JPH0640818A - 農薬の水性安定分散液組成物 - Google Patents

農薬の水性安定分散液組成物

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JPH0640818A
JPH0640818A JP3012020A JP1202091A JPH0640818A JP H0640818 A JPH0640818 A JP H0640818A JP 3012020 A JP3012020 A JP 3012020A JP 1202091 A JP1202091 A JP 1202091A JP H0640818 A JPH0640818 A JP H0640818A
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molecular weight
dispersion
surfactant
hydrophobic
reactive hydrogen
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JP3012020A
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English (en)
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Jay Gregory Otten
ジェイ、グレゴリー、オッテン
Kenneth F Schoene
ケネス、フレツド、シェーン
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Original Assignee
BASF Corp
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G65/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
    • C08G65/02Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring
    • C08G65/26Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring from cyclic ethers and other compounds
    • C08G65/2603Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring from cyclic ethers and other compounds the other compounds containing oxygen
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】改善された分散特性を有する農薬水性分散液組
成物を提供する。 【構成】2,2−ビス(p−メトキシフェニル)−1,
1,1−トリクロルエタン、2−クロル−2′,6′−
ジエチル−N−(メトキシメチル)アセトアニリド、
α,α,α−トリフルオル−2,6−ジニトロ−N,N
−ジプロピル−p−トルイジン、N−(1−エチルプロ
ピル)−3,4−ジメチル−2,6−ジニトロベンゼン
アミン、2−クロル−4−エチルアミノ−6−イソプロ
ピルアミノ−1,3,5−トラジン、3−(3,4−ジ
クロルフェニル)−1−メトキシ−1−メチル尿素、3
−(3,4−ジクロルフェニル)−1,1−ジメチル尿
素、1−ナフチル−N−メチルカルバマート及びこれら
混合物より成る群から選ばれる水に不溶性の殺虫剤と、
式 Y[(EO、PO)m(PO)n(EO、PO)m′
H]x (たとえば、Yはアジピン酸、Xは整数、m及びnは分
散剤の全分子量34から84に対応する数値を示す)で
表わされるポリオキシアルキレン/ポリオキシプロピレ
ン共重合体と、残余量の水とを含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は複数のポリオキシプロピレン−ポ
リオキシエチレンのヘテロ連鎖を有する特定の液状ポリ
オキシエチレン化合物同族体を使用した殺菌剤水性安定
分散液組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パットンの米国特許3,101,374
号は、疏水性のオキシアルキレン、ことにオキシプロピ
レン連鎖を核として使用し、この疏水性オキシアルキレ
ン連鎖にヘテロオキシエチレン連鎖を付加したことを特
徴とする、共役或はブロック重合体構造を有する表面活
性剤の製造方法を開示している。この親水性ヘテロオキ
シエチレン連鎖は、特定の割合のこれと異なり比較的分
子量の大きいオキシアルキレン基、例えばオキシプロピ
レン或はオキシブチレン基を親水性オキシエチレン連鎖
中にランダムに分配含有するオキシエチレン基により構
成され得る旨を記載している。さらに、一定パーセント
のプロピレンオキシド或は比較的分子量の大きい他のア
ルキレンオキシドをエチレンオキシドに付加し、疏水性
ポリオキシアルキレン重合体と縮合させることにより、
澄明な液状生成物をもたらし得ることが記載されてい
る。この液体は、100%のエチレンオキシドを同じ疏
水性ポリオキシアルキレン重合体に付加して得られる生
成物よりもさらに高い流動性、著しく低い粘度を有す
る。
【0003】またランステッドの米国特許3,002,
335号は、上記米国特許とは逆の構造のもの、すなわ
ち複数のヘテロポリオキシプロピレン−ポリオキシエチ
レンの連鎖を有する表面活性ポリオキシアルキレン化合
物に関するものである。
【0004】本発明は農薬組成物のための分散剤として
複数のポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレン連鎖
を有する特定の液状ポリオキシアルキレン化合物同族体
を使用しようとするものである。
【0005】この分散剤において親水性部分のエチレン
オキシドの5から25重量%はプロピレンオキシドによ
り置換されている。この分散剤を使用した農薬組成物
は、撹拌をそれほど必要とせずに使用可能な均質の水性
懸濁液を調製し得る。
【0006】ポリオキシアルキレン化合物は、上記の米
国特許3,101,374に開示された方法で製造され
る。
【0007】
【発明の要約】本発明組成物は、特定の農薬と、 Y[(EO、PO)m(PO)n(EO、PO)m′
H]x で表わされ、Yがx個の反応性水素原子と6個まで(6
個を含む)の炭素原子を有する反応性水素有機化合物の
核、xが整数、mとnがEO、すなわちポリオキシエチ
レンとPO、すなわちポリオキシプロピレンの合計分子
量を表わす数値をそれぞれ意味し、30から55重量%
を占める親水性部分におけるエチレンオキシドの5から
25%がプロピレンオキシドで置換されており、疏水性
部分がブロックである、ポリオキシアルキレン/ポリオ
キシプロピレン共重合体と、残余量の水とを含有する。
【0008】
【発明の構成】ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピ
レンブロック共重合体同族体は、2400から4000
の分子量を有する疏水性部分と、30から55重量%の
親水性部分を有し、合計分子量は3000から8000
である。
【0009】この表面活性剤は以下の式 Y[(EO、PO)m(PO)n(EO、PO)m′
H]x で表わされる。式中のYはx個の反応性水素原子と6個
までの炭素原子を有する反応性水素有機化合物の核を意
味し、xは整数を意味する。m及びnはこの分散剤の全
分子量3000から8000に対応する数値である。こ
れは室温で通常ペースト状であり、親水性ポリオキシエ
チレンブロックに存在するエチレンオキシドの5から2
5%をプロピレンオキシドで置換することによりさらに
低融点になされ、液状になされる。これはヘテロ親水性
部分とブロック疏水性部分とから成る。これを使用した
液状分散剤は、処理が容易であり、粉末状農薬を水及び
粉末状もしくは非ヘテロブロック分散剤と混和する際に
もたらされる泡沫粒子(ダマ)の問題を回避できる。本
発明の場合、農薬はすでに液状分散剤中に分散されてい
る。使用者は農薬分散剤混合物を単に水中に注下するだ
けで農薬水性分散液を調製できる。
【0010】液状分散剤の疏水性単位は、ポリオキシア
ルキレン重合体であって、少くとも大部分の個々のオキ
シアルキレン基は少くとも3個の炭素原子を含有してい
る。新規化合物のこの疏水性単位の本質的特徴は、全疏
水性アルキレンオキシド単位が、0.40より大きくな
い平均的酸素原子/炭素原子割合を有することである。
オキシプロピレン基は0.33の酸素原子/炭素原子割
合を有するので、疏水性部分を構成するために使用され
るオキシアルキレン単位は、酸素原子/炭素原子割合が
0.40を超えないように使用される、プロピレンオキ
シド、あるいはこれとエチレンオキシド、もしくはブチ
レンオキシドもしくはさらに分子量の大きいアルキレン
オキシドとの混合物である。
【0011】また親水性単位は、少くとも3個の炭素原
子を有する比較的大きい分子量のオキシアルキレン基を
ランダムにまた断続的に分配された状態で有するオキシ
エチレン基の重合連鎖である。オキシプロピレン基が、
親水性連鎖中において最も頻繁にオキシエチレン基と合
体されるので、記述の便宜上、このような親水性連鎖を
ヘテロポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレン連鎖
と略称する。しかしながら、この略称がどこで使用され
ても、さらに高級のオキシアルキレン基、例えばオキシ
ブチレン基、オキシアミレン基、オキシスチレン基もオ
キシプロピレン基の代りに使用され得ることに留意され
度い。
【0012】このような共役ポリオキシアルキレン化合
物は、まず上述したような平均酸素原子/炭素原子割合
が0.40を超えない疏水性アルキレンオキシド単位
を、1個或は複数個の反応性水素原子と約6個までの炭
素原子を有する反応性水素有機化合物と縮合させて、少
なくとも約400−900の分子量を有する疏水性ポリ
オキシアルキレン中間体を製造し、次いでエチレンオキ
シドと、これより高い分子量を有するアルキレンオキシ
ドの混合物を上記中間体と縮合させることにより製造さ
れる。エチレンオキシド及びこれより高分子量のアルキ
レンオキシドの上記混合物は、少くとも約5重量%の比
較的高分子量アルキレンオキシドを含有すべきである
が、前述したように酸素原子/炭素原子平均割合が0.
40より大きくなってはならない。本発明に使用される
この共役ポリオキシレン化合物は以下の式(I)で表わ
される。
【0013】(I) Y[(E,P)m(P)n(E,
P)m′H]x ただしYはx個の反応性水素原子と6個までの炭素原子
を有する反応性水素有機化合物を、xは整数を、Pは酸
素原子/炭素原子割合が0.40を超えない疏水性ポリ
オキシアルキレン連鎖を意味する。ただしPの分子量及
びxの数値は、Eを除いて、分子が少くとも約400か
ら900であり最大約5600となるようにしなければ
ならない。Eは親水性ヘテロポリオキシアルキレン連鎖
であって、(1)オキシエチレン基と、少くとも3個の
炭素原子をその構造内に有する少くとも5重量%の、さ
らに大きい分子量を示すオキシアルキレン基を有し、
(2)酸素原子/炭素原子平均割合が0.40より大き
い連鎖を意味する。このEは全重量に対し5−90重量
%の割合で含有される。
【0014】本発明に使用される化合物を製造するため
の中間体である疏水性ポリオキシアルキレン重合体は、
以下の式(II) (II) Y(−−P−−H)x で表わされ、Y、P及びxは式(I)に関して上述した
意味を有し、この中間体分子量は少くとも約400−9
00から5,600あるいはそれ以上の範囲である。
【0015】式(II)のPがオキシプロピレン基の重
合連鎖である場合には、中間体としての疏水性ポリオキ
シアルキレン重合体は、以下の式(III) (III) Y[(C36O)n−−H]x で表わされるポリオキシプロピレン重合体である。Y及
びxは式(I)に関して上述した意味を有し、nは整数
である。Yがプロピレングリコールの核で、Pがオキシ
プロピレン基の重合連鎖である場合には、この疏水性ポ
リオキシプロピレン重合体は、単にポリオキシプロピレ
ングリコールである。Yがn−プロパノール残基である
場合、このポリオキシプロピレン重合体は単にポリオキ
シプロピレングリコールのn−プロピルエーテルであ
る。またYがアジピン酸のような二塩基性有機酸である
場合には、このポリオキシプロピレン重合体は以下の構
造を有する。
【0016】
【化1】 さらに式(II)のPがオキシブチレン基の重合連鎖で
ある場合には、この疏水性ポリオキシアルキレン重合体
は以下の構造(IV) Y[(C48O)n−−H]x 式中のY、n及びxは上述した意味を有する。
【0017】表面活性特性をもたらすためにこの疏水性
ポリオキシアルキレン重合体に必要とされる分子量は、
疏水性ポリオキシアルキレン中間体を製造するために使
用されるアルキレンオキシドの炭素原子数及び疏水性ア
ルキレンオキシド単位の重合を開始するために使用され
る反応性水素有機化合物の炭素原子数の両者に応じて相
違する。プロピレンオキシドをただ1個の反応性水素原
子を有する反応性水素有機化合物と縮合させて疏水性ポ
リオキシアルキレン中間体を製造する場合には、最少限
度の分子量約600が必要である。しかしながら、複数
個の反応性水素原子を有する場合には、疏水性ポリオキ
シプロピレン中間体は最少限度約900の分子量を持た
ねばならない。疏水性ポリオキシアルキレン中間体が、
ブチレンオキシドと、複数の反応性水素を有する化合物
との縮合により製造される場合、約500の分子量が必
要とされる。
【0018】本発明における化合物は、上記疏水性ポリ
オキシアルキレン中間体と、エチレンオキシド及び構造
中に少くとも3個の炭素原子を有するさらに高分子量の
アルキレンオキシドの混合物とを縮合させて製造される
が、この高分子量アルキレンオキシドは生成疏水性化合
物に対して約5−25重量%の量で使用される。本発明
における化合物の親水性部分に使用される、エチレンオ
キシドと、上記の高分子量アルキレンオキシドの混合体
は、少くとも5重量%の高分子量アルキレンオキシドを
含有し、酸素原子/炭素原子平均割合が0.40より大
きくなければならない。
【0019】疏水性ポリオキシアルキレン中間体を製造
するにあたり、プロピレンオキシドと、例えば反応性水
素化合物との縮合は、一般的に高温、高圧下、アルカリ
性触媒、例えばナトリウムアルコキシド、4級アンモニ
ウム塩基、ナトリウムヒドロキシド、ことにカリウムヒ
ドロキシドの存在下に行なわれる。縮合反応はまた米国
特許2,510,540号で開示されている酸性触媒の
存在下に行なわれることもできる。
【0020】反応は加圧下に充分に加熱するだけでも行
ない得るが、この処理は必要とされる圧力及び温度が過
剰となり制御が困難であるのであまり行なわれない。大
量のプロピレンオキシドの存在下に、プロピレンオキシ
ド1モル当たり推測で25kg/カロリーの熱が放出さ
れると、温度及び反応速度が著しく上昇して反応は爆発
的性格のものになる。
【0021】そこで疏水性中間体製造のための好ましい
方法は、密封反応器中においてアルカリ性触媒と反応性
水素有機化合物の撹拌、加熱された混合物に、プロピレ
ンオキシドを添加することである。迅速に反応が行なわ
れるようにプロピレンオキシドを反応器に添加して行く
ことにより、過剰量のプロピレンオキシドの添加が回避
され、反応の制御が簡単化される。
【0022】疏水性中間体を製造するための温度は、特
定の組成分、ことに触媒の濃度に依存する。一般的に触
媒使用量割合が多ければ反応は相応して低温、低圧で行
なわれ得る。所定の反応に必要な温度、圧力は、反応性
水素有機化合物に応じて、また使用される触媒の種類及
び濃度に応じて変えられる。エチレンオキシドとプロピ
レンオキシドもしくはこれより大きい分子量のアルキレ
ンオキシドとの混合物の縮合も上記したところと同様に
して行なわれる。
【0023】上述したように疏水性ポリオキシアルキレ
ン中間体は、0.40より小さい酸素原子/炭素原子割
合を有するアルキレンオキシド、例えばプロピレンオキ
シドを、少くとも1個、好ましくは約6個を超えない反
応性水素と6個までの炭素原子を有する反応性水素有機
化合物と縮合させて得られる。反応性水素化合物は生成
化合物中において僅少の部分を占めるに過ぎないから、
生成化合物の特性に著しい影響を与えるものではない。
換言すれば、共役ポリオキシアルキレン化合物を製造す
るための反応性水素化合物は、少くとも1個の反応性水
素を供与し、有用な表面活性を与えるものであれば、特
定の活性水素化合物である必要はない。反応性水素原子
という用語は周知であり、この分野の技術者にはよく理
解されているところではあるが、この語に関していかな
る疑問も生じないようにここであらためて定義すれば、
以下の2要件を充足する水素原子を意味するものであ
る。すなわち、(1)1,2−プロピレンオキシド或は
エチレンオキシドのエポキシド環を十分に開環し得るも
のであること、(2)メチルマグネシウムヨジドと反応
して古典的なツェレビチノフ反応(ニューヨーク市、ジ
ョン、ウィリイ、アンド、サンズ社1946年刊、「マ
イクロメソッズ、オブ、クォンティタティブ、オーガニ
ック、アナリシス」263頁、ニーデル、アンド、ニー
デルの論稿参照)においてメタンを遊離させることの2
要件である。
【0024】上記2要件を充足する反応性水素は、通
常、酸素原子を有する官能基、例えばヒドロキシル基、
フェノール基、カルボン酸基、或は塩基性原子を有する
官能基、例えばアミン基、ヒドラジン基、イミン基、ア
ミド基、グワニジン基、スルホンアミノ基、尿素基、チ
オウレア基、或は硫黄原子を有する官能基、例えばメル
カプタン基、チオフェノール基、チオカルボン酸基、硫
化水素基の一員となることにより活性化される。或は特
定の水素原子は、例えばシアノ醋酸エステル、アセト醋
酸エステル、マロン酸エステルに見られるカルボニル基
に近接することにより活性化される。
【0025】従って、低分子量モノヒドロキシアルコー
ルは、本発明に使用される化合物を製造するのにことに
有利な反応性水素化合物の一種類を構成する。このよう
なアルコールは、1分子当たり約6個までの(6個を含
む)炭素原子を有することができる。具体的にはメタノ
ール、n−プロパノール、n−ブタノール、n−ヘキサ
ノール、エチレングリコールのメチルエーテル及びフェ
ノールなどである。この点に関して、第3炭素原子に付
加されたアルコキシドは、エチレンオキシド、プロピレ
ンオキシドのようなアルキレンオキシドに対しては従来
からの塩素触媒反応条件下において非反応性であると考
えられており、従ってtert−ブタノール、α−もし
くはβ−テルピノールのような化合物は、本発明におい
て使用される化合物を製造するための反応性水素化合物
とはなり得ないことを指摘して置く。事実、tert−
ブタノールは従来技術において塩基性触媒使用下のアル
キレンオキシド反応のための溶媒として推奨されている
が、これはその非反応性によるものであり、α−及びβ
−テルピノールは、塩基性触媒条件下においては、エチ
レンオキシド或はプロピレンオキシドと反応しないこと
を確認した。
【0026】比較的低分子量の脂肪族多価アルコール
は、本発明組成物に使用される化合物を製造するために
有用な他の種類の反応性水素化合物である。このような
アルコールは1分子当たり約2から6(6を含む)個の
炭素原子を有し、その具体例としてはエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、2,3−ブチレングリコー
ル、1,3−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、グリセロール、トリメ
チロールプロパン、ソルビトール、サッカロースなどが
挙げられる。さらに使用可能の反応性水素化合物として
は、少くとも2個の反応性水素原子を有するアルキルア
ミン及びアルキレンポリアミン、例えばメチルアミン、
エチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン、ヘキシ
ルアミン、エチレンジアミン、1,6−ヘキサンジアミ
ン、ジエチレントリアミンなどがある。またピペラジ
ン、2−メチルピペラジン及び2,5−ジメチルピペラ
ジンのような環式アミンも使用できる。アセトアミド、
スクシンアミド及びベンゼンスルホンアミドなどの反応
性水素化合物の他の類を構成する。またジおよびポリカ
ルボン酸、例えばアジピン酸、こはく酸、グルタル酸、
アコチニン酸、ジグリコール酸などはさらに他の類の反
応性水素化合物を構成する。
【0027】さらに他の反応性水素化合物として、ジメ
チルアミン、ジエチルアミン、モルホリン、N−エチル
ブチルアミン、ジプロピルアミン、N−メチルエチルア
ミン、N−エチルプロピルアミンなどの2級アミンも使
用可能である。なおN−モノ置換アミド、例えばN−メ
チルアセトアミド、N−エチルベンゼンスルホンアミ
ド、N−プロピルエタンスルホンアミドなどは反応性水
素化合物のさらに他の類を構成する。モノカルボン酸、
例えば醋酸、安息香酸、酪酸も反応性水素化合物として
使用し得る。さらに、上述の必要条件、すなわち比較的
低い分子量、エチレンオキシドとの反応性及び単一の反
応性水素原子を充足する特殊な化合物である限り使用可
能である。
【0028】疏水性アルキレンオキシド単位の使用量
は、生成する反応性水素化合物とアルキレンオキシドと
の縮合物の分子量により示される。ここで「分子量」な
る語は、特許請求の範囲においても明細書本文において
も理論的分子量を意味する。疏水性ポリオキシアルキレ
ンの分子量を表示する場合、反応性水素化合物の分子量
が包含される。この分子量は前述したように少くとも約
400から900であって、約5600或はそれ以上に
わたり得る。洗浄剤として最も好ましい特性を有する化
合物は、一般に約1,700から5,600の範囲の分
子量を有する疏水性ポリオキシアルキレン中間体にもと
ずくものである。
【0029】ヘテロポリオキシエチレン連鎖は、共役ポ
リオキシアルキレン化合物の親水性部分を構成し、広い
範囲ではあるが記述した分子の割合を保持しなければな
らない。親水性ポリオキシエチレン分の量は、良好な表
面活性特性(例えば分散性)をもたらすに必要な適当な
疏水性/親水性均衡を達成するように調整される。
【0030】本発明に使用される化合物は、このような
ヘテロポリオキシエチレン連鎖を30から55重量%含
有する場合、ほとんどすべてが室温において水とよく混
和する。ことに好ましい特性は、ヘテロポリオキシエチ
レン連鎖を35から55重量%含有する場合にもたらさ
れる。
【0031】これに対して、化合物がヘテロポリオキシ
エチレン連鎖を5から20重量%含有する場合、室温で
は水に対しかろうじて溶解し得るにとどまるが、多くの
非極性溶媒に対し比較的高い溶解性を示す。このような
化合物の主たる応用範囲は、洗濯用洗浄剤の分野外に在
る。例えば非極性溶媒に対する比較的高い溶解性のため
に、ドライクリーニング処法溶媒における表面活性剤と
して使用される。このような化合物の他の特性は、バー
ネット及びパウアーズの方法(「ザ、ジャーナル、オ
ブ、ザ、ソサエティ、オブ、コスメティック、ケミス
ツ」1951年、2巻、219頁)で試験して、粗毛か
らグリースを除去する能力が極めて高い。
【0032】本発明に使用される化合物のヘテロポリオ
キシエチレン連鎖は、40から114のオキシエチレン
基と、3から20のオキシプロピレン基あるいはさらに
大きい分子量を有するオキシアルキレン基、例えばオキ
シブチレン基、オキシスチレン基、もしくはこれらオキ
シアルキレン基の混合物を有する。このヘテロポリオキ
シエチレン連鎖が、さらに大きい分子量のオキシアルキ
レン基を約5重量%より少ない量で含有する場合、形成
される化合物は、親水性連鎖が直鎖ポリオキシエチレン
である場合の化合物と実質的に変らないことになる、例
えばヘテロポリオキシエチレン連鎖に5−10%のオキ
シプロピレン基が含有される場合、これはヘテロポリオ
キシエチレン連鎖のカテゴリーに属し、この連鎖部分を
有する化合物の物性は、本質的に改善され(ポリオキシ
エチレン直鎖を含有する化合物に対し)、親水性部分と
してポリオキシエチレン直鎖を有する化合物に対して低
い粘度及び高い澄明性を有する。ヘテロポリオキシエチ
レン連鎖中におけるオキシプロピレン基の含有割合が増
大するに従って、これを含有する化合物の物性、例えば
粘度、澄明性及び固体からペースト、さらに液への状態
変化はさらに改善されるが表面活性も著しく改変され
る。ヘテロポリオキシエチレン連鎖を形成するために使
用されるエチレンオキシドとの混合体中における大分子
量アルキレンオキシドの用量の実際的上限は、ほぼ30
%である。これを実質的に認められる量で超過すると化
合物の表面活性は急激に低下する。
【0033】上述したところから、本発明組成物を製造
するために使用される新規の液状化表面活性剤は、特に
プロピレンオキシド及びエチレンオキシドの混合物を反
応性水素化合物と縮合させて疏水性重合体ベースを形成
し、エチレンオキシド及びプロピレンオキシドの混合物
を上記疏水性重合体ベースと縮合させて親水性連鎖を形
成することにより製造されることが明らかになされた。
さらに上記第1段階において疏水性重合体ベースを形成
するために使用されるプロピレンオキシドとエチレンオ
キシドの量割合は、それぞれ60から100重量%及び
40から0重量%であるが、親水性連鎖を形成するため
第2段階で使用される混合物中のプロピレンオキシドと
エチレンオキシドの量割合は、それぞれ95から40重
量%及び5から60重量%であることも示された。従っ
て疏水性重合体ベース及び親水性連鎖のいずれにおいて
も上述量範囲の極限を選択してプロピレンオキシド60
重量%、エチレンオキシド40重量%を含有する生成物
をもたらし得ることも明らかである。しかしながらこの
ような生成物は表面活性を示さず、本発明において使用
されない。従って、本発明組成物で使用される化合物は
「表面活性」を有するものであり、上述の如き非表面活
性化合物は本発明の対象外である。さらに酸素原子/炭
素原子平均割合を、疏水性重合体ベースの場合「0.4
0を超えない」とし、これと縮合せしめられた親水性連
鎖の場合「0.40より大きい」とした点についても同
様である。
【0034】本発明に使用される表面活性化合物中の親
水性ヘテロ連鎖を形成するためにプロピレンオキシド以
外の高分子量アルキレンオキシドを使用した場合にも、
プロピレンオキシドを使用した場合と均等の生成物が得
られる。このような高い分子量のアルキレンオキシドの
例としては、前述したようにブチレンオキシド、アミレ
ンオキシド、シクロヘキセンオキシド、スチレンオキシ
ドなどが挙げられる。プロピレンオキシドの場合と同様
に、生成化合物の特性の著しい改善をもたらすため、連
鎖中の高い分子量のオキシアルキレン単位は少くとも5
重量%含有されねばならない。しかしながら、プロピレ
ンオキシドの場合と異なり、高分子量オキシアルキレン
基が4個あるいはそれ以上の炭素原子をその構造中に有
する場合、これを親水性連鎖中に25%も含有すること
はできない。この高分子量アルキレンオキシドの使用量
上限は、親水性連鎖が0.40よりも大きい酸素原子/
炭素原子平均割合を有するように下げなければならな
い。
【0035】本願において農薬(pesticide)
なる語は、有害生物、例えば雑草、害虫、ダニ、藻類、
菌類、バクテリアなどを死滅させ、その発生を阻止し、
その成長を抑止するに有効な化学品を含む組成物及び毒
剤を意味するものであって、一般的に殺虫剤、殺線虫
剤、殺ダニ剤、殺菌剤、除草剤などの名称で知られてい
るものを総称する。本発明において使用されるこのよう
な農薬の例としては、例えば米国特許3,948,63
6号明細書に開示されている。
【0036】これらの中でもことに農薬が実際上重要で
ある。除草剤としては、ことに2−クロル−2′,6′
−ジエチル−N−(メトキシメチル)アセトアニリド、
α,α,α−トリフルオル−2,6−ジニトロ−N,N
−ジプロピル−p−トルイジン及びN−(1−エチルプ
ロピル)−3,4−ジメチル−2,6−ジニトロベンゼ
ンアミンが挙げられる。さらに重要な剤を左に商標、右
に化学名で列挙する。
【0037】Atrazine−−−− 2−クロル−
4−エチルアミノ−6−イソプロピルアミノ−1,3,
5−トラジン、 Linuron−−−−− 3−(3,4−ジクロルフ
ェニル)−1−メトキシ−1−メチル尿素、 Diuron−−−−−− 3−(3,4−ジクロルフ
ェニル)−1,1−ジメチル尿素、 Methoxychlor−− 2,2−ビス(p−メ
トキシフェニル)−1,1,1−トリクロルエタン Carbaryl−−−− 1−ナフチル−N−メチル
カルバマート 以下において非イオン性表面活性分散剤の製造を説明
し、実施例における非イオン性表面活性剤Aは45重量
%がポリオキシエチレンであり、全平均分子量が約44
61から5204のポリオキシエチレン/ポリオキシプ
ロピレン共重合体であり、非イオン性ブロック表面活性
剤Bは50重量%がポリオキシエチレンであり、全平均
分子量が約4795から5574のポリオキシエチレン
/ポリオキシプロピレン重合体である。
【0038】分子量は表面活性剤の典型的ヒドロキシル
数から算出された。1.67の典型的官能性が表面活性
剤Aに使用され、また1.59の典型的官能性が表面活
性剤Bに使用された。表面活性剤A及びBの平均官能性
は1.63であり、これを使用して以下により実験的分
子量を算出した。
【0039】
【数1】 非イオン性表面活性分散剤の製造 表面活性剤A及び表面活性剤A+プロピレンオキシド2
0モル(20PO)表面活性剤をそれぞれ2段階法及び
3段階法により製造した。分子量は各段階ごとに増大し
た。他の非イオン性活性剤A同族体を同様の方法で製造
した。非イオン性表面活性剤A (分子量800のポリプロピレングリコール中間体(P
800T)) プロピレングリコール 212g 90%KOH 27g プロピレンオキシド 2477g 1ガロン(約4.06リットル)容積のオートクレーブ
にプロピレングリコール及び90%KOHを装填した。
この反応器を密封し、内気を排出し、圧力をチェックし
た。反応器内を排気して零PSIGとし、125℃に過
熱し、1時間撹拌した。さらに排気することなく、12
5℃においてPO(プロピレンオキシド)を約275g
/hr<90PSIG(約7.12気圧)で添加した。
すべての反応干与体を添加し終ってから内容物(125
℃)を定常圧力で2時間反応させた。反応器を100℃
まで冷却し、徐々に排気した。排気の際揮発物を秤量し
た。反応器を10mmHg以下となるまで排気し、1時
間にわたりストリッピング処理した。減圧状態の代りに
窒素を充填し、80℃まで冷却し、窒素充填瓶中に排出
した。ヒドロキシル数は142mgKOH/gであっ
た。
【0040】非イオン性表面活性剤A P−800T 567g プロピレンオキシド 2406g エチレンオキシド 2430g 2ガロン(約8.12リットル)容積のオートクレーブ
にP−800Tを装填した。オートクレーブを密封し、
内気を排気し、気圧をチェックした。125℃まで加熱
する間に脱気して圧力を10mm/Hgとし、125℃
で30分間ストリッピング処理した。減圧を窒素ガス圧
送により0 PSIG(約1気圧、常圧)とした。12
5℃でPOを90PSIG(約7.12気圧)以下で3
30g/hrの割合で添加した。全反応干与体を添加し
たとき、125℃、定常的圧力下に最少限3.5時間で
反応した。オートクレーブを徐々に脱気して、揮発分を
秤量した。次いでオートクレーブを145−150℃に
加熱し、窒素ガスを圧送して、34PSIG(約3.3
1気圧)とした。さらに145−150℃でEOを90
PSIG(約7.12気圧)以下において800g/h
rの割合で添加した。全反応干与体を添加したとき、E
Oは定常的圧力下に最少限1.5時間で反応せしめられ
た。オートクレーブを100℃に冷却し、徐々に放圧
し、揮発分を秤量した。オートクレーブを慎重に10m
m/Hg以下となるまで放圧し、1時間放圧処理した。
減圧状態を窒素ガス圧送で常圧とし、内容物を窒素充填
瓶中に排出した。ヒドロキシル数は19.9mgKOH
/gであった。
【0041】 非イオン性表面活性剤+20PO (400の分子量のポリプロピレングリコール中間体)(P−402T) プロピレングリコール 705g 45%KOH 107g プロピレンオキシド 4588g 準備された2ガロン(約8.12リットル)容積のオー
トクレーブにプロピレングリコール及びKOHを装填し
た。オートクレーブを密封し、内気を排出し、圧力をチ
ェックして50PSIG(約3.95気圧)とした。次
いでオートクレーブを60℃に加熱し、30分間混和し
た。次いでオートクレーブを125℃まで加熱し、PO
を90PSIG(約7.12気圧)以下で800−85
0g/hrの割合で添加した。PO全量の添加後、定常
圧力下に最少限1時間、最大限3時間反応させた。オー
トクレーブを70℃まで冷却し、内容物を窒素充填瓶中
に排出した。ヒドロキシル数は278mgKOH/gを
示した。
【0042】 非イオン性表面活性剤中間体 P−402T 250.0g 45%KOH 4.8g プロピレンオキシド 2318.0g 1ガロン(約4.06リットル)容積のオートクレーブ
にP−402T及びKOHを装填した。オートクレーブ
を密封し、パージし、圧力をチェックした。次いでオー
トクレーブを115℃に加熱し、排気して圧力を10m
m/Hgとした。次いで30分間ストリッピング処理
し、3.5gの揮発分を確認し、減圧から窒素圧送して
圧力を2−5PSIG(約1.14から約1.34気
圧)とした。
【0043】POを90PSIG(約7.12気圧)以
下、300−325g/hrの割合で添加した。オート
クレーブは必要の場合にのみ脱気した。脱気の場合、揮
発分は秤量されねばならない。全PO添加後、定常圧下
に最少限4時間、最大限6時間反応せしめられた。次い
でオートクレーブを80℃に冷却した。ヒドロキシル数
は34.0mgKHO/gであった。
【0044】非イオン性表面活性剤A+20PO 表面活性剤A中間生成物 1485g プロピレンオキシド(混合) 243g エチレンオキシド(混合) 972g 1ガロン(約4.06リットル)容積のオートクレーブ
に中間生成物を装填し、オートクレーブを密封し、パー
ジし、圧力をチェックした。10mm/Hg以下まで減
圧して110℃に加熱して、1時間ストリッピング処理
した。次いで減圧状態から窒素により圧力を2−5PS
IG(約1.14から約1.34気圧)として、125
℃に加熱した。次いで圧力を34PSIG(約3.31
気圧)に調整し、上記両オキシド混合物を90PSIG
(約7.12気圧)以下で、250−275g/hrの
割合で給送した。定常圧で反応させるため必要の場合に
のみ脱気するが、揮発分を記録する。すべての反応干与
体が装填されてから、反応が定常圧で最少限1時間、最
大限3時間行なわれる。ヒドロキシル数は19.2mg
KOH/gであった。
【0045】上述した液状ポリオキシアルキレンポリオ
ールを分散剤として使用することにより、高価な撹拌設
備を必要とすることなく、最終需要者に対して時間と費
用をかけさせることなく、粉末状の殺虫剤、除草剤など
の高濃度液状流動性調剤を提供することができる。
【0046】水性易流動体、すなわち濃分散体とするた
めの分散剤の性能は、そのままの状態と使用のための希
釈状態との両状態で、分散液の複数の特性を測定して評
価する。評価のための測定諸特性は、以下の実施例にお
いて表記する。
【0047】流動点 これは分散液剤が流動を開始する温度であって、約40
ミリリットルの分散液剤を、室温以上の温度で11.5
×3.5cmのガラス管に収容し、温度計を分散液中に
入れて、ガルス管及び内容物を冷却する。ときどき管を
傾むけて分散液が流動するか否かを確認する。分散液が
流動しなくなった温度を流動点とする。
【0048】そのままの状態の高濃度分散液の評価 粘度 濃縮分散液の粘度を室温(25℃)でBrook
field LV粘度計を使用して測定した。
【0049】非流出残量 分散液の長期安定性を、室温
において30日間保存した後の分散液沈殿分により測定
する。1分以内に容器から流出しない分散液量割合を記
録した。
【0050】希釈した分散液の評価 上記懸濁液をタンクミックス(直ちに使用し得る調剤)
濃度まで希釈した。すなわち、水で希釈した34.34
2及び1000ppm液を使用して若干の試験を行なっ
た。
【0051】自然分散性 これは撹拌することなく水に
添加した場合の分散液の分散性であって、性能の質的評
価である。これが良好な場合、高濃度液を水に注下する
と迅速に不透明分散液を形成する。
【0052】分離性 これは殺虫剤、除草剤などを一定
期間放置したときに生ずる諸態様に関するものである。
分散液上方に分離されている澄明液(すなわち非分散状
態)をシネレシスと称する。分散液は水性連続相、すな
わち分散媒中に分散せしめられた活性粒子から成る。沈
殿は底部に堆積する活性粒子である。分離性は殺虫剤、
除草剤などの調剤を100ミリリットル目盛りシリンダ
ー内に入れて測定される。このシリンダーを室温に保持
して、上記シネレシス、分散液及び沈殿の全体に対する
それぞれの量割合で測定される。
【0053】還元 これは100ミリリットル目盛りシ
リンダー中の室温における殺虫剤などの調剤が完全に分
散調剤に再分散せしめるために何回シリンダーを転倒さ
せねばならないかの回数に関するものである。転倒回数
が少ないほどその分散剤は秀れている。
【0054】分散維持率 完全に分散された懸濁液を1
00ミリリットル目盛りシリンダーに入れて2時間放置
する。次いで分散液の上部90ミリリットル分をサイホ
ンで吸引排出し、これに分散されている固体分量を%で
示す。
【0055】ゼータ電位 これは電気運動学的電位ある
いは電気運動学的現象から算出される荷電粒子の電位に
関する。これは粒子及びこれを包囲する溶液が相対的に
運動する際に粒子と溶液間分断面表面の電位として定義
される。絶対ゼータ電位は、荷電表面活性剤が表面に吸
収されるときに増大する。非イオン性界面活性剤は表面
電荷密度を低減させることによりゼータ電位を低下させ
る。
【0056】10回転倒泡容 希釈分散液を入れたシリ
ンダーを10回転倒して生起した泡の量をミリリットル
で表示する。
【0057】変性ポリオールをATRAZINE(登録
商標)調剤に使用して上述手段により評価した。5種類
の分散剤、すなわち分散剤Aと分散剤B(これら両者と
も殺虫剤などの分散用に市販されている)、ならびに分
散剤Aをベースとした3種類のPO変性生成物を使用し
た。本発明に使用される変性ポリオールは、親水性部分
のEOの7、10及び20%をそれぞれEO/PO混合
物を反応器に同時給送することによりプロピレンオキシ
ドで置換することにより製造された。全実施例を通じて
以下の一般的組成を使用した。材料 重量% ATRAZINE(登録商標) 45 エチレングリコール 6 FG−10(登録商標) 消泡剤※ 0.5 PROXEL(登録商標) GXL※※ 0.1 分散剤 5 水 残量 −−−− ※ ダウ、コーニング社商標、ポリジメチルシロキサ
ンの10%水性乳濁液 ※※ ICIアメリカ社商標、1,2−ベンズイソチア
ゾリン−3−オン(30%)水希釈液実施例1 (流動点) 一般的にPOをEOブロックに付加することは、前述の
パットンらにより示されたように分散剤の流動点を低下
させる作用がある。表面活性剤A+7POは表面活性剤
Aと同じ流動点を有するが、分子量はやや大きかった。
もし分子量が低減されるならば、流動点も低下せしめら
れたはずである。
【0058】 表I(分散剤の流動点) 表面活性剤 流動点 算出分子量 表面活性剤A 32℃ 4931 表面活性剤A+7PO 32 5575 表面活性剤A+10PO 24 5286 表面活性剤A+20PO 9 4775 表面活性剤B 35 5156 疏水性POの付加量がさらに多ければ、これら表面活性
剤、ことに表面活性剤A+20POの分散可能に悪い影
響を及ぼしたかも知れない。以下の実施例はそうではな
いことを示している。
【0059】実施例2(ブルックフィールド粘度) ATRAZINE(登録商標)濃分散液のPO変性体の
粘度は、表面活性剤A及び表面活性剤Bで調製された濃
分散液の濃度とほぼ同じである。そこで表面活性剤Aを
POヘテロ疏水性単位を使用して液状化したが、濃分散
液の粘度に悪い影響を及ぼさなかった。
【0060】表II(ATRAZINE濃分散液のブル
ックフィールドLV粘度)(CPs、スピンドル) 回転速度 表面活性剤 表面活性剤 表面活性剤 表面活性剤 表面活性剤 (rpm) A A+7PO A+10PO A+20PO B 6 350 350 325 375 360 12 220 213 205 225 235 30 122 125 115 125 120 60 85 88 83 90 68実施例3 (非流出残量) 各種分散剤は貯蔵してもすべて良好な分散性を示した
が、やがて沈殿が始まった。1ケ月貯蔵後、各分散液の
流出テストを行ない、流出させた後の容器内非流出量を
測定し、%として記録した。これは貯蔵安定性に関連す
る。PO変性ポリオールはこの非流出残量にほとんど影
響を与えなかった。 表III(1月後の非流出残量、%) 表面活性剤 表面活性剤 表面活性剤 表面活性剤 A A+7PO A+10PO B 2.8 3.6 3.3 2.9実施例4 (自然分散性) 各種分散剤の自然分散性を測定したところその結果は下
表の通りであった。PO変性は、対照表面活性剤A及び
Bに対し自然分散性につきほぼ同様であった。 表IV(自然分散性) 水で希釈 活性剤 活性剤 活性剤 活性剤 活性剤 濃度ppm A+7PO A+10PO A+20PO 34 E E E E E 342 E E E E E 1000 E E E E E E=優秀、VG=極めて良好、G=良好、P=不可実施例5 (分離) 室温において希釈分散液を静置してどの程度の分離がも
たらされるかを実験した。シネレシス、分散液及び沈殿
を30分、1時間、2時間の静置後において測定した結
果を以下に示す。EOブロックにPOを含有させること
により希釈分散液の安定性に対する影響は生じなかっ
た。本発明による液状表面活性剤は、この点に関し公知
の固状表面活性剤A及びBと同様の結果をもたらした。
【0061】
【表1】 実施例6(還元) 分散液を2時間静置して分離した分散液の再分散、すな
わち還元にどの程度の撹拌が必要であるかを実験した。
下表は分散液還元のため分離分散液を入れたシリンダー
を何回転倒する必要があったかを示す。各分散剤につき
全転倒回数を一覧すると、PO変性ポリオールの場合の
必要撹拌度は、表面活性剤Aに対して若干低減され、表
面活性剤Bに対して著しく低減されている。
【0062】
【表2】 実施例7(分散維持率) 分離分散液を2時間静置した後、試料の上方90%部分
に残存する固体分量(%)測定実験を行なった。下表は
その結果を示す。EOブロックに20POを含有させた
本発明における分散剤は、2時間後の分散状固体分含有
率は、表面活性剤A及びBに対して増大している。7P
O及び10POの場合には、その分散維持率には僅かの
影響を及ぼしたに過ぎないが、それでも良好な分散維持
率を示している。
【0063】
【表3】 実施例8(ゼータ電位) 本発明における変性ポリオール及び公知の非変性ポリオ
ールを使用した分散液のゼータ電位を測定実験した。結
果は下表に示す通りの改善を示した。
【0064】
【表4】 実施例9(10回転倒泡容) 公知の表面活性剤に7POを付加した変性活性剤は対照
活性剤に比し得る泡容を示す分散液をもたらした。10
PO付加の場合は対照に比して著しく起泡が低く、20
PO付加の場合にはさらに低い。このような起泡を減少
させ得ることは最終使用者の要望するところである。
【0065】 表IX(10回転倒泡容)(mm) 希 釈 活性 活性剤 活性剤 活性剤 活性 濃 度 剤A A+7PO A+10PO A+20PO 剤B 34 12 12 15 8 12 342 11 10 16 11 10 1000 12 14 18 9 16 計 35 36 49 28 38結論 EOブロックに本発明により付加されたPO量は変性前
の公知分散剤の秀れた分散特性に悪い影響を及ぼすこと
はなく、若干の場合には僅かに改善を示した。表面活性
剤AのEOブロックに対するPOの付加は、表面活性剤
A及びBに比し、流動点を降下させた。この付加による
変性は、分散液の粘度及び流出残量に僅かな変化をもた
らした。また還元のための撹拌の必要性も軽減された。
EOブロックにおけるPOは分散性を良好ならしめる。
これらの差違点を綜合して本発明において使用されるP
O変性ポリオール分散剤は、これら実験条件下において
改善された分散剤であることを示す。またこのPO変性
ポリオールを使用した分散液のゼータ電位は、良好な立
体分散のための範囲内に在る。なお、EOブロック内の
PO付加は、この分散剤を使用した分散液の泡容を減少
させ、自然分散性及び分離性に関しても秀れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A01N 47/20 B 8930−4H C 8930−4H 47/22 G 8930−4H 47/30 B 8930−4H (72)発明者 ケネス、フレツド、シェーン アメリカ合衆国、ニュージャージー州、 07480、ウェスト、ミルフォード、マコピ ン、テラス、42

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2,2−ビス(p−メトキシフェニル)−
    1,1,1−トリクロルエタン、2−クロル−2′,
    6′−ジエチル−N−(メトキシメチル)アセトアニリ
    ド、α,α,α−トリフルオル−2,6−ジニトロ−
    N,N−ジプロピル−p−トルイジン、N−(1−エチ
    ルプロピル)−3,4−ジメチル−2,6−ジニトロベ
    ンゼンアミン、2−クロル−4−エチルアミノ−6−イ
    ソプロピルアミノ−1,35−トラジン、3−(3,4
    −ジクロルフェニル)−1−メトキシ−1−メチル尿
    素、3−(3,4−ジクロルフェニル)−1,1−ジメ
    チル尿素、1−ナフチル−N−メチルカルバマート及び
    これら混合物より成る群から選ばれる水に不溶性の農薬
    と、式 Y[(EO、PO)m(PO)n(EO、PO)m′
    H]x で表わされ、Yがx個の反応性水素原子と6個まで(6
    個を含む)の炭素原子を有する反応性水素有機化合物の
    核、xが整数、mとnがEO、すなわちポリオキシエチ
    レンとPO、すなわちポリオキシプロピレンの合計分子
    量を表わす数値をそれぞれ意味し、30から55重量%
    を占める親水性部分におけるエチレンオキシドの5から
    25%がプロピレンオキシドで置換されており、疏水性
    部分がブロックである、ポリオキシアルキレン/ポリオ
    キシプロピレン共重合体と、残余量の水とを含有する、
    農薬水性安定分散液組成物。
JP3012020A 1990-02-02 1991-02-01 農薬の水性安定分散液組成物 Pending JPH0640818A (ja)

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US49402890A 1990-03-05 1990-03-05
US494028 1990-03-05

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