装置 - Google Patents

消耗電極式パルス溶接用電源装置

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JPH0641027B2
JPH0641027B2 JP59126022A JP12602284A JPH0641027B2 JP H0641027 B2 JPH0641027 B2 JP H0641027B2 JP 59126022 A JP59126022 A JP 59126022A JP 12602284 A JP12602284 A JP 12602284A JP H0641027 B2 JPH0641027 B2 JP H0641027B2
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JP
Japan
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welding
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signal
pulse peak
circuit
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JP59126022A
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JPS613672A (ja
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直樹 河合
順紀 西田
啓二 安井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/09Arrangements or circuits for arc welding with pulsed current or voltage
    • B23K9/091Arrangements or circuits for arc welding with pulsed current or voltage characterised by the circuits

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arc Welding Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はパルス部とベース部の電流を交互に溶接アーク
部に供給して溶接用ワイヤをスプレー状溶滴として溶接
をおこなう消耗電極式パルス溶接用電源に関するもので
ある。
従来例の構成とその問題点 アーク溶接用電源のアークスタート等を円滑にするため
に、従来第1図のような構成のものが用いられてきた。
すなわち、図において、1は入力端子、2は溶接用主変
圧器部、3は整流平滑回路部、4は溶接出力制御素子、
5は溶接用リアクトル、6はダイオード、7は分流器、
8は出力端子、9は通電用チップ、10は溶接用ワイ
ヤ、11は母材、12は溶接アークで、溶接材料、ワイ
ヤ径等で最適なパルスピーク電流値の設定信号を出力す
るパルスピーク設定回路14と、溶接電流を検出して溶
接電流の有無を若干の時間遅れを持って出力する溶接電
流検出回路16との出力信号を入力とする選択回路15
の動作により、溶接電流検出時はパルスピーク設定回路
14の設定信号をパルスピーク制御回路13に出力し、
溶接電流を検出しない時は溶接電流検出時よりも高い値
のパルスピーク電流値となるような命令信号をパルスピ
ーク制御回路13に出力していた。
しかしながら、従来のこの方法によれば、溶接電流の有
無によりパルスピーク電流値を切換えているため、アー
クスタート時、溶接アーク12が発生するまでの溶接用
ワイヤ10と被溶接物としての母材11の接触短絡時間
の大小にかかわらず、パルスピーク電流値が低い値の定
常アーク発生時の値に切換ってしまうのが現状であっ
た。従って、溶接用ワイヤ10がアークスタート時、最
初の被溶接物としての母材11接触時にアーク発生失敗
すれば、2回目以降の接触時はさらにアーク発生困難な
状態となる。また、アーク発生している定常溶接中にお
いてアーク長急変等により溶接用ワイヤ10が母材11
に接触短絡した場合も溶接用ワイヤ10を溶融しきれ
ず、アーク消滅して溶接用ワイヤ10の母材11短絡接
触をくり返し、円滑な溶接アーク12を維持できないの
が従来の問題点であった。この問題はアークスタート時
は高いパルスピーク電流値を必要とし、定常アーク発生
時は低いパルスピーク電流値に制限しなければならない
アルミニウムのパルスMIG溶接時等に重要な問題であ
った。
発明の目的 本発明は、溶接用ワイヤが被溶接物母材に接触短絡して
いる時は高い値のパルスピーク電流値としてワイヤ溶融
を促進させ、溶接アーク発生中の定常溶接時は折衝短絡
時よりも低い溶接材料、ワイヤ径に応じた適切なパルス
ピーク電流値として円滑な溶接アークと円滑なアークス
タートおよび溶接操作性を得ることを目的とするもので
ある。
発明の構成 この目的を達成するために本発明は、消耗電極である溶
接用ワイヤを自動送給して、定電流制御されたパルス部
電流と、定電流制御されたベース部電流とを交互に溶接
アーク部に供給して前記溶接用ワイヤをスプレー状溶滴
として溶接を行なうように構成し、かつ命令信号の値に
応じて所定のパルス部のピーク電流値となるようにトラ
ンジスタ等の溶接出力制御素止を制御するパルスピーク
制御回路と、溶接材料、溶接ワイヤ径等に応じて最適な
パルスピーク電流値となるよう設定信号を出力するパル
スピーク設定回路と、溶接電圧値を検出して溶接電圧値
が一定値以上の場合と一定値未満の場合とを識別して検
出信号を出力する溶接電圧検出回路と、前記溶接電圧検
出回路の検出信号と前記パルスピーク設定回路の設定信
号を入力とし、溶接電圧値が一定値以上の場合は前記設
定信号を、溶接電圧値が一定値未満の場合は前記設定信
号によるパルスピーク電流値よりも高い値となる信号を
選択して前記パルスピーク制御回路の命令信号として出
力する選択回路とを備えたものである。
実施例の説明 第2図に本発明の一実施例を示しており、パルスピーク
制御回路13は入力の命令電圧Vpの値に応じて分流器
7による溶接電流検出波形と比較し、所定のパルスピー
ク電流値となるよう溶接出力制御素子4を制御する。パ
ルスピーク設定回路14は溶接材料、溶接ワイヤ径等に
応じて最適なパルスピーク電流値となるように設定信号
cを出力する回路である。17は溶接電圧検出回路
で、溶接電圧を入力として溶接電圧値Vaが制御回路電
源VCCを抵抗R1とR2で分割される電圧値よりも高いア
ーク発生状態の場合には、比較器Cmpの出力VSは、ほ
とんどOに近いレベルの信号を出力し、溶接電圧値Va
が制御回路電源VCCを抵抗R1とR2で分割される電圧値
よりも低い溶接用ワイヤ10が母材11に接触短絡の状
態の場合には、比較器Cmpの出力VSは制御回路電源V
CCに近いHレベル信号を出力する。すなわち、比較器C
mpの出力VSはアーク発生中かワイヤ短絡中かの2つの
状態をLレベルとHレベルの信号にて識別するアーク・
短絡判定信号となる。
次に選択回路15は、溶接電圧検出回路17の出力VS
と溶接中に溶接材料,ワイヤ径等で最適なパルスピーク
電流値を設定するパルスピーク設定回路14の設定信号
Cとを入力とし、アーク発生中とワイヤ短絡中とでレ
ベルの異なる命令信号Vpをパルスピーク制御回路13
に出力する選択器の動作を行なう。すなわち、比較器C
mpの出力VSがほとんど0に近いLレベルの、溶接用ワ
イヤ10が母材11に非接触で溶接アーク12を発生し
ている場合は、パルスピーク設定回路14からの設定信
号VCの方が出力VSよりも高いので選択回路15内のダ
イオードDは逆パイアスされ、VC信号がそのままVp
号としてパルスピーク制御回路13に伝達される。この
結果、パルスピーク制御回路13の働きによりVC信号
に対応したパルスピーク電流となるよう溶接出力制御素
子4は制御を行なう。
一方、比較器Cmpの出力VSが制御回路電源VCCに近い
Hレベルの、溶接用ワイヤ10が母材11に接触短絡し
ている場合は、HレベルのVS信号を選択回路15内の
ツェナーダイオードZDにてクリップされる電圧VZD
方がパルスピーク設定回路14からの設定信号VCより
も高くなるように設定しているので、VZD信号が選択回
路15内のダイオードDを順方向に経由して命令信号V
pとしてパルスピーク制御回路13に供給される。この
ような動作は選択回路15の出力部にダイオードDを設
けたのと同様に、パルスピーク設定回路14内のVC
号出力部に、選択回路15側がカソード側となるように
別途ダイオードを設ければ容易に実現できる(第2図で
は省略)。以上の結果、パルスピーク制御回路13の働
きによりVZD信号(厳密にはVZDの値からダイオードD
の順電圧降下分を差引いた値)に対応したパルスピーク
電流となるよう溶接出力制御素子4は制御を行なう。
なお、第2図の選択回路15はその構成を簡便化して示
したものであり、別途、ワイヤ短絡のパルスピーク設定
信号VZDを供給する電源部を設け、さらに新たに切換素
子を設けてこの切換素子の片側入力にVZDを接続し、他
方の入力にVCを接続し、比較器Cmpの出力であるVS
号によりこの切換素子の切換動作を行なわせ、VZDまた
はVCのいずれかを選択してVp信号としてパルスピーク
制御回路13に供給する構成としてもよいことは言うま
でもない。
また、ワイヤ短絡の発生していないアーク期間中の溶接
材料、ワイヤ径等で最適なパルスピーク電流値を設定す
るパルスピーク設定回路14の詳細な構成については、
単に溶接材料、ワイヤ径毎にスイツチ等でVC信号を切
換えるものであるので、詳細な説明を省略する。
同様にパルスピーク制御回路13の構成例についても、
p信号と溶接電流値を検出する分流器7からの信号と
を比較器により比較し、溶接電流値がVp信号のレベル
に到達していない時はON信号を、溶接電流値がVp
号のレベルに到達した時はOFF信号を溶接出力制御素
子4に供給する従来から用いられている簡便なもので十
分であるので詳細な説明を省略する。
発明の効果 以上のように本発明によれば、アークスタート時および
定常アーク時で溶接用ワイヤが被溶接物母材に接触短絡
している時は高い値のパルスピーク電流を与え、円滑な
アークスタート,ワイヤ短絡解除を実現させることがで
き、定常のスプレーアークによる溶接時は溶接材料、ワ
イヤ径に応じた最適なパルスピーク電流値とすることが
できるという産業界に大きく貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の消耗電極式パルス溶接用電源装置のブロ
ック回路図、第2図は本発明の一実施例による消耗電極
式パルス溶接用電源装置を示すブロック回路図である。 1……入力端子、2……溶接用主変圧器部、3……整
流、平滑回路部、4……溶接出力制御素子、5……溶接
用リアクトル、6……ダイオード、7……分流器、8…
…出力端子、9……通電用チップ、10……溶接用ワイ
ヤ、11……母材、12……溶接アーク、13……パル
スピーク制御回路、14……パルスピーク設定回路、1
5……選択回路、17……溶接電圧検出回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】消耗電極である溶接用ワイヤを自動送給し
    て、定電流制御されたパルス部電流と、定電流制御され
    たベース部電流とを交互に溶接アーク部に供給して前記
    溶接用ワイヤをスプレー状溶滴として溶接を行なうよう
    に構成し、かつ命令信号の値に応じて所定のパルス部の
    ピーク電流値となるようトランジスタ等の溶接出力制御
    素子を制御するパルスピーク制御回路と、溶接材料、溶
    接ワイヤ径等に応じて最適なパルスピーク電流値となる
    よう設定信号を出力するパルスピーク設定回路と、溶接
    電圧値を検出して溶接電圧値が一定値以上の場合と一定
    値未満の場合とを識別して検出信号を出力する溶接電圧
    検出回路と、前記溶接電圧検出回路の検出信号と前記パ
    ルスピーク設定回路の設定信号を入力とし、溶接電圧値
    が一定値以上の場合は前記設定信号を、溶接電圧値が一
    定値未満の場合は前記設定信号によるパルスピーク電流
    値よりも高い値となる信号を選択して前記パルスピーク
    制御回路の命令信号として出力する選択回路とを備えた
    消耗電極式パルス溶接用電源装置。
JP59126022A 1984-06-19 1984-06-19 消耗電極式パルス溶接用電源装置 Expired - Lifetime JPH0641027B2 (ja)

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US7820943B2 (en) 2004-10-08 2010-10-26 Illinois Tool Works Inc. Stick arc welder with low voltage start

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JPS5662674A (en) * 1979-10-26 1981-05-28 Daihen Corp Pulse arc welding method
JPS58141860A (ja) * 1982-02-18 1983-08-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd パルスア−ク溶接機

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