JPH0640615U - ブンゼンバーナ - Google Patents
ブンゼンバーナInfo
- Publication number
- JPH0640615U JPH0640615U JP10293591U JP10293591U JPH0640615U JP H0640615 U JPH0640615 U JP H0640615U JP 10293591 U JP10293591 U JP 10293591U JP 10293591 U JP10293591 U JP 10293591U JP H0640615 U JPH0640615 U JP H0640615U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bunsen burner
- lower plate
- upper plate
- tube section
- venturi
- Prior art date
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- Pending
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- Gas Burners (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【構成】 各々適宜形状に板金加工された下板１と上板
２とを重ねることによって上板と下板との間に環状の混
合管部とベンチュリー管部Ｒとを設け、混合管部の内側
面に所要数の炎口を設けるとともにこの混合管部に前記
ベンチュリー管部の先端部を連通させたブンゼンバーナ
Ｂである。 【効果】 肉薄に且つ少ない製造工程で製造できるた
め、従来よりも軽量化できるとともに量産しやすくその
上製造コストを低額化できるものである。
２とを重ねることによって上板と下板との間に環状の混
合管部とベンチュリー管部Ｒとを設け、混合管部の内側
面に所要数の炎口を設けるとともにこの混合管部に前記
ベンチュリー管部の先端部を連通させたブンゼンバーナ
Ｂである。 【効果】 肉薄に且つ少ない製造工程で製造できるた
め、従来よりも軽量化できるとともに量産しやすくその
上製造コストを低額化できるものである。
Description
【０００１】
この考案は新規なブンゼンバーナに関する。
【０００２】
従来におけるブンゼンバーナは、混合管とベンチュリー管とを一体鋳造したも のであり、前記ベンチュリー管から前記混合管に混合気を流入させ、この混合気 を混合管の炎口から噴出させていた。
【０００３】
しかしながら、かかる従来のブンゼンバーナにあっては、鋳造によって一体成 形されていたため、重量がかさみ、且つ、量産しにくいとともに製造コストが高 額化さぜるを得ないという不都合を有した。
【０００４】 この考案の課題はかかる不都合を解消することである。
【０００５】
前記課題を達成するために、この考案に係るブンゼンバーナにおいては、各々 適宜形状に板金加工された下板と上板とを重ねることによって前記上板と前記下 板との間に環状の混合管部とベンチュリー管部とを設け、前記混合管部の内側面 に所要数の炎口を設けるとともにこの混合管部に前記ベンチュリー管部の先端部 を連通させたものである。
【０００６】 又、前記混合管部の断面積をガスの流れる方向に沿って漸次減少させることも できる。
【０００７】 更に、前記炎口の向きを斜め上方に配置することもできる。
【０００８】
この考案に係るブンゼンバーナは上記のように構成されているため、肉薄に且 つ少ない製造工程で製造できるものである。
【０００９】 また、前記混合管の断面積をガスの流れる方向に沿って漸次減少させれば、全 ての炎口から略同圧の混合気を排出することができる。
【００１０】 更に、前記炎口の向きを斜め上方に配置すれば、中央部における炎のぶつかり を防止できる。
【００１１】
図１〜図４において、Ｂはブンゼンバーナ、１はこのブンゼンバーナＢの下板 であり、略中央に内筒部11を有する（図２参照のこと）。この内筒部11は上方に 延び、その先端縁部111 は更に斜め上方に延びている。なお、この先端部111 は 連続した凹凸状に形成されている。次に、図２及び図４において、12は下部溝部 であり、前記下板１に形成されている。この下部溝部12の後端は下板１の端縁ま で延びている。
【００１２】 次に、２はこのブンゼンバーナＢの上板であり、前記下板１に重ねた状態でそ の周縁を折り曲げ結合されている。図２において、21は外筒部であり、前記上板 ２に一体形成されている。この外筒部21は前記内筒部（下板１の）11の外側に所 定間隔を介して配置され、その先端縁部211 は内側上方に延びている。そして、 この先端縁部211 は前記内筒部11の先端縁部111 と対称に連続した凹凸状に形成 されている。そして、３は環状の介在板であり，前記外筒部21の先端縁部211 と 前記内筒部11の先端縁部111 との間にこれら111,211 と略平行に介在している。 そして、この介在板３の上面に前記外筒部21における先端縁部211 の凹部を、そ して、同下面に前記内筒部11における先端縁部111 の凹部を隙間無く接触させ適 宜手段（スポット溶接、かしめ等）によって固着することによって、介在板３の 両側に炎口31，31, …が形成される（図３参照のこと）。このため、この炎口31 ,31,…は内側上方を向いている。なお、前記外筒部21の外径は渦巻き状であるた め、前記内筒部11とこの外筒部21との間に形成される混合管部Ｍの断面積は混合 気の流れる方向に向かって漸次減少する。
【００１３】 次に、22は上部溝部であり（図２参照のこと）、前記上板２に形成されている 。この上部溝部22は前記外筒部21に連なっているとともにその後端は上板２の端 部まで延び、前記下板１の下部溝部12と相まってベンチュリー管部Ｒを形成して いる。なお、４はベンチュリー管部Ｒの入口に取付板41を介して設置されてノズ ル（生ガス用）、411 はこの取付板41に形成された空気取り入れ孔である。
【００１４】 このように、構成されるブンゼンバーナＢにおいて、ノズル４から生ガスがベ ンチュリー管部Ｒに吹き込まれるとエジェクト効果によって燃焼用空気が前記空 と取り入れ孔（取付板41の）411 からベンチュリー管部Ｒ内に吸入され、混合さ れる。そして、この混合気（生ガスと燃焼用空気との混合気）は混合管部Ｍ内を 流れながら、炎口31から噴出される。この場合、混合管部Ｍの断面積は混合気の 流れる方向に向かって漸次減少しているため、常時略同圧で混合気を噴出するこ とができる。
【００１５】
この考案に係るブンゼンバーナは、各々適宜形状に板金加工された下板と上板 とを重ねることによって前記上板と前記下板との間に環状の混合管部とベンチュ リー管部とを設け、前記混合管部の内側面に所要数の炎口を設けるとともにこの 混合管部に前記ベンチュリー管部の先端部を連通させたため、肉薄に且つ少ない 製造工程で製造できるものである。
【００１６】 よって、このブンゼンバーナは、従来よりも軽量化できるとともに量産しやす くその上製造コストを低額化できるものである。
【００１７】 また、前記混合管の断面積をガスの流れる方向に沿って漸次減少させれば、全 ての炎口から略同圧の混合気を排出することができる。
【００１８】 更に、前記炎口の向きを斜め上方に配置すれば、中央部における炎の干渉が少 なくなり、高負荷になる。
【図１】この考案のブンゼンバーナーの平面図である。
【図２】図１におけるII−II線断面図である。
【図３】図２におけるIII 部拡大図である。
【図４】図１におけるIV−IV線断面図である。
Ｂ … ブンゼンバーナ Ｍ … 混合管部 Ｒ … ベンチュリー管部 31 … 炎口
Claims (3)
- 【請求項１】 各々適宜形状に板金加工された下板と上
板とを重ねることによって前記上板と前記下板との間に
環状の混合管部とベンチュリー管部とを設け、前記混合
管部の内側面に所要数の炎口を設けるとともにこの混合
管部に前記ベンチュリー管部の先端部を連通させたこと
を特徴とするブンゼンバーナ。 - 【請求項２】 前記混合管部の断面積をガスの流れる方
向に沿って漸次減少させたことを特徴とする請求項１の
ブンゼンバーナ。 - 【請求項３】 前記炎口の向きを斜め上方に配置したこ
とを特徴とする請求項１又は請求２のブンゼンバーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10293591U JPH0640615U (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | ブンゼンバーナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10293591U JPH0640615U (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | ブンゼンバーナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0640615U true JPH0640615U (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=14340702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10293591U Pending JPH0640615U (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | ブンゼンバーナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0640615U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011085281A (ja) * | 2009-10-14 | 2011-04-28 | Rinnai Corp | ガスバーナ |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5813804A (ja) * | 1981-07-17 | 1983-01-26 | 市川 征二 | ノ−ンスリツプ敷石修理方法 |
| JPS58179717A (ja) * | 1983-03-08 | 1983-10-21 | Shoichi Shino | ガス燃焼器の加熱・排気効率促進方法 |
-
1991
- 1991-11-18 JP JP10293591U patent/JPH0640615U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5813804A (ja) * | 1981-07-17 | 1983-01-26 | 市川 征二 | ノ−ンスリツプ敷石修理方法 |
| JPS58179717A (ja) * | 1983-03-08 | 1983-10-21 | Shoichi Shino | ガス燃焼器の加熱・排気効率促進方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011085281A (ja) * | 2009-10-14 | 2011-04-28 | Rinnai Corp | ガスバーナ |
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