JPH0640079U - 小便器のスプレーダ - Google Patents

小便器のスプレーダ

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JPH0640079U
JPH0640079U JP7472592U JP7472592U JPH0640079U JP H0640079 U JPH0640079 U JP H0640079U JP 7472592 U JP7472592 U JP 7472592U JP 7472592 U JP7472592 U JP 7472592U JP H0640079 U JPH0640079 U JP H0640079U
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sprayer
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JP7472592U
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和巳 百瀬
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株式会社イナックス
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 給水受入室から給水分配室の全域に均等に給
水されるようにする。 【構成】 給水受入室２２Ａと給水分配室２０Ａとを区
画する隔壁２４Ａは、背壁１４ａと対峙し、且つ隔壁２
４Ａと背壁１４ａとの間隔が給水分配室２０Ａの延在方
向（即ち、隔壁２４Ａと背壁１４ａの延在方向）におい
てほぼ均等となるように設けられている。また、この隔
壁２４Ａには、１０〜５５ｍｍ程度の間隔をおいて多数
の出水孔２８Ａが設けられている。 【効果】 小便器の鉢部の尿受壁の全体にわたってほぼ
均等に洗浄水を供給することが可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は小便器の上部に設置されたスプレーダに係り、特に給水分配室に給水 受入室から満遍なく給水されるよう改良された小便器のスプレーダに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来のスプレーダ及びそれを備えた小便器の構成について第５〜８図を参照し て説明する。小便器１０の鉢部１２の正面に尿受壁１４が上下方向に立設されて いる。この尿受壁１４は、弧状に凹曲している。鉢部の底部にトラップ部１６が 設けられている。この尿受壁１４に洗浄水を供給するために、スプレーダ１８が 小便器１０の上部に設けられている。このスプレーダ１８は、給水分配室２０と 給水受入室２２とを備えている。給水分配室２０は、前記尿受壁１４の上部に連 なる背壁１４ａに沿って設けられている。給水受入室２２は、小便器１０の上部 中央に配置され、該給水分配室２０とは隔壁２４によって区画されている。
【０００３】 小便器１０の上面部中央の給水受入孔２６に差し込まれた給水管（図示略）よ りこの給水受入室２２に給水が供給される。この給水は、隔壁２４に設けられた 出水孔２８から給水分配室２０に入り、流出口３０から尿受壁１４に流出する。 給水受入室２２内の水の一部は、開口３１、小便器１０の上部の前面に左右方向 に設けられた水路３２及び鉢部１２の両側の袖水路３４を経て垂受部３６のリム ３８に導入され、流出口４０から垂受部３６に流出される。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】
従来のスプレーダ１８においては、給水分配室２０が給水受入室２２の左右側 方部分２０ａにおいて通水床面の広いものとなっているため、この部分２０ａへ 出水孔２８から流出した水が該部分２０ａ内で局部的にまとまって流れるように なり、すべての流出口３０へ満遍なく水を供給できないという問題があった。特 に、流出口３０のうち小便器１０の左右末端側の流出口３０ａへの給水量がかな り少なくなりがちであった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本考案の小便器のスプレーダは、給水分配室をほぼ均等幅となるように設け、 この給水分配室と給水受入室との間の隔壁に多数の出水孔を配設したものである 。なお、この出水孔の設置間隔は１０〜５５ｍｍ程度が好適である。
【０００６】
【実施例】
以下、第１〜４図を参照して実施例について説明する。本実施例のスプレーダ １８Ａでは、給水受入室２２Ａと給水分配室２０Ａとを区画する隔壁２４Ａは、 背壁１４ａと対峙し、且つ隔壁２４Ａと背壁１４ａとの間隔が給水分配室２０Ａ の延在方向（即ち、隔壁２４Ａと背壁１４ａの延在方向）においてほぼ均等とな るように設けられている。また、この隔壁２４Ａには、１０〜５５ｍｍ程度の間 隔をおいて多数の出水孔２８Ａが設けられている。
【０００７】 その他の構成は第５〜８図と同一であり、同一部分に同一符号を付してその説 明を省略する。
【０００８】 このように構成されたスプレーダ１８Ａでは、給水受入室２２Ａ内の水が各出 水孔２８Ａから給水分配室２０Ａの全域に満遍なく供給される。しかも、給水分 配室２０Ａ内に入った水は、局部的にまとまることがなく、各流出口３０に均等 に配分される。従って、すべての流出口３０からほぼ同量の水が流出されるよう になり、尿受壁１４の全面にわたって均等に洗浄水を流下させることが可能とな る。
【０００９】
【考案の効果】
以上の通り、本考案の小便器のスプレーダによると、小便器の鉢部の尿受壁の 全体にわたってほぼ均等に洗浄水を供給することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施例に係るスプレーダを備えた小便器の平面
図である。
【図２】実施例に係るスプレーダを備えた小便器の正面
図であり、左上部分は図１の２−２線に沿う断面を示
す。
【図３】図１の３−３線に沿う断面図である。
【図４】図３の４−４線に沿う断面を示す斜視図であ
る。
【図５】従来例に係るスプレーダを備えた小便器の平面
図である。
【図６】従来例に係るスプレーダを備えた小便器の正面
図であり、左上部分は図５の６−６線に沿う断面を示
す。
【図７】図５の７−７線に沿う断面図である。
【図８】図７の８−８線に沿う断面を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
１０ 小便器 １２ 鉢部 １４ 尿受壁 １８，１８Ａ スプレーダ ２０，２０Ａ 給水分配室 ２２，２２Ａ 給水受入室 ２４，２４Ａ 隔壁 ２８，２８Ａ 出水孔 ３０ 流出口

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 小便器尿受壁の上部に連なる背壁に沿っ
    て延設された給水分配室と、該給水分配室を挟んで背壁
    と反対側に配置された給水受入室と、該給水分配室と給
    水受入室とを区画する隔壁と、該隔壁に設けられた出水
    孔とを備えてなる小便器のスプレーダであって、該隔壁
    は、該背壁に対峙して給水分配室の延在方向の一端側か
    ら他端側まで延設され、該隔壁と該背壁との間隔は該一
    端側から他端側までほぼ均一であり、該出水孔は、該隔
    壁の延在方向の一端側から他端側まで間隔をおいて多数
    個設けられていることを特徴とする小便器のスプレー
    ダ。
  2. 【請求項２】 請求項１において、前記出水孔同志の間
    隔は１０〜５５ｍｍであることを特徴とする小便器のス
    プレーダ。
JP7472592U 1992-10-27 1992-10-27 小便器のスプレーダ Expired - Lifetime JP2547197Y2 (ja)

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