JPH064059Y2 - 燃料噴射弁取付装置 - Google Patents

燃料噴射弁取付装置

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JPH064059Y2
JPH064059Y2 JP1984159154U JP15915484U JPH064059Y2 JP H064059 Y2 JPH064059 Y2 JP H064059Y2 JP 1984159154 U JP1984159154 U JP 1984159154U JP 15915484 U JP15915484 U JP 15915484U JP H064059 Y2 JPH064059 Y2 JP H064059Y2
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JP
Japan
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fuel injection
injection valve
fuel
intake manifold
wall
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茂明 浜田
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Suzuki Motor Co Ltd
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は燃料噴射弁取付装置に係り、特に燃料噴射弁
の取付けに際し断熱および防振を図ることにより機関不
調の招来を回避するとともに耐久性を向上し得る燃料噴
射弁取付装置に関する。
[従来の技術] 燃料噴射方式の内燃機関においては、第2図に示す如
く、内燃機関(図示せず)に燃料を噴射供給する燃料噴
射弁8を、シリンダヘッド2に接続された吸気マニホル
ド4に取付けている。このとき、従来の燃料噴射弁取付
装置においては、燃料噴射弁8の先端側の燃料噴射部1
2を吸気マニホルドの管壁4aに設けられた噴射用孔1
4に吸気流下流に指向させて保持して設けるとともに、
後端側の接続部16に接続された燃料供給10の取付部
20を吸気マニホルド4の管壁4aの保持部18にボル
ト等の取付具30で直接的に固着して設けることによ
り、取付けている。
これにより、図示しない燃料ポンプから圧送される燃料
は、燃料供給管10の燃料通路26を経て燃料噴射弁8
に導かれ、吸気流下流側に指向させた燃料噴射部12か
ら吸気通路6内に噴射される。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、従来の燃料噴射弁取付装置においては、燃料
噴射弁8の後端側に接続された燃料供給管10を吸気マ
ニホルド4の管壁4aに直接的に固着したことから、吸
気マニホルド4からの伝熱で燃料温度が上昇し、ベーパ
ロックを生じて機関不調を招く不都合があった。特に、
過給機付の内燃機関にあっては、吸気温度が高いため、
上記不都合を生じ易い問題があった。また、機関運転時
の振動が伝わるため、燃料供給管10の耐久性が損なわ
れる不都合があった。
[考案の目的] そこでこの考案の目的は、伝熱を遮断することによりベ
ーパロックの発生を防止し得て機関不調の招来を回避し
得るとともに振動の伝播を遮断することにより燃料供給
管の耐久性を向上し得る燃料噴射弁取付装置を実現する
ことにある。
[問題点を解決するための手段] この目的を達成するためにこの考案は、内燃機関に燃料
を噴射供給する燃料噴射弁の先端側に設けた燃料噴射部
と前記燃料噴射弁の後端側に接続された燃料供給管とを
滑らかに湾曲した吸気マニホルドの上流部壁と下流部壁
とにより夫々保持して設けた燃料噴射弁取付装置におい
て、前記燃料噴射弁の先端側の燃料噴射部と前記滑らか
に湾曲した吸気マニホルドの曲率中心側の下流部壁との
間に断熱および防振を果たす部材を介設するとともに前
記燃料噴射弁の後端側の燃料供給管と前記滑らかに湾曲
した吸気マニホルドの曲率中心側の上流部壁との間に断
熱および防振を果たす部材を介設したことを特徴とす
る。
[作用] この考案によれば、燃料噴射弁の先端側に設けた燃料噴
射部と滑らかに湾曲した吸気マニホルドの曲率中心側の
下流部壁との間および燃料噴射弁の後端側に接続された
燃料管と滑らかに湾曲した吸気マニホルドの曲率中心側
の上流部壁との間に、夫々断熱及び防振を果たす部材を
介設して保持しているので、燃料噴射弁および燃料供給
管を共に断熱および防振を果し得て、伝熱を遮断して燃
料温度の上昇を防止し得るとともに振動の伝播を遮断し
得る。また、滑らかに湾曲した吸気マニホルドは、吸気
抵抗を小さくすることができる。
[実施例] 次にこの考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。第1図は、この考案の基本構成を示すものである。
図において、2は内燃機関(図示せず)のシリンダヘッ
ド、4は吸気マニホルド、6は吸気通路、8は燃料噴射
弁、10は燃料供給管である。この実施例においては、
燃料噴射弁8の取付けを容易にするとともに吸気系、特
に吸気マニホルド4の小型化を図るべく、吸気マニホル
ド4を滑らかに湾曲させて例えば上流側と下流側とに2
分割して第1の分岐管4−1、第2の分岐管4−2に形
成するとともに、これら第1および第2の分岐管4−
1、4−2を夫々湾曲形成する。
滑らかに湾曲した吸気マニホルド4の下流側に形成した
第1の分岐管4−1の曲率中心側の下流部壁たる管壁4
−1aには、燃料噴射弁8先端側の燃料噴射部12を吸
気流下流に指向させて保持する噴射用孔14を形成す
る。滑らかに湾曲した吸気マニホルド4の上流側に形成
した前記第2の分岐管4−2の曲率中心側の上流部壁た
る管壁4−2aには、燃料噴射弁8の後端側の接続部1
6に接続された燃料供給管10を後端側から保持する保
持部18を形成する。この保持部18には、前記燃料供
給管10の取付部20を保持する保持凹部22を形成し
ている。
前記上流側の第1分岐管4−1の管壁4−1aに設けた
保持凹所22と前記下流側の第2分岐管4−2の管壁4
−2aに設けた噴射用孔14とにより保持される燃料噴
射弁8は、先端側の燃料噴射部12と噴射用孔14との
間に断熱および防振を果す部材、例えば、合成樹脂やゴ
ム等よりなる遮蔽部材24を介設し、また、後端側の燃
料供給管10の取付部20と保持凹所22との間に断熱
および防振を果す部材、例えば、合成樹脂やゴム等より
なる遮蔽部材24を介設している。なお、26は燃料通
路、28は吸気マニホルドの締結具である。
燃料噴射弁8の取付けに際しては、まずシリンダヘッド
2に滑らかに湾曲した吸気マニホルド4の下流側の第1
の分岐管4−1の上流端に第2の分岐管4−2の下流端
を装着する。このとき、燃料噴射弁8先端側の燃料噴射
部12を第1の分岐管4−1の曲率中心側の燃料噴射用
孔14内に遮蔽部材24を介して保持させるとともに、
後端側の接続部16に接続された燃料供給管10の取付
部20を第2の分岐管4−2の曲率中心側の保持凹所2
2内に遮蔽部材24を介して保持させつつ、第1の分岐
管4−1と第2の分岐管4−2とを接続してボルト等の
締結具28で締結する。
このように、燃料噴射弁8の先端側の燃料噴射部12と
滑らかに湾曲した吸気マニホルド4の下流側の第1の分
岐管4−1の曲率中心側の管壁4−1aに形成した噴射
用孔部14との間に断熱および防振を果たす遮蔽部材2
4を介設するとともに、燃料噴射弁8の後端側の燃料供
給管4−2の取付部20と滑らかに湾曲した吸気マニホ
ルド4上流側の第2の分岐管4−2の曲率中心側の管壁
4−2aに形成した保持凹所22との間に断熱および防
振を果たす遮蔽部材24を介設しているので、燃料噴射
弁8および燃料供給管10を共に断熱および防振を果し
得て、伝熱を遮断し得ることにより燃料通路26内の燃
料温度が上昇してベーパロックを生じる不都合を防止し
て機関不調の招来を回避し得るとともに、防振の伝播を
遮断し得ることにより燃料供給管10の耐久性も向上し
得る。
しかも、遮蔽部材24は、燃料噴射弁8の後端側の燃料
供給管10の取付部20と上流側の第2の分岐管4−2
の保持凹所22との間だけでなく、燃料噴射弁8の先端
側の燃料噴射部12と下流側の第1の分岐管4−1の噴
射用孔14との間にも介設していることにより、燃料温
度の上昇をさらに確実に防止し得るとともに、さらなる
防振により燃料供給管10の耐久性もより向上し得る。
また、滑らかに湾曲した吸気マニホルド4は、吸気抵抗
を小とし得ることにより吸気抵抗の増大を招くこともな
く、吸気マニホルド4を分割して湾曲形成したので、吸
気管の所要長を確保しつつ吸気マニホルド4の小型化を
図り、燃料噴射弁8の着脱を容易に行うことができる。
[考案の効果] このように、この考案によれば、滑らかに湾曲した吸気
マニホルドの上流部壁と下流部壁とにより夫々保持され
る燃料噴射弁の先端側の燃料噴射部と前記滑らかに湾曲
した吸気マニホルドの曲率中心壁の下流部壁との間およ
び後端側の燃料供給管と前記滑らかに湾曲した吸気マニ
ホルドの曲率中心側の上流部壁との間に、夫々断熱およ
び防振を果たす部材を介設していることにより、吸気マ
ニホルドと燃料供給管との間の断熱および防振を図ると
ともに燃料噴射弁と燃料供給管との間の断熱および防止
をも図っており、燃料噴射弁および燃料供給を共に断熱
および防振を果すことができ、燃料温度の上昇を防止し
てベーパロックによる機関不調を回避し得るとともに、
防振により燃料供給管の耐久性も向上することができ
る。また、滑らかに湾曲した吸気マニホルドは、吸気抵
抗を小とすることができるので、吸気抵抗の増大を招く
こともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例を示す吸気系の概略断面図
である。 第2図は、従来技術を示す吸気系の概略断面図である。 図において、4は吸気マニホルド、8は燃料噴射弁、1
0は燃料供給管、12は燃料噴射部、14は噴射用孔、
20は取付部、22は保持凹所、24は遮蔽部材、26
は燃料通路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関に燃料を噴射供給する燃料噴射弁
    の先端側に設けた燃料噴射部と前記燃料噴射弁の後端側
    に接続された燃料供給管とを滑らかに湾曲した吸気マニ
    ホルドの上流部壁と下流部壁とにより夫々保持して設け
    た燃料噴射弁取付装置において、前記燃料噴射弁の先端
    側の燃料噴射部と前記滑らかに湾曲した吸気マニホルド
    の曲率中心側の下流部壁との間に断熱および防振を果た
    す部材を介設するとともに前記燃料噴射弁の後端側の燃
    料供給管と前記滑らかに湾曲した吸気マニホルドの曲率
    中心側の上流部壁との間に断熱および防振を果たす部材
    を介設したことを特徴とする燃料噴射弁取付装置。
JP1984159154U 1984-10-23 1984-10-23 燃料噴射弁取付装置 Expired - Lifetime JPH064059Y2 (ja)

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JPS6174672U JPS6174672U (ja) 1986-05-20
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DE102022001464B4 (de) 2022-04-26 2023-11-02 Deutz Aktiengesellschaft Zylinderkopf für eine Brennkraftmaschine
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JPS5877163A (ja) * 1981-11-04 1983-05-10 Honda Motor Co Ltd 燃料ノズルの取付装置

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