JPH0640414U - ロータリアクチュエータ - Google Patents

ロータリアクチュエータ

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Publication number
JPH0640414U
JPH0640414U JP8031292U JP8031292U JPH0640414U JP H0640414 U JPH0640414 U JP H0640414U JP 8031292 U JP8031292 U JP 8031292U JP 8031292 U JP8031292 U JP 8031292U JP H0640414 U JPH0640414 U JP H0640414U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
pressure chambers
compressed air
stoppers
housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP8031292U
Other languages
English (en)
Inventor
寿雄 望月
徹 須和部
Original Assignee
旭光学工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 旭光学工業株式会社 filed Critical 旭光学工業株式会社
Priority to JP8031292U priority Critical patent/JPH0640414U/ja
Publication of JPH0640414U publication Critical patent/JPH0640414U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出力軸を複数の角度位置において停止させ
る。 【構成】 ハウジング11内をロータ21のベーン22
によって第1および第2の圧力室25、26に区画す
る。第1および第2の給気口23、24を介して、第1
および第2の圧力室25、26の一方に圧縮空気を供給
することにより、ロータ21を回転させる。複数のスト
ッパ35を閉塞部材13に設け、圧力室25、26に突
出可能とする。複数のストッパ35のうちの1つに圧縮
空気を供給し、圧力室25、26に突出させる。ロータ
21のベーン22は突出したストッパ35に当接し、そ
の角度位置において停止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、出力軸が所定の角度位置において停止するように構成されたロータ リアクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、種々の部材を初期位置と所定の角度位置との間で回転変位させる、ロー タリアクチュエータが知られている。このロータリアクチュエータは、一方の圧 力室に圧縮空気を供給することによって出力軸が右旋回し、他方の圧力室に圧縮 空気を供給することによって出力軸が左旋回するように構成され、すなわち正転 および逆転の反復運動を行うことができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の構成では、任意の回転角度位置において出力軸を停 止させることができないため、出力軸の停止角度位置に応じて、適当なエアーロ ータリアクチュエータを選択しなければならないという煩雑さがあった。 本考案は、このような従来の問題点に鑑み、出力軸が複数の角度位置において 停止可能であるロータリアクチュエータを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るロータリアクチュエータは、ハウジングと、このハウジング内に 回転自在に設けられ、ベーンによってハウジング内を少なくとも2つの圧力室に 区画するロータと、2つの圧力室に圧力流体を導くことより、ロータを回転変位 させる手段と、圧力室内に突出可能な複数のストッパとを備え、ロータは、ベー ンがいずれかのストッパに係止することにより所定の角度位置で停止することを 特徴としている。
【0005】
【実施例】 以下図示実施例により本考案を説明する。 図1において、符号aは、本考案の一実施例であるロータリアクチュエータを 出力軸に垂直な面で切断した断面図であり、符号bは、符号aの断面図において B−B線に沿って切断した断面図である。
【0006】 ハウジング11は円筒部材12と、この円筒部材12の両端に形成された開口 を閉塞する第1および第2の閉塞部材13、14とを有する。出力軸15は、第 1および第2の閉塞部材13、14の中央部に形成された孔16、17に挿入さ れ、これらの孔16、17に設けられた軸受18、19により回転自在に支持さ れる。出力軸15の閉塞部材13、14の間に位置する部分には、ロータ21が 一体的に固定され、すなわちロータ21はハウジング11内において回転自在で ある。ロータ21は円柱状を有し、その外周面21aは円筒部材12の内周面1 2aと同軸的な円筒面である。ロータ21の外周面21aにはベーン22が突設 されており、このベーン22の先端部は円筒部材12の内周面12aに摺接する 。
【0007】 円筒部材12には肉厚部が形成されており、この肉厚部の2つの面12b、1 2cは、円筒部材12の中心に対して径方向に延びる。また、この肉厚部には、 第1および第2の給気口23、24が穿設され、これらの給気口23、24は、 面12b、12cに開口している。
【0008】 ハウジング11内は、円筒部材12の内周面12a、肉厚部の2つの面12b 、12c、ロータ21の外周面21aおよびベーン22によって、第1および第 2の圧力室25、26に区画される。これらの圧力室25、26には、給気口2 3、24を介して圧縮空気が供給される。ロータ21は、その軸心回りに回転自 在であり、第1および第2の圧力室25内の空気圧の大きさによって、時計回り あるいは反時計回りに回転変位する。なお、孔16、17を通って圧力室25、 26内の圧縮空気が漏れるのを防止するため、孔16、17にはOリング27、 28が設けられている。
【0009】 給気口23、24は、圧縮空気供給ライン31を介して電磁バルブ32に接続 される。電磁バルブ32はコントローラ33によって制御され、圧縮空気供給源 34から供給される圧縮空気を、第1または第2の給気口23、24に供給する 。これにより第1および第2の圧力室25、26内の圧力が変化し、ロータ21 が回転する。
【0010】 第1の閉塞部材13には、複数のストッパ35が設けられ、これらのストッパ 35はロータ21の回転中心の回りに円弧状に配設される。ストッパ35は、閉 塞部材13の壁面から圧力室25、26内に出没自在であり、突出状態において 、ベーン22が係止し、これによりロータ21は停止する。
【0011】 ストッパ35は大径部35aと小径部35bから成り、第1の閉塞部材13に 形成された孔36内に設けられる。小径部35bの先端は圧力室25、26内に 突出可能であり、最も突出した状態において大径部35aは孔36の段部37に 当接する。ストッパ35の大径部35aは、孔36に設けられたバネ38によっ て、小径部35bが圧力室25、26から後退する方向に付勢されている。
【0012】 孔36の圧力室25、26とは反対側には雌ねじ36aが形成され、この雌ね じ36aにはリング39が螺合されている。ストッパ35の大径部35aはリン グ39に当接可能であり、この当接状態においてストッパ35の小径部35bは 圧力室25、26から退避する。
【0013】 孔36は、圧縮空気供給ライン41を介して電磁バルブ32に接続されており 、この電磁バルブ32を介して圧縮空気供給源34から圧縮空気を供給される。 この圧縮空気はリング39の穴39aを介してストッパ35の大径部35aに作 用し、これによりストッパ35の小径部35bが圧力室25、26内に突出する 。
【0014】 次に本実施例装置の作用を説明する。 図1の符号aに示す状態では、第1の給気口23に最も近い位置のストッパ3 5’が突出状態にあり、また第1の圧力室25内の方が第2の圧力室26内より も圧力が高い。したがってロータ21は、ベーン22がストッパ35’に当接し た角度位置で停止している。
【0015】 ここで、ベーン22を図の反時計方向に回転させて第1の給気口23側の面1 2bに当接させようとする場合、コントローラ33によって電磁バルブ32を切 り換え、第2の圧力室26に圧縮空気を供給するとともに、第1の圧力室25を 大気に開放する。これにより、ベーン22は第2の圧力室26の圧力によって回 転変位し、面12bに当接して停止する。
【0016】 次に、図の右から3番目のストッパ35”にベーン22が当接した状態でロー タ21を停止させようとする場合、コントローラ33によって電磁バルブ32を 制御し、ストッパ35”の孔36内に圧縮空気を供給するとともに、他のストッ パ35の孔36を大気に開放させる。したがって、ストッパ35”が圧力室内に 突出し、他のストッパ35は圧力室から退避する。次いで、コントローラ33に よって電磁バルブ32を制御し、第1の圧力室25に圧縮空気を供給するととも に、第2の圧力室26を大気に開放する。これにより、ベーン22は第1の圧力 室25の圧力によって回転変位し、ストッパ35”に当接して停止する。
【0017】 以上のように本実施例は、ハウジング11の内部に複数のストッパ35を設け 、このストッパ35が電磁バルブ32の制御によって圧力室25、26内に出没 することにより、ロータ21が任意の回転角度位置で停止するように構成されて いる。したがって本実施例によれば、1台のロータリアクチュエータによって出 力軸15すなわちロータ21を複数の角度位置に停止させることができ、従来の ように、出力軸15の停止角度位置に応じて、複数のロータリアクチュエータか ら適当なものを選択するという煩雑さがなくなる。
【0018】 なお、上述した作用の説明は単なる一例に過ぎず、ロータ21の停止する角度 位置を変更するための作用は、自由に定められる。
【0019】 また、ストッパ35は閉塞部材13の壁面から出没する必要はなく、円筒部材 12から突出するようにしてもよい。
【0020】 さらに、上記実施例では圧縮空気によってロータ21を回転させていたが、こ れに限定されず、例えば圧油によってロータ21を回転させるように構成しても よい。
【0021】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、出力軸が複数の角度位置において停止可能とな り、1台のロータリアクチュエータによって出力軸を複数の角度位置に停止させ ることが可能となるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるロータリアクチュエー
タを示す断面図である。
【符号の説明】
11 ハウジング15 出力軸 21 ロータ 22 ベーン 25、26 空気室 31、41 圧縮空気供給ライン 32 電磁バルブ 35、35’、35” ストッパ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、このハウジング内に回転
    自在に設けられ、ベーンによってハウジング内を少なく
    とも2つの圧力室に区画するロータと、前記2つの圧力
    室に圧力流体を導くことより、前記ロータを回転変位さ
    せる手段と、前記圧力室内に突出可能な複数のストッパ
    とを備え、前記ロータは、ベーンがいずれかのストッパ
    に係止することにより所定の角度位置で停止することを
    特徴とするロータリアクチュエータ。
JP8031292U 1992-10-27 1992-10-27 ロータリアクチュエータ Pending JPH0640414U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8031292U JPH0640414U (ja) 1992-10-27 1992-10-27 ロータリアクチュエータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8031292U JPH0640414U (ja) 1992-10-27 1992-10-27 ロータリアクチュエータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0640414U true JPH0640414U (ja) 1994-05-31

Family

ID=13714753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8031292U Pending JPH0640414U (ja) 1992-10-27 1992-10-27 ロータリアクチュエータ

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JP (1) JPH0640414U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010071442A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Yamatake Corp 弁開度制御装置
JP2015517314A (ja) * 2012-05-18 2015-06-22 トウルンセト アクチエボラグTurnset Ab 特にチェーンソーにおける往復運動を達成するための配列

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