JPH0639900Y2 - ホルダ付きホースクリップのホルダ取外し工具 - Google Patents
ホルダ付きホースクリップのホルダ取外し工具Info
- Publication number
- JPH0639900Y2 JPH0639900Y2 JP743791U JP743791U JPH0639900Y2 JP H0639900 Y2 JPH0639900 Y2 JP H0639900Y2 JP 743791 U JP743791 U JP 743791U JP 743791 U JP743791 U JP 743791U JP H0639900 Y2 JPH0639900 Y2 JP H0639900Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- hose clip
- tool
- pieces
- claw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ホルダ付きホースクリ
ップからホルダを取外すための工具に関する。
ップからホルダを取外すための工具に関する。
【0002】
【従来の技術】ホルダ付きホースクリップからホルダを
抜取るには、一般にプライヤ等を用いるようにしている
が、この引抜きには8Kg程度の力が必要なため、この
種の作業を繰返し行うと腕がだるくなってしまったり、
あるいは引抜いた際の反動で周囲のものに肘をぶつけて
しまうといった問題を引き起す。
抜取るには、一般にプライヤ等を用いるようにしている
が、この引抜きには8Kg程度の力が必要なため、この
種の作業を繰返し行うと腕がだるくなってしまったり、
あるいは引抜いた際の反動で周囲のものに肘をぶつけて
しまうといった問題を引き起す。
【0003】このような問題に対して実開昭62−15
0063号公報において提案された工具は、リンク片を
介してはさみの結合ピンに取付けた一対のアタッチ片を
はさみの作用部先端に取付けたリンク片により内向きに
回動させてアタッチ片の爪部によりホルダを抜取るよう
にしたものである。このような工具を用いれば上述した
ような不都合をなくすことはできるが、反面においてこ
の工具は、アタッチ片が2本のリンク片を介してはさみ
の先端に取付けられている関係上アタッチ片の位置が安
定せず、爪部をホルダの端面に引掛けるのが厄介で作業
性が悪いばかりでなく、構造が複雑であるといった不都
合を有している。
0063号公報において提案された工具は、リンク片を
介してはさみの結合ピンに取付けた一対のアタッチ片を
はさみの作用部先端に取付けたリンク片により内向きに
回動させてアタッチ片の爪部によりホルダを抜取るよう
にしたものである。このような工具を用いれば上述した
ような不都合をなくすことはできるが、反面においてこ
の工具は、アタッチ片が2本のリンク片を介してはさみ
の先端に取付けられている関係上アタッチ片の位置が安
定せず、爪部をホルダの端面に引掛けるのが厄介で作業
性が悪いばかりでなく、構造が複雑であるといった不都
合を有している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
構造が簡単でしかも操作性のよいホルダ付きホースクリ
ップのホルダ取外し工具を提供することにある。
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
構造が簡単でしかも操作性のよいホルダ付きホースクリ
ップのホルダ取外し工具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本考案はこのよ
うな課題を達成するためのホルダ付きホースクリップの
ホルダ取外し工具として、結合ピンにより回動可能に結
合された一対のはさみ片の各作用部側先端に、先端下面
をホルダの端面に当接する当接部となした爪片を、バネ
部材の拡開方向付勢力により常時ホースクリップの周面
に当接し得るよう互いに対向させて枢着させたものであ
る。
うな課題を達成するためのホルダ付きホースクリップの
ホルダ取外し工具として、結合ピンにより回動可能に結
合された一対のはさみ片の各作用部側先端に、先端下面
をホルダの端面に当接する当接部となした爪片を、バネ
部材の拡開方向付勢力により常時ホースクリップの周面
に当接し得るよう互いに対向させて枢着させたものであ
る。
【0006】
【作用】このように構成したことにより、各爪片をホー
スクリップの周面に当接させてはさみ片を握り締めるこ
とにより、爪片をホースクリップの周面に沿わせながら
それらの先端でホルダの端部を押圧してこれを取外す。
スクリップの周面に当接させてはさみ片を握り締めるこ
とにより、爪片をホースクリップの周面に沿わせながら
それらの先端でホルダの端部を押圧してこれを取外す。
【0007】
【実施例】そこで以下に図示した実施例について説明す
る。図1は本考案の一実施例を示したもので、結合ピン
2により回動可能に結合された左右一対のはさみ片3、
3は、握り部間に介装したコイルスプリング4に付勢さ
れて常時拡開状態に保持されている。
る。図1は本考案の一実施例を示したもので、結合ピン
2により回動可能に結合された左右一対のはさみ片3、
3は、握り部間に介装したコイルスプリング4に付勢さ
れて常時拡開状態に保持されている。
【0008】これらのはさみ片3、3には、その作用部
5、5の先端に作用片6、6が一体的に固定されてい
て、この作用片6、6の先端に挿通した支点ピン7、7
には、ホースクリップaからホルダbを抜取るための爪
片8、8が回動自在に取付けられている。
5、5の先端に作用片6、6が一体的に固定されてい
て、この作用片6、6の先端に挿通した支点ピン7、7
には、ホースクリップaからホルダbを抜取るための爪
片8、8が回動自在に取付けられている。
【0009】この爪片8は、図2に示したように、上面
8aがホースクリップaの周面に摺接するよう平坦に形
成され、また下面先端8bはU字状をなすホルダbの先
端とホールクリップaとの間に食込んでホルダbの先端
面に当接するようクサビ型に形成され、かつこれらの各
爪片8、8は、作用片6、6との間に介装されたバネ9
の拡開方向付勢力を受けて、自由状態においてホースク
リップaの周面に沿うよう逆八の字型に対向位置してい
る。なお、図中符号10は、ホルダbが飛散るのを防ぐ
ために一方の作用部5の一面に添設された飛散防止用の
プレートを示している。
8aがホースクリップaの周面に摺接するよう平坦に形
成され、また下面先端8bはU字状をなすホルダbの先
端とホールクリップaとの間に食込んでホルダbの先端
面に当接するようクサビ型に形成され、かつこれらの各
爪片8、8は、作用片6、6との間に介装されたバネ9
の拡開方向付勢力を受けて、自由状態においてホースク
リップaの周面に沿うよう逆八の字型に対向位置してい
る。なお、図中符号10は、ホルダbが飛散るのを防ぐ
ために一方の作用部5の一面に添設された飛散防止用の
プレートを示している。
【0010】このように構成された工具を用いていまホ
ースクリップaからホルダbを取外すには、図3(a)
に示したように、拡開保持された工具本体1の間にホル
ダbが位置するようにして左右の爪片8、8をホースク
リップaの周面に当接させる。そしてこの状態ではさみ
片3、3を握り締めると、爪片8、8の上面8a、8a
は、ホースクリップaの周面に案内されつつその先端が
ホルダbの先端との間に食込むから、さらにこのままは
さみ部3、3を握り締めれば、両爪片8、8は、それぞ
れの下面先端8bによりホルダbの先端面を押圧しつ
つ、支点ピン7を支点として作用片6、6側へと回動
し、ホースクリップaの基端からホルダbを徐々に引離
しつつ、最後に爪片8、8同士が接合し合うところまで
回動した段階で、図3(b)に示したようにホルダbを
抜取ることができる。そしてこの操作を終えたあとで握
りを弱めれば、はさみ片3、3はコイルスプリング4に
付勢されて拡開し、当初の状態に復帰する。
ースクリップaからホルダbを取外すには、図3(a)
に示したように、拡開保持された工具本体1の間にホル
ダbが位置するようにして左右の爪片8、8をホースク
リップaの周面に当接させる。そしてこの状態ではさみ
片3、3を握り締めると、爪片8、8の上面8a、8a
は、ホースクリップaの周面に案内されつつその先端が
ホルダbの先端との間に食込むから、さらにこのままは
さみ部3、3を握り締めれば、両爪片8、8は、それぞ
れの下面先端8bによりホルダbの先端面を押圧しつ
つ、支点ピン7を支点として作用片6、6側へと回動
し、ホースクリップaの基端からホルダbを徐々に引離
しつつ、最後に爪片8、8同士が接合し合うところまで
回動した段階で、図3(b)に示したようにホルダbを
抜取ることができる。そしてこの操作を終えたあとで握
りを弱めれば、はさみ片3、3はコイルスプリング4に
付勢されて拡開し、当初の状態に復帰する。
【0011】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、先端
下面をホルダの端面に当接する当接部となした一対の爪
片を、一対のはさみ片の各作用部側先端に拡開状態で枢
着するようにしたので、構造がきわめて簡単で、しか
も、各爪片をホースクリップの周面に当接させた状態で
はさみ片を握り締めるという操作を行なうだけで、爪片
をホースクリップの周面に沿わせながらその先端でホル
ダをきわめて容易にしかも僅かな力によって取外すこと
ができる。
下面をホルダの端面に当接する当接部となした一対の爪
片を、一対のはさみ片の各作用部側先端に拡開状態で枢
着するようにしたので、構造がきわめて簡単で、しか
も、各爪片をホースクリップの周面に当接させた状態で
はさみ片を握り締めるという操作を行なうだけで、爪片
をホースクリップの周面に沿わせながらその先端でホル
ダをきわめて容易にしかも僅かな力によって取外すこと
ができる。
【図1】本考案の一実施例を示す工具の側面図である。
【図2】同上工具の要部を示した斜視図である。
【図3】(a)乃至(c)はホルダの各取外し状態を示
した図である。
した図である。
1 工具本体 3 はさみ片 4 コイルスプリング 5 作用部 8 爪片 a ホースクリップ b ホルダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−150063(JP,U) 実開 昭60−61158(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 結合ピンにより回動可能に結合された一
対のはさみ片の各作用部側先端に、先端下面をホルダの
端面に当接する当接部となした爪片を、バネ部材の拡開
方向付勢力により常時ホースクリップの周面に当接し得
るよう互いに対向させて枢着させたことを特徴とするホ
ルダ付きホースクリップのホルダ取外し工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP743791U JPH0639900Y2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | ホルダ付きホースクリップのホルダ取外し工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP743791U JPH0639900Y2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | ホルダ付きホースクリップのホルダ取外し工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04109871U JPH04109871U (ja) | 1992-09-24 |
JPH0639900Y2 true JPH0639900Y2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=31899120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP743791U Expired - Lifetime JPH0639900Y2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | ホルダ付きホースクリップのホルダ取外し工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0639900Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-25 JP JP743791U patent/JPH0639900Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04109871U (ja) | 1992-09-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19950411 |