JPH0640574Y2 - 板ガラスの切断装置 - Google Patents
板ガラスの切断装置Info
- Publication number
- JPH0640574Y2 JPH0640574Y2 JP483692U JP483692U JPH0640574Y2 JP H0640574 Y2 JPH0640574 Y2 JP H0640574Y2 JP 483692 U JP483692 U JP 483692U JP 483692 U JP483692 U JP 483692U JP H0640574 Y2 JPH0640574 Y2 JP H0640574Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter
- plate glass
- arm
- cylinder
- traveling body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、板ガラスの切断装置
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の板ガラスの切断装置は、実開平1
−110234号公報に示すように、テーブル上に載置
した板ガラスの表面に沿ってバー材を走行すると、バー
材の走行以前に前記バー材のスライダに設けてあるカッ
タをシリンダの伸長作用により降下させてあるので、板
ガラスに切断線(切り込み)が入る。
−110234号公報に示すように、テーブル上に載置
した板ガラスの表面に沿ってバー材を走行すると、バー
材の走行以前に前記バー材のスライダに設けてあるカッ
タをシリンダの伸長作用により降下させてあるので、板
ガラスに切断線(切り込み)が入る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のような構成によ
ると、一本のシリンダの伸長作用により昇降体を降下さ
せながら、まず板ガラスの表面にカッタを当接し、次い
で板ガラスに当接したカッタには、シリンダの設定圧力
により切断線を入れる下向きの加圧力が作用するので、
板ガラスの切り込み深さは、板ガラスにカッタが当接し
た時点からカッタにシリンダの設定圧力が作用する迄の
間浅く、その後に深くなる。
ると、一本のシリンダの伸長作用により昇降体を降下さ
せながら、まず板ガラスの表面にカッタを当接し、次い
で板ガラスに当接したカッタには、シリンダの設定圧力
により切断線を入れる下向きの加圧力が作用するので、
板ガラスの切り込み深さは、板ガラスにカッタが当接し
た時点からカッタにシリンダの設定圧力が作用する迄の
間浅く、その後に深くなる。
【0004】このため、一定長さの浅い切り込みにより
板ガラスの切断時に不都合が発生する。
板ガラスの切断時に不都合が発生する。
【0005】そこで、この考案の課題は、板ガラスにカ
ッタを当接させるのと同時に、カッタに設定圧を作用さ
せるようにした板ガラスの切断装置を提供することであ
る。
ッタを当接させるのと同時に、カッタに設定圧を作用さ
せるようにした板ガラスの切断装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この考案は板ガラスを載置するテーブルと、この
テーブル上に載置された板ガラスの表面に沿って往復動
可能に設けた走行体と、この走行体にシリンダの作用に
より昇降体と共にカッタを昇降させるようにした板ガラ
スの切断装置において、上記昇降体にアームの末端を回
動自在に支持すると共に、前記アームの先端にカッタを
保持し、また前記昇降体に上記アームの先端に下向き押
圧力を作用させる補助シリンダを設けた構成を採用した
ものである。
めに、この考案は板ガラスを載置するテーブルと、この
テーブル上に載置された板ガラスの表面に沿って往復動
可能に設けた走行体と、この走行体にシリンダの作用に
より昇降体と共にカッタを昇降させるようにした板ガラ
スの切断装置において、上記昇降体にアームの末端を回
動自在に支持すると共に、前記アームの先端にカッタを
保持し、また前記昇降体に上記アームの先端に下向き押
圧力を作用させる補助シリンダを設けた構成を採用した
ものである。
【0007】
【作用】テーブル上に板ガラスを載置したのち、一方向
に走行体を走行させると共に、シリンダの作用により昇
降体を降下させて、板ガラスの表面にカッタを当接する
と共に、当接したカッタには、補助シリンダの作用によ
りアームの先端を押し下げて切り込みに最適な押圧力を
作用させてあるので、板ガラスにカッタが当接した時点
から一定に深さの切り込み(切断線)が入る。
に走行体を走行させると共に、シリンダの作用により昇
降体を降下させて、板ガラスの表面にカッタを当接する
と共に、当接したカッタには、補助シリンダの作用によ
りアームの先端を押し下げて切り込みに最適な押圧力を
作用させてあるので、板ガラスにカッタが当接した時点
から一定に深さの切り込み(切断線)が入る。
【0008】
【実施例】以下、この考案に係る実施例を添付図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0009】図1に示すAは板ガラスaの切断装置であ
る。
る。
【0010】上記の板ガラスaの切断装置Aは、板ガラ
スaを載置するテーブル1と、このテーブル1の対向縁
外側に敷設したレール2と、このレールに両端の例えば
転がりボールを内蔵した滑走部材(図示せず)を嵌め合
わせて円滑な走行を可能にした往復走行機能付水平の走
行体3と、この走行体3に設けたシリンダ4の作用によ
り昇降するカッタ5付の昇降体6とで構成されている。
スaを載置するテーブル1と、このテーブル1の対向縁
外側に敷設したレール2と、このレールに両端の例えば
転がりボールを内蔵した滑走部材(図示せず)を嵌め合
わせて円滑な走行を可能にした往復走行機能付水平の走
行体3と、この走行体3に設けたシリンダ4の作用によ
り昇降するカッタ5付の昇降体6とで構成されている。
【0011】上記の走行体3は、図1に示すようなX軸
方向に往復動可能な第1の走行体と、X軸方向に直角な
Y軸方向に往復動可能なよう上記第1の走行体に取付け
られた第2の走行体とを組み合わせた以外に1台の走行
体を往復動可能に設けることもある。なお、走行体3の
往復動は、可逆モーターの運転により駆動する雄ネジ
と、この雄ネジにねじ込む雌ネジなどを採用する。
方向に往復動可能な第1の走行体と、X軸方向に直角な
Y軸方向に往復動可能なよう上記第1の走行体に取付け
られた第2の走行体とを組み合わせた以外に1台の走行
体を往復動可能に設けることもある。なお、走行体3の
往復動は、可逆モーターの運転により駆動する雄ネジ
と、この雄ネジにねじ込む雌ネジなどを採用する。
【0012】また、走行体3には、走行体3の長手方向
に沿って設けてあるレール7をガイドとして走行する複
数のスライダ8を並べると共に、この各スライダ8にカ
ッタ5付の昇降体6を設け、切断線にカッタ5が一致す
るようスライダ8を移動させたのち、ソレノイドの作用
によりブレーキ装置(図示せず)を介しレール7に対し
スライダ8のスライドを止めるようになっている。
に沿って設けてあるレール7をガイドとして走行する複
数のスライダ8を並べると共に、この各スライダ8にカ
ッタ5付の昇降体6を設け、切断線にカッタ5が一致す
るようスライダ8を移動させたのち、ソレノイドの作用
によりブレーキ装置(図示せず)を介しレール7に対し
スライダ8のスライドを止めるようになっている。
【0013】さらに、カッタ5は、図2及び図3に示す
ように、各昇降体6に水平のピン9を介しアーム10の
末端を回動自在に支持して、このアーム10の先端に止
めビス11を介しカッタ5のホルダ12を取付け、昇降
体6に取付けた補助シリンダ13によりアーム10の先
端上面に切り込みに最適な下向きの加圧力を作用させる
ようになっている。
ように、各昇降体6に水平のピン9を介しアーム10の
末端を回動自在に支持して、このアーム10の先端に止
めビス11を介しカッタ5のホルダ12を取付け、昇降
体6に取付けた補助シリンダ13によりアーム10の先
端上面に切り込みに最適な下向きの加圧力を作用させる
ようになっている。
【0014】なお、アーム10は、アーム10から突出
する上側突片14にはねじ込みにより上下方向に移動調
整可能なネジ15と、このネジ15の下端に上面を当接
させるよう昇降体6から突出させた下側突片16とで成
る一定の位置から下方にアーム10の先端が降下しない
ようになっている。
する上側突片14にはねじ込みにより上下方向に移動調
整可能なネジ15と、このネジ15の下端に上面を当接
させるよう昇降体6から突出させた下側突片16とで成
る一定の位置から下方にアーム10の先端が降下しない
ようになっている。
【0015】図中17は昇降体6の降下停止位置決め装
置である。
置である。
【0016】上記のように構成すると、テーブル1上に
板ガラスaを載置したのち、一方向に走行体3を走行す
る。
板ガラスaを載置したのち、一方向に走行体3を走行す
る。
【0017】このとき、シリンダ4の作用により昇降体
6を降下させるので、板ガラスaの表面にカッタ5が当
接すると共に、当接したカッタ5には、補助シリンダ1
3の作用によりアーム10の先端を押し下げてあるため
切り込みに最適な押圧力が当接と略同時に作用する。
6を降下させるので、板ガラスaの表面にカッタ5が当
接すると共に、当接したカッタ5には、補助シリンダ1
3の作用によりアーム10の先端を押し下げてあるため
切り込みに最適な押圧力が当接と略同時に作用する。
【0018】このため、切り込み開始から終了迄の間板
ガラスaには、一定の深さの切り込みが入る。
ガラスaには、一定の深さの切り込みが入る。
【0019】
【効果】以上のように、この考案にかかる板ガラスの切
断装置によれば、補助シリンダによりカッタに切り込み
に最適な下向きの押圧力を作用させてあるので、板ガラ
スにカッタを当接させた時点から最後迄一定の深さの切
り込みを入れることができる。
断装置によれば、補助シリンダによりカッタに切り込み
に最適な下向きの押圧力を作用させてあるので、板ガラ
スにカッタを当接させた時点から最後迄一定の深さの切
り込みを入れることができる。
【0020】このため、切り込み深さの浅い深いにより
発生した切断時の不都合を解消することができる。
発生した切断時の不都合を解消することができる。
【図1】この考案に係る実施例の平面図
【図2】同上の要部を示す縦断側面図
【図3】同正面図
a 板ガラス 1 テーブル 2 レール 3 走行体 4 シリンダ 5 カッタ 6 昇降体 7 レール 8 スライダ 9 ピン 10 アーム 11 止めビス 12 ホルダ 13 補助シリンダ
Claims (1)
- 【請求項1】 板ガラスを載置するテーブルと、このテ
ーブル上に載置された板ガラスの表面に沿って往復動可
能に設けた走行体と、この走行体にシリンダの作用によ
り昇降体と共にカッタを昇降させるようにした板ガラス
の切断装置において、上記昇降体にアームの末端を回動
自在に支持すると共に、前記アームの先端にカッタを保
持し、また前記昇降体に上記アームの先端に下向き押圧
力を作用させる補助シリンダを設けたことを特徴とする
板ガラスの切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP483692U JPH0640574Y2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 板ガラスの切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP483692U JPH0640574Y2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 板ガラスの切断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0625331U JPH0625331U (ja) | 1994-04-05 |
JPH0640574Y2 true JPH0640574Y2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=11594782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP483692U Expired - Lifetime JPH0640574Y2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 板ガラスの切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0640574Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-10 JP JP483692U patent/JPH0640574Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0625331U (ja) | 1994-04-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |