JPH0640357A - 移動車輌におけるクロ−ラ装置 - Google Patents

移動車輌におけるクロ−ラ装置

Info

Publication number
JPH0640357A
JPH0640357A JP3284458A JP28445891A JPH0640357A JP H0640357 A JPH0640357 A JP H0640357A JP 3284458 A JP3284458 A JP 3284458A JP 28445891 A JP28445891 A JP 28445891A JP H0640357 A JPH0640357 A JP H0640357A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crawler
frame
chassis
moving vehicle
crawler device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3284458A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiko Kamimura
孝彦 上村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP3284458A priority Critical patent/JPH0640357A/ja
Publication of JPH0640357A publication Critical patent/JPH0640357A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、点検や清掃、特に付着した泥土を
容易に落すことが出来るクロ−ラ装置を具現せんとする
ものである。 【構成】 車台1のミッションケ−ス2に設けた駆動ス
プロケット3と走行フレ−ム4に設けた張設輪5との間
に無端状のクロ−ラ6を巻回して設け、該クロ−ラ6を
支持案内する複数個の転輪7、7’、7”…を前記走行
フレ−ム4に軸受けさせて設け、該走行フレ−ム4を車
台1の前後方向に沿う機体フレ−ム8に対して側方へ移
動可能に連結させて構成した移動車輌におけるクロ−ラ
装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動車輌のクロ−ラ装
置に関し、農用作業機や建設作業機に利用できるもので
ある。
【0002】
【従来の技術】本発明は、点検や清掃、特に付着した泥
土を容易に落すことが出来るクロ−ラ装置を具現せんと
するものであるが、従来のこの種装置は、スクレパ−を
取付けてクロ−ラの泥土を掻き落す構成や、クロ−ラに
配水管を設けて作業終了後その配水管を水道の蛇口に連
結させて洗浄できる装置等があった。
【0003】しかし、前者のスクレパ−方式の場合は、
完全に付着してしまった泥土は取り除きが極めて困難で
あったし、後者の構成は、複雑な配管を要するためコス
ト高になり、しかも、泥土を完全に洗い流すことはでき
なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種クロ−ラ装置
は、湿地や湿田を走行することが多く、泥土の付着は避
けることが出来ないものである。したがって、この泥土
を如何に除去するかが大きな課題となっている。クロ−
ラは、通常、車台の下側にあって手や道具等の挿入が困
難な場所にあるため泥土の取除き作業に難儀している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために次の如き技術手段を講じるものである。す
なわち、車台1のミッションケ−ス2に設けた駆動スプ
ロケット3と走行フレ−ム4に設けた張設輪5との間に
無端状のクロ−ラ6を巻回して設け、該クロ−ラ6を支
持案内する複数個の転輪7、7’、7”…を前記走行フ
レ−ム4に軸受けさせて設け、該走行フレ−ム4を車台
1の前後方向に沿う機体フレ−ム8に対して側方へ移動
可能に連結させて構成した移動車輌におけるクロ−ラ装
置である。
【0006】
【実施例】車台1は、前後方向に延長した機体フレ−ム
8からなり、フィ−ドチエン9を有する脱穀機10を搭
載している。そして、刈取搬送枠11は、前部から分草
体12、穀稈引起装置13、刈取装置14、穀稈搬送装
置15、供給搬送装置16からなり、これらを枠組みし
て一体に構成している。
【0007】そして、この刈取搬送枠11は、前記車台
1の前部に上下回動自由に取付けられており、穀稈を刈
り取って脱穀機10に供給できる構成としている。17
は操縦席を示す。駆動スプロケット3は、車台1に設け
たミッションケ−ス2に軸架し、伝動できる構成として
いる。
【0008】なお、左右の駆動スプロケット3は、図示
はしないが、ミッションケ−ス2内にサイドクラッチと
制動装置とを内装して操向する構成としている。張設輪
5は、複数の転輪7、7’、7”…を軸架した走行フレ
−ム4の端部に移動張設できるように取付けている。そ
して、クロ−ラ8は、ゴムからなり中央部分に沿って駆
動スプロケット3が係合する係合部をもつ案内溝18を
設け、無端帯状に構成し、前記駆動スプロケット3と張
設輪5とに巻回している。
【0009】転輪7、7’、7”…は、クロ−ラ6の内
側に沿って支持案内ができる構成としている。そして、
走行フレ−ム4は、機体フレ−ム8に取付けたフロント
ア−ム19とバックア−ム19’とによって支持してい
るが、まず、フロントア−ム19は、走行フレ−ムを上
下方向の軸回りで回転できる構成としており、バックア
−ム19’は、走行フレ−ム4に係止具20によって着
脱自由に取付けた構成としている。
【0010】なお、走行フレ−ム4は、上述の実施例の
構成にあっては、前部を支点として後部が外方に回動す
る構成であるが、逆に、後部を支点にして前部を外方に
回動する構成にしてもよい。次にその作用について説明
する。機体の回転各部を駆動しながら前進させて刈取脱
穀作業を開始すると、圃場の穀稈は、前部の分草体12
で分草された後、穀稈引起装置13によって引き起こさ
れて直立状態に近くなる。そこで、穀稈は、刈取装置1
4によって刈り取られて穀稈搬送装置15によって搬送
されて供給搬送装置16に受け継がれて脱穀機10に供
給される。
【0011】そして、穀稈は、フィ−ドチエン9によっ
て搬送されながら、穂部が脱穀機10内を通過しながら
脱穀されるものである。さて、このような刈取脱穀作業
を湿田の中で連続して行っていると、クロ−ラ6は、泥
土が付着して円滑な走行ができにくくなり泥土の取除き
作業が必要になってくる。
【0012】そこで、まず、走行フレ−ム4は、係止具
20を外してバックア−ム19’から分離し、駆動スプ
ロケット3をゆっくり回転させて後部を外側に押すとフ
ロントア−ム19との枢着部分の縦軸を支点にして後部
が機体フレ−ム8の外側に出ることになる。その結果、
クロ−ラ6は、車台1の下側から外側方に出た状態にな
る。
【0013】このようにすると、クロ−ラ6は、付着し
た泥土を落すのがきわめて楽に出来るし、点検も容易に
行うことが出来る。以上のようにして、点検、泥土落と
しが完了すると、上述の逆操作によって元の位置に戻す
ことが出来る。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上述べたように構成したも
のであるから、クロ−ラは、車台の下方で前後方向に沿
った状態から一端を外方に回動させて車台の外側に移動
できるから、湿田等の走行に伴って付着した泥土を比較
的簡単に取り除くことが出来る特徴がある。
【0015】このように、クロ−ラは、泥土の取除きと
共に点検、交換等も簡単にできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の主要部の作用を示す切断平面図であ
る。
【図2】本発明の要部の斜面図である。
【図3】本発明の側面図である。
【符号の説明】
1 車台 2 ミッションケ−ス 3
駆動スプロケット 4 走行フレ−ム 5 張設輪 6
クロ−ラ 7、7’、7” 転輪 8 機体フレ−ム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車台1のミッションケ−ス2に設けた駆
    動スプロケット3と走行フレ−ム4に設けた張設輪5と
    の間に無端状のクロ−ラ6を巻回して設け、該クロ−ラ
    6を支持案内する複数個の転輪7、7’、7”…を前記
    走行フレ−ム4に軸受けさせて設け、該走行フレ−ム4
    を車台1の前後方向に沿う機体フレ−ム8に対して側方
    へ移動可能に連結させて構成した移動車輌におけるクロ
    −ラ装置
JP3284458A 1991-10-30 1991-10-30 移動車輌におけるクロ−ラ装置 Pending JPH0640357A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3284458A JPH0640357A (ja) 1991-10-30 1991-10-30 移動車輌におけるクロ−ラ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3284458A JPH0640357A (ja) 1991-10-30 1991-10-30 移動車輌におけるクロ−ラ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0640357A true JPH0640357A (ja) 1994-02-15

Family

ID=17678799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3284458A Pending JPH0640357A (ja) 1991-10-30 1991-10-30 移動車輌におけるクロ−ラ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0640357A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5690569A (en) * 1996-03-13 1997-11-25 Borg-Warner Automotive, Inc. Single piece reinforced chain guide
US5813935A (en) * 1996-07-23 1998-09-29 Borg-Warner Automotive, Inc. Chain guide with extruded wear face
US5846150A (en) * 1997-03-21 1998-12-08 Borg-Warner Automotive, Inc. Guide posts for guiding and damping chain movement

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5690569A (en) * 1996-03-13 1997-11-25 Borg-Warner Automotive, Inc. Single piece reinforced chain guide
US5813935A (en) * 1996-07-23 1998-09-29 Borg-Warner Automotive, Inc. Chain guide with extruded wear face
US5846150A (en) * 1997-03-21 1998-12-08 Borg-Warner Automotive, Inc. Guide posts for guiding and damping chain movement

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6895875B2 (ja) クローラ走行装置
JPH0640357A (ja) 移動車輌におけるクロ−ラ装置
JP2003327172A (ja) 農作業機のクローラ走行装置
JP3677028B2 (ja) コンバインの注油装置
JPH1179008A (ja) 無限軌道帯式走行装置
JPH11217090A (ja) 移動農機のクローラ走行装置
JP3216224B2 (ja) コンバイン等の走行装置
JPH083243Y2 (ja) コンバインの縦搬送装置
JPS5817374Y2 (ja) 刈取茎稈掻込み供給装置
JPS6312068Y2 (ja)
JPH04334676A (ja) クロ−ラ−装置
JPH05123038A (ja) コンバインの刈取部
JP3028644B2 (ja) 畦草刈機の刈取装置
JPH0615774Y2 (ja) クローラ走行装置の緊張力調整装置
JP2021141856A (ja) コンバイン
JPH062510Y2 (ja) コンバインの刈取前処理装置
JP3831520B2 (ja) コンバイン
JPH09249166A (ja) クロ−ラ走行装置
JPH08310457A (ja) トラックフレームの泥堆積防止装置
JPH0115305Y2 (ja)
JPH0617442U (ja) コンバインの走行装置
JP2009006859A (ja) クローラ式走行装置
JPH0576234A (ja) コンバインの刈取部における搬送部の取付構造
JPH09163820A (ja) 乗用田植機の苗供給装置
JPH1146532A (ja) 田植機