JPH06401U - 内視鏡の本体操作部 - Google Patents

内視鏡の本体操作部

Info

Publication number
JPH06401U
JPH06401U JP4684492U JP4684492U JPH06401U JP H06401 U JPH06401 U JP H06401U JP 4684492 U JP4684492 U JP 4684492U JP 4684492 U JP4684492 U JP 4684492U JP H06401 U JPH06401 U JP H06401U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
eyepiece
treatment instrument
central axis
eye
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4684492U
Other languages
English (en)
Inventor
政徳 岩倉
修二 小見
裕隆 川野
Original Assignee
富士写真光機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士写真光機株式会社 filed Critical 富士写真光機株式会社
Priority to JP4684492U priority Critical patent/JPH06401U/ja
Publication of JPH06401U publication Critical patent/JPH06401U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 内視鏡の本体操作部を把持して、片方の目で
接眼部に接眼した状態で、他方の目によって処置具導入
部を確実に目視でき、この処置具導入部への処置具の挿
入操作を容易かつ正確に行うことができるようにする。 【構成】 接眼部14を本体操作部11の中心軸線A上
ではなく、この中心軸線Aと平行で、処置具導入部18
を通る線B側に片寄せた位置、即ち処置具導入部18
を、把持部11aを把持した時に、上部側の位置に配置
されている場合には、接眼部14の中心軸線Cを本体操
作部11の中心軸線Aより上方に位置させて、片方の目
を接眼部14に接眼させた状態で、他方の目の視野の中
心部乃至それより下方の位置に処置具導入部18に捉え
ることができるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、内視鏡の本体操作部に関し、特にこの本体操作部への接眼部の連結 構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
内視鏡の本体操作部としては、図3に示した構造のものが従来から用いられて いる。図中、1は本体ケーシング内に各種の部材を内蔵させることにより形成し た本体操作部を示し、この本体操作部1には、その先端部に軟性部材からなり、 体腔内等に挿入される挿入部2が連設され、また光源装置に接続するためのライ トガイド軟性部3が本体操作部1の基端側の下面(または側面部)に設けられ、 本体操作部1の基端部には接眼部4が設けられている。周知のように、挿入部2 内にはイメージガイドの一端面が臨んでおり、このイメージガイドは挿入部2か ら本体操作部1を経て接眼部4にまで延在させている。
【0003】 ここで、本体操作部1における本体ケーシングは、医者等内視鏡を操作する操 作者が把持する把持部1aと、アングルノブ5,送気送水ボタン6,吸引ボタン 7等が設けられている操作機構部1bとに分けることができる。また、把持部1 aの先端側における挿入部2への接続部近傍には、鉗子その他の処置具Fを挿通 するための挿入口8aを備えた処置具導入部8が形成されている。
【0004】 前述した構成を有する本体操作部1は、その把持部1aを把持した状態で挿入 部2を体腔等の内部に挿入するが、この際に操作者は接眼部4に接眼することに より内部の観察を行うことができる。そして、この把持部1aを把持する手の指 または他方の手の指で操作機構部1bに配設したアングルノブ5を操作すること によって、挿入部2の先端部を所望の方向に向けることができ、これによって挿 入部2の先端部分を円滑に挿入経路に沿って挿入させ、また観察視野の変更が可 能となる。さらに、送気送水ボタン6を操作すれば、観察窓の洗浄するための洗 浄水を供給したり、洗浄水供給後にエアによって水滴を除去できるので、常に良 好な観察視野が得られ、また体腔を膨出させたりすることも可能となる。さらに また、吸引ボタン7を操作すると、体液等の汚物を吸引することができる。
【0005】 挿入部2を所定の観察,診断等を行うべき部位にまで挿入した状態で、例えば 患部を摘出する処置を施したり、注射を行ったり、また細胞を採取したり等を行 うには、鉗子等目的に応じた処置具Fを処置具導入部8から挿入して、この処置 具Fを挿入部2の先端から突出させて、把持爪の開閉等必要な操作を行うように する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、操作者は、挿入部2を体腔内に挿入した後は、ほぼ常時接眼部4に 接眼して、この体腔内の状況を観察,観察する必要がある。そして、前述したア ングルノブ5や、送気送水ボタン6,吸引ボタン7を操作したり、また処置具F の挿入も接眼部4に接眼した状態で行われるのが一般的である。ここで、接眼部 4は本体操作部1における中心軸線Aに沿う方向に設けられており、このために 、把持部1aを把持し、かつ片目を接眼部4に接眼させた状態では、他方の目の 視野は図4に示したようになる。通常、本体操作部1の先端部分は先細となって おり、この先細となった先端部分の近傍に処置具導入部8が設けられている関係 から、同図に示したように、処置具導入部8が手指により覆い隠されてしまうの で、処置具Fをこの処置具導入部8の挿入口8aに挿入する操作が困難になり、 円滑かつ確実に処置具Fを処置具導入部8内に挿入する操作を行う際には、接眼 部から目を離さなければならなくなるという欠点がある。
【0007】 本考案は以上のような従来技術における課題を解決するためになされたもので あって、その目的とするところは、把持部を把持し、かつ接眼部に片目を接眼さ せた状態でも、処置具導入部を確実に他方の目の視野内に納めることができるよ うにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本考案は、先端側に挿入部を連設した本体ケ ーシングの基端部に接眼部が設けられ、処置具を挿入するための処置具導入部を この本体ケーシングの把持位置の前方部位に設けてなる内視鏡の本体操作部にお いて、前記接眼部を前記本体ケーシングの中心軸線に沿う位置から、前記処置具 導入部を通り、かつ前記中心軸線と平行な線に沿う方向に片寄せた位置に配設す る構成としたことをその特徴とするものである。
【0009】
【作用】
一般に、挿入部の本体操作部への連設部は、この本体操作部の中心軸線乃至そ れに近い位置にあり、この挿入部からイメージガイドが接眼部に導入される。こ の関係から、接眼部は本体操作部の挿入部への連設位置とは反対側の位置に設け られるようになっている。ところが、イメージガイド自体は可撓性のあるもので 、必ずしも真直ぐに延在させなければならない訳ではない。換言すると、接眼部 の配置は自由に設定できる。そこで、接眼部の配置として、最も合理的な位置に ついて検討した。本体操作部には、アングルノブや、送気送水ボタン,吸引ボタ ン等が設けられているが、これらは通常目視により確認せず、手探りの状態で操 作したとしても、操作の円滑性が損なわれることはない。これに対して、処置具 を処置具導入部内に挿入する操作は、目視により確認する必要がある。
【0010】 ここで、処置具導入部は本体操作部の本体ケーシングから突出する状態に設け られていることから、この本体操作部の中心軸線に沿う位置には設けられてはお らず、通常は、本体操作部を把持して操作する際には、その上部側に位置する。 従って、本体操作部の中心軸線に接眼部が設けられていたのでは、片目を接眼部 に接眼させた状態で、他方の目により処置具導入部を視野内に納めようとすると 、この処置具導入部は見上げる方向となる。本体操作部を把持する手の指は処置 具導入部より手前側にあるために、この手の指が処置具導入部を覆い隠すように なる。
【0011】 本考案は、以上の知見に基づいてなされたものであり、接眼部に接眼した状態 で、他方の目で処置具導入部を確実に視野内に納めることができるようにするた めに、この接眼部を本体操作部の中心軸線に沿う方向から、この中心軸線と平行 で、処置具導入部を通る線の方向に片寄せた位置に設ける。例えば、処置具導入 部が本体操作部の上面から突出する状態に設けられている場合には、接眼部は本 体操作部の中心軸線から上方に片寄せた位置に設ける。これによって、接眼部に 接眼させた状態で、他方の目の中心部方向または多少見下げる方向に処置具導入 部を見ることができるようになり、把持部を把持する手の指が視野の邪魔になら なくなる。しかも、接眼部を上方に位置させると、本体操作部を把持する手の高 さを目の高さより低くすることができて、操作者の負担の軽減が図られる。
【0012】
【実施例】
以下、図1及び図2に基づいて本考案の実施例について説明する。 図1から明らかなように、本体操作部11の本体ケーシングにおける挿入部1 2への連設部側の部位が把持部11aで、この把持部11aより基端側の部位は 操作機構部11bとなっている。この操作機構部11bにはアングルノブ15, 送気送水ボタン16,吸引ボタン17が設けられており、ライトガイド軟性部1 3は操作機構部11b側の下面部(または側面部)に連設され、さらに挿入口1 8aを有する処置具導入部18は把持部11aにおける挿入部12への連設部近 傍位置に配設されている。これらの点は、前述した従来技術のものと格別差異は ない。
【0013】 然るに、接眼部14は、本体操作部11の中心軸線A上には設けられてはおら ず、この中心軸線Aと平行で、処置具導入部18を通る線B側に片寄せた位置に 設けられている。ここで、処置具導入部18は、把持部11aを把持した時に、 上部側の位置に配置されていることから、接眼部14の中心軸線Cは本体操作部 11の中心軸線Aより上方の位置となる。
【0014】 以上のように構成することによって、片方の目を接眼部14に接眼させた状態 における他方の目の視野は図2に示したようになる。この図から明らかなように 、処置具導入部18は、この他方の目の視野の中心部乃至それより下方の位置と なる。このために、処置具導入部18は真直ぐ前方または多少見下ろす状態で視 野に入ることになり、把持部11aを把持する手の指が処置具導入部18、特に その挿入口18aが覆い隠すことがなくなり、処置具をこの処置具導入部18の 挿入口18aに挿入する操作を、片目で接眼部14に接眼させた状態で極めて円 滑かつ確実に行うことが出来る。
【0015】 しかも、本体操作部11の把持部11aを把持して接眼部14に接眼させた時 に、この把持部11aを把持する手の高さ位置はできるだけ低くする方が、長時 間操作する上で疲れが少ない。接眼部14の中心軸線Cが本体操作部11の中心 軸線Aより低い位置にあるということは、接眼部14に接眼させた時における手 の高さ位置は相対的に両中心軸線A,Cとの差分だけ低くできることになり、そ れだけ操作者の疲れの軽減も図られる。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、接眼部を本体ケーシングの中心軸線から処置 具導入部を通り、かつこの中心軸線と平行な線に沿う方向に片寄せた位置に配設 する構成としたので、接眼部に片方の目を接眼させた状態で、他方の目で処置具 導入部を見た時に、この本体ケーシングを把持する手の指により処置具導入部が 覆い隠されることがなく、確実に視野範囲に入れることができるようになり、処 置具の挿入操作性が著しく改善される等の諸効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す本体操作部の外観図で
ある。
【図2】図1の接眼部に片方の目を接眼させた状態で、
他方の目の視野を示す説明図である。
【図3】従来技術による本体操作部の外観図である。
【図4】図3の接眼部に片方の目を接眼させた状態で、
他方の目の視野を示す説明図である。
【符号の説明】
11 本体操作部 11a 把持部 12 挿入部 14 接眼部 18 処置具導入部 18a 挿入口

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端側に挿入部を連設した本体ケーシン
    グの基端部に接眼部が設けられ、処置具を挿入するため
    の処置具導入部をこの本体ケーシングの把持位置の前方
    部位に設けてなる内視鏡の本体操作部において、前記接
    眼部を前記本体ケーシングの中心軸線に沿う位置から、
    前記処置具導入部を通り、かつ前記中心軸線と平行な線
    に沿う方向に片寄せた位置に配設する構成としたことを
    特徴とする内視鏡の本体操作部。
  2. 【請求項2】 前記処置具導入部は本体ケーシングの上
    部側に位置し、前記接眼部の中心軸線は前記本体ケーシ
    ングの中心軸線より上方に位置するように構成したこと
    を特徴とする請求項1記載の内視鏡の本体操作部。
JP4684492U 1992-06-12 1992-06-12 内視鏡の本体操作部 Pending JPH06401U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4684492U JPH06401U (ja) 1992-06-12 1992-06-12 内視鏡の本体操作部

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4684492U JPH06401U (ja) 1992-06-12 1992-06-12 内視鏡の本体操作部

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06401U true JPH06401U (ja) 1994-01-11

Family

ID=12758655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4684492U Pending JPH06401U (ja) 1992-06-12 1992-06-12 内視鏡の本体操作部

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06401U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6125761U (ja) * 1984-07-18 1986-02-15 ヤンマー農機株式会社 育苗用出芽装置
JPH0340242U (ja) * 1989-08-31 1991-04-18

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6125761U (ja) * 1984-07-18 1986-02-15 ヤンマー農機株式会社 育苗用出芽装置
JPH0340242U (ja) * 1989-08-31 1991-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6254530B1 (en) Shielded illumination device for ophthalmic surgery and the like
JP2012501711A (ja) 手術用マニピュレータ
CN109788889A (zh) 内窥镜的前端罩
JP4986223B2 (ja) 内視鏡用先端キャップ及び内視鏡
JP4594670B2 (ja) 内視鏡用処置具栓
JP2000342535A (ja) 肛門用ビデオ内視鏡
JPH06401U (ja) 内視鏡の本体操作部
US6217511B1 (en) Surgical endoscope
JP2022180048A (ja) 先端キャップ取外し治具及び内視鏡
CN114098595A (zh) 前端盖拆卸夹具
WO2021199739A1 (ja) 起上台及び内視鏡
JPS6317441Y2 (ja)
JP7141963B2 (ja) 内視鏡
JPS59883Y2 (ja) 内視鏡
JPH0122644Y2 (ja)
CN113576388A (zh) 一种便于碎石治疗的高清电子胆道镜
JP4600618B2 (ja) 内視鏡の処置具挿通部
JPS6240561Y2 (ja)
JPS6019682Y2 (ja) 内視鏡
WO2022071566A1 (ja) 内視鏡
JP3220580B2 (ja) カバー方式の内視鏡
WO2022071564A1 (ja) 内視鏡
JPH0440642Y2 (ja)
WO2022071569A1 (ja) 内視鏡
JP7282240B2 (ja) 内視鏡