JPH0640471B2 - カラ−表示管 - Google Patents
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- JPH0640471B2 JPH0640471B2 JP58151761A JP15176183A JPH0640471B2 JP H0640471 B2 JPH0640471 B2 JP H0640471B2 JP 58151761 A JP58151761 A JP 58151761A JP 15176183 A JP15176183 A JP 15176183A JP H0640471 B2 JPH0640471 B2 JP H0640471B2
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、頸部、円錐状部および表示窓で構成した真空
外匣と、オーバーラップ・レンズ電界形(O.L.F.形即ち
Overlapping Lens Field形)電子銃システムとを備え、
該電子銃システムではビーム軸が一平面内に位置する3
本の電子ビームを発生し、該電子ビームを集束レンズに
より表示窓の内側に設けた表示スクリーン上に集束させ
るカラー表示管に関するものである。
外匣と、オーバーラップ・レンズ電界形(O.L.F.形即ち
Overlapping Lens Field形)電子銃システムとを備え、
該電子銃システムではビーム軸が一平面内に位置する3
本の電子ビームを発生し、該電子ビームを集束レンズに
より表示窓の内側に設けた表示スクリーン上に集束させ
るカラー表示管に関するものである。
オーバーラップ・レンズ電界形の電子銃システムを有す
るかかるカラー表示管は文献I.E.E.E.Transactions on
Consumer Electronics,Vol.C.E.26,August 1980,第452
〜464頁から既知である。集束レンズの集束特性は、そ
のレンズの直径が減少するに従って劣化する。一平面に
配置される3本の並置電子ビームを有する電子銃システ
ムでは、良好な集束を行うよう集束レンズを大きく選定
する場合には、電子ビームの間の距離も大きく選定する
必要がある。その場合、個々の電子ビームに1個の集束
レンズを対応させるようにするため、比較的大きい直径
の頸部を有するガラス外匣を使用する必要がある。従っ
て、互いに近づけて配置される3本の電子ビームに比
べ、互いに比較的離間して配置される3本の電子ビーム
を表示スクリーンに集束することはかなり困難になる。
それにも拘らず上記文献に記載されたオーバーラップ・
レンズ電界形電子銃システムにおいては、比較的小さい
直径の頸部を有するカラー表示管において、直径の大き
い集束レンズと共に3個の並置電子銃を使用することが
できる。
るかかるカラー表示管は文献I.E.E.E.Transactions on
Consumer Electronics,Vol.C.E.26,August 1980,第452
〜464頁から既知である。集束レンズの集束特性は、そ
のレンズの直径が減少するに従って劣化する。一平面に
配置される3本の並置電子ビームを有する電子銃システ
ムでは、良好な集束を行うよう集束レンズを大きく選定
する場合には、電子ビームの間の距離も大きく選定する
必要がある。その場合、個々の電子ビームに1個の集束
レンズを対応させるようにするため、比較的大きい直径
の頸部を有するガラス外匣を使用する必要がある。従っ
て、互いに近づけて配置される3本の電子ビームに比
べ、互いに比較的離間して配置される3本の電子ビーム
を表示スクリーンに集束することはかなり困難になる。
それにも拘らず上記文献に記載されたオーバーラップ・
レンズ電界形電子銃システムにおいては、比較的小さい
直径の頸部を有するカラー表示管において、直径の大き
い集束レンズと共に3個の並置電子銃を使用することが
できる。
その目的のため前記オーバーラップ・レンズ電界形電子
銃システムにおいてオーバーラップ集束レンズ電界を使
用し、その結果、電子ビームの間の距離を増大すること
なく集束レンズの直径が増大されるようにしている。オ
ーバーラップ・レンズ電界は電子ビームの軸に垂直に延
在する板状部にピーナッツ状開口を設けた2個の電極で
発生させる。ピーナッツ状開口とは3個のオーバーラッ
プする円形開口によって形成される細長い開口を意味す
る。電子ビームの伝播方向で見て前記ピーナッツ状開口
は、ピーナッツ状開口の狭くなった区域において、分離
電極により3個の並置されるほぼ円形開口に分割され
る。前記分離電極はピーナッツ形開口を有する前記板状
部からはなれて垂直に延在する金属板である。補正電界
を発生する前記分離電極を設けることにより、かかる態
様で形成される3つの集束レンズがほぼ円形になるの
で、良好な集束特性が得られる。しかし上記構造の欠点
は、板状分離電極の場所、形状および向きが極めて微妙
であるから、電子銃システムの製造が難しいことであ
る。
銃システムにおいてオーバーラップ集束レンズ電界を使
用し、その結果、電子ビームの間の距離を増大すること
なく集束レンズの直径が増大されるようにしている。オ
ーバーラップ・レンズ電界は電子ビームの軸に垂直に延
在する板状部にピーナッツ状開口を設けた2個の電極で
発生させる。ピーナッツ状開口とは3個のオーバーラッ
プする円形開口によって形成される細長い開口を意味す
る。電子ビームの伝播方向で見て前記ピーナッツ状開口
は、ピーナッツ状開口の狭くなった区域において、分離
電極により3個の並置されるほぼ円形開口に分割され
る。前記分離電極はピーナッツ形開口を有する前記板状
部からはなれて垂直に延在する金属板である。補正電界
を発生する前記分離電極を設けることにより、かかる態
様で形成される3つの集束レンズがほぼ円形になるの
で、良好な集束特性が得られる。しかし上記構造の欠点
は、板状分離電極の場所、形状および向きが極めて微妙
であるから、電子銃システムの製造が難しいことであ
る。
上記文献に若干の改良をもたらす従来技術としては、特
開昭57−88651号公報になる発明「イン・ライン形3ビ
ーム電子銃」がある。この電子銃によれば、互いに対向
する2個の箱状体集束レンズ電極の少なくともいずか一
方の対向面に、3個の円形開口を一部互いにつなげて
(ピーナッツ状開口を有するオーバーラップ・レンズ電
極を)形成し、かつ、前記対向面より所定距離後退した
位置に、互いに独立するとともに前記互いにつなげた3
個の円形開口と同心状に3個の円形開口を有する、補正
電界を発生する分離電極を設けている(同公開第5図参
照)。しかしこの従来技術も板状分離電極の取付け位置
およびその取付け角度も未だ難がある。
開昭57−88651号公報になる発明「イン・ライン形3ビ
ーム電子銃」がある。この電子銃によれば、互いに対向
する2個の箱状体集束レンズ電極の少なくともいずか一
方の対向面に、3個の円形開口を一部互いにつなげて
(ピーナッツ状開口を有するオーバーラップ・レンズ電
極を)形成し、かつ、前記対向面より所定距離後退した
位置に、互いに独立するとともに前記互いにつなげた3
個の円形開口と同心状に3個の円形開口を有する、補正
電界を発生する分離電極を設けている(同公開第5図参
照)。しかしこの従来技術も板状分離電極の取付け位置
およびその取付け角度も未だ難がある。
従って本発明の目的は、電子銃システムに、簡単に製造
および配置できる補正手段を設けたオーバーラップ・レ
ンズ電界形電子銃システムを有するカラー表示管を提供
するにある。かかる目的を達成するため本発明のカラー
表示管は、頸部、円錐状部および表示窓から構成される
真空外匣を備えるカラー表示管であって、該頸部内に、
ビーム軸が一平面内に位置する3本の電子ビームを発生
するオーバーラップ・レンズ電界形電子銃システムを備
え、該電子銃システムは、各電子ビームを発生する3個
のカソードと、グリッドおよびアノードをこの順に有
し、さらに該電子ビームに対し底部長方形の開口がほぼ
垂直に配設された2個の集束レンズを備え、各集束レン
ズの各々は、前記3本の電子ビームが通過する前記長方
形の開口の長側部が前記3個のカソードが配列される方
向であり、短い側部がこれに直交する方向であり、該短
い側部は外方に湾曲している底部を有するカップ状部か
ら構成され、かつ、各集束レンズには、電子ビームの上
流側の集束レンズにおいてはその底部より電子ビームの
より上流側に、そして、電子ビームの下流側の集束レン
ズにおいてはその底部より電子ビームのより下流側に、
電子ビームの集束を補正するための電界補正部材が前記
カップ状部に設けられており、該電界補正部材は、前記
底部に平行であり、両側と中央に細長いおよび/または
方形の3個の開口を有するプレートを備えた前記カップ
状部と同軸のカップ状であることを特徴とするものであ
る。
および配置できる補正手段を設けたオーバーラップ・レ
ンズ電界形電子銃システムを有するカラー表示管を提供
するにある。かかる目的を達成するため本発明のカラー
表示管は、頸部、円錐状部および表示窓から構成される
真空外匣を備えるカラー表示管であって、該頸部内に、
ビーム軸が一平面内に位置する3本の電子ビームを発生
するオーバーラップ・レンズ電界形電子銃システムを備
え、該電子銃システムは、各電子ビームを発生する3個
のカソードと、グリッドおよびアノードをこの順に有
し、さらに該電子ビームに対し底部長方形の開口がほぼ
垂直に配設された2個の集束レンズを備え、各集束レン
ズの各々は、前記3本の電子ビームが通過する前記長方
形の開口の長側部が前記3個のカソードが配列される方
向であり、短い側部がこれに直交する方向であり、該短
い側部は外方に湾曲している底部を有するカップ状部か
ら構成され、かつ、各集束レンズには、電子ビームの上
流側の集束レンズにおいてはその底部より電子ビームの
より上流側に、そして、電子ビームの下流側の集束レン
ズにおいてはその底部より電子ビームのより下流側に、
電子ビームの集束を補正するための電界補正部材が前記
カップ状部に設けられており、該電界補正部材は、前記
底部に平行であり、両側と中央に細長いおよび/または
方形の3個の開口を有するプレートを備えた前記カップ
状部と同軸のカップ状であることを特徴とするものであ
る。
電界補正部材の細長い開口は矩形でも長円形でもよい。
本発明は、多数の電子銃システムの電子ビームの静的コ
ンバーゼンスおよび非点収差におけるばらつき(spread
ing)の大部分は分離電極を組立てる際におけるばらつ
きによって生ずることを認識し、これを基板として為し
たものである。本発明のカラー表示管において使用する
電界補正板は、集束レンズの各1個のコップ状電極に同
軸状態に設けたコップ状補正部材の底部として構成する
ことができる。レンズ寸法おび非点収差に影響を及ぼす
電界補正板における開口は、従来のものに比べ遥かに正
確に配設することができる。電界補正板における開口の
場所および寸法は電界補正板の製造時にエッチングによ
り正確に配設することができる。例えば、開口は電界補
正板にエッチングまたはスパーク浸食によって配設でき
る。しかも、この開口は電界補正板にパンチングによっ
て配設することもできる。
ンバーゼンスおよび非点収差におけるばらつき(spread
ing)の大部分は分離電極を組立てる際におけるばらつ
きによって生ずることを認識し、これを基板として為し
たものである。本発明のカラー表示管において使用する
電界補正板は、集束レンズの各1個のコップ状電極に同
軸状態に設けたコップ状補正部材の底部として構成する
ことができる。レンズ寸法おび非点収差に影響を及ぼす
電界補正板における開口は、従来のものに比べ遥かに正
確に配設することができる。電界補正板における開口の
場所および寸法は電界補正板の製造時にエッチングによ
り正確に配設することができる。例えば、開口は電界補
正板にエッチングまたはスパーク浸食によって配設でき
る。しかも、この開口は電界補正板にパンチングによっ
て配設することもできる。
かかる電界補正板はピーナッツ状開口を有する電極の間
に形成した集束レンズにおいて使用することができる。
しかし、許容誤差の理由のため集束レンズの電極におけ
る細長い開口をピーナッツ状ではなくほぼ長方形にし、
該長方形の短い側部を外方に湾曲させるようにするのが
製作上有利である。
に形成した集束レンズにおいて使用することができる。
しかし、許容誤差の理由のため集束レンズの電極におけ
る細長い開口をピーナッツ状ではなくほぼ長方形にし、
該長方形の短い側部を外方に湾曲させるようにするのが
製作上有利である。
本願の優先権主張日と同日出願であるオランダ国特許出
願第8203322号(特公平4−32494号公報参照)には、非
点収差誤差および静的コンバーゼンス誤差を補正する電
界補正板を設けた電子銃システムを有するカラー表示管
が記載されているが、このカラー表示管の電子銃システ
ムはオーバーラップ・レンズ電界から生ずる誤りが補正
される形のオーバーラップ・レンズ電界形電子銃システ
ムではない。本発明のカラー表示管の電子銃システムに
おける電界補正板の開口も、上記オランダ国特許出願の
電界補正板における如く長円形にすることもできる。
願第8203322号(特公平4−32494号公報参照)には、非
点収差誤差および静的コンバーゼンス誤差を補正する電
界補正板を設けた電子銃システムを有するカラー表示管
が記載されているが、このカラー表示管の電子銃システ
ムはオーバーラップ・レンズ電界から生ずる誤りが補正
される形のオーバーラップ・レンズ電界形電子銃システ
ムではない。本発明のカラー表示管の電子銃システムに
おける電界補正板の開口も、上記オランダ国特許出願の
電界補正板における如く長円形にすることもできる。
以下添付図面を参照し実施例により本発明を詳細に説明
する。
する。
第1図は本発明の実施例であるいわゆる“イン・ライ
ン”形のカラー表示管の縦断面図である。表示窓2、円
錐状部3および頸部4で構成したガラス外匣1の頸部に
合体したオーバーラップ・レンズ電界形電子銃システム
5を設け、この電子銃システムは3本の電子ビーム6,
7および8を発生し、これら電子ビームの軸は図面の平
面に配置するようにする。中央の電子ビーム7の軸は最
初は管軸9と合致している。表示窓2はその内側に多数
の3色発光ライン組を有している。各3色発光ライン組
は青色発光材料から成るライン、緑色発光材料から成る
ライン、および赤色発光材料から成るラインを備えてい
る。すべての3色発光ライン組で表示スクリーン10を構
成する。発光材料ラインは図面の平面に垂直である。表
示スクリーン10の前に、多数の細長い開口12を設けたシ
ャドウマスク11を配設し、開口12を通過した各電子ビー
ム6,7,8は一色の発光材料ラインだけに衝突する。
一平面に配置された3本の電子ビームは偏向コイルシス
テム13によって偏向される。
ン”形のカラー表示管の縦断面図である。表示窓2、円
錐状部3および頸部4で構成したガラス外匣1の頸部に
合体したオーバーラップ・レンズ電界形電子銃システム
5を設け、この電子銃システムは3本の電子ビーム6,
7および8を発生し、これら電子ビームの軸は図面の平
面に配置するようにする。中央の電子ビーム7の軸は最
初は管軸9と合致している。表示窓2はその内側に多数
の3色発光ライン組を有している。各3色発光ライン組
は青色発光材料から成るライン、緑色発光材料から成る
ライン、および赤色発光材料から成るラインを備えてい
る。すべての3色発光ライン組で表示スクリーン10を構
成する。発光材料ラインは図面の平面に垂直である。表
示スクリーン10の前に、多数の細長い開口12を設けたシ
ャドウマスク11を配設し、開口12を通過した各電子ビー
ム6,7,8は一色の発光材料ラインだけに衝突する。
一平面に配置された3本の電子ビームは偏向コイルシス
テム13によって偏向される。
第2図は第1図に示したカラー表示管で使用するオーバ
ーラップ・レンズ電界形電子銃システムの縦断面図を示
す。この電子銃システムは3個のカソード21,22,23を
接続した共通のコップ状制御電極20と、共通の板状アノ
ード24とを見える。その軸が一平面に配置された3本の
電子ビームは、これら3本の電子ビームに共通の電極25
および26によって集束される。電極25はその開放端を互
いに接続した2個のコップ状部27および28で構成され
る。電極26は1個のコップ状部29および中心合わせスリ
ーブ60を備え、このスリーブの底部の開口61を介して電
子ビームを通過させる。電極25のコップ状部28の底部30
はほぼ長方形の開口31を有し、その長手形の短い側部32
を外方に湾曲させる。
ーラップ・レンズ電界形電子銃システムの縦断面図を示
す。この電子銃システムは3個のカソード21,22,23を
接続した共通のコップ状制御電極20と、共通の板状アノ
ード24とを見える。その軸が一平面に配置された3本の
電子ビームは、これら3本の電子ビームに共通の電極25
および26によって集束される。電極25はその開放端を互
いに接続した2個のコップ状部27および28で構成され
る。電極26は1個のコップ状部29および中心合わせスリ
ーブ60を備え、このスリーブの底部の開口61を介して電
子ビームを通過させる。電極25のコップ状部28の底部30
はほぼ長方形の開口31を有し、その長手形の短い側部32
を外方に湾曲させる。
また電極26のコップ状部29の底部33もかかる開口34を有
する(第3図も参照)。コップ状部28およびコップ状部
29はそれぞれ電界補正板35および36を備える。これら電
界補正板によってオーバーラップするレンズ電界を補正
する。
する(第3図も参照)。コップ状部28およびコップ状部
29はそれぞれ電界補正板35および36を備える。これら電
界補正板によってオーバーラップするレンズ電界を補正
する。
第3図は第2図のレンズ電極26のコップ状部29の正面図
である。電極26はコップ状部29を備え、その底部33には
ほぼ長方形の細長い開口34を設け、その短い側部37を外
方に湾曲させる。細長い開口38および39並びに方形開口
40を備える電界補正板36は底部33に平行に延設する。中
心合わせスリーブ60の底部は開口61を有する。
である。電極26はコップ状部29を備え、その底部33には
ほぼ長方形の細長い開口34を設け、その短い側部37を外
方に湾曲させる。細長い開口38および39並びに方形開口
40を備える電界補正板36は底部33に平行に延設する。中
心合わせスリーブ60の底部は開口61を有する。
第4図は従来のオーバーラップ・レンズ電界形レンズ電
極の正面図である。コップ状電極54の底部50にはピーナ
ッツ状開口51を設けてある。分離電極52および53は表面
が電子ビーム軸(図の面に垂直)にほぼ平行に延在する
金属のU字状細条のリム55で構成されている。U字状細
条は底部50の背後で電極における電極壁部に溶接され
る。これは極めて正確に行う必要があり、その理由は分
離電極52および53の場所および方向における小さいずれ
によっても電子ビームに対する影響が不適正になるから
である。本発明のカラー表示管において使用する電界補
正板における開口は電子銃システムの組立以前に極めて
正確に配設することができる。この開口の寸法および場
所は各形式の電子銃において計算および/または経験に
よって決めることができる。その結果、従来のものに比
べ電子ビームの静的コンバーゼンスおよび非点収差にお
ける誤りが遥かに小さいほぼ同一のオーバーラップ・レ
ンズ電界形電子銃システムを大量に製造することが可能
となる。また、2個より多い電極から成る集束レンズを
有するオーバーラップ・レンズ電界形電子銃システムに
おいても1個または複数個の電界補正板を使用できるこ
と勿論である。かかる場合として、例えば、3個の電極
から成りその第1および最終電極が同一電位を有する単
一電位形の集束レンズがある。カラー表示管の作動に当
たり異なる電位にする多数の電極から成る多数電位形の
集束レンズを使用することもできる。また、例えば、異
なる態様で相互接続できる4個の順次の電極で集束する
ようにすることもできる。
極の正面図である。コップ状電極54の底部50にはピーナ
ッツ状開口51を設けてある。分離電極52および53は表面
が電子ビーム軸(図の面に垂直)にほぼ平行に延在する
金属のU字状細条のリム55で構成されている。U字状細
条は底部50の背後で電極における電極壁部に溶接され
る。これは極めて正確に行う必要があり、その理由は分
離電極52および53の場所および方向における小さいずれ
によっても電子ビームに対する影響が不適正になるから
である。本発明のカラー表示管において使用する電界補
正板における開口は電子銃システムの組立以前に極めて
正確に配設することができる。この開口の寸法および場
所は各形式の電子銃において計算および/または経験に
よって決めることができる。その結果、従来のものに比
べ電子ビームの静的コンバーゼンスおよび非点収差にお
ける誤りが遥かに小さいほぼ同一のオーバーラップ・レ
ンズ電界形電子銃システムを大量に製造することが可能
となる。また、2個より多い電極から成る集束レンズを
有するオーバーラップ・レンズ電界形電子銃システムに
おいても1個または複数個の電界補正板を使用できるこ
と勿論である。かかる場合として、例えば、3個の電極
から成りその第1および最終電極が同一電位を有する単
一電位形の集束レンズがある。カラー表示管の作動に当
たり異なる電位にする多数の電極から成る多数電位形の
集束レンズを使用することもできる。また、例えば、異
なる態様で相互接続できる4個の順次の電極で集束する
ようにすることもできる。
第1図は本発明のカラー表示管の実施例を示す縦断面
図、 第2図は第1図のカラー表示管に設ける電子銃システム
を詳細に示す縦断面図、 第3図は第2図の電子銃システムのレンズ電極の例を示
す正面図、 第4図は従来のレンズ電極を示す正面図である。 1……ガラス外匣 2……表示窓 3……円錐状部 4……頸部 5……電子銃システム 6,7,8……電子ビーム 9……管軸 10……表示スクリーン 11……シャドウマスク 12……細長い開口 13……偏向コイルシステム 20……共通のコップ状制御電極 21,22,23……カソード 24……共通の板状アノード 25,26……電極 27,28,29……電極のコップ状部 30……28の底部 31……30のほぼ長方形開口 32……31の短い側部 33……29の底部 34……33の開口 35,36……電界補正板 37……34の短い側部 38,39……細長い開口 40……方形開口 50……54の底部 51……ピーナッツ状開口 52,53……分離電極 54……コップ状電極 55……リム 60……中心合わせスリーブ 61……60の底部の開孔
図、 第2図は第1図のカラー表示管に設ける電子銃システム
を詳細に示す縦断面図、 第3図は第2図の電子銃システムのレンズ電極の例を示
す正面図、 第4図は従来のレンズ電極を示す正面図である。 1……ガラス外匣 2……表示窓 3……円錐状部 4……頸部 5……電子銃システム 6,7,8……電子ビーム 9……管軸 10……表示スクリーン 11……シャドウマスク 12……細長い開口 13……偏向コイルシステム 20……共通のコップ状制御電極 21,22,23……カソード 24……共通の板状アノード 25,26……電極 27,28,29……電極のコップ状部 30……28の底部 31……30のほぼ長方形開口 32……31の短い側部 33……29の底部 34……33の開口 35,36……電界補正板 37……34の短い側部 38,39……細長い開口 40……方形開口 50……54の底部 51……ピーナッツ状開口 52,53……分離電極 54……コップ状電極 55……リム 60……中心合わせスリーブ 61……60の底部の開孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−88651(JP,A) 特開 昭54−120581(JP,A) 特開 昭56−82548(JP,A) 特開 昭59−54150(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】頸部(4)、円錐状部(3)および表示窓(2)か
ら構成される真空外匣(1)を備えるカラー表示管であっ
て、該頸部(4)内に、ビーム軸が一平面内に位置する3
本の電子ビーム(6,7,8)を発生するオーバーラッ
プ・レンズ電界形電子銃システム(5)を備え、該電子銃
システムは、各電子ビーム(6,7,8)を発生する3
個のカソードと、グリッドおよびアノードをこの順に有
し、さらに該電子ビームに対し底部長方形の開口がほぼ
垂直に配設された2個の集束レンズを備え、各集束レン
ズの各々は、前記3本の電子ビームが通過する前記長方
形の開口(31,34)の長側部が前記3個のカソードが配
列される方向であり、短い側部がこれに直交する方向で
あり、該短い側部は外方に湾曲している底部を有するカ
ップ状部から構成され、かつ、各集束レンズには、電子
ビームの上流側の集束レンズにおいてはその底部より電
子ビームのより上流側に、そして、電子ビームの下流側
の集束レンズにおいてはその底部より電子ビームのより
下流側に、電子ビームの集束を補正するための電界補正
部材(35,36)が前記カップ状部に設けられており、該
電界補正部材は、前記底部に平行であり、両側と中央に
細長いおよび/または方形の3個の開口(38,39,40)
を有するプレートを備えた前記カップ状部と同軸のカッ
プ状であることを特徴とするカラー表示管。
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