JPH0640870A - 口腔用組成物 - Google Patents

口腔用組成物

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JPH0640870A
JPH0640870A JP21715492A JP21715492A JPH0640870A JP H0640870 A JPH0640870 A JP H0640870A JP 21715492 A JP21715492 A JP 21715492A JP 21715492 A JP21715492 A JP 21715492A JP H0640870 A JPH0640870 A JP H0640870A
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antibody
polysaccharide
oral cavity
cell surface
composition
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JP21715492A
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Yoshihiro Harada
慶宏 原田
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 歯周疾患原因菌の口腔内への定着を顕著に抑
制し、該菌により歯周疾患の発症を効果的に予防する口
腔用組成物を得る。 【構成】 歯周疾患原因菌の菌体表層由来多糖とポリペ
プチドとを結合した抗原を動物に免疫することによって
得られる抗体を配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯周疾患原因菌の口腔
内への定着を抑制し、歯周疾患を予防あるいは治療する
ことができる口腔用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】歯周疾
患を予防するには、原因菌の口腔内への定着を阻止し、
増殖を抑えることが有効である。従来、このような観点
より、歯周疾患の原因菌に対する抗体を配合した口腔用
組成物や抗歯周病組成物に関する提案がなされている
(特開昭60−142915号公報,特開平1−313
438号公報)。しかしながら、これらの抗体は、免疫
抗原が全菌体であったり、菌体抽出物のような混合物で
あったりするため、他の菌種との交差反応が否定できな
い。また、実際的な有効性の面でも十分満足し得るもの
ではなかった。
【0003】このため、歯周疾患原因菌の口腔内への定
着をより有利に抑制し、歯周疾患を効果的に予防し得る
有効成分の開発が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は、上
記要望に応えるため鋭意検討を進めた結果、歯周疾患原
因菌の菌体表層由来多糖を調製し、これとポリペプチド
とを結合したものを抗原として動物(哺乳動物あるいは
家禽)に免疫した場合、得られる血中抗体、乳汁中抗
体、卵中抗体が該菌の口腔内への定着を顕著に抑制し、
従って、これら抗体を口腔用組成物に配合することによ
り歯周疾患の効果的な予防・治療が行えることを知見
し、本発明をなすに至った。
【0005】従って、本発明は、歯周疾患原因菌の菌体
表層多糖とポリペプチドとを結合した抗原を動物に免疫
することによって得られる抗体を含有してなる口腔用組
成物を提供する。
【0006】以下、本発明につき更に詳述すると、本発
明の口腔用組成物に配合される抗体を得るために用いら
れる抗原は、歯周疾患原因菌の菌体表層由来多糖とポリ
ペプチドとを結合してなる抗原である。
【0007】ここで、歯周疾患原因菌としては、一般的
に歯周疾患と病因論的因果関係が深いと考えられている
アクチノバチルス・アクチノマイセテムコミタンス,ポ
ルフィロモナス・ジンジバリス,プレボテーラ・インタ
ーメディア,フゾバクテリウム・ヌクレアタム,キャプ
ノサイトファガ属菌種,オイケネラ・コローデンス,ボ
リネラ・レクタ,バクテロイデス・フォーサイサス,ト
レポネーマ・デンティコーラなどのスピロヘータ等を用
いることができる。
【0008】これら歯周疾患原因菌の菌体表層由来多糖
は、周知の方法で調製することができる。例えば培養し
た菌体をオートクレーブ処理する方法、菌体に亜硝酸を
作用させて抽出する方法、菌体からフェノール・水抽出
する方法などが利用できる。
【0009】一方、上記歯周疾患原因菌の菌体表層多糖
と結合させるポリペプチドは、特に限定されるものでは
ないが、安価で多糖と結合させて免疫抗原とした際に多
糖に対する抗体価を著しく増大させるポリペプチドであ
るものが好ましい。この目的のために使用されるポリペ
プチドとしては、BSA(牛血清アルブミン)、卵白ア
ルブミンなどの各種アルブミン、γ−グログリン、カゼ
イン,ビオチン,コレラトキシンBサブユニット,フェ
リチン,トランスフェリン,チトクロームC,ミオシン
などが挙げられる。
【0010】菌体表層多糖とポリペプチドの結合方法
は、一般的な多糖とポリペプチドとを結合する方法が用
いられ、多糖とポリペプチドを縮合することができ、し
かも多糖の抗原性が変化しない方法であればどのような
結合方法を用いてもいっこうに差し支えない。具体的に
は、吸着法、共有結合法のいずれの方法でも結合できる
が、結合力の強さの点から、共有結合法がより好まし
い。多糖とポリペプチドを共有結合させる方法は多くの
様式が知られているが、いずれの様式も利用できる。例
えば多糖を臭化シアンで活性化した後、ポリペプチドを
結合させる方法、多糖に芳香族アミノ基を導入した後、
ポリペプチドの芳香族基とジアゾ結合させる方法、多糖
にアミノ基を導入した後、ポリペプチドのアミノ基と反
応させてシッフ塩基を形成させる方法、多糖とトレシル
クロリドを反応させた後、ポリペプチドのアミノ基やチ
オール基と結合させるトレシルクロリド法などが挙げら
れる。
【0011】上記抗原を動物に免疫する方法としては、
皮下注射、筋肉注射、口腔内注射、静脈注射、経鼻投
与、経口投与、経口腔粘膜投与などの方法を採用でき
る。また、抗体力価を上げるために、フロイントのコン
プリートアジュバント、インコンプリートアジュバン
ト、コレラトキシンBサブユニットなどのアジュバント
と共に免疫する方法も適宜利用できる。免疫される動物
としては、ウサギ,ヤギ,ヒツジ,ウシ,ウマ等の哺乳
動物やニワトリ,カモ,ダチョウ,アヒル,ウズラ等の
家禽類が挙げられる。また、免疫する抗原は上述した抗
原の1種を単独に用いても、あるいは2種以上を組み合
わせて使用することも可能である。
【0012】本発明の口腔用組成物は、このように歯周
疾患原因菌の菌体表層多糖とポリペプチドとを結合した
ものを抗原とし、これを哺乳動物に免疫することによっ
て得られる血中抗体又は乳汁中抗体、あるいは家禽に免
疫することによって得られる卵中抗体を含有してなるも
のであるが、これにはかかる抗体を含有する抗血清、乳
汁、卵をそのまま配合してもよく、又は通常の精製法に
従い、血清、乳汁、卵から分離した精製抗体を配合する
ようにしてもよい。ここで、抗体の精製は通常の精製法
に従い、血清や乳汁、あるいは卵から分離することがで
きる。抗体精製法としては、塩析法、ゲル濾過法、イオ
ン交換クロマトグラフィー、アフィニティクロマトグラ
フィーなどを用いることができる。
【0013】本発明の口腔用組成物においては、前記抗
体の1種を単独で配合してもよく、2種以上を併用して
もよい。また、前記抗体の投与量は0.0001〜50
g/kg/日とすることが好ましく、この場合抗体は組
成物全体の0.0002〜10%(重量%、以下同
じ)、特に0.002〜5%の配合量とすることが好ま
しい。
【0014】本発明の口腔用組成物は、練歯磨、粉歯
磨、液状歯磨等の歯磨類、マウスウオッシュ等の液状清
涼剤、トローチ、口腔用パスタ、歯肉用マッサージクリ
ーム、うがい用溶液、チューインガム、キャンデー、乳
製品などとして用いられるものであり、本発明の口腔用
組成物のその他の成分としては、口腔用組成物の種類等
に応じた適宜な成分が用いられる。
【0015】例えば練歯磨の場合であれば、第2リン酸
カルシウム、炭酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、
不溶性メタリン酸ナトリウム、非晶質シリカ、結晶質シ
リカ、アルミノシリケート、酸化アルミニウム、水酸化
アルミニウム、レジン等の研磨剤、カルボキシメチルセ
ルロース、ヒドロキシエチルセルロース、アルギン酸
塩、カラゲナン、アラビアガム、ポリビニルアルコール
等の粘結剤、ポリエチレングリコール、ソルビトール、
グリセリン、プロピレングリコール等の粘稠剤、ラウリ
ル硫酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム、水素添加ココナッツ脂肪酸モノグリセリド、モノ
硫酸ナトリウム、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、N−
ラウロイルザルコシン酸ナトリウム、N−アシルグルタ
ミン酸塩、ショ糖脂肪酸エステル等の発泡剤、それにペ
パーミント、スペアミント等の精油、l−メントール、
カルボン、オイゲノール、アネトール等の香料素材など
の香料、サッカリンナトリウム、ステビオサイド、ネオ
ヘスペリジルジヒドロカルコン、グリチルリチン、ペリ
ラルチン、p−メトキシシンナミックアルデヒドなどの
甘味剤、防腐剤などの成分を水と混和し、常法に従って
製造する。また、マウスウオッシュ等の口腔洗浄剤その
他においても、製品の性状に応じた成分が適宜配合され
る。
【0016】なお、本発明においては、デキストラナー
ゼ、ムタナーゼ、ソルビン酸、クロルヘキシジン、ヒノ
キチオール、セチルピリジニウムクロライド、アルキル
グリシン、アルキルジアミノエチルグリシン塩、アラン
トイン、ε−アミノカプロン酸、トラネキサム酸、アズ
レン、ビタミンE、水溶性第一もしくは第二リン酸塩、
第四級アンモニウム化合物、塩化ナトリウム、生薬抽出
物などの有効成分を配合することもできる。
【0017】
【発明の効果】本発明の口腔用組成物は、歯周疾患原因
菌の菌体表層由来多糖とポリペプチドを結合した抗原を
動物に免疫することによって得られる抗体を配合したこ
とにより、該原因菌の口腔内への定着を有効に阻止し、
歯周疾患を効果的に予防あるいは治療することができる
ものであり、またこの抗体は歯周疾患原因菌に対する特
異性が高く、しかも生産性よく得ることができる。
【0018】
〔実験例〕
(1)菌体表層多糖の調製 アクチノバチルス・アクチノマイセテムコミタンスY4
菌株を1%酵母エキスを加えたトッドヘビットブロスに
接種し、5%CO2を含むインキュベーター中で37
℃,3日間培養した。集菌後、生理食塩水で3回洗浄し
て生理食塩水に懸濁し、121℃,15分間オートクレ
ーブ処理を行った。冷却後、10,000×gで20分
間遠心して上清を分取し、沈渣には再度生理食塩水を加
えて上述の抽出操作を繰り返した。得られた上清を集
め、蒸留水に対して十分透析し、凍結乾燥した。これを
菌体表層多糖とした。
【0019】また、ポルフィロモナス・ジンジバリス3
81株をヘミン及びメナジオンを加えたトッドヘビット
ブロスで2日間培養後、集菌し、上記アクチノバチルス
・アクチノマイセテムコミタンスと同様の方法で菌体表
層多糖を調製した。
【0020】(2)菌体表層多糖とポリペプチドの結合 前記調製した菌体表層多糖を臭化シアンで活性化した
後、アジピン酸ジヒドラジドと反応させてアミノ基を付
与した。更に、カルボジイミド法により牛血清アルブミ
ン(BSA)と結合させた。この菌体表層多糖−BSA
を免疫抗原とした。
【0021】(3)抗体の調製 前記調製した多糖抗原を家兎に免疫して抗体を得た。免
疫の方法は通常行われている方法に準じて行った。即
ち、初回免疫は、多糖抗原1mgをフロイントコンプリ
ートアジュバントと共に皮下注射した。その後7日毎に
計4回多糖抗原2mgを耳静脈内に投与した。得られた
抗血清は50%硫安で2回塩析後、生理食塩水で透析
し、抗体標品とした。
【0022】(4)抗体の評価 (i)菌体表層多糖−BSA免疫家兎血清抗体の菌体凝
集活性 前記のように調製した各種抗体標品の菌体凝集活性を測
定した。アクチノバチルス・アクチノマイセテムコミタ
ンスY4株、ポルフィロモナス・ジンジバリス381
株、ストレプトコッカス・サンギス(Streptoc
occus sanguis)ATCC10556株、
ストレプトコッカス・サリバリウス(Streptoc
occus salivarius)ATCC1341
9株をそれぞれ対数増殖期後期まで培養し、集菌後、生
理食塩水で3回洗浄して、濁度がOD550nm=1.0と
なるように生理食塩水に懸濁した。一方、各種抗体標品
は、タンパク質濃度が1mg/mlとなるように生理食
塩水で調製し、これを菌体凝集活性の検定抗体標品とし
た。各検定抗体標品は、生理食塩水で順次2n倍希釈し
た。各希釈液に等量の菌体懸濁液を加え、よく撹拌後、
室温で一晩放置し、菌の凝集の有無を観察した。結果を
表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】表1の結果から明らかなように、菌体表層
多糖を抗原として免疫した場合に比べ、BSAを結合し
た菌体表層多糖−BSAを抗原として免疫した方が該菌
に対する反応性が著しく高くなることがわかった。ま
た、口腔内常在細菌であるストレプトコッカス・サンギ
ス、ストレプトコッカス・サリバリウス等に対する反応
性が低く、特異性が極めて高い抗体であることが認めら
れた。
【0025】(ii)Y4菌体表層多糖−BSA免疫家
兎血清抗体によるアクチノバチルス・アクチノマイセテ
ムコミタンスのハムスター口腔内定着阻止効果 3日間培養したアクチノバチルス・アクチノマイセテム
コミタンスY4株を1mMリン酸緩衝液に濁度がOD
550nm=1.0となるように懸濁し、各種抗体と容量比
1:1で混合し、37℃で30分間反応させた。対照群
として抗体液の代わりにリン酸緩衝液と混合したものを
使用した。
【0026】各郡8匹のハムスターに、上記の各処理菌
液を0.1mlずつ連続5日間接種した。その1週間後
に、滅菌した綿球にて歯肉辺縁部をスワッブし、アクチ
ノバチルス・アクチノマイセテムコミタンス菌数及び全
菌数を測定した。全菌数に対するアクチノバチルス・ア
クチノマイセテムコミタンスの菌数の比率を求め、アク
チノバチルス・アクチノマイセテムコミタンスの定着率
とした。結果を表2に示す。
【0027】
【表2】
【0028】表2の結果から明らかなように、本発明抗
体である抗Y4表層多糖−BSA抗体は、抗Y4表層多
糖抗体に比較してアクチノバチルス・アクチノマイセテ
ムコミタンスの口腔内定着を有意に阻止し、更に対照群
と比較して著しい定着阻止効果を有することが認められ
た。
【0029】(iii)381菌体表層多糖−BSA免
疫家兎血清抗体によるポルフィロモナス・ジンジバリス
のハムスター口腔内定着阻止効果 3日間培養したポルフィロモナス・ジンジバリス381
株を1mMリン酸緩衝液に濁度がOD550nm=1.0と
なるように懸濁し、抗381表層多糖抗体又は抗381
表層多糖−BSA抗体と容量比1:1で混合し、37℃
で30分間反応させた。対照群として抗体液の代わりに
リン酸緩衝液と混合したものを使用した。
【0030】各郡8匹のハムスターの下顎第一臼歯にあ
らかじめ木綿糸を結紮し、上記の各処理液を0.1ml
ずつ連続5日間接種した。その1週間後に結紮糸を取り
出し、結紮糸中のポルフィロモナス・ジンジバリス菌数
及び全嫌気性菌数を測定した。全嫌気性菌数に対するポ
ルフィロモナス・ジンジバリスの比率を求め、ポルフィ
ロモナス・ジンジバリスの定着率とした。結果を表3に
示す。
【0031】
【表3】
【0032】表3の結果から明らかなように、本発明抗
体である抗381表層多糖−BSA抗体は、抗381表
層多糖抗体に比較してポルフィロモナス・ジンジバリス
の口腔内定着阻止効果が有意に高く、さらに対照群と比
較すると著しい定着阻止効果を有することが認められ
た。
【0033】以下、実施例を示す。なお、%はいずれも
重量%を示す。また、A.a.はアクチノバチルス・ア
クチノマイセテムコミタンス、P.g.はポルフィロモ
ナス・ジンジバリス、P.i.はプレボテーラ・インタ
ーメディア、F.n.はフゾバクテリウム・ヌクレアタ
ム、W.r.はボリネラ・レクタ、B.f.はバクテロ
イデス・フォーサイサス、T.d.はトレポネーマ・デ
ンティコーラを示す。
【0034】 〔実施例1〕練歯磨 第2リン酸カルシウム・2水和物 50.0% グリセリン 20.0 カルボキシメチルセルロース 1.0 ソジウムラウリルサルフェート 1.5 ソジウムラウロイルザルコシネート 0.5 香料 1.0 サッカリン 0.1 デキストラナーゼ 0.01 兎抗A.a.菌体表層多糖−BSA血清 0.1水 残 計 100.0%
【0035】 〔実施例2〕練歯磨 第2リン酸カルシウム・2水和物 47.0% ソルビット 10.0 グリセリン 10.0 カルボキシメチルセルロース 1.0 ソジウムラウリルサルフェート 2.0 香料 1.0 サッカリン 0.1 エタノール 2.0 クロルヘキシジングルコン酸塩 0.01 ムタナーゼ 0.1 鶏卵抗P.g.菌体表層多糖−卵白アルブミン抗体 0.1水 残 計 100.0%
【0036】 〔実施例3〕練歯磨 炭酸カルシウム 48.0% グリセリン 20.0 カラゲナン 0.5 カルボキシメチルセルロース 1.0 ラウリルジエタノールアマイド 1.0 ショ糖モノラウレート 2.0 香料 1.0 トラネキサム酸 0.05 サッカリン 0.1 牛抗A.a.菌体表層多糖−BSA母乳 0.05水 残 計 100.0%
【0037】 〔実施例4〕練歯磨 水酸化アルミニウム 50.0% グリセリン 20.0 カルボキシメチルセルロース 2.0 ソジウムラウリルサルフェート 2.0 香料 1.0 サッカリン 0.1 山羊抗P.g.菌体表層多糖−BSA血清 0.1水 残 計 100.0%
【0038】 〔実施例5〕練歯磨 無水ケイ酸 30.0% グリセリン 30.0 ソルビット 20.0 カルボキシメチルセルロース 1.0 ソジウムラウリルサルフェート 2.0 香料 1.0 サッカリン 0.1 フッ化ナトリウム 0.1 エタノール 2.0 鶏卵抗P.i.菌体表層多糖−BSA抗体 0.1水 残 計 100.0%
【0039】 〔実施例6〕粉歯磨 第2リン酸カルシウム・2水和物 50.0% 炭酸カルシウム 30.0 グリセリン 10.0 α−オレフィンスルフォネート 1.0 香料 1.0 サッカリン 0.1 デキストラン 0.5 馬抗F.n.菌体表層多糖−カゼイン血清 0.1水 残 計 100.0%
【0040】 〔実施例7〕液状歯磨 ポリアクリル酸ナトリウム 50.0% グリセリン 30.0 香料 0.9 サッカリン 0.1 エタノール 3.0 塩化セチルピリジニウム 0.05 リノール酸 0.05 山羊抗A.a.菌体表層多糖−BSA母乳 0.01水 残 計 100.0%
【0041】 〔実施例8〕マウスウオッシュ エタノール 20.0% 香料 1.0 サッカリン 0.05 ラウリルジエタノールアミイド 0.3 山羊抗W.r.菌体表層多糖−卵白アルブミン血清 0.1水 残 計 100.0%
【0042】 〔実施例9〕うがい用錠剤 炭酸水素ナトリウム 54.0% 第2リン酸ナトリウム 10.0 ポリエチレングリコール 3.0 クエン酸 17.0 硫酸ナトリウム(無水) 13.6 香料 2.0 クロルヘキシジングルコン酸塩 0.05 オレイン酸 0.1 兎抗B.f.菌体表層多糖−γ−グロブリン血清 0.1水 残 計 100.0%
【0043】 〔実施例10〕歯肉マッサージクリーム 白色ワセリン 8.0% プロピレングリコール 4.0 ステアリルアルコール 8.0 ポリエチレングリコール4000 25.0 ポリエチレングリコール400 37.0 酢酸トコフェロール 0.1 ショ糖ステアリン酸エステル 0.5 牛抗T.d.菌体表層多糖−BSA血清 0.5水 残 計 100.0%
【0044】 〔実施例11〕チューインガム ガムベース 43.85% 炭酸カルシウム 2.0 水アメ 15.0 砂糖 30.0 ショ糖パルミテート 1.0 フルクトース 4.0 マルトース 1.0 香料 1.0 鶏卵抗A.a.菌体表層多糖−BSA抗体 0.1 計 100.0%
【0045】 〔実施例12〕トローチ アラビアゴム 6.0% ブドウ糖 72.0 ゼラチン 3.0 香料 0.2 l−メントール 0.1 スペアミント油 0.1 アルコルビン酸ナトリウム 0.1 山羊抗P.g.菌体表層多糖−カゼイン母乳 0.05水 残 計 100.0%
【0046】 〔実施例13〕口腔用パスタ ポリオキシエチレンモノステアレート 2.0% ソルビタンモノオレエート 2.0 セチルアルコール 2.0 パルミチルアルコール 3.0 プロピレングリコール 15.0 カルボキシメチルセルロース 5.0 ゼラチン 1.0 サッカリン 0.2 ペハーミント油 0.5 スペアミント油 0.5 馬抗A.a.菌体表層多糖−BSA血清 0.05 塩化リゾチーム 5000単位/g 水 残 計 100.0%
【0047】 〔実施例14〕口腔用パスタ グリセリルモノラウレート 3.0% オレイルアルコール 5.0 ポリエチレングリコール 15.0 白色ワセリン 3.0 N−パルミトイルグルタミン酸モノナトリウム 0.5 ヒドロキシエチルセルロース 5.0 酢酸トコフェロール 0.1 サッカリンナトリウム 0.2 和種ハッカ油 0.7 カルボン 0.5 アネトール 0.3 オイゲノール 0.1 鶏卵抗P.g.菌体表層多糖−コレラトキシンB鎖抗体 0.05水 残 計 100.0%
【0048】 〔実施例15〕アイスクリーム クリーム(脂肪率50%) 16.84% 牛乳(脂肪率3.7%)* 42.65 無糖脱脂練乳 24.24 砂糖 11.25 コーンシロップ 4.65安定剤 0.35 計 100.0% *牛抗A.a.菌体表層多糖−BSA母乳5%を含有
【0049】 〔実施例16〕アイスクリーム クリーム(脂肪率40%) 31.54% 牛乳(脂肪率3.7%)** 37.16 無糖脱脂練乳 15.08 砂糖 11.25 コーンシロップ 4.67安定剤 0.30 計 100.0% **牛抗P.g.菌体表層多糖−BSA母乳5%を含有
【0050】 〔実施例17〕ヨーグルト 脱脂乳 320kg 加糖練乳*** 56 砂糖 23 以上の成分を常法により発酵する。 ***牛抗A.a.菌体表層多糖−BSA母乳10%を
含有
【0051】 〔実施例18〕ババロア生地 牛乳**** 375cc 砂糖 60g バニラのサヤ 1本 卵黄 5個 ゼラチン 20g 生クリーム 75cc ****牛抗P.g.菌体表層多糖−BSA母乳5%を含有
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】一方、上記歯周疾患原因菌の菌体表層多糖
と結合させるポリペプチドま、特に限定されるものでは
ないが、安価で多糖と結合させて免疫抗原とした際に多
糖に対する抗体価を著しく増大させるポリペプチドであ
るものが好ましい。この目的のために使用されるポリペ
プチドとしては、BSA(牛血清アルブミン)、卵白ア
ルブミンなどの各種アルブミン、γ−グログリン、カゼ
イン,アビジン,コレラトキシンBサブユニット,フェ
リチン,トランスフェリン,チトクロームC,ミオシ
,ゼラチン,コラーゲンなどが挙げられる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯周疾患原因菌の菌体表層由来多糖とポ
    リペプチドとを結合した抗原を動物に免疫することによ
    って得られる抗体を含有してなることを特徴とする口腔
    用組成物。
JP21715492A 1992-07-23 1992-07-23 口腔用組成物 Pending JPH0640870A (ja)

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