JPH0639636U - 自動車用シートベルト - Google Patents
自動車用シートベルトInfo
- Publication number
- JPH0639636U JPH0639636U JP8138692U JP8138692U JPH0639636U JP H0639636 U JPH0639636 U JP H0639636U JP 8138692 U JP8138692 U JP 8138692U JP 8138692 U JP8138692 U JP 8138692U JP H0639636 U JPH0639636 U JP H0639636U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat belt
- buckle
- light
- withdrawal
- tongue plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車用シートベルトにおいて、シートベル
ト用バックルの確認を容易にする。 【構成】 シートベルト2の所定長さ以上の引出しを引
出しセンサー14で検出すると、ライト12が自動的に
点灯してバックル9のロック解除用ボタン11が照明さ
れる。
ト用バックルの確認を容易にする。 【構成】 シートベルト2の所定長さ以上の引出しを引
出しセンサー14で検出すると、ライト12が自動的に
点灯してバックル9のロック解除用ボタン11が照明さ
れる。
Description
【0001】
本考案は、シートベルト用バックルの確認が容易な自動車用シートベルトに関 する。
【0002】
従来、図5に示すように、自動車用シート1にはシートベルト2が配置され、 該シートベルト2は、ベルト巻込み機構(図示しない。)に引出し・巻込み可能 に接続されている。上記シートベルト2にはタングプレート(図示しない。)が 取付けられ、該タングプレートをバックル3に差込みロックすることにより、シ ートベルト2を装着するようになっている。
【0003】
しかしながら、夜間等では車室内が暗いから、バックル3を捜しだしてタング プレートを差込みロックしなければならないので、シートベルト2の装着に時間 がかかる。また、自動車を発進させた後にシートベルト2を装着するドライバー も多く、運転中に前方から目をそらせ、バックル3を捜しだしてタングプレート を差込みロックすることが多々あり、非常に危険であった。
【0004】 そこで、本考案の目的は、シートベルト用バックルの確認が容易な自動車用シ ートベルトを提供することにある。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案は、シートベルトを引出し・巻込み可能な ベルト巻込み機構に、シートベルトの所定長さ以上の引出しを検出する引出しセ ンサーが設けられ、上記シートベルトのタングプレートを差込みロックするバッ クルに、該バックルのロック解除用ボタンを照明するライトと、該バックルに上 記タングプレートが差込まれたことを検出する差込みセンサーとが設けられ、上 記引出しセンサーでシートベルトの所定長さ以上の引出しが検出されたとき、上 記ライトを点灯させる制御回路が設けられていることを特徴としている。
【0006】
本考案によれば、シートベルトの所定長さ(例えば20cm)以上の引出しを 引出しセンサーで検出すると、ライトが自動的に点灯してバックルのロック解除 用ボタンが照明される。これにより、夜間等にはバックルを捜しだす手間が不要 になるので、シートベルトの装着が短時間で行える。また、運転中に前方から長 く目をそらせる危険が減少するので、安全性も向上する。
【0007】
以下、本考案を図示の実施例により詳細に説明する。 図4に示すように、自動車用シートベルト2の一方の端部は、車室内のセンタ ーピラー5内に設けたベルト巻込み機構6に引出し・巻込み可能に接続され、シ ートベルト2は、センターピラー5に取付けたガイドリング7でガイドされて外 部へ引出される。上記シートベルト2の他方の端部は、車室内のフロア等に固定 される。
【0008】 上記ベルト巻込み機構6には、シートベルト2の所定長さ(例えば20cm) 以上の引出しを検出する引出しセンサー15(図1参照)が取付けられている。
【0009】 一方、図3に示すように、上記シートベルト2にはタングプレート8が挿通さ れ、車室内のフロア等には、上記タングプレート8を差込みロックするバックル 9が固定されている。
【0010】 該バックル9内には、図1に示すように、上記タングプレート8を差込んだと きにロックするロック部材10が設けられ、該ロック部材10は、ロック解除用 ボタン(PRESS)11を押下げ操作したときにロック解除される公知の構造 である。上記ロック解除用ボタン11は、透光性のプラスチックで成形されてい る。
【0011】 上記バックル9内には、上記ロック解除用ボタン11を照明するライト12が 組込まれると共に、上記タングプレート8の差込みを検出する差込みセンサー( スイッチ)13が取付けられている。
【0012】 上記ライト12、差込みセンサー13及び引出しセンサー14は、車載のコン ピュータの制御回路15に接続され、車載のバッテリー16を電源としてライト 12が下記のように点灯及び消灯制御される。
【0013】 図2に示すように、ステップS1でスタートし、ステップS2でシートベルト 2が20cm以上引出されたか否かを引出しセンサー14の検出により制御回路 15で判断し、YESであれば、ステップS3でタングプレート8がバックル9 に差込まれてロックされたか否かを差込みセンサー13の検出により制御回路1 5で判断する。
【0014】 ステップS3でNOであれば、シートベルト2を20cm以上引出して装着中 であるから、ステップS4で制御回路15によりライト12を点灯(ON)する 。これにより、バックル9のロック解除用ボタン11が照明されるから、夜間等 にはバックル9を捜しだす手間が不要になり、シートベルト2の装着が短時間で 行える。また、運転中に前方から長く目をそらせる危険が減少するので、安全性 も向上する。
【0014】 一方、ステップS2でNOであれば、シートベルト2を装着しないから、ステ ップS5で制御回路15によりライト12を消灯(OFF)する。また、ステッ プS3でYESであれば、タングプレート8がバックル9に差込まれてロックさ れたから、ステップS5で制御回路15によりライト12を消灯(OFF)する 。
【0015】 このように、シートベルト2の20cm以上の引出しを引出しセンサー14で 検出するとライト12が自動的に点灯し、タングプレート8をバックル9に差込 んでロックしたことを差込みセンサー13で検出するとライト12が自動的に消 灯する。
【0016】 上記実施例では、差込みセンサー13の検出でライト12を消灯させたが、引 出しセンサー14の検出でライト12が点灯されて一定の時間後、例えば15秒 後に制御回路15によりライト12を消灯させる構成とすることもできる。なお 、上記ライト12は、スモールライト等の点灯とは無関係に、シートベルト2の 引出しを引出しセンサー14で検出すると点灯する回路構成とするのが好ましい 。
【0017】
以上の説明より明らかなように、本考案の自動車用シートベルトは、シートベ ルトの所定長さ以上の引出しを引出しセンサーで検出すると、ライトが自動的に 点灯してバックルのロック解除用ボタンを照明するようにしたものである。した がって、夜間等にはバックルを捜しだす手間が不要になるので、シートベルトの 装着が短時間で行えるようになる。また、運転中に前方から長く目をそらせる危 険が減少するので、安全性も向上する。
【図1】 本考案のバックルの断面図
【図2】 制御回路のフローチャート
【図3】 バックルとタングプレートの斜視図
【図4】 巻込み機構の斜視図
【図5】 シートとシートベルトの斜視図
2…シートベルト、6…ベルト巻込み機構、8…タング
プレート、9…バックル、11…ロック解除用ボタン、
12…ライト、13…差込みセンサー、14…引出しセ
ンサー、15…制御回路。
プレート、9…バックル、11…ロック解除用ボタン、
12…ライト、13…差込みセンサー、14…引出しセ
ンサー、15…制御回路。
Claims (1)
- 【請求項1】 シートベルトを引出し・巻込み可能なベ
ルト巻込み機構に、シートベルトの所定長さ以上の引出
しを検出する引出しセンサーが設けられ、上記シートベ
ルトのタングプレートを差込みロックするバックルに、
該バックルのロック解除用ボタンを照明するライトと、
該バックルに上記タングプレートが差込まれたことを検
出する差込みセンサーとが設けられ、上記引出しセンサ
ーでシートベルトの所定長さ以上の引出しが検出された
とき、上記ライトを点灯させる制御回路が設けられてい
ることを特徴とする自動車用シートベルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8138692U JPH0639636U (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 自動車用シートベルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8138692U JPH0639636U (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 自動車用シートベルト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0639636U true JPH0639636U (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=13744872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8138692U Pending JPH0639636U (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 自動車用シートベルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0639636U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007106293A (ja) * | 2005-10-14 | 2007-04-26 | Mitsubishi Motors Corp | フットランプ付きシート装置 |
WO2014003050A1 (ja) * | 2012-06-28 | 2014-01-03 | テイ・エス テック株式会社 | 発電装置及び発電装置を備えた車両用シート |
JP2014008846A (ja) * | 2012-06-28 | 2014-01-20 | Ts Tech Co Ltd | 発電装置を備えた車両用シート |
WO2023206491A1 (zh) * | 2022-04-29 | 2023-11-02 | 华为技术有限公司 | 一种座椅安全带系统及其控制方法、可移动设备 |
-
1992
- 1992-10-29 JP JP8138692U patent/JPH0639636U/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007106293A (ja) * | 2005-10-14 | 2007-04-26 | Mitsubishi Motors Corp | フットランプ付きシート装置 |
JP4703352B2 (ja) * | 2005-10-14 | 2011-06-15 | 三菱自動車工業株式会社 | フットランプ付きシート装置 |
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