JPH0639637B2 - エレクトロスラグ再溶解炉 - Google Patents
エレクトロスラグ再溶解炉Info
- Publication number
- JPH0639637B2 JPH0639637B2 JP61126824A JP12682486A JPH0639637B2 JP H0639637 B2 JPH0639637 B2 JP H0639637B2 JP 61126824 A JP61126824 A JP 61126824A JP 12682486 A JP12682486 A JP 12682486A JP H0639637 B2 JPH0639637 B2 JP H0639637B2
- Authority
- JP
- Japan
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- water
- ingot
- cooled mold
- mold
- electroslag remelting
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D23/00—Casting processes not provided for in groups B22D1/00 - B22D21/00
- B22D23/06—Melting-down metal, e.g. metal particles, in the mould
- B22D23/10—Electroslag casting
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D2/00—Arrangement of indicating or measuring devices, e.g. for temperature or viscosity of the fused mass
- B22D2/006—Arrangement of indicating or measuring devices, e.g. for temperature or viscosity of the fused mass for the temperature of the molten metal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は高級鋼の製造装置の一つであるエレクトロスラ
グ再溶解炉に関するもので、さらに詳しくはその保安装
置に関する。
グ再溶解炉に関するもので、さらに詳しくはその保安装
置に関する。
［従来の技術と問題点］ エレクトロスラグ再溶解炉（ＥＳＲ炉）は周知のように
水冷鋳型内において消耗電極を溶融スラグ中に浸漬し、
該溶融スラグ中に生じる電気抵抗熱によつて消耗電極を
溶解するもので、消耗電極は溶融スラグ中に溶滴粒とな
つて滴下し、滴下した溶滴粒は水冷鋳型内で溶鋼プール
を形成し、これが鋳型内面にできる凝固スラグ薄層に包
まれて凝固し順次インゴツトを形成していくものであ
る。そして短かい水冷鋳型を使用する形式のものにおい
てインゴツトが成長してゆくに従つて水冷鋳型を上昇さ
せてゆく方法と、水冷鋳型は固定したままでインゴツト
を下降させてゆく方法とがある。そのいずれの場合でも
インゴツトの成長速度と水冷鋳型の上昇速度またはイン
ゴツトの下降速度とは同調させねばならないが、従来鋳
型の上方から溶融スラグの液面高さを監視してその速度
をコントロールしていたが、このコントロール方法では
速度が必ずしも適切に維持されず鋳型から溶融スラグ或
いは溶鋼がブレークアウトすることがあつた。
水冷鋳型内において消耗電極を溶融スラグ中に浸漬し、
該溶融スラグ中に生じる電気抵抗熱によつて消耗電極を
溶解するもので、消耗電極は溶融スラグ中に溶滴粒とな
つて滴下し、滴下した溶滴粒は水冷鋳型内で溶鋼プール
を形成し、これが鋳型内面にできる凝固スラグ薄層に包
まれて凝固し順次インゴツトを形成していくものであ
る。そして短かい水冷鋳型を使用する形式のものにおい
てインゴツトが成長してゆくに従つて水冷鋳型を上昇さ
せてゆく方法と、水冷鋳型は固定したままでインゴツト
を下降させてゆく方法とがある。そのいずれの場合でも
インゴツトの成長速度と水冷鋳型の上昇速度またはイン
ゴツトの下降速度とは同調させねばならないが、従来鋳
型の上方から溶融スラグの液面高さを監視してその速度
をコントロールしていたが、このコントロール方法では
速度が必ずしも適切に維持されず鋳型から溶融スラグ或
いは溶鋼がブレークアウトすることがあつた。
［問題点を解決するための手段］ 本発明は上記問題点を解決しようとするもので、筒状の
水冷鋳型の側壁に温度センサを設けると共に、該水冷鋳
型下部のインゴツト出口にインゴツト外周を囲う開閉自
在な環状ストツパを設け、前記温度センサが水冷鋳型内
の温度異常を検知することでアクチユエータが作動し前
記環状ストツパが水冷鋳型内面とインゴツト外周面との
隙間を封鎖するようにしたことを特徴とするエレクトロ
スラグ再溶解炉である。
水冷鋳型の側壁に温度センサを設けると共に、該水冷鋳
型下部のインゴツト出口にインゴツト外周を囲う開閉自
在な環状ストツパを設け、前記温度センサが水冷鋳型内
の温度異常を検知することでアクチユエータが作動し前
記環状ストツパが水冷鋳型内面とインゴツト外周面との
隙間を封鎖するようにしたことを特徴とするエレクトロ
スラグ再溶解炉である。
［実施例］ 次に図面と共に本発明の一実施例を説明する。図におい
て、１は円筒状の水冷鋳型、２ａ，２ｂ‥‥２ｈは該水
冷鋳型の側壁に縦に定間隔を置いて列設された温度セン
サ（熱電対）で、該各温度センサによる鋳型各部の測定
温度は同図右側に併記したようにＣＲＴ表示管等にグラ
フ化されて表示されるようにしている。３は下端が該鋳
型１中に垂下する棒状の消耗電極、４は鋳型１内に造塊
されたインゴツト、５は溶鋼プール、６は消耗電極３の
先端が浸漬している溶融スラグである。消耗電極３とイ
ンゴツト４間には所定の交流または直流電源が印加され
る。そしてこの場合インゴツト４はその成長に伴つて下
方に引き抜かれるようにしている。しかして本発明では
該鋳型１下部のインゴツト出口にインゴツト４の外周を
囲うように２分割された環状ストツパ７，８を設ける。
該ストツパ７，８はその両側にアーム部７ａ，７ｂ，８
ａ，８ｂが突設され該各アーム部には夫々ラツク歯が形
成され該ラツク歯をピニオン９ａ，９ｂに夫々噛合させ
ている。各ストツパ７，８の内面にはセラミツクスフア
イバ10が貼着されている。11はストツパ７に作動杆が連
結されたアクチユエータ（油圧シリンダ）、12はその油
圧系路切換弁を示す。前記温度センサ２ａ，２ｂ‥‥２
ｈの測定温度情報は制御装置13に入力され該制御装置13
はその各地点の温度情報を監視する。そして例えば図中
破断線で示したように温度分布が変化し異常を認めたと
き前記切換弁12を作動させただちにアクチユエータ11を
作動させて第３図に示したようにストツパ７を押圧す
る。ストツパ７がこうして動くとアーム部７ａ，７ｂ、
ピニオン９ａ，９ｂ、アーム部８ａ，８ｂを伝達してス
トツパ８が引寄せられ両ストツパ７，８がインゴツト４
の外周に圧着し水冷鋳型１内面とインゴツト４外周面と
の隙間が封鎖される。このため溶融スラグ或いは溶鋼の
ブレークアウトが確実に防止される。また同時に制御装
置13は異常を知らせる警報器14を鳴らす。
て、１は円筒状の水冷鋳型、２ａ，２ｂ‥‥２ｈは該水
冷鋳型の側壁に縦に定間隔を置いて列設された温度セン
サ（熱電対）で、該各温度センサによる鋳型各部の測定
温度は同図右側に併記したようにＣＲＴ表示管等にグラ
フ化されて表示されるようにしている。３は下端が該鋳
型１中に垂下する棒状の消耗電極、４は鋳型１内に造塊
されたインゴツト、５は溶鋼プール、６は消耗電極３の
先端が浸漬している溶融スラグである。消耗電極３とイ
ンゴツト４間には所定の交流または直流電源が印加され
る。そしてこの場合インゴツト４はその成長に伴つて下
方に引き抜かれるようにしている。しかして本発明では
該鋳型１下部のインゴツト出口にインゴツト４の外周を
囲うように２分割された環状ストツパ７，８を設ける。
該ストツパ７，８はその両側にアーム部７ａ，７ｂ，８
ａ，８ｂが突設され該各アーム部には夫々ラツク歯が形
成され該ラツク歯をピニオン９ａ，９ｂに夫々噛合させ
ている。各ストツパ７，８の内面にはセラミツクスフア
イバ10が貼着されている。11はストツパ７に作動杆が連
結されたアクチユエータ（油圧シリンダ）、12はその油
圧系路切換弁を示す。前記温度センサ２ａ，２ｂ‥‥２
ｈの測定温度情報は制御装置13に入力され該制御装置13
はその各地点の温度情報を監視する。そして例えば図中
破断線で示したように温度分布が変化し異常を認めたと
き前記切換弁12を作動させただちにアクチユエータ11を
作動させて第３図に示したようにストツパ７を押圧す
る。ストツパ７がこうして動くとアーム部７ａ，７ｂ、
ピニオン９ａ，９ｂ、アーム部８ａ，８ｂを伝達してス
トツパ８が引寄せられ両ストツパ７，８がインゴツト４
の外周に圧着し水冷鋳型１内面とインゴツト４外周面と
の隙間が封鎖される。このため溶融スラグ或いは溶鋼の
ブレークアウトが確実に防止される。また同時に制御装
置13は異常を知らせる警報器14を鳴らす。
［発明の効果］ このように本発明のエレクトロスラグ再溶解炉では、水
冷鋳型内の温度異常を検知し、ただちに環状ストツパを
作動させ溶融スラグ等のブレークアウトを防止するよう
にしたのでインゴツトの下降速度の不適切による危険物
漏洩事故を未然に防止できる有益な効果がある。
冷鋳型内の温度異常を検知し、ただちに環状ストツパを
作動させ溶融スラグ等のブレークアウトを防止するよう
にしたのでインゴツトの下降速度の不適切による危険物
漏洩事故を未然に防止できる有益な効果がある。
図面は本発明の一実施例を示したもので、第１図は縦断
面図、第２図は第１図のＸ−Ｘ線断面図、第３図は第２
図の作動状態図である。 １……水冷鋳型、２‥‥２ａ，２ｂ‥‥２ｈ……温度セ
ンサ、３……消耗電極、４……インゴツト、７，８……
環状ストツパ、11……アクチユエータ、12……切換弁、
13……制御装置。
面図、第２図は第１図のＸ−Ｘ線断面図、第３図は第２
図の作動状態図である。 １……水冷鋳型、２‥‥２ａ，２ｂ‥‥２ｈ……温度セ
ンサ、３……消耗電極、４……インゴツト、７，８……
環状ストツパ、11……アクチユエータ、12……切換弁、
13……制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ２２Ｂ 9/187 9/193
Claims (1)
- 【請求項１】筒状の水冷鋳型の側壁に温度センサを設け
ると共に、該水冷鋳型下部のインゴツト出口にインゴツ
ト外周を囲う開閉自在な環状ストツパを設け、前記温度
センサが水冷鋳型内の温度異常を検知することでアクチ
ユエータが作動し前記環状ストツパが水冷鋳型内面とイ
ンゴツト外周面との隙間を封鎖するようにしたことを特
徴とするエレクトロスラグ再溶解炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61126824A JPH0639637B2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | エレクトロスラグ再溶解炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61126824A JPH0639637B2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | エレクトロスラグ再溶解炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62284023A JPS62284023A (ja) | 1987-12-09 |
| JPH0639637B2 true JPH0639637B2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=14944842
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61126824A Expired - Lifetime JPH0639637B2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | エレクトロスラグ再溶解炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0639637B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104325118A (zh) * | 2014-10-29 | 2015-02-04 | 湖南力方冶金设备研究院（有限合伙） | 一种合金钢铁屑的无烧损熔炼工艺及其装置 |
| JP7018405B2 (ja) | 2016-05-25 | 2022-02-10 | アー エル デー ヴァキューム テクノロジーズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | エレクトロスラグ再溶解法及び溶解容器 |
| CN105861850B (zh) * | 2016-06-15 | 2017-11-03 | 重庆钢铁(集团)有限责任公司 | 一种电渣重熔炉电极生产方法 |
-
1986
- 1986-05-30 JP JP61126824A patent/JPH0639637B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62284023A (ja) | 1987-12-09 |
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